「OK!!」
プロフィール
格闘スタイル | マーシャルアーツ+ジェフ流喧嘩殺法 |
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生年月日 | 1971年3月15日 |
身長 | 182cm |
体重 |
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血液型 | O型 |
出身地 | アメリカ |
職業 | フリーター(実写映画版ではCIA職員) |
趣味 |
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大切なもの |
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好きな食べ物 | |
好きな音楽 |
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嫌いなもの | |
得意スポーツ | バスケットボール |
特技 | |
出演作品 | 餓狼伝説シリーズ、CAPCOMv.s.SNKシリーズ、KOFシリーズ |
CV |
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概要
SNK初の格闘ゲームである餓狼伝説シリーズの初代主人公で彼同様に格闘ゲーム黎明期時代からの2D格闘ゲームのシンボルキャラクターであり、90年代のSNKを代表する人気キャラクター。
それまでの格闘家主人公にありがちだった、道着に鉢巻というテンプレート的な主人公イメージを払拭する、野球帽に皮ジャン、スニーカーにジーンズというスタイリッシュかつコッテコテなアメリカンスタイルが当時のゲームキッズたちを驚かせた。オールドファンの中には、帽子を投げる勝利ポーズを真似したことのある人も多い。
また、「サウスタウンの支配者であるギース・ハワードに養父を殺された復讐者」という面を持ちながらも、それを感じさせない明るさも彼の人気の一旦となった。
ただし、最近ではギースの実子であるロック・ハワードの養父になっている事もあってか、ただ復讐に囚われて生きる事に虚しさを覚えたらしく、あくまでも「復讐」ではなく、「野望を阻止する」という使命感からギースに戦いを挑んでいる。
経歴
初代〜餓狼RB
悪党と暴力が支配するサウスタウンで、弟・アンディとともにひっそりと暮らしていたテリーは、ジェフに拾われ、家族同然の関係となる。そしてジェフにより、サウスタウンで生き抜く術として兄弟ともに格闘術を仕込まれることとなった。
しかし、ある日ジェフは彼の存在を疎んじたギースによって殺害されてしまう。兄弟はこのツケをギースに払わせるべく、ギースの主催する「キングオブファイターズ」に殴り込みをかけることとなった。
餓狼 MARK OF THE WOLVES〜餓狼伝説 City of the Wolves
『餓狼 MARK OF THE WOLVES』(MOW)以降は、革ジャンにジーンズ、髪も一本結びからショートヘアになり、全体的に落ち着いた雰囲気になっている。
ギースとの死闘から10年。『伝説の狼』となった彼は、ギースの忘れ形見であるロックと出会い、彼を自身の義父がしてくれたように自分の家族として受け入れて育てていた。ロックの強い希望で始まった放浪の旅以来、平和になったサウスタウンには帰っていなかった……。
そんなとき、ふとサウスタウンで再び「キングオブファイターズ」が開催されることを聞きつける。ギースの死後、初めてとなる大会に疑念と同時に昂揚感を覚える。
「俺の拳は、まだ錆びついちゃいねぇぜ……!」
大会後、ロックとは別れてその後はストリートファイトに明け暮れる日々を過ごしていたが、再び『キングオブファイターズ』開催の知らせを受け、大会に参加する決意を示す。
バトルファイターズ餓狼伝説
TVSPとして製作・放送されたアニメ版では、アンディとともにジェフに拾われた事は共通しているが、幼少期にタンから八極正拳の基礎を学んでいる。
後にジェフが殺害されるが、タンから「十年間の修行の後に、アンディと自身のどちらかに奥義を授ける」と言われ、修行の旅に。
アンディがタンの紹介で日本に赴いたのとは対照的に、テリーはアメリカ国内を回り、各所でストリートファイトを行っていた。そのため、格闘スタイルはマーシャルアーツに近くなっていた。
この時期にマーシャルアーツ大会に参加し、優勝。その賞金を孤児院に寄付している。ダック・キングなどと知り合ったのもこの頃。
十年後にサウスタウンに戻り、KOFに参加。その際にギースの情婦、リリィ・マクガイヤーと心を通わせている。しかし、ギースにより彼女とは死別してしまった。
