私の心が癒えるのはいつ……
プロフィール
流派 | シカンナカムイ流刀舞術 |
---|---|
武器銘 | 宝刀・チチウシ |
生年月日 | 1771年10月11日 明け方(明和8年) |
年齢 |
|
出生地 | アイヌモシリ・カムイコタン |
血ノ型 | AB型 |
身長 | 5尺1寸(約153cm) |
体重 | 語らず |
三体数 |
|
趣向 |
|
家族構成 | 祖父・サノウク / 祖母・モナシリ / 妹・リムルル / 鷹・ママハハ / 狼・シクルゥ(両親は既に亡くなっている) |
宝物 | チチウシ(アイヌの戦士だった父親の形見) |
好きな物 |
|
嫌いな物 |
|
コンプレックス |
|
剣の道について |
|
尊敬する人 |
|
特技 | 毎朝作る「ラタシケプ」はみんなおいしいと言ってくれます |
平和だと思うとき | 森の木々に囲まれて過ごしているとき |
好みのタイプ |
|
現代社会での彼らは? | 彼女は現代社会では淘汰され、生きてはいられない |
キャッチコピー | 天空の鷹少女 |
CV担当
- 生駒治美:元の声質はキングやシャルロットに近いため、ナコルルの声は「少し無理をして出している」らしい。
- 高橋美佳子(剣サム)
- 國府田マリ子(電撃CD文庫版)
- 千葉麗子(TVアニメ版)
- 中原麻衣(パチスロ版・KOFXIV・グランブルーファンタジー・SNKヒロインズ・2019)
概要
『サムライスピリッツ』の登場(プレイヤー)キャラクター。シリーズ作品の全てに参戦する。
清楚可憐さとアニミズムを前面に押し出し、90年代のゲーム界を代表する美少女キャラクターの1人となった。
二次創作では貧乳キャラとして描かれることが多く、実際に推定Bカップの貧乳キャラなのだが、『侍魂(ポリサム)』ではバストサイズが初代や零から10cm前後大きくなっており、この作品でのみ推定Hカップの巨乳キャラになる。(バストサイズ計測スクリプトを使用しました)
この急成長のカラクリは『バストサイズは9cmも大きくなったのに対して、ウエストが初代より2cm細くなった』というもの。ウエストが極端に細く、バストサイズだけが大きくなった為、カップ数が激増したというわけである。
つまり、世間的には『ナコルル=貧乳』というイメージが強いのは間違いないが、二次創作で稀に見る『巨乳に描かれたナコルル』も、決して間違いではないのである。(作者がこの設定を知っているかは別として)
決め台詞は「大自然のおしおきです」(『初代サムスピ』は「大自然のおしおきよ」)。
人物
自然と意思疎通出来る巫術を継承する家系に生まれた少女で、ナコルルは歴代の巫女の中でも特に秀でた能力を持っていた。
心優しい性格で争いを好まず、出来ることなら誰も傷つけたくはないのが彼女の本音である(自然や動物はもちろん、カムイコタンや旅先で関わる子供達、時には立場上敵対するはずの色や不知火幻庵一家にすら慈愛をもって接する彼女の姿も、様々な媒体のメディアミックス作品で描かれている)。
その一方で、巫女・カムイの戦士としての自身の使命を自覚し、自然や動物・愛する家族や仲間のために剣を取る強い覚悟を秘めている。
世界に広がるウェンカムイ(悪神)の気配を感じ取ると、その禍々しい気の原因を探り、正すことを使命として本州へと旅立つ。
「私は死んだりしない。きっとママハハと一緒に帰って来る」
必ず生きて帰ることを誓い、ラメトク(戦士)であった亡き父の形見でもある宝刀・チチウシを携え、愛鷹・ママハハと共にナコルルは凶事の渦中へと向かう。
戦闘スタイル
宝刀・チチウシという短刀およびママハハとの連携を武器に戦う、素早い動きとトリッキーな動きを持ち味とするキャラ。必殺技によっては大きな腰布も武器として振るう。
シリーズを通じて空中戦でのポテンシャルが高く、ほぼ唯一空中での特殊技(必殺技に該当しない技)を持つ。同時にリーチの短さがネックとなっており、いかに巧く立ち回って行けるかが操作のポイントとなっている。
また、作品ごとに強さのランクが激しく変動していたが、最終的にはどうにか中堅レベルには収まった。
紫ナコルル
『初代サムスピ』の時点から、2Pカラー(紫)のナコルルは1Pカラーに対して勝利画面の表情が異なるなど、一部グラフィックに違いがあった。そのグラフィックの雰囲気が清楚なナコルルのイメージとはうって変わって妖艶な雰囲気を持っていたため、ファンからは「紫ナコルル(紫ナコ)」などと呼ばれて親しまれた(対する1Pカラーは「赤ナコルル(赤ナコ)」と呼称)。
