「このモジュール77も、生徒達も……全てはヴァルヴレイヴの為に作られたという事さ」
CV:羽多野渉
人物像
咲森学園物理教師で同校の柔道部顧問。31歳。
飄々としており、学者畑な為か教師らしくない言動が目立つ。
ドルシア軍が奇襲した際には、彼を助けようとした指南ショーコと共に車ごと土砂に埋まってしまったが生還した。
時縞ハルトの親とは旧知の仲であり、ヴァルヴレイヴについても何かしらの情報を知っているかのような素振りを見せる。
咲森学園で生き残った大人は七海リオンと彼の二人のみにもかかわらず、肉体労働へ担ぎ出される以外は基本的にヴァルヴレイヴの研究に没頭し格納庫に寝泊まりしている為、内政等へ参加していない。
その正体はジオールの第四研究所所属の軍人。モジュール77に住む大人はリオンを除いて学園の教員・街の住人含めて全員軍属であり、ヴァルヴレイヴの為に集められたスタッフである。
本人は研究者として配属されていたが、早々に上層部と揉めたため被験体の監視(=学園の教師)に左遷され今に至っており、ヴァルヴレイヴ開発の全容は彼も把握していない。
物語の初期から登場し、VVV計画についても多くを知る立場にありながら、そのことをなかなか語らず保身的傾向が窺えるが、一方では地球降下組がドルシア軍に捕まった時には時には自らをリーダーと名乗って生徒をかばおうとするなど、一面的には捉えきれない人物である。