キング(龍虎)
きんぐ
「カモン、ベイビー!」
格闘スタイル | ムエタイ※ |
---|---|
出身地 | フランス |
誕生日 | 4月8日 |
年齢 | 22歳(『龍虎2』)、23歳(『KOF'94』)、24歳(『KOF'95』) |
身長 | 175cm |
体重 | 58kg |
スリーサイズ | B86・W56・H85 |
血液型 | A型 |
趣味 | ワイングラスコレクションとピアノ弾き |
大切なもの | この美しい美貌かしら(笑)(〜KOF'97)、弟(KOF'98〜)、ペットのネコ(名前:マロン)(KOF'2000〜) |
好きな食べ物 | 野菜とワイン |
嫌いなもの | 不潔なヤツ(ジャック) |
得意スポーツ | ビリヤード(腕には自信あり) |
嫌いな食べ物 | とくになし |
好きな音楽ジャンル | ジャズ |
好きな言葉 | 美しいバラにはトゲがある |
好きな異性のタイプ | 興味なし |
尊敬する人物 | とくになし |
職業 | 元バンサー、後にバーのオーナー |
CV | 生駒治美(初代〜2、KOF'94〜)、勝生真沙子(アニメ版) |
※格闘スタイルはプロフィール上では一貫して『ムエタイ』とされているのだが、彼女の国籍や技の挙動から、ムエタイに似たフランスの格闘術『サバット』ではないかとの意見もある。実際、鷹岬諒や天獅子悦也による「KOF94」「龍虎の拳2」のコミカライズでも、同様の指摘・考察がされている。
女性だが性別を偽り、レストラン「ラ・モール」でