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概要編集

インド神話インドラ仏教に取り入れられたもので、別名のシャクラを音訳した表記が帝釈天である。


昔は一番偉かった神様。ヒンドゥー教ではクリシュナとかのかませだが、仏教では東方の守護神でNo.2的なポジションとなっている。

毘沙門天などの四天王をはじめとする天の軍勢を従える。


梵天同様、天部の神の中でも初期に取り入れられた神でお経の中でも最古層の阿含経にも登場する。

その一部である『サンユッタ・ニカーヤ』によると、過去生ではマガというバラモン学生だったが、善行によりマガヴァー(インドラ)神に転生できたという。

梵天の対として語られる神であり、「梵釈」という表記もある。仏伝中の、天界に説法に行った釈迦が下界に帰ってくる「三道宝階降下」の説話においても三つの梯子の中央を使う釈迦の両脇を固める一人として登場する。

梵天が金の梯子で降りてくる一方、帝釈天用の梯子は上座部仏教側の伝承ではチベット仏教の伝承では水晶で作られていたとされる。


上座部仏教圏でも現世利益系の神として崇敬される。タイでは緑色の肌で描かれ、純白の騎象アイラ―ヴァタは「エーラーワン」の呼称で知られる。タイにおいては帝釈天(イン神)が乗る白象の頭の数は33あり、それを忠実に描いた絵も存在する。タイ王国の首都バンコクは神々の王である彼が工芸神ヴィシュヴァカルマンに作らせたとされ、バンコクの長い正式名称においてもその由来が語られている。


密教においては方位神「十二天」の一人とされ、東方の守護神とされる。


中国に伝わると、儒教道教の最高神である天帝と同一視された。

天部の神であることには変わらないので、最高神ではなく仏陀と仏教を守護する神の一人となる。


また、日本では日蓮が法華曼荼羅に記した神の一人である。日蓮宗題経寺柴又帝釈天の別名で有名であり、

天帝としての側面を受け継いで庚申信仰の拠点ともなって庚申の日の縁日で知られる。

題経寺には日蓮が彫ったとされる題目曼荼羅の染筆板本尊が伝わっており、そこには独特な姿の帝釈天が描写される。

閻魔大王のような冠を被り、鎧ではない簡素なデザインの服に厚手の足袋を履いており、手にはただ一つ細い刀身の直剣を持つ、髭面の男性神である。


聖伝-RG VEDA-』における帝釈天編集

Favorite CP in high school~

画像右側の人物。CV:若本規夫

自らの野望のためなら星の動きすら変えてみせると豪語する自信家で、それを裏付ける圧倒的な武力を持つ実力者。元は一介の兵士だったが、先帝に反旗を翻し、自分側に寝返った舎脂の助けもあり先帝を討ち取った後は、天帝として君臨した。天界に君臨する暴君・悪役として描かれており、残虐非道な振る舞いを見せる。それは自らの部下であっても例外ではなく、長年仕えてきた部下を自分の命令に背いた(皆殺しにしろという命令を無視して女子供の命だけは助けてくれるように頼んだ)という理由で容赦なく殺していた。

CLAMP作品らしく実は阿修羅王(主人公・阿修羅の父親)に思い焦がれており、彼の願いの成就に手を貸す引き換えとして肉体関係を持つに至ったが、心までは手に入らなかった。阿修羅王との約束を守るために、自ら謀反を起こして天帝となり、恐怖政治をしいた。

謀反を起こしたときに阿修羅王と直接対決し、阿修羅王に言われたとおりに、自害した阿修羅王の死体を食べて阿修羅王の力を手に入れた。そのときに額に堕天の刻印が刻まれた。また、修羅刀の封印の1つを持つ舎脂を娶って手元に置き、監視していた。増長天の問いに「天界などどうでもいい」と答えるなど、あくまで阿修羅王との約束のためだけに生きていた。

最期はこの手の悪役にしては珍しく倒される事なく(阿修羅の攻撃で負傷するが)、寿命をまっとうして亡くなった。


関連タグ編集

神話 仏教

インド インド神話


関連キャラクター編集


上記以外で帝釈天が登場する作品編集

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