『真サムライスピリッツ』まではグラフィック以外に差異は無かったが、『斬紅郎無双剣』以降に修羅・羅刹システムが導入されたのに伴い、紫ナコルルは羅刹サイドのキャラクターとして明確に独立した。
修羅の赤ナコルルがママハハを連れているのに対して、羅刹の紫ナコルルは愛狼・シクルゥを連れている。
また、性格も修羅ナコルルよりやや強気かつサディスティックに差別化されており、「紫ナコルル派」という独立したファンを獲得した。
シリーズを重ねていくごとに修羅ナコと羅刹ナコとの違いは増し、スタッフの暴走はやがて金的蹴りするナコルルにまで至るのである。
レラへの派生
『ポリサム』では容量の都合上、羅刹の髪型がボブカットに変更されたことで、修羅からは更に差別化されていくことになる。
その後のOVA版『アスラ斬魔伝』では明確に「別の存在」のような形で出演すると、更に2001年のアドベンチャーゲーム『ナコルル〜あのひとからのおくりもの〜(通称『ナコりもの』)』にて謎のキャラクター・レラが登場するに至った。
2003年『サムライスピリッツ零』にて、レラが使用キャラクターとなって参戦。羅刹(紫)ナコルルの技や性能を引き継いだ(零サムのレラは『ナコりもの』をベースにしているものの、若干設定は異なる)。
これにより、最初2Pキャラクターであった紫ナコルルは、紆余曲折を経て最終的には「固有の名前を付けられた別人物」という扱いになった。
ただし、レラは「ナコルル自身のもう一つの姿」であるため、彼女もまたナコルルには違いない。
……が、熱心な紫ナコ派はこれでは満足しなかった。
原因はレラの性格がクールビューティーだったためである。
そんなに罵られたいのか、この紳士どもめ!
ファンの願いがメーカーに届いたのか、『天下一剣客伝(剣サム)』にて紫ナコルルが隠しキャラとして復活した。
すなわち、3人のナコルルがここに揃ったのである。
清楚なナコルル・勝ち気な紫ナコ・クールなレラ。好きなナコルルを選ぶといい。
『真サムライスピリッツ』の後
羅将神ミヅキ戦の後、死亡したかに思われていたナコルルだったが、彼女は自然の大いなる息吹の中で回復し眠りについていた。
そして最凶の魔が動き始めた時、少女は再び剣を取る。
彼女の闘いは終わったわけではなかった。
正史の時系列で真の後に続く、通称『ポリサム』と呼ばれる続編『侍魂』。
なんと、死亡したはずのナコルルは大自然の加護により生きていた(大自然の力か、胸もバストアップしており、「概要」でも記述されているように、推定Hカップに成長している)!
また本作のナコルルは、女として葛藤する部分も描かれている。
精霊化
年齢 | 詳細不明 |
---|---|
身長 | 22.5cm |
所在地 | 聖なる森 |
策謀により囚われた妹・リムルルを救い、朧の野望を阻止するためにナコルルが肉体を捨て、霊体となった姿。
精霊となったナコルルは時空跳躍も可能となっている。
だが、肉体を捨てた代償は……。
ガルフォードとの関係性
『初代』において天草四郎時貞討伐の中で知り合った、甲賀流を修めた正義のアメリカン忍者・ガルフォードに好意を寄せられている。
ナコルル自身もまっすぐに気持ちを向けてくるガルフォードのことは憎からず思っている様子だったが、ナコルルは巫女として・カムイの戦士としての使命に身を捧げたため、相思相愛(?)ではあるが悲恋に終わっている。
真サムのEDで唐突に登場するガルフォードや、なにやらいい雰囲気を醸し出すガルフォードとナコルル。ある意味ナコルルの死亡以上に大ダメージを受けた人も多かったらしい。
時は流れ、『甦りし蒼紅の刃』の時代。
覇王丸からガルフォードが今も彼女を想い、待ち続けていることを聞かされるナコルル。
しかし精霊化したナコルルは「もうあの人と同じ時を歩めない……」と悲しく語るのだった。
……公式は鬼である(救いをください)。
なお、パラレル展開ではあるが、『天下一剣客伝』では2人が報われるエンディングが用意されている。
同じくパラレルである『ナコりもの』ではガルフォードから「アイラービュー」と言われたらしい。
格ゲー界・不動のアイドル
春麗・不知火舞・モリガンなどと並ぶ格ゲー界・不動の人気女性キャラの1人。
清楚系(かつ控え目な胸)の美少女の登場は業界に衝撃を与え、格ゲーヒロインの萌えキャラ化の先駆けにもなった。