タンもビリーにより致命傷を負わされ、その際に八極正拳の正当後継者に選ばれ、奥義「旋風拳」を伝授される。その奥義から派生させた『波動旋風脚』でギースを倒し、復讐にケリをつけた。
ちなみに、タンがアンディでなくテリーを選んだ理由は「復讐の感情に流されなかった」ため。劇中のKOF内の戦いでも、リチャード・マイヤとの戦いにおいて、ジョーから、
「(餓えた狼のような戦い方をするアンディと異なり)テリーは、どっしりとした大木のような戦い方をする奴だ」と評価されていた。
2作目では、クラウザーと対戦。八極正拳の奥義も見られて真似され、あっけなく破られて敗北。自暴自棄になってしまう。しかし自身を信じてくれた少年の期待に応えんとして立ち直り、新たな奥義として「パワーゲイザー」を習得。クラウザーと再戦し勝利する。
更にその後に、劇場版も製作された。こちらは全ての格闘技の始祖である、ゴーダマスの魂と、それに仕える者たちと対決する。
ゴーダマスの血を引く少女、スーリア・ゴーダマスと知り合い、心通わせるが、やはり死別してしまった。
なお、アニメ版のキャラデザインを担当した大張正己氏によると、「アニメ版のテリーの帽子には、金属製のプレートを付けている」との事。
ゲーム中の勝ちポーズ「帽子を脱ぎ捨てて『OK!』と決める」も、アニメ劇中でアレンジされて再現されている。
性格
非常に明朗で活発。気持ち良いぐらいに快活な男。
子供好きで、サウスタウンのストリートバスケで彼らの相手をしており、タウンの人気者ともなっている。その一方で、「殺害された義父の復讐」という後ろ暗いバックボーンも秘めている。
私生活は非常にズボラで、食生活はかなりいい加減。格闘家として武者修行の旅と、旅の資金を稼ぐためのバイト生活を行き来する。地に足の付いていないその日暮らしであり、いい加減さが目立つ。加えて、行き付けの「パオ・パオ・カフェ」には多額のツケをしており、旅先での列車に至っては無賃乗車も平気でやるなど。(この辺りは養子のロックにさえ呆れられた。)ロックが養子となってからは、家事全般をロックが担当している。
しかしながら、こうしたどこまでも飾らない気さくさが、多くの人々惹きつける魅力となっている。MOWやKOFでは俳優として映画出演や講演会に呼ばれるぐらいサウスタウンの英雄として認知されている。
OVA「バトルファイターズ 餓狼伝説」では登場間もなくバーのウェイトレスの尻を触り、お盆で叩かれるというコミカルなシーンを晒している。
しかし上述した通り、オリジナルキャラクターたちとの悲恋要素もあるなど「戦いに生きる男」としての宿命も感じさせる。
餓狼の意外な特技
テリーが餓えた伝説の狼と呼ばれる所以の一つ、それは特技である。
それも、自身が自らベタベタと触りに行って計測するのではなく、
闘ってる最中になんとなくの感覚で当たってしまうらしい。
こういうことを臆面も無く出せるのがテリーの人気の一つ…なのかもしれないが、
現実でこういうことを口にするとセクハラで法廷行きなので、絶対にマネしないように。
ちなみにKOF ALLSTARのCM用動画でテリーが「屋台に座るクーラ・舞・マリー達のお尻をバイクですれ違いながら触って走り去った挙句転倒し、三人に袋叩きにされる」というセクハラ動画が発表され、海外を中心に大炎上した。
人間関係
主人公ゆえに、人間関係は非常に多岐にわたる。
餓狼伝説シリーズ
テリーの義弟。テリーとは孤児院から一緒であった。
後にジェフ・ボガードが養父となり二人は兄弟になった。
ギースの手によりジェフを理不尽に殺害され、兄と共にギースへの敵討ちを決意する。(警察や裁判所はギースの支配下にあり、ジェフ殺害を誰も裁けなかったため、ボガード兄弟は復讐者となった。)
テリーとアンディの養父。孤児であった二人を養子として育てる。格闘技の基礎もジェフから教わっている。
野望から義父であるジェフ・ボガードを殺害したサウスタウンの支配者にして仇。
初代では勝利後にビルから突き落として一度は仇を果たしたが、RBのEDではギースを助ける描写などがあり、その関係は仇から超えるべき相手へと変化している。
ギースが最も信頼を寄せる側近の部下。彼もテリーと五分の闘いを繰り広げられる数少ない一人。とある漫画家が「テリーとビリーは、同じカードの表と裏」と表現したように、『下に弟・妹がおり、実の親を亡くした孤児』『自分を拾ってくれた相手の為に戦っている(テリーは養父ジェフを殺したギースへの復讐の為、ビリーは自分を側近にしてくれたギースの忠実な部下として)』という、非常に似通った境遇・戦う動機を持ちながらも、戦う理由や生き様・性格が実に対照的な二人。
サウスタウンでの「KingOfFighters」(KOFの元ネタとなった大会)で知り合った日本人ムエタイチャンプ。テリーに「復讐の道なんざくだらない」と言って、その後のテリーを変えた人間。最近はコメディーリリーフが多いが、テリーが全力で戦える数少ない一人。
義父ジェフ・ボガードも師事した、「八極聖拳」の創始者。
テリーを代表する「パワーゲイザー」は、タンの「気」の教えがあって初めて生み出された技と言っても良いほどの、武術・気孔術の達人。
初代餓狼で思いっきり暴言を吐かれていたのは内緒。
テリーの行きつけの店「パオ・パオ・カフェ」のオーナー兼マスター。
テリーはサウスタウンに戻ってきては彼の店でホットドッグを腹いっぱい食べるのが習慣になっている。
モヒカン黒人ダンサー。テリーの陽気な幼馴染で、自他共に認めるライバル。出る作品を間違っていれば、確実に指先一つで吹き飛ばされている。
行きつけの店「パオ・パオ・カフェ」の特設リングで、ときおりツケの清算で戦うことになるテリーと一戦交えることもある。なお、テリーはこの特設リングで戦うことは滅多にないため見れた客は非常に運が良いらしい。
弟の恋人であり仲間(作品によっては義兄として慕われている)。SNKヒロインズで女体化を気に入っている一人。
知り合い、KOFXI、KOFR-1でのチームメイト。
ギースの腹違いの弟。餓狼2で彼に勝利後に自害した。
良い飲み友達。
共に「親族をギースに殺された」という共通点がある。
掛け合いやEDの描写から恋人関係を想像するファンは多いが、作中で二人の間にアンディと舞やリョウへのキングの感情のように恋心や異性を意識するレベルの描写はない。
二人の仲についてはKOFシリーズ限定の関係と誤解されがちだが、RB餓狼では対人戦に限り用意されているテリーの勝利セリフで、マリーに勝利するとデートの約束を取り付けるなど、意外にもアプローチはテリーからのほうが積極的になっている。
なお、テリーにはアニメ版餓狼で恋愛関係となった女性に二度死なれている前科があるため、ファンからは「ひっつかないのがいいんだよ!」という意見と同時に、「マリーが死にかねないから、ひっつかないでくれ…!!」という切実な声もある。
またマリー自身も、恋人でもあった同僚が大統領の護衛中に殉職しているので、
この二人がくっついた場合、テリーにもフラグが発生しかねなかったりする。
『餓狼伝説 15th Anniversary BOX』に収録されている『餓狼 MARK OF THE WOLVES』の時代が舞台のムービー「Memories of Stray Wolves」にマリーも登場しており、テリーとの親交も続いていることが示されている。恋人などの深い関係になっているかどうかはこのムービーでも不明。
ギースの実の息子でありテリーの養子。
マリーの血縁関係者、当初はマーキーの父を殺害したフリーマンと誤認して勝負を挑まれた。
テリーのグラビア写真を見て好意を抱いており、本人曰く「初恋の相手」。
KOF2003でのチームメイト。ある事情からグリフォンがダイナソーとして生まれ変わって出場したKOFXIVでは、あっさり正体を見破った。
パオパオカフェでバイトをしているテリーのファン。
もともとはキム・カッファンの弟子として設定上存在していた「アリス・クライスラー」だったのだが、パチスロ版餓狼伝説が発表され、リファインされて登場。その後KOFXIVにてプレイアブルに昇格する。
一応パチスロ版におけるジョーに対するリリィ、アンディに対する舞のような逆転演出などのキャラとして設定されており、パチスロ・パチンコ版においては単独演出やベル担当となってしまったマリーに代わり、より彼に近いポジションを獲得している。
そのため、パチスロ版をプレイしたゲームファンからはまた死ぬのかどうか心配されていた。
ウッキー
餓狼3やKOF99で登場した子猿。彼もまた大切な相棒の猿である。
しかしMOWでは家出中とのこと。
KOF関連
KOFなどでの良きライバルの一人で、バンド・オブ・ファイターズメンバー。
京の永遠のライバルで、バンド・オブ・ファイターズメンバー。
タンの下で修業している弟弟子として、彼らの背中を押している。
ククリ
SNKヒロインズでの主催者兼黒幕にして、女体化した張本人。
KOFなどでの良きライバルの一人で、KOFR-1のチームメイト
ただ乗り仲間。
KOF98のEDに野球帽つながりでラッキー・グローバーの2人と帽子を交換して被ってる絵がある。
KOFなどでの良きライバルの一人で、バンド・オブ・ファイターズメンバー。
バンド・オブ・ファイターズメンバー。KOFXIVでの勝利メッセージでタンのような気を感じると言わしめた。
ユリ・サカザキ、クーラ・ダイアモンド、シェルミー、ルオン、シルヴィ・ポーラ・ポーラ
SNKヒロインズにて、舞と共に女体化したテリーを気に入っている人達。
テリーの女は死ぬ説?
テリーを異端の主人公たらしめている要因の一つに歩く死亡フラグ体質がある。
ゲーム作品では特定のヒロインが存在しない彼だが(せいぜいブルー・マリーと飲み友達になったくらい)、映像作品となると途端にヒロインが現れる。そして全員死ぬ。
バトルファイターズ餓狼伝説シリーズではリリィ・マクガイヤーとスーリアの二人が命を落とし、2017年に作られた中国製フルCGのKOFアニメでは幼馴染のアンジェリナがテリーを庇って死亡した。
これらの経歴からテリーにヒロイン候補が現れた場合、カップリング論争より前にそのキャラの安否を心配される、という異常事態となっている。
メタ的に言うと、
- 原作にヒロインがいない→でも映像作品にするならヒロインとの交流要素を入れたい→じゃあオリキャラでヒロインを出そう→でも原作にいないキャラとカップル成立させる訳にはいかない→じゃあ死別させよう
という流れであると思われる。
性能
主人公だという事で初心者でも非常に扱い易い。
基本的な必殺技は、地を這う飛び道具のパワーウェイブ、突進して気を纏ったパンチを打ち込むバーンナックル、小さく前に跳びつつ踵落としを繰り出すクラックシュート、逆立ちの姿勢で上昇しつつ回転ラリアットを放つライジングタックルの4つで、代表的な超必殺技は巨大な気の柱を立ち上らせるパワーゲイザー。
他にも、前方小ジャンプから気を纏ったパンチを繰り出すパワーダンクや、追撃可能なショルダータックルのパワーチャージなど、作品ごとに異なる技を持っていることもある。
基本的に高い攻撃力を持ち、バーンナックル、クラックシュートなどの豊富な突進手段で近付き、近距離でラッシュを仕掛けていくのが基本戦法となり、連続技も単純ながら高威力で、作品によってはめくりも狙えるため、攻めの強さが際立っている。また、キック系の通常技はリーチが長い傾向にある。逆に割り込みや対空などの防御面にやや不安があることが多い。ライジングタックルは溜め技であることが多いので咄嗟には出しにくく、パワーゲイザーはゲージを消費するので気軽には使えない。その為、相手に主導権を握らせない戦い方が大切。
餓狼伝説3では屈C→強クラックシュート→屈C→強クラックシュート→…という、目押し必須ではあるが永久コンボが存在。その他にもKOF97では通常技空キャンセルパワーチャージによる画面端限定お手玉コンボが存在したり…
MOWでは年をとったせいか動きがやや重くなり、気軽に振れる技が少なく立ち回りがかなり弱くなっている。
しかし一度触った後のラッシュ力とコンボ火力が凄まじく、ガードクラッシュからのフルコンボで一発逆転というのも珍しくない。
全体で見ると弱キャラ寄りだが、プレイヤーからは動きにキレはなくなったが攻めの強さは衰えてない35歳のテリーを体現した性能と中々好印象だったりする。
KOFシリーズでは強い時と弱い時の差がかなり激しい傾向にあり、特にKOF96と2002(無印)では最弱クラスとされる。
ただしKOF96では強ライジングタックルがフルHITで4900点も入るため、キャラ性能とは裏腹にハイスコアには確実にテリーの顔があるという事になっている。
無印2002では立ち回りは安定してるもののパワーチャージ削除による火力の低下とハンマーパンチ削除で待ち気味の相手のガードを崩せないので苦戦を強いられるが、どちらも復活したUMでは概ね中堅辺りを守っている。
またKOFシリーズ共通の弱点としてのけぞり時の背後の食らい判定が異常に大きいという点がある。
(この弱点はテリー以外にもクリスやジョン・フーンなども持っている)
この為、テリーなど限定のめくり飛び込みからの高火力コンボまで存在するため、めくり飛び込みを狙いやすい相手には特にめくりを警戒する必要がある。
石川賢が手がけた「戦慄の魔王街」では「爆指波」、宇宙の陽の気を集めて放つ「正義の拳」、殺された人々の無念を込めて放つアッパー「ビッグバンパワーショット」、細井版でも登場した「サニーパンチ」を使用している。
