「思い出も友情もまた作れるから、このまま戦ってみせる!」
「まだ!まだ大丈夫!壊れてもまた作れる!」
CV:福圓美里
人物像
中立国ジオールにある咲森学園の女子生徒。学年は2年。
指南ショーコの親友で、部活は水泳部に所属している。
かなりのマイペースで、モジュール77の気象コントロールシステムが「夏」の状態となった際には水着を普段着代わりにする程。
学園に入学する以前の記憶が無く、想い出に対して強いこだわりを見せる。
己の記憶と家族を求めて地球への威力偵察へ志願するが、その際に大気圏降下中に負傷したはずのハルトの尋常ならざる回復力を垣間見、彼に疑念を抱く。
事の真偽を確かめるべく通信記録を閲覧する為に火人を調べる最中、ピノと会話し、自身の記憶喪失の原因を知る事になる。
そしてハルトに謎のOS、ヴァルヴレイヴ、尋常ならざる回復力の事情の説明を迫るもマギウスの存在が知られることを恐れたエルエルフによって射殺されるが、何事もなく起き上がり、その数分後には跡形もなく銃痕が消えるというマギウスと同じ能力を発揮した。
自身の身に起きた事が理解出来ないまま再び逃げ込んだ火人の中でピノから自分がヴァルヴレイヴのテストパイロットであったこと、情報原子(ルーン)の存在とヴァルヴレイヴを動かすには情報原子(ルーン)が必要なこと、そして彼女の記憶をルーンとしてヴァルヴレイヴに吸収されたことが記憶消去の原因だと知らされる。
作戦半ばでドルシア軍に拿捕されてしまった仲間を助ける為にヴァルヴレイヴを起動させなければならない状況の中、ヴァルヴレイヴを動かすことで再び記憶が消えてしまう事を恐れて躊躇するが、彼女の脳裏に浮かんだのは、「過去は取り戻せないけど、未来の思い出を作っていけばいい」という親友・ショーコの友達になったきっかけの言葉だった。
しかしマリエの「リミッター」は損傷しており、ルーン(記憶)の消費が激しいという、パイロットとして致命的な欠落を抱えていた(ピノ曰く、それが原因でテストパイロットとしても失格になった)。
ピノの忠告を聞きながらも仲間を護る為に刀を振るい追撃部隊を壊滅させるが、それと同時にルーンを全て消費し、静かに息を引き取った。