「いいか 迷ったら 昇龍拳 昇龍拳 そして昇龍拳だぜ!!」
プロフィール
出身地 | アメリカ |
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生年月日 | 1965年2月14日 |
身長 | 176cm (Ⅱ) - 175cm |
体重 | 76kg (Ⅱ) - 72kg (ZERO・Ⅳ) - 83kg (Ⅴ) |
血液型 | B型 |
好きなもの | スケートボード、パスタ、ドライブ |
趣味 | ドライブ |
嫌いなもの | 梅干し、ソープオペラ |
特技 | 料理(パスタを茹でる) |
キャッチコピー | 帰ってきた好敵手(Ⅱ),炎の龍牙が天を裂く(ZERO),炎の昇龍(Ⅲ),いくぜ神龍拳!!(X-MEN VS. SF),烈火をまとう格闘王(MVC2),緋炎の昇龍(CVS),紅蓮の格闘王(Ⅳ),ラッシュ&ブレイズ(Ⅴ) |
CV | 岩永哲哉(ZEROシリーズ、他)、戸部公爾(III1st・2nd)岸祐二(Ⅲ3rd以降)、前塚あつし(SVC CHAOS)、山根剛(EX2、EX2plus,EX3) |
概要
カプコンの対戦型格闘ゲーム『ストリートファイター』シリーズのキャラクター。
また、いわずと知れた格ゲー界のMr.2Pであり、またMr.ライバルである。
本名はアニメ劇場版からの逆輸入……だが、実は海外で発売されたG.I.ジョーフィギュアが初出。
リュウと同じく剛拳門下の格闘家で、リュウの一番の親友でありライバルである。
アメリカ人の祖父を持つクォーターで、金髪は自分で染めている。その為、金髪だが眉毛は黒い。ちなみに、髪を染めた経緯は『不仲な両親への反発心から』である。武者修行のためにアメリカに単身で渡り、そこで後の妻となるイライザと出会う。その後、全米格闘チャンピオンとなり、叔父から家業であるマスターズ財団を継いで社長に就任。現在は経営者と格闘家の二足のわらじを履いている。
性格はリュウと比べると、明るく軽いノリが目立つが、全米チャンピオンまで上り詰めただけあって、格闘技への考えは非常に真摯であり、家庭を持って修行が疎かになっている自分と、求道者として日々技を磨き続ける親友との差に悩むこともあった。
現在、その辺りについては自分なりの解答を出しており、弟子を採ったり、通信教育で自身の格闘術を広めたりしており、通信教育については受講者の資質によってはかなりのレベルに達する良質なものとなっている。
身に着けている格闘技は暗殺拳を源流としている危険なものなので、無暗に広めて良いのかどうかという問題点もあるが、ショーンのファイトスタイルは『松田流柔術』とのミックスにより、我流に近い独特なものになっているし、通信教育に関しては元々の暗殺拳とは似ても似つかぬ『女性が気軽に習得できる護身術』レベルにアレンジしている為、危険性は皆無だと思われる。
キャラクター性能
初期は単なるリュウのグラフィック違いだったが、CPUのケンは波動拳を軸に堅実に攻めるリュウとは対照的に、昇龍拳と竜巻旋風脚を軸にガンガン攻めていく豪快な戦法が目立った。
これがシリーズを重ねる中でキャラクターとしての差別化を図る際に、リュウが波動拳を軸にした堅実な戦い方に適した強化をされたのに対し、ケンは足技を軸にした、高いラッシュ力のキャラへと変遷していった。
当然ながら、昇龍拳の派生も両者で違っており、リュウが『真・昇龍拳』のような一撃重視、ケンが『昇龍裂破』のような乱舞型といったように、シリーズが進むにつれて好対照のキャラ構成となっており、同時にキャラ性能自体もケンは一撃が軽いが連打の利くコンボ向きに発展していった。
なお、このコンセプトはほかの多くの格ゲーにも受け継がれており、主人公が拳や飛び道具を主軸にするのに対し、ライバルキャラが脚技や連撃に重点を置く傾向にある。(例:リョウ・サカザキとロバート・ガルシア)
人間関係
イライザ
ケンの妻。初出のときの見た目からか、カプコンの会報誌では「オカマ」と呼ばれた事があったが、誌面で否定された。ニューヨークにオーガニックカフェをオープンさせたらしい。
メル
ケンの息子。父の股間にストレートパンチをかまして、ノックアウトする時点で将来が有望な息子である。お父さんに必殺技を教えてもらうことが好きとの事。
リュウ
同門の兄弟弟子。そして強敵手と書いて友と呼ぶ様な人。いわゆる生涯のライバル。
ショーン
ケンの押し掛け弟子。松田流柔術を習っているのに、さらに暗殺拳も習おうとして中途半端な状態になっている。
ガイル
ガイルの妻ユリアの妹がイライザであるため、相婿関係にある。
代表的な技
必殺技
波動拳
気弾を放つ技である。リュウが使うものと同じだが、シリーズによっては挙動や性能に差異があり、その場合はリュウと比べて性能が低い。
『ポケットファイター』のレベル2以上や、『Ⅴ』のEX版やVスキル「ヒートラッシュ」発動中のものは、リュウなどが使う「灼熱波動拳」のように炎属性となる。
昇龍拳
