プロフィール
格闘スタイル | 極限流空手 |
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出身地 | 日本 |
職業 | 極限流空手道場師範代 |
生年月日 |
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身長 | 179cm |
体重 |
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年齢 |
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血液型 | O型 |
家族構成 | 父・タクマ、母・ロネット・サカザキ(故人)、妹・ユリ |
大切なもの | 拾ってきて自分でレストアしたバイク、牧場のおやじさんから貰った馬(名前はタツマキ)、友人、妹 |
趣味 | 空手の稽古、日曜大工(家の棚などはリョウが作った)、家庭菜園、バイクいじり、馬の手入れ |
特技 | どこでも寝れること |
得意スポーツ | 相撲(子供の頃は負け知らずだった) |
好きな食べ物 | 餅、納豆 |
嫌いなもの | 漬物全般、足がいっぱいついた虫(ムカデなど) |
好きな音楽ジャンル | 音楽はよくわからない |
好きな言葉 | 努力・根性・義理人情 |
好きな色 | オレンジ |
好きな異性のタイプ | ん~よくわかんねぇな…… |
ライバル | 親父とロバート |
尊敬する人物 | 親父 |
格闘技歴 | 空手 |
当面の目標 | 親父の作った「極限流空手」を世界規模に広めること |
キャッチコピー |
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CV | 臼井雅墓('94~XI,XIII)、小﨑正義(XII)、高倉大輝(XIV)、木村昴(KOFG)、別所哲也(アニメ版) |
「武器を持ったやつが相手なら、覇王翔吼拳を使わざるをえない!!」
概要
SNKの格闘ゲーム「龍虎の拳」シリーズの主人公の一人。
極限流空手の使い手で「無敵の龍」の異名を持つ。若き日のギースを倒した初代キングオブファイターズ優勝者である。
幼少時、共にタクマに師事したロバート・ガルシアは、無二の親友であると同時にライバルの関係。
また、KOFシリーズにも皆勤で参戦し続けている。
KOF96からは天地上下の構えに変更、ゲーム性の方向性に伴い虎煌拳などが飛び道具ではなくなったりと大胆にアレンジされた。
武力ONEでは「坂崎亮」名義でWORLD GRAPPLE TOURNAMENTに参戦。
これらのリョウは原作と設定や時間軸が異なるパラレルとなっている。
来歴
8歳の頃にアメリカの田舎街に移住。
リョウは父タクマから極限流空手道を徹底的に叩きこまれる。
「自分の力で成功を勝ち取れ」と
リョウ、10歳の誕生日
両親の乗った車が事故に遭い、母ロネットは即死、タクマも瀕死の重症を負う。
事故には不可解な点が多く、リョウはこの事故が事故ではないと確信していたが幼い彼には何もできなかった。
収入源がない兄妹は道場の売却を余儀なくされる。
数カ月後、退院したタクマが置手紙だけを残し突如消息を絶つ。
「リョウへ ユリのことを頼む 父」(親父ィ!)
無敵の龍
幼くして妹ユリを一人で養うことになったリョウは、ユリのために寝る間も惜しんで死に物狂いで働いたが、子供のリョウの収入ではユリに贅沢をさせてやれなかった。
そのため、手段として選んだのが多額の賞金が掛けられたストリートファイト。もとより父タクマから極限流空手を叩き込まれていたリョウは、持ち前のセンスも手伝い、メキメキと頭角を現す。
数年後には有名なストリートファイターとなり、人々から「無敵の龍」と呼ばれるようになる。
龍虎の拳
ユリが何者かに攫われる事件が発生。
最愛の妹を救うためリョウは怒りを爆発させ単身サウスタウンへ乗り込む。
組織への資金上納名目でギース・ハワードが開いた異種格闘大会「キングオブファイターズ」に参加。(龍虎の拳2)
リョウはKOFの初代チャンプとなり、ギース・ハワードと対峙、退ける。
人物
強さに対して非常に真摯であり、非常にストイック。多少の苦痛は苦痛とは考えない。
元々リョウは闘うということに関しては否定的な心優しい性格であったのだが、幼い頃の経験から「何かを守るためには、時として闘う力も必要」と考え、そこから闘う事を選ぶようになる。
この為か、自ら拳を振るう理由が無い限りはその力を使うことは無い。
また、上記のような事情から学校には通っておらず、同年代の友人達と遊ぶ機会もほとんど無かったため、流行や若者らしい遊びには疎い面がある。
趣味はバイクいじり、馬の手入れ、日曜大工、家庭菜園、相撲が得意スポーツと少々オッサンくさい?