ちなみにこちらでの戦術は一対一のタイマンではなく、集団リンチである。格ゲーのコミカライズとは一体…。
出演作品
「餓狼伝説」シリーズ全て(※ただしMOWのみ主人公ではない)
「KOF」シリーズ全て(奇作「KOF SkyStage」にも出演)
「CAPCOMv.s.SNK」シリーズ
「大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL」(※テリー(ファイター)を参照。)
「ファイティングEXレイヤー」等多数
また餓狼伝説シリーズのアニメ作品『バトルファイターズ餓狼伝説』等もある。
その他・余談
- 格ゲー界を代表するキャラクター故か、様々なコンテンツでパロディが散見されるキャラでもある。
- ドラマCD『つきねこ』においては、彼と同じ服装の「サトシ」(cv市来光弘=テリーの大ファン)というキャラクターが存在するほか、『杉田智和のアニゲラ!ディドゥーーン』においては「パワーゲイザー」というコーナーがあった。
- 中でもひだまりスケッチ×☆☆☆のラジオにおいてゆの役の阿澄佳奈が披露した物まねは、番組独特のやる気のなさのままに発音だけは妙に似ている事から、一部の層には大変有名となった(阿澄氏が物真似を披露した回は番組史上最高の反響があったらしく、本人は大変驚いたそう)。物真似をしたテリーのCVは橋本さとし氏で、恐らくは餓狼3かKOF(95か96)のサントラに収録されているボイス集を聴いてから真似したものと思われる(ボイスの順番や構成が一致する為)。→テリー阿澄
- 1997年にオリックスブルーウェーブのイヤーブックでの広告に登場したこともある。その時はブルーウェーブのキャップを被っている。
- 風雲黙示録のチュン・パイフーの大事な物に「帽子」とあり、『若い頃に"伝説の狼"とされる人物から譲り受けたもの』とあるが、テリーから直接手渡しでもらった物かどうかは謎である。帽子の色は青だし勝ちポーズでポンポン投げてるし…。
- 大のゲーム好きで知られる声優、中村悠一は東京エンカウントにて「ゲームやってて初めてカッコいいと思ったキャラ」にテリーを挙げている。
- 上記の無線乗車やツケ払いの件もあって同じSNK作品のリョウ・サカザキやカプコンのリュウと共に二次創作では貧乏ネタが多く使われる。しかしリョウというよりサカザキ家はMOWでは数多くの道場を経営していたり、最近のKOFでは焼き肉店を経営していたりする。リュウも「6」ではブラックカードやスマホを持っている(もろもろの面倒な手続きはケンがある程度やってくれたのだろうが)ことが判明した為、本当に貧乏なのはテリーだけとなった。
とはいえサウスタウンヒーローのネームバリューは餓狼世界では非常に高く、俳優業や講演活動も行っているようで、周囲から言われる程の貧乏ではない様子。
ちなみに三人とも自宅がある(無いとパスポートが発行できない)のだが、リョウは実家の道場、リュウも30thアニバーサリーコレクションのインタビューで家を持っていることが語られたが、テリーについてはサウスタウンに自宅があるらしいが詳細は不明。
関連イラスト
餓狼伝説
MARK OF THE WOLVES
SNKヒロインズ
パロディ
いやまぁ…どっちも「餓えた狼」ですけどね?
関連動画
SNKヒロインズ キャラ紹介動画
関連タグ
女体化:SNKヒロインズでまさかの参戦。「あの砂野郎をぶっ飛ばす!」と言っていることから、奴の干渉によってこんな体になってしまったようだ。
スカロマニア:同じ被害にあった、ストリートファイターEXのキャラクター。
エドガー・ロニ・フィガロ:キャラデザイナーが餓狼伝説の同人誌を出していたり、レッドキャップ、レッドジャケットといった装備の存在や、偽名が「ジェフ」だったりすることからテリーがモチーフと言われている。