幽霊部員
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ゆうれいぶいん
団体に籍を置いているものの、活動に全く顔を出さない部員のこと。(画像はイメージです)
部活動やサークルにおいて、籍を置いているにもかかわらず全く(ほとんど)活動に顔を出さない部員のこと。とくに学校の部活について呼ばれることが多い。
初めから部活に所属あるいは干渉していない帰宅部とは、似て非なる関係である。
由来は幽霊のように姿が見えないことから。
基本的には休部・退部の手続きをしていない場合に呼ばれる。また、部活動が強制の学校や、対応が厳しい部活では、活動実績がないことを理由に退部させられることもある。
幽霊部員となる原因は人それぞれだが、多くは「活動に対する意欲の喪失」が挙げられる。例えば、活動の方針が自分と合わなかった、入部後に環境が変わって忙しくなった、などでやる気を失い、幽霊部員となってしまったというパターンがある。
「活動はやりたくないが所属した実績は欲しい」、「今は顔を出したくないが復帰するかもしれない」という理由から籍を残す場合や、「部自体には顔を出しているが、特に活動せずに過ごしている」ため幽霊部員と称される場合もある。
(特に大学などでは)サークルによって正所属と準所属に分かれていることがある。複数のサークルを掛け持ちし、正所属のサークルには真面目に顔を出して活動しているが、準所属のサークルでは滅多に顔を出さないという「一方からは幽霊部員に見える」部員もいる。
フィクションにおいては、「部員が本当に幽霊」というギャグとして使われることがある。
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