シスコン疑惑
何かと、ユリには甘い部分が散見できるため、シスコン疑惑があるが、ずばり「シスコン」である。
しかし、ロバートが、事あるごとにユリにアプローチをかけている事に関して呆れこそしているものの、「まぁ、アイツなら」と認めている節もあり、一概にシスコンとは言いがたく「過保護」という表現の方が相応しいともいえる。
むしろ、ユリの方がかなり重症のブラコンと言ったほうが良いかもしれない…
嫁・・・?
一見、色恋沙汰とは無縁そうなリョウではあるが、龍虎の拳シリーズとはパラレルワールドであるKOFシリーズの方ではキングとウワサがたっている。
事実、ユリにリョウとの結婚を勧められてキングが頬を赤らめたりしているし、リョウ自身も満更では無さそうなのだが、タクマがあまりにもあからさまな手段で縁組みを決めようとするため、二の足を踏んでいるのが現状。
まぁ、リョウ自身がかなりの朴念仁と言うのも原因の一つだろうが。
外伝では藤堂香澄に鉢巻きを強引に渡され、父とは無関係に個人的な再戦を約束させられたりと案外その手の話に困らない男である。
ちなみに、龍虎の拳とは同一世界に設定されている餓狼伝説では中年になったリョウも登場しているのだが、リョウはこの時も独身という設定である。外部出演の武力でも同様に独身らしい。
趣味と得意スポーツ
バイクいじり
少年時代に捨ててあるのを拾い自分でレストアし、それ以来愛着が湧き宝物としている(因みに、『龍虎の拳』で下駄を履いてバイクに乗ってるシーンがあるが、そのバイクがこれである。)
馬の手入れ
昔から修行の場として街外れの民営牧場がある山の方に足を運んでおり、そこで牧場の仕事も手伝ったりしている内に牧場主と仲良くなり一頭の馬を貰いうけた(『龍虎の拳2』におけるリョウのステージはこの牧場である)。当初は馬の気性に手を焼くも現在では馬と話ができるほど仲良くなっており馬に「タツマキ」と名付けている。
日曜大工
出来具合は家族からも好評で、主に家具などの生活密着型の作品を手がけている。「KOF95」の龍虎の拳チームのステージである仕掛け作りのサウスタウン極限流道場を造ったのはなんと彼である。スゲェ・・・
ちなみにその道場と「98」の親父チームステージの日本のオンボロ寺をよく見ると似てる。どうみても同じ場所にみえるが、95ではアメリカ、98では日本ということとなっている。ん?
家庭菜園
野菜や果物が主で、花や観葉植物なども栽培している。自然が好きなのだろう。
相撲
子供の頃は近所の友人達と一緒にやっており、その中では負け知らずである。因みに相撲をファイトスタイルとしている四条雛子からは「相撲が好きな人には悪い人はいない」、「1度お相手してほしい」と言われている。
挑戦者 現る!
