プロフィール
初出作品 | サイコソルジャー |
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格闘スタイル | 超能力+中国拳法 |
誕生日 | 9月23日 年齢18歳(94)、19歳(95) |
出身地 | 中国 |
身長 | 172cm |
体重 | 61kg |
血液型 | B型 |
好きな食べ物 | 肉まん |
大切なもの | 早見優のデビューアルバム(94~97)、ファンから貰ったぬいぐるみ(98~XIII)、デルピエロのサインボール(XIV) |
嫌いなもの | 修行 |
趣味 | 漫画鑑賞 |
得意スポーツ | サッカー |
CV | や乃えいじ(94~XIII)、要勇人(XIV~)、河西健吾(KOF for GIRLS) |
「どないや!!!」
人物
サイコソルジャー
1987年稼動のSNKのアクションゲームサイコソルジャーの2Pキャラクター。
中国生まれの中国拳法の達人にして、アテナと同じく予言の戦士「サイコソルジャー」に選ばれた少年。
過酷な修行の末に身につけたサイコパワーを駆使し、アテナとの協力の下、共に屍愚魔打倒を目指して戦う。
『KOF』以降の設定からアテナとの関係については、アテナ曰く「とっても頼れる助っ人」で、この時点でまだ恋愛関係を匂わせる描写は存在していない。また、アテナのことを「アテナはん」と呼んでいる。
サイコソルジャーにおける設定
サイコソルジャーではアテナと同じ「光の戦士」という設定で、拳法も完全にマスターしている。性能もアテナと同じだが龍に変身するという点が異なる。
関西弁を操るという設定はこの頃からのもので、これは大阪に暮らしていた経験があるため。
衣装は緑色の袖なしのの拳法着、茶色のスニーカー、赤の鉢巻という容姿。また『2000』のアナザーストライカー「ケンスウ」、『XII』、『XIII』ではこちらに近いデザインに回帰している。
ゴッドスレイヤー
SNKより発売されたアクションRPGゴッドスレイヤーにおいて、ケンスウ名義で四賢者の一人として登場。
本作では陰のある若者として描かれており、同じ四賢者のアシーネとは恋人同士という設定。
KOFシリーズ
その後、アテナと共に「KOFシリーズ」に「サイコソルジャーチーム」として出演。
師匠である鎮元斎のもとで修行を重ねて大会に出場している。中国拳法は心意拳を中心とする。
『99』では包が無意識の内に拳崇の力を吸収した影響で能力が使えなくなり、そのために自分の存在意義を見出せなくなっていたが、特殊エンディングでアテナを助けるために潜在能力ともいうべき超能力を解放する。
のちに『2001』のエンディングにてサイコパワーと異なる「龍の気」と呼ばれる謎の力を宿していることが明らかになりその強大さに元飛賊の長である龍も目を付けた。
超能力を完全に取り戻したが、まだまだ不安定な状態であるため、某所で包と共に修行に励むために『2003』では初欠場する。
『XI』ではある程度は制御できるようになりその成長は龍の想像をも超えていたようであったが、それ以降は全容が明らかになっておらず・・・。
エンディングでは、ルガールのように力を追い求めた先に身を滅ぼした人間を見てきたことで、自らの強大な力に敢えて行使しようとはしないなど、精神的な成長が見られたが、最後は無茶苦茶な空想で二人には呆れられていた。
アドベンチャーゲーム『KOF京』では、草薙京と同じ学校に転校したアテナに日常につきまとっては京に突っかかり、アテナと肉まんを京に取られた恨みで決闘を申し込んだりと傍迷惑な性格になっている一方で、京とユキ、アテナと共にダブルデートのような雰囲気になって扱いが良くなっている。
漫画版「KOF京」(夏元雅人著)では京の強さの秘密を探るアテナを追って日本へやってきた。京と庵に関心を持つアテナに不満を持ちながらも、なんだかんだと付き合っている。
また、学園祭の催しでアテナ、京、ユキ、拳崇でバンドを組んだ。(ちなみに拳崇はドラム担当)
性格
一人称は概ね「オレ」であるが、一部の作品では「わい」を使っている。(原作の時点では「オレ」である)
サイコソルジャーでは頼れる助っ人であるが、KOFではお調子者の三枚目キャラになっており、後輩となる包にとっては良い兄貴分、桃子の場合はからかいの対象である。(お調子者という設定自体はKOFの中で付加された性格付けである)。
アテナに対して本気で好意を見せようとしているものの、彼女にはなかなか理解してもらえない関係が続いている。アンヘル曰く、「アテナにふられ続けているかわいそうな少年」。頑張れ拳崇!