それまでお姉様キャラが主流だった女性キャラ枠に「清楚・純真・儚げ・若年ヒロイン」という枠を築いたことで、それまでさして格ゲーに興味のなかった正統派ヒロイン好きなゲーマーたちの心をも鷲掴みにしたのである(ただし、『初代』の時点ではゲーム中において強気でお転婆な台詞も見られ、彼女の温厚で淑やかなイメージが固まるのは、実は『真』以降である。そのため、『初代』のナコルルを支持する層も根強く存在している)。
今でこそ、サムスピシリーズの開発自体が空白期間を置いているために日本国内(特に若年層)での知名度は薄らいでいるが、格ゲー界全体で見渡せば今なおトップクラスの人気を維持。
それゆえ、格ゲー女性キャラに関する総合人気投票では、春麗共々「殿堂入り」という「名誉の出場停止処分」になっている。
また、90年代の格闘ゲームキャラクター人気はコスプレ方面にも波及し、ナコルルの衣装も大人気だった。格ゲー女性キャラとしては珍しく慎ましく露出の少ない民族衣装風スタイルであり、新規の女性コスプレイヤーに受け入れ易かった点も大きいと思われる。
SNK主催の、青少年健全育成を目的とする非営利団体「テリー&ナコルルクラブ」の顔でもあり、もはやSNKの女性キャラ筆頭といっても過言では無い扱いを受けている。
それらのこともあって、シリーズ2作目の『真』で彼女が亡くなった際には大騒ぎとなり、スタッフはやむなく後続作品にナコルルを出演させるための方法に(後続作品なのに時系列を『真』よりも前にする、パラレルワールド扱いにするなど)四苦八苦する羽目になったとも言われる。一説には、これがサムスピシリーズの時系列をややこしくさせた原因の一端とも……。
もちろんキャラクター自体に非はないのだが、人気絶頂期に発表された『真』で(何をトチ狂ったのか)制作スタッフが個別ENDにて「彼女を死亡させ、リムルルがその遺志を継ぐ」と言うシナリオを提示してしまったため、「人気キャラの続投で固定客を離さない」という経営方針も相まって、3作目以降から色々とおかしいことに……。
なお、格ゲー女性キャラのフィギュア化もナコルルが第1号。
原シリーズ以外にも多数出演しており、カプコンとの合作である『CAPCOM VS. SNK』シリーズや『頂上決戦 最強ファイターズ SNK VS. CAPCOM』にもサムスピ枠の代表の1人として参戦。
『クイズKOF』にもプレイヤーキャラとして参戦し、後のシリーズでは背景やストライカーとして出ている。
またSNKプレイモアの公式ギャルゲー『Days of Memories』にも4回出演しており、うち3度に渡って攻略対象ヒロインとして設定される優遇ぶり。
ゲーム外では、パロディ作品である『ネオジオDJステーション』において何故かメシマズ設定で登場。
2001年7月にはWin用(※)が、2002年にはバグの改善やギャラリー機能に一部追加されているDreamcast用のADVとして『ナコリもの』が販売。格闘ゲームの1ヒロインを焦点にあてたADVという今現在においても非常に珍しい作品であり、さらにアニメ版まで製作されている。
同作は本来は前後編となる予定だったのだが、悲しくも前編のみの制作となり、後編の開発は頓挫してしまっている。しかし作画が高レベルで纏まっており、水浴びや着替えといったサービスシーンがある等、ナコルルファンにとっては大変すばらしいものとなっている。
※:バグが多く、一応修正パッチをWebArchiveからダウンロードすることはできるが、本作を遊びたい人はDreamcast版を激しく推奨。ちなみにWin用限定版にはフィギュアもついていたのだが、それも含めてWin用は黒歴史扱いとなっている。
その後、2017年1月13日から同23日までソーシャルゲーム『グランブルーファンタジー』とのまさかのコラボイベントとして行われた『グランブルースピリッツ』では、コラボ主役男性枠の覇王丸に対し、コラボ主役女性枠としてシナリオ内に登場。天草復活と邪神アンブロジァの暗躍により荒れていく空の世界を救うため、主人公の騎空団と協力して異変解決に向かう。
覇王丸と同じくプレイアブルキャラにもなっており、イベント内で手に入るトレジャーを集めて交換することで、正式に騎空団の仲間として使用可能になる。なおこのトレジャー交換では、ナコルルのみならず彼女の愛刀チチウシも主人公の使用武器として入手が可能である。
なお、グラブルのマスコットでもあるビィくんからの呼称は「大自然の姉ちゃん」。……ん、そういやビィくんの中の人って……?
