曖昧さ回避
仏教における八部衆
「天竜八部衆」とも呼ばれ、元々仏教がインドに流布する以前から存在していた様々な神が仏教に帰依したことで護法善神となった（これはあくまで仏教側の解釈）。十大弟子と共に釈迦如来の眷属を務める。
| 部類 | 主な天 | 備考 |
|---|---|---|
| 天部 | 梵天、帝釈天……等の諸天神 | いわゆる仏教の天神たち。梵釈二天を筆頭に、大半の天神はここに類する。 |
| 龍 | - | インドにおける蛇神・ナーガが仏教に取り込まれたもの。 |
| 夜叉 | 十二神将、十六善神……等 | いわゆる「鬼神」の一派。インドのヤクシャが改心し、護法善神として仏教に帰依した姿。毘沙門天の眷族。 |
| 乾闥婆 | - | インドの半人半鳥・ガンダルヴァが仏教に取り込まれたもの。帝釈天の眷族とされる音楽神。 |
| 阿修羅 | 羅喉阿修羅王……等、阿修羅王 | 夜叉の中でも特に大きな力を持つ者たち。インドの悪魔・アスラが仏教に帰依した姿。 |
| 迦楼羅 | 迦楼羅王、迦楼羅天……等 | インドの鳥神・ガルーダが仏教に取り込まれたもの。龍と敵対関係にあるとされる。ただし龍王には敵わない。 |
| 緊那羅 | - | 獣頭人身(半獣半人)の存在で、帝釈天の眷属とされる美声の音楽神。“人非人”とも呼ばれる。 |
| 摩睺羅伽 | - | 龍とは別、ニシキヘビが神格化された龍神。緊那羅と同じく、帝釈天の眷属である音楽神で、「廟神」とも呼ばれる。 |
『天空戦記シュラト』の八部衆
十二羅帝に次ぐ実力を持つデーヴァ神軍に於ける最強の神将部隊で、その名の通り8人の神将からなる。
同作での構成員は、
- 修羅王シュラト(cv：関俊彦)
- 夜叉王ガイ(cv：子安武人)
- 迦楼羅王レイガ(cv：井上和彦)
- 天王ヒュウガ(cv：堀内賢雄)
- 龍王リョウマ(cv：山寺宏一)
- 那羅王レンゲ(cv：林原めぐみ)
- 闥婆王クウヤ(cv：中田和宏)
- 比婆王ダン(cv：飛田展男)
であるが、このうちシュラトとガイは人間界からの転生者である(企画当初は8人全員を人間界から転生させようという話もあったらしい)。
同作ではガイの豹変や雷帝インドラの策謀で八部衆が分裂して戦うことになり8人全員が揃って戦うことはなかったが、彼らの前世では一丸となって戦ったものの、先代修羅王と夜叉王は破壊神シヴァに、その他は不動明王アカラナータに倒された。
『ぷよぷよ通』の八部衆
塔の最下層にいる8人のキャラクター達。左から、
の8人である。
レベル1ということもあってそれ程強くないが、指名が後になる程、積極的に連鎖を狙ってくる。
必要経験値は3万点、2万5000、1万5000点と機種によって異なる。
8人全員倒しても経験値が足りなかった場合は延長戦としてマスクドなんとかさんが登場するが、それでも足りなかった場合は塔から投げ出されてゲームオーバーとなる。
余談ではあるが、「八部衆」といっても実際には10人いる。(トリオ・ザ・バンシーが3人組のため)
