プロフィール
格闘スタイル | 中国拳法全般 |
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誕生日 | 1981年5月25日 |
年齢 | 17歳 |
身長 | 160cm |
体重 | 45Kg |
血液型 | B型 |
国籍 | アメリカ |
職業 | ウェイトレス(バイト) |
趣味 | 昼寝 |
大切なもの | 友達 |
好きな食べ物 | 海老餃子 |
好きな音楽 | 日本のポップス |
嫌いなもの | 礼儀作法 |
得意スポーツ | 短距離走 |
特技 | 早食い |
CV | 金月真美 |
キャラ設定
REALBOUT餓狼伝説2で初登場したチャイナ娘。餓狼伝説シリーズでは不知火舞、ブルー・マリーに次いでの三人目のヒロイン。
不知火舞、ブルー・マリーと比べると『RB2』ではストーリーが無く、『餓狼伝説WILD AMBITION』でもゲスト出演扱いでストーリーが無いため、餓狼伝説女性キャラの中で少々地味なのは否めないが、それでもつるぺた・おでこ要素があるので、それなりに需要もある。
2つに分けて三つ編みにした黒髪を両耳の上で輪状に纏めており、その根元に銀色の鈴の形の髪飾りを着けている。ノースリーブの赤いチャイナドレス風の上着にゆったりとした裾に赤いライン入りの白いズボン姿を着用。ちなみに彼女が働いているバイト先の制服である。
母方の大叔父にしてチャイナタウンを束ねる「白(パイ)叔父さん」が経営する中華料理店でウェイトレス兼用心棒を務めている。
ずばぬけた俊足の持ち主らしく、彼女がバイトを始めてから、逃げおおせた食い逃げは居ないらしい。
設定上は中国出身ではなくサウスタウン出身の中華街で生まれ育った中国系アメリカ人なので、国籍はアメリカである。
家族がみな拳法の使いという環境に育ってきたため、幼い頃から様々な流派を学び修行を積んた。
しかし、飽きっぽい性格なのでどの流派の修行も長続きしなかったが、その短期間で十分に会得した天賦の才を持っている。
天真爛漫で威勢がいいが、そそっかしい上に喧嘩早い性格で、10歳の頃から喧嘩に負けたことがないが、そのため生傷が絶えず、女性らしさを求める両親とは年に数回の頻度で大喧嘩して家出して大叔父さんの所へ転がり込むを繰り返している。その何者にも捕らわれない姿がチャイナタウンの長老たちには人気となっている。
出演作品
- 餓狼伝説シリーズ
『RB2』ではストーリーが無し、エンディングでは食い逃げ犯を捕まえた横で、ストリートファイトしているジョーとラオ(RB2のOPに登場したキャラ)の戦いに飛び入り参加していた。
『餓狼伝説WILD AMBITION』ではアーケード版の隠しキャラとして登場。同作ではゲスト的な扱いでありながら、キャラ個別のエンディングを用意されている。PS版ではデフォルトで登場。
- KOFシリーズ
『'99』では銀行からお金を下ろしに行こうとする藤堂香澄を食い逃げ犯と勘違いし、捕まえようと揉み合いになるところでマリー、キングに止められそのままスカウトされ、KOFに出場した。(この出来事が尾を引いて『'02UM』では香澄からチーム結成を断られている。)
エンディングではキングらを当てにしたのだろうか何も考えずに大食いした結果、自分のバイト先で無銭飲食をやらかしており、マリー達を巻き込んでバイトする羽目になった。(同じ様に『'01』のエンディングでも雛子の奢りで食べまくったキング達は支払いを盾に相撲の稽古に連行されていた。)
『'00』でも招待状が受け取ったが、チームが集まらず出場を逃した設定で、香澄のアナザーストライカーとして登場。
『'01』、『'02UM』では自ら主導でチームを結成しており、『'01』では舞、キング、四条雛子とチームを組み、『'02UM』ではメイ・リー、雛子とチームを組んでいる。
『'02』では中国ステージで背景キャラとして登場。チン・シンザンとの大食い勝負で勝利している。
それ以降は、プレイアブルキャラクターとして出場しておらず、ステージの背景キャラ、チームエンディングの1カット出演のみしか登場していない。