逆にアイドルであるアテナと馴れ馴れしくしている男ということでアテナファンの男衆からは嫌われており、しょっちゅうカミソリレターが送りつけられているが、そんな彼にも熱心な女性ファンがいるおかげで、かなり勇気付けられているらしい。
一方、格闘家や超能力者として確かな才能を持ち、努力も怠ってはいないのだが、『XIII』における他のキャラクターとの掛け合いや敗北時のメッセージからも、格闘家としての向上心に関しては中途半端な感がある。その理由もまたアテナであり、自身の可能性を評価しているテリー・ボガードやリョウ・サカザキは武者修行の旅に出るなり一人で山籠もりするなりして独り立ちする事を進められているのだが、彼女と離れるのが嫌という理由から拒んでいる模様。その為か、対戦相手から過小評価されてしまう事も少なく、特にエリザベート・ブラントルシュからはかなり軽蔑されている様で、『XIII』の敗北時は「捲土重来を胸に敗北を耐え忍ぶ事が出来なければ、格闘など辞めてしまいなさい!」と、かなりキツい口調で叱責されている。
アテナと距離を置かない限り、今後の拳崇に大きな成長は見込めないかもしれない…。
特殊エディットチーム
特殊エディットチームとしては『98』ではお笑いキャラだらけの『お笑いチーム』(ロバート、チョイ、拳崇)、同年代だけの『ティーンチーム』(クリス、真吾、拳崇)、同じく家庭版『99』でも同じく同年代の『お子さまチーム』(真吾、香緋、包、拳崇)。
『2002UM』は『元祖サイコソルジャーチーム』(アテナ、拳崇、鎮元斎)、家庭版『XIII』ではキム、拳崇、京の特殊イラストが見られる。
性能
シリーズを通して牽制技が優秀であり特にキック系が高性能。中でもしゃがみ強キックは姿勢が低くなりある程度高い位置の飛び道具を抜けながら刺したりでき、リーチも長くキャンセルまでかかると高性能。キャンセルこそかからないが遠距離大キックも中距離からの飛び込み防止に有効。そこに発射後の隙が小さい飛び道具・超球弾と対空技・龍鄂砕を合わせて守り気味に戦うのが得意。反面、攻めるのは苦手であり特に『XI』以前の作品(UMシリーズも含める)ではジャンプ軌道が高いうえに近距離技の発生が全て遅めのため飛び込みからのコンボの難易度が異常に高くコンボが安定しないことが多い。とにかく単発単発を当てていきリードを守るタイプといえる。
『99』~『2000』ではシナリオ上超能力が無くなった設定の為、中国拳法を主体とした近距離戦特化の性能になっている…が、前述したように飛び込みからのコンボ難易度が高い点は据え置きなので接近戦に持ち込んでもコンボが安定せず使いにくかったり、『99』では新必殺技・龍連打が一度ガードさせると永久ガードになったりと調整不足の感じが否めないキャラである。
『2001』から再び『98』までの性能に戻ったが、『2002』のアッパーバージョンの『UM』では裏キャラとして『99』バージョンも使えるようになっている。
『XII』からはチン同様大幅な変更が加えられた。
なお『XII』『XIII』では、連打を続けると突然バテて連打のペースががた落ちする技が存在する。体力作りを怠ったのか?
声優
『94』~『XIII』まではブライアン・バトラーとクリザリッド(2001版)を担当していたや乃えいじ氏。
アプリゲーム「KOF for GIRLS」(現在はサービス終了)では声優は河西健吾氏が担当していた。
関西弁
大阪在住経験があるため、関西弁を話す。この人とキャラが被っているが、あっちは「イタリア訛りの酷い英語」という風になっているのに対しこっちは「ホンマモン」の関西弁を喋っている。…が、『'98』では専用デモで関西弁で息のあった掛け合いができている。どないや!
また、関西弁設定自体は原作からである。
肉まん好き
肉まんが好物であり超必殺技に肉まんを食べて回復するという「肉まん」という技まである。反面、ピザまんやカレーまんは邪道であり、中華の点心に無いから認めへん!といっている。
『'97』、『'98』での「肉まん」のMAX版でピザまんを当ててしまうと「ピザまんや~ん」と言い、肉まんで回復した分の体力を消費してしまう(そもそもなんで持ってるんだ?)。
『'99』と『2002UM』では李香緋との対戦時に拳崇が肉まんを食べる様子を香緋が指をくわえながら見ているというデモを見ることができる。
また『2002』シリーズでは過去作よりサイズが大きくなっており、さらにあんまんが追加されており、
ピザまんなら無駄行動、あんまんなら体力を少し回復、肉まんを引き当てた場合は気合を入れるような動作とともに体力が完全回復するという格ゲーとしてはとてつもない効果を持つようになった…が、『98』と違ってどれを引くかは完全にランダムであるうえピザまん率が最も高いため、ほとんどネタ行動である。タイムアップ寸前に負けていたら苦し紛れに出すぐらいしか用途は無いだろう。
余談
名前の由来はプログラミング用語の「sequence(シーケンス)」からであり、漢字も中国語読みではなかったりする。コレは師匠のチンも同じである。