KOF参戦
『KOF XIV』にて、遂にサムスピから初の正式なプレイアブルキャラとして登場した。
ただし過去にもタカラ開発のゲームボーイ版『熱闘KOF'95』にゲスト参戦していたり(※)、『KOF2000』のストライカーなどで登場自体はしている。
2017年1月には有料DLCとして制服コスが販売された。「私立カムイコタン女子高等学校制服」という設定で、スタッフによると短刀はおもちゃになってるんだとか。
※『KOF'95』当時、隠しキャラとしてサムスピキャラが存在するといった都市伝説があったらしく、アレンジ移植だった『熱闘KOF'95』で都市伝説を実現した可能性が高い。条件を満たしてエキシビションマッチで対戦相手になる(隠しコマンドを使うと、プレイヤーキャラとしても使える。
余談だが、本作の続編である『熱闘KOF'96』には登場した隠しキャラは暴走庵、覚醒レオナ、Mr.KARATEは後の作品で全てKOFに参戦しており、KOFXIVでプレイアブルキャラとしてナコルルが参戦したことで「タカラ開発の『熱闘KOF』シリーズに登場したキャラ全員がKOF本編に参戦した」ということになった(ちづるの裏キャラとして「KAGURA」も登場しているが、こちらはデモを見る限り、『KOF2003』に登場した姉のマキではなくちづる本人であり、ただの中ボス用性能違いキャラである)。
従来まで『KOF』シリーズに参戦できなかったのは「世界観の不一致」「当時、KOFのゲームエンジンの基礎の部分に、武器やママハハといった“キャラクターとは別のスプライト”を被せる仕組みが組み込まれていなかった」などの理由だと言われていた(後者については『KOF XIV』発売前のインタビューにて、同作のプロデューサーである小田泰之氏が言及している)。
元KOFスタッフの鍬差氏によると、実際は『KOF95』か『96』の頃に「サムスピチーム」を入れる予定があったと明かしている。
ドットも動いていたがスケジュールの都合で流れてしまったとのこと(ちなみに覇王丸・ナコルル・ガルフォードが登場する予定だったらしい……もし実現していたら藤堂香澄との「黒髪ロングの白衣娘対決」なんていうのも発生したのだろうか?)。
『SNKヒロインズ』にも引き続き登場したが、(以前のクロスオーバーで対になった彼女にでもちなんだか)ヴァンパイアに見立てたナコルルらしくない露出度の高い衣装に、頭にリボンが無いので一見では誰だかわからないレベルだった。
元ネタは『ときめきトゥナイト』のエンディングにおける江藤蘭世と思われる。
冒頭の組み合わせ次第では、ナコルルのちょっと天然な一面も見ることができる。
エンディングでは『14』のチームストーリーの断片が描写されている(精霊化して時空を渡り、ラブ・ハートとムイムイをKOF世界へ導くというもの)。
使命からウェイカムを追い、異世界に来たナコルル。きっと今回も大きな困難が待ち受けているであろう……が、
スマホ片手に3人で観光したり、制服着たり異世界を満喫するナコルルの様子。
意図的に原作との対比を狙っているのか、笑顔の描写が多め。
「現代社会では淘汰され、生きてはいられない」はずのナコルルだったが、実際には思い切り現代ライフを謳歌していたのである(単純に「現代社会では~」の設定をスタッフが忘れていた可能性がある。同様にジェフとギースの件で心を痛めて弟子を取ることをやめていたタンが「唯一の例外」としてテリーを弟子を取ったという設定も忘れられていたのかシュンエイ達が「最後の弟子」扱いとして登場している。なおあくまでぽっと出の新キャラであるシュンエイ達を話の中心に持っていくためだったのか、シュンエイが主人公と扱われるのに対してタンは続く『KOFXV』でプレイアブルキャラからリストラされてしまっている)。
2022年8月8日にはXIVの続編であるXVにもナコルルが参戦する事がアナウンスされ、更には覇王丸とダーリィ・ダガーとチームを組んで「サムライチーム」として参戦するとの事。まさか、このような形で以前に流れてしまったサムスピチームが実現するとは予想できなかっただろう。
『KOF A NEW BEGINNING』