外伝作品である『KOFマキシマムインパクト レギュレーションA』の特設サイトにあるサイドストーリーではリー・パイロンの元に頻繁に出入りしていたようで、少年時代のアルバ・メイラに熱心に中国拳法を教えていたことを語っており、師匠的な立ち位置にいる。
技名について
彼女の使う技名は必殺技は大阪の地名をモジったものが、超必殺技はロボットアニメや特撮ヒーローの作品などをモジった名前になっている。
通常投げ
- 力千後宴(リアルバウト餓狼伝説2)→緑地公園駅
- 胤手玖珠(餓狼伝説WA・背後投げ)→インテックス大阪
- 華呶麻(KOFシリーズ・C投げ)→門真
必殺技
- 那夢波→難波
- 閃里肘皇→千里中央
- (派生技)貫空→関西国際空港の略称・関空
- 閃里肘皇・心砕把→心斎橋
- 氣多閃里→北千里
- 天崩山→天保山
- 詠酒→江坂
- 酔陀→吹田
- 万泊後宴→万博公園
- (派生技)衛氣守炮→博覧会の英語訳・EXPO
超必殺技
MAX2
- 転身斬崩牙→電人ザボーガー
ストライカー動作
大酷挑→大国町
キャラ性能
機動力に優れ、技の判定の強さとスキの少ない技を多く持ち攻めが強いが、コンボ火力に乏しい傾向にある。
特にコンビネーションが存在しないKOFシリーズではより火力の乏しさが顕著であるが、超必殺技が使えれば火力不足はだいぶ改善されるのでゲージがない時にどれだけ上手く立ち回れるかが課題となる。ゲージが有るか無いかでは相手に与える圧が全然違ってくるので中堅or大将向けとされているが、お互いゲージがない時はガードキャンセルふっ飛ばしで仕切り直すという戦法がとれない為、機動力の高さとラッシュ力の高さが活かせる先鋒もアリで相手や自分のチームメイトに合わせて器用に立ち回れる。
「KOF」シリーズでは特に特殊技の→Aで出せる中段技「双掌打」が発生速度こそ可もなく不可もないレベルだが、リーチ&判定が強めでガードさせて有利がとれ、持続あてなら追撃が入れられる他、本来特殊技をキャンセルで出した場合はガークラ値が減ったり無くなったりするのだが何故かガークラ値が据え置きなのでガンガン攻めればガードクラッシュを狙いやすい。そこに「双掌打」と同じモーションで繰り出す下段判定の「弓歩・後旋腿」、双掌打のモーションが無い分発生が早い「伏歩・後旋腿」を合わせてガードを揺さぶってやろう。
KOFシリーズの初出である『99』でこそ火力不足が深刻のため弱キャラではあるが、以降の作品では超必殺技の超白龍の性能変化のため火力不足がだいぶ改善された為、だいたい平均以上〜強キャラ寄りの評価といった所に居る。
小柄なわりに食らい判定やしゃがみ時の座高の高さは標準ではあるが、KOFシリーズではしゃがみガードモーション中のみくらい判定がチョイクラスに低くなるという珍しい特徴があり、しゃがんでるだけではくらってしまうような相手の飛び込みや牽制技、飛び道具もしゃがみガードなら当たらないものが多くなるので接近戦でもつれ込んだ時はしゃがみガードで様子見する事も選択に入れておくと良い。
また『02UM』のみ、天崩山を出す時にAボタンと同時押し(弱ならAB、強ならAD同時押し)で出すことでダメージ半数補正が掛からなくなるというバグっぽい現象が起こる。ダメージソースがゲージに依存しやすい為、なるだけ同時押し発生でダメージを取れるようにしておく事で後々有利になれるので意識しておこう。ただしAB同時押し版はボタンの関係上、出なかった場合に緊急回避が暴発してしまうので注意。また強版は地上ヒット時以外ではカウンターヒットをさせないと2段目が当たらない。
余談
KOF'99で初登場となったウィップの中の人は、『ときめきメモリアル』でヒロインを演じた一人。当時ちょっとした騒ぎになった。
格ゲーも嗜むときメモファンはニンマリしていたに違いない。
ちなみにときメモ絡みの格ゲーキャラとしては、実はあの春日野さくらも『ストリートファイターIV』で中の人が『ときめきメモリアル4』のあのヒロインと同じだったりする。
何故か山崎竜二とのデュエット曲が存在する。曲名は「ドラゴンロード 恋の道」。
関連タグ
不知火舞、ブルー・マリー、キング(龍虎)、藤堂香澄、メイ・リー、四条雛子…KOFでのチームメイト達。
関連イラスト