跳び上がりつつアッパーカットを放つ技で、実は同時に膝蹴りを見舞っている。リュウと異なるポイントとして、『スパⅡ』以降ではボタンの強さによってヒット数が変わり、強版やEX版では腕に炎を纏う「ファイヤー昇龍拳」となる。他にも、リュウと比べて軌道が斜めに大きく跳ぶのが特徴で、外したときの隙が大きい反面、当てやすく連続技に適した性能になっている。
竜巻旋風脚
膝蹴りをしてから何度も空中回転蹴りをする技。『Ⅴ』では強版の仕様が変わり、膝蹴りで高く長距離進んだ後に下降しながら何度も空中回転蹴りをしていく。『MSH VS. SF』や『MVC2』の地上版、および『Ⅴ』のEX版は斜め上に上昇し、前者は空中でのかかと落としで締める。
『ポケットファイター』のレベル2以上や、『Ⅴ』のEX版や「ヒートラッシュ」発動中のものは炎を纏う。
スーパーコンボ他
昇龍裂破
跳ばないor小さく跳ぶ昇龍拳を1回か2回、その後大きく跳ぶ昇龍拳を放つ。
全米格闘技の決勝戦で昇龍拳を相手に見切られ、その時に放ったフェイント混じりの連続昇龍拳で相手を制し優勝した際、昇龍裂破とこの技を名付けて生み出されたという設定があるとのこと。
リュウの「真空波動拳」と対を成すと言える、ケンの代表的スーパーコンボ。
神龍拳
多段ヒットする強烈な昇龍拳。ボタン連打によりヒット数とダメージが上昇する。
『Ⅳ』ではウルトラコンボⅠとして登場。連打の仕様が無い代わりに、根本で当てると専用の乱舞演出が入る。
疾風迅雷脚
地上で連続蹴りを放った後、上方向に相手を巻き込みながら飛ぶ竜巻旋風脚を放つ。
紅蓮旋風脚
『Ⅳ』のウルトラコンボⅡ。炎を纏いながら竜巻旋風脚のような動きで連続飛び蹴りを放つ。
紅蓮炎迅脚
『Ⅴ』のクリティカルアーツ。初撃のハイキックがヒットするとそのまま相手を蹴って間合いを離し、助走の勢いを付けて斜め上に向かって紅蓮旋風脚のような連続飛び蹴りを叩き込む。
大乱闘スマッシュブラザーズ
スマブラfor
DLCのリュウを購入するとフィギュアが付いて来た。そして・・・
大乱闘の参戦、待ってたぜ!
リュウの後を追ってきたかの如く、『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』にファイターとして参戦が決定した。参戦ムービーでは、リングでリトルマックと試合を繰り広げた(ここだけ見ると普通の格ゲーの様に見える)後に彼と同じく最後の参戦ファイター(DLCを除く)であるヒールポケモン・ガオガエンと「炎の激突」を繰り広げている。
コマンド | ワザ一覧 |
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B(↓↘︎→AorB) | 波動拳 |
→B(↓↙︎←AorB) | 竜巻旋風脚 |
↑B(→↓↘︎AorB) | 昇龍拳(ファイヤー昇龍拳) |
↓B | セービングアタック |
切りふだ1 | 疾風迅雷脚 |
切りふだ2 | 神龍拳 |
楽曲 | 『Ken Stage(for)』 |
歩行・走行速度の上昇、多くのワザの差し替え、コマンド専用必殺ワザの増加、中・強昇龍拳と竜巻旋風脚が連続ヒット、強昇龍拳が炎を纏うなど、ダッシュファイターでありながらクロムと同様にかなりの差別化が施されている。
コンボや立ち回りが得意な分、リュウより攻撃力が若干低い、反撃に弱い、コマンド操作が難しい、ワンチャン性能が低い…と、リュウ以上に玄人向けの性能をしている。
オンライン対戦でも初期の頃は決定打に欠け、操作の難しさも含めて使用率は多くはなかった。だがバージョンごとに上方修正が実施されれば決定打が改善され、リュウ以上にダメージを稼げるようになった。今ではケンを使用する人は増えている
最後の切りふだはリュウと同様2種類存在し、相手との距離が近いと連続で相手を蹴りつける「疾風迅雷脚」、それ以外の時は火柱が高く上がる「神龍拳」となる。
勝ちあがり乱闘「燃えるライバル」は各作品の主人公の宿敵とライバルのファイターが登場。ROUND5に何故かルイージがいるが、おそらく2P側と意識している。ボスはクレイジーハンドでこちらもルイージと同じような選抜になっていると思われる。
ストリートファイターシリーズ参戦ファイター
No | ファイター | 初出演 |
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60 | リュウ | for(DLC) |
60’ | ケン | SP |
59.ダックハント→60.リュウ(ケン)→61.クラウド
28’.ブラックピット→60’.ケン→66’.リヒター
同社出展ファイター
- 46.ロックマン
『for』にて「ロックマンシリーズ」からの参戦。
55.パックマン→60.リュウ(ケン)→61.クラウド
関連イラスト
関連タグ
格ゲー カプコン ストリートファイター
リュウ ショーン・マツダ
大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL ダッシュファイター 他社組