餓狼伝説SPECIALにてシークレットキャラクターとしてのゲスト参戦を果たす。
クロスオーバーの先駆けであり当時としては衝撃的サプライズだった。
この出演が後のKOFのきっかけになったと言う声もある。
2代目Mr.KARATE
PS版「餓狼伝説WILD AMBITION」にて(2代目)Mr.KARATE初登場。
厳密には餓狼伝説1のパラレルではあるが、餓狼の時間軸における年を重ねた風貌のリョウ・サカザキが登場するのは現時点ではこの作品のみとなっている。
空中でも覇王翔吼拳を放つ。
ネオジオバトルコロシアム
出典は武力からだが何故かMr.カラテとして参戦。
KOFマキシマムインパクト2
天狗の面に長髪、黒い道着の姿。
キャラクター性能
所謂「波動昇龍タイプ」である。ただし、KOF96以降からはシステムの変更で飛び道具が飛ばなくなり、波動昇龍と言うよりは「守りが堅い」タイプのキャラになっていった。
『龍虎の拳』では殆どロバートと差がないが、リョウの方が必殺技の出が遅いが、技後の硬直が少なめと少しだけ差別化されている。
『龍虎の拳2』では空中虎煌拳が追加されるも、どう言うわけかキャンセルをかけられる必殺技が少なくコンボ火力が無い。基本性能は高めなのでプレイヤーセンスが問われる性能に。
『KOF』シリーズでは前述したように、初期の頃は典型的な波動昇龍タイプだったが、システム変更で大幅に仕様が変わった『96』以降は守りが得意な方向にシフト。
『96』でこそ新必殺技の猛虎雷神剛が非常に強く攻めもイケるが、『97』以降は大幅に弱体化。更に『99』以降は通常技も性能が悪い訳ではないが妙に癖が強い技が増え、特殊技で防御行動を取るだけの「上(下)段受け」が追加されたりと、より守りが強い性能になっていった。全体的にコンボ火力が乏しい傾向なので、防御性能の高さを活かした鉄壁の守りを見せつつも細かくダメージを取っていく戦法が求められる。
無敵対空技の「虎砲」はシリーズを通して強く、中でも『98(UM)』の裏版と『2002(UM)』の虎砲は対空性能、割り込み性能共に非常に高い上、弱版は先端を当てるようにすればガードされても反撃も受けにくいと高性能で彼の守りの強さを象徴する技となっている。
また『ⅩⅢ』以前の作品ではリョウのみ「覇王翔吼拳」の性能が高く、強弱の変化で弾の緩急が激しいためゲージがある時は遠距離での防御面も高くなる。
『KOFXⅡ』以降は虎煌拳が若干だが飛ぶようになった。『KOF XⅢ』では守りの堅さを生かして相手を画面端に追い込んでから「下段受け」を使ってスキを消しつつラッシュを仕掛けるスタイルが凶悪で、攻めも守りも強いため最強クラスのキャラとして名を馳せている。『ⅩⅣ』以降は攻めがややマイルドに下方修正されたが、依然として「守りの堅さを活かして相手を画面端に追い込んでから、怒涛のラッシュを仕掛ける」というスタンスになっている。
『餓狼伝説スペシャル』では、隠しボス扱いのため使用できるのは家庭用のみとなっている。
ビルトアッパーが根本からヒットさせると3ヒットして確実に気絶させるほど気絶値が高く、さらに気絶させた相手に強を背後から当てると4ヒットして再度気絶させるというトンデモ性能をもち、龍虎乱舞は突進技扱いの空中投げ判定なのでジャンプでかわそうとしても問答無用で吸い込まれてしまうなど全体的に高性能だが、龍虎の再現なのか全体的に通常技が重く、必殺技の出も遅いのでラッシュ力に欠けるため、「強キャラの部類だが弱点も多い」といった評価になっている。
また、バグなのか不明だがジャンプ動作のふんばりモーション中(飛ぶ前と、着地の瞬間)は何故か上半身無敵になっている。あまり恩恵が無いように見えるが、ビルトアッパーの着地時にもこの上半身無敵のふんばりモーションがあるので、からぶらせたからと言って打点の高い攻撃で反撃しようとするとスカってしまうので着地のスキに反撃を狙う場合、必ず下段開始のコンボを狙うようにする必要がある。
『カプコンvsSNK』シリーズでは似たようなポジションのリュウと比較すると通常技、必殺技ともに貧弱で弱キャラ扱いされている…とはいえ光るものが全く無い訳では無いので使い方次第といえる。
Miiファイターだが大乱闘に参加せざるを得ない
11月6日、大乱闘スマッシュブラザーズSPECiALでテリー・ボガードが配信されるのと同時にMiiファイターの新コスチュームの一つとしてリョウのコスチュームが配信された。
当然、覇王翔吼拳は使えないが他の技を代用すればそれらしく見せることが可能である。
またスピリッツとしても登場。ランクはACEで、スロット3と言う事もあり扱いやすい。
これにより非公式の作品の話だが、戦友であるマリオやロックマンとの夢のバトルが実現した。
本人はステージの背景でランダムに登場。出身ゲームに関係のあるBGM(ART OF FIGHT、龍虎の拳 Ver.230000000.0の2つ。ART OF FIGHTはスマブラ用に新規アレンジ)が掛かると確実に背景に登場する。
余談
- ストリートファイターと龍虎の拳、リュウとリョウは当時からよく似ていると言われているがそれもそのはず実は製作者が同じなのである。
- 意外にも理科が得意、音楽は最低。
- 生年は公開されていないが、ギースの年齢等からある程度逆算が可能となっており、1957年前後が有力となっている。(これは「龍虎の拳2」時に1953年生まれのギースが26歳で、リョウが22歳と設定されているため)
- テリー・ボガードとは違い、胴着を着用し正統派な三種の神器を使うが、胴着はオレンジ色で金髪黒眉毛(作品や絵師によっては金髪眉毛、瞳も茶色だったり青だったり)と彼を思わせる要素を取り入れながらも、かなり大胆な味付けを付けられている。
- 格闘ゲームの歴史において最初に超必殺技という概念が設定されたキャラの一人である。もうひとりは勿論同作「龍虎の拳」のもうひとりの主人公であった、ロバート。そしてその超必殺技は皆大好き覇王翔吼拳。なお、龍虎乱舞も同じく「龍虎の拳」から実装されていたがこちらは超必殺技ではなく、隠し必殺技である。
- 龍虎の拳において、さらわれたユリを捜すためにサウスタウン(SNK作品に登場する架空の都市)へ乗り込んだ際の、胴着にゲタ履きでバイクを乗り回す姿は近年になって話題になった。
・・・もっともKOFには同じくゲタでネタになっている柔道家がいるが。
- なお、キャラクター名の誤植・改変が著しいコミックボンボンで連載されていた所謂「ゴッセージ版」では「リョウ・ナガサキ」にされている(…誰だお前は)
- 前述したように『KOF』シリーズはパラレルワールドという設定ではあるが、硬派だった世界観の龍虎シリーズと違い極端にコメディリリーフよりにされていてファンから顰蹙を買っていたのは有名な話。KOFシリーズでは一貫して貧乏人扱いを受けているがコレは子供の頃のエピソードであり実際には貧乏では無い。また妙に喧嘩口調でチンピラみたいな印象すら受けるが、コレも本来なら理由が無ければ戦う事はしない優しい男である。中でも『SvCカオス』でのリョウはこの傾向が特に強くファンからただのチンピラと言われ、格ゲーとして破綻してる本作諸共なかった事とされており、こうした理由から龍虎作品以外のリョウを嫌う古参ファンも多かったが、近年のKOFでは同じくコメディリリーフにされた彼共々、良い方向に変わっていってきている(それでもコメディ色は強めだが…)
- KOFMIAのサイドストーリーにて2代目Mr.KARATEとなったリョウ・サカザキがテリーに対して「ギースと一度だけ闘ったが、勝者だが満身創痍の自分と違って敗者の筈のギースは余力を残したまま闘いの場から逃亡したことがしこりとして残っている」「ギースに二度も勝ったテリーに勝つことで、もう死んでいるため決着をつけることができないギースとの決着をつけたい」という旨を話している。これはリョウがギースに勝った「龍虎2」およびテリーがギースに勝った「餓狼1」「RB餓狼」の話と捉えることができる。しかし「龍虎」および「餓狼」シリーズの世界と「KOF」シリーズの世界はパラレルであり、「KOFMI」シリーズの世界はさらにパラレルなのでそうとは限らないし、龍虎の拳2以降のリョウがギースに勝利して以降心にしこりを作ったかどうかもわからない。余談の余談だが、「KOFMI」シリーズは旧SNKの倒産によって終わってしまった餓狼シリーズのその後を描くという構想もあったのでその名残かもしれない(「KOFMI」シリーズも打ち切りのように終わってしまったのだが、逆に言えば当初はこれが「龍虎」および「餓狼」シリーズにおける正史の続編になる「予定」だったということではあるが。なお、同じくサイドストーリーで補完された「龍虎」キャラには色んな意味で伝説の男もいるので、もしもこれが正史となっていたならば……)。
関連タグ
餓狼伝説・・・餓狼伝説SPECIALにゲスト出演。
大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL・・・テリーのステージに登場をしている。テリーの参戦予告PVで招待状を取り損ねた。
大門五郎・・・中の人&下駄に関するネタ繋がり。