コミカライズ版では、大自然の中で眠り続けていたナコルルがウェイカム(バース)の気配を察知して現代に顕現。残念ながら異世界チームを結成していないためKOFには出場しない設定になっており、同大会を見守る形で登場している。
終盤では、バースから飛び散った破片から蘇った亡者たちと闘う格闘家たちの手助けとして、ナコルルはかつての仲間たちを呼び寄せて共に闘う。事件解決後はママハハに乗ってどこかへと消えていった。
『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』
惜しくもファイターとしての参戦は叶わなかったが、人気キャラクターゆえかMiiファイター(剣術)のコスチュームの形で間接的に参戦。BGMの『自然の宴』もスマブラアレンジされている。
スピリッツとしてはHOPEランクで登場。憑依ファイターはゼルダと、ママハハの役と思われるファルコ。効果は空中攻撃強化のサポーターである。
その他・余談
(当時の)公式によるデザイン時の注意事項・細部の指定は以下のようなものである。
- 耳は見せない。
- 基本的に垂れ目である。紫ナコはツリ目。
- 前髪は大げさに描く。まっすぐにまとめず、ばらにする(前髪はポイントの1つであり、シルエット・雰囲気が変わってしまうので)。
- 腋は色っぽく。
- ナコルルは物静かであり、感情を表に出さないタイプ(ただし爆発すると……)。
- 笑みの限界は微笑みまで(それ以上は出来ない)。
侍組や悠紀エンタープライズによる指定は上記のものだったが、時期ごとの描き手によってナコルルのデザインに関しての解釈は様々となっている。
近年は公式ですら細部設定を認識していないのか、だいぶバラつきがある状態に……。
『ポリサム』のデザインを担当した北千里氏によると「ナコルルは童顔なので、リムルルの姉を意識し過ぎると可愛くなくなるから目は大きめに描いてください」と言われていたらしい。
高まる人気の中、1994年には三鷹市水道局のポスターにナコルルが採用されたことがある。イラストレーターは結城信輝氏(『聖剣伝説3』『クロノクロス』『宇宙戦艦ヤマト2199』などのキャラクターデザイン担当)。
余談だがナコルルの祖母モナシリ、若い頃はナコルルに瓜二つの巫女だったらしい?
るるーず
ナコルルとリムルルが「るるーず」として漫才コンビを組んだのだ(『ネオジオDJステーション』より)!
pixivでは
元々が「流血・切断・死亡上等」「シリーズ内の作品によっては女性キャラに対しても絶命奥義有り」の武器格闘ゲームゆえ、R-18やR-18G(リョナ・グロ)カテゴリーに属する作品も多い。
それらを除外してイラストやマンガを閲覧する際は、「-R-18」や「-R-18G」を加えた検索(マイナス“ - ”検索)をすると良い。
関連イラスト
関連タグ
サムライスピリッツ / 侍魂 ナコルル〜あのひとからのおくりもの〜 ママハハ チチウシ 紫ナコルル レラ シクルゥ 大自然のおしおき
リムルル:妹。ナコルルは彼女からとても慕われている。実は義妹という衝撃の事実が『零』にて判明した。
不知火舞:『餓狼伝説』シリーズのスタッフをライバル視していた侍魂スタッフが、「そっちが露出ならこっちは着込ませる」とカウンターを行った相手とのこと。
麻宮アテナ:SNKゲームにおける古参ヒロイン(『サイコソルジャー』『アテナ』)。『KOF』シリーズでもアイドル的な人気を誇る。
藤堂香澄:『龍虎の拳』シリーズ発の、清楚・年少枠な少女格闘家。長い黒髪や(一時期の)おっとりして礼儀正しい物腰がナコルルと被る部分も……?
春麗 モリガン・アーンスランド:カプコンにおける格闘ゲーム(『ストリートファイター』『ヴァンパイア』『VSシリーズ』など)の代表的人気ヒロイン。
欲望の迷い子リリス:こちらは『ヴァンパイア』シリーズなどにおける貧に…うわ何をするやめ(ry。
ティセ・ロンブローゾ:サンソフトからリリースされた『わくわく7』の登場キャラクター。こちらもファンからカルト的な人気を集めている。
ナコルル先輩:『古典部シリーズ』『氷菓』のキャラクター・河内亜也子のこと。
アニメ版の劇中でナコルルのコスプレをしたことが話題になった。衣装は赤ナコだが性格や顔つきは紫ナコ寄りで、表情も本家より豊か。
むしろ元の髪型や雰囲気的にはメインヒロインの方が赤ナコには向いてたりして……?