概要
お祭り作品であるKOF98でハイデルン、タクマ・サカザキ、草薙柴舟という渋くて絵になるオヤジさんらで構成されたチーム。「2002UM」では、柴舟の知り合いでもある鎮元斎が彼の代わりに出場している。
タクマと柴舟は50歳、ハイデルンは43歳と全員が中年であり、義理も含めて全員が父親である。しかも彼らの子供たちは、リョウ&ユリと京、レオナといったストーリーの中心をになう面々ばかりである。
チーム名の表記はひらがなで「おやじチーム」となっていることが多い。
英語表記では「MASTER TEAM」となり、日本語訳は「師匠チーム」である。3人ともお師匠さんだからだろう。『2002UM』では日本語版での名前も「マスターチーム」になった。
ハイデルンのみ1Pカラーが従来のカーキ色(深緑)からダークブルーに変更されているが、これはチームとして並べた際にカラーが柴舟と被ってしまうためである。
EDでみられる一枚絵はどれも絵になるものばかりである。『98』では波打ち際に立っている絵と温泉につかっている際に猿に衣類を着られている絵、『2002UM』では三者とも酒を飲んでいる絵である。
人気
アメスポチームと違ってファンに高い人気があり、復活要望の声も多いものの、メンバーが3名とも出番に恵まれていない。タクマはオロチ編前期やネスツ編全編、アッシュ編最終作の『XIII』などに参戦したため比較的マシな状況にあるが、ハイデルンは『95』を最後に怒チームのストーリーで顔見せする程度の出番に留まっており、お祭り作品以外では『2001』にしか参戦していないというのが現状。柴舟に至っては参戦作品の大半がお祭り作品かリメイク作品(『98(UM)』、『94RE-BOUT』、『NeoWave』)であり、『95』以外ではチームストーリーやデモなどの形でしか物語に絡んでこない。
チーム結成のきっかけ
タクマと柴舟は旧知で友人でよく飲みに行くぐらいの仲である。ある日タクマと柴舟が飲み屋で呑んでいたところ、ハイデルンがひょっこり姿を見せ、意気投合したことからチーム結成したのである。ハイデルンが日本の飲み屋に立ち寄る要件は諸説あるが休暇で日本に寄ったといえば辻褄が合う。それより何で意気投合になった方が気になる。
因みに藤堂竜白も一緒にいたが、彼だけチームから外されている。
『2002UM』では事情があって柴舟が出られなくなった代わりに彼の友人である鎮がはいっており、三者とも弟子たちがどれぐらい成長しているのか直に見てみたいという事である。
ただ、『98』で鎮は親父チームの面々と杯を交わしてみたいと言っていると語っており、(柴舟は加わらなかったものの)『2002UM』で念願の杯を交わしている。
メンバー
草薙柴舟(『98(UM)』)
鎮元斎(『2002UM』)
性能
タクマのゲージ依存率が非常に高く、それほどではないにせよハイデルンも同様。そして三人ともノーゲージの連続技が弱く、ゲージ効率の悪いチームである。
ただ、全員が非常に高性能な飛び道具を持っている。
中ボスとして登場した際は性能が極端でメチャ弱いと思えばアホみたいに強くなっている時がある。
家庭用版ではCPUの強さを1つあげるたびに強くなり先鋒相手に全滅するという事があったという話が挙がっているとか。
マスターチームは表タクマと鎮に飛び道具がなく、かなり勝手が異なる。
関連動画
何やらカッコ良さげなタイトルだが、日本語に訳すると「年寄りの冷や水」が一番ニュアンスが近くなる。