KOF2002UM
ざきんぐおぶふぁいたーずにせんにあんりみてっどまっち
2009年2月26日にPS2で発売した後、同年7月9日にアーケード版の稼動が開始。
KOF98UMに続く、UMシリーズ第二弾。KOF2002をベースに、参戦していなかった過去キャラの復活や、新技の追加、システムの再構築、それに伴うゲームバランスの再調整などが行われている。ステージやBGMも一新されており、演出面も強化されている。
登場キャラクターは格闘ゲーム史上最多の66キャラ(EXキャラとボスキャラ含む。プレイヤーキャラクターは58キャラ)。しかしながら対戦バランスは比較的良く、近年のKOFの中では評価が高く、大会もそれなりの頻度で行われている。
PS2版が先に発売され、後に調整が入った上でアーケードに移植されたため色々違いがある。AC版リリースにあたり主にバグの修正や一部キャラの弱体化などの調整が行われた。
その後、PS2で改めてアーケード版を再移植したものが翌年の2010年6月24日に『闘劇ver.』として発売された。
また、XBOX360のXboxLIVE ARCADE版が2010年11月3日に、アーケードのNESiCA×Live版が2011年1月24日に、Windows版がSteamにて2015年2月27日にそれぞれ配信されている。これらもアーケード版以降の内容に準拠している。
PS2版(初期版及び闘劇Ver.)限定で無印『2002』もオマケのネオジオモードとして同時収録されている。
『98UM』以上の新技が用意され、『98UM』のように一部の技にダウン追撃判定が付いている。また一部のキャラクターはMAX2が新技に変更され、従来のMAX2はMAX超必殺技(一部超必殺技)に格下げされている。
なお、無印で目押しタイプだった超必殺技、MAX2のコマンドは多少簡単なものに変更されたが(一部を除く)、それらに該当する技は無印同様全ての通常技をキャンセルして出すことが可能である。
新グラフィックを採用した『XII』の発表により、『94』から長年使われてきた旧グラフィックを使用した最後のKOFである。
無印『'98』→『'98UM』の時と違い、無印『2002』からいくつかのチーム構成が再編されている。
- メンバーが入れ替わったチームも、無印『2002』当時のチームメンバーで組むと特殊エンディングイラストが用意されている。
- その他、恒例の特定の組み合わせによる特殊エディットチーム用のイラストがいくつか存在する。