概要
初作品の「KOF94」から登場した最古参チームの一つ。
KOF94がオリジナル格ゲーとして企画されていた頃の名残で、日本チームと同じくKOFオリジナルキャラクターで構成されている。
次作の「KOF95」で唯一の退場チームとなり、以降メインストーリーにほぼ絡めていない。
その不遇さから「デラレーズ」と呼ばれネタにされていた所「KOF98」で奇跡の復活を果たした。
メンバー
「器を知れ」
かつて試合中の事故で対戦相手を死なせてしまった悲運のプロボクサー。
失意の中に居た彼にKOFの招待状が届いたことがチーム結成のきっかけとなる。
元バスケット選手、全米空手チャンプにしてストリートファイター。
D!とは古くからの友人で、彼に誘われて自分の実力がどこまで通用するのか試すため出場することに。
「さっさと来やがれェ!」
一流のアメフトプレイヤー。ガメラ。チーム結成までD!達とは面識がなく、格闘技経験はゼロだった。
TVでの試合中継の活躍をD!に見初められてスカウトされ、面白そうだからと気軽に参加する。
「94」のEDにて、ブライアンは地元に戻ってアメフトに専念するとのことで、また面白いことがあったら誘って欲しいと別れ、一方でD!とラッキーはそのまま格闘技の世界に身を投じていった。
デラレーズ
「95」ではライバルチームに敗れて出場を逃し、「97」では「ヘルバウッ…なっ!!」で知られるニューフェイスチームとの果し合いに敗れ招待状を奪われた…らしい。
(ちなみにラッキーは、中継されなかっただけでKOF97には出ていたと主張している。)
公式設定では真相は不明ということだったが、実のところ制作者いわく「容量がなかった」だそうである。
そういうわけで94以降は藤堂竜白あたりと共に背景キャラとなっていたが、ゲーメストやネオジオフリーク等で復活希望の声が相次いだためか、「98」で復活。
ボスチームの御三方や如月影二、藤堂香澄、ゲーニッツ、オロチを押しのけての堂々たる出場であった。が、人気の高かった7人ではなくこのチームが復活したことに全てのファンが納得してはいなかった。
現在は再び背景キャラ(デラレーズ)の道を歩んでいる。
性能
D!とブライアンは性能は良い方だが、こいつのおかげで弱い印象が持たれている。「98UM」で三者とも性能は強化され、ブライアンはその恩恵を多く受けている。
「98」では三者とも親父チームの御三方、ロバート、マチュア、バイスには必ず援護するが、ニューフェイスチームはもちろんなぜかビリーには援護しない。ニューフェイスチームに関しては分かるが、ビリーに関しては何の説明もされていない(一応「95」でビリーはライバルチームの一員だったので、その因縁があるのかもしれない)。
その他
- クールガイ:94のホームステージで勝手にレフェリーをしている黒人のアフロ男。名前に反してホットな男である。
- 三者とも怒チームとは絡みがある。
- ラッキー:最も絡みがあり、ラルフとは同じく野球好きでクラークとは野球帽つながりである。(どっちも野球繋がりだが)
- ブライアン:ラルフと同じくパワーファイターで、98のインタビューでは両者ともパワーファイターと組んでみたいと語っており、SPエディットチームで組んでいる。
- D!:他の2人とは違いゲーム中では絡みがないが、98でのジャケットの一つにラルフと談笑している絵がある。
関連動画
Slum no.5
オリジナル
98で再登場時、こっそりとアレンジが加えられていた98OST版
アレンジサントラ版。打ち込みから生演奏になり、さらに声ネタが追加された事でファンキー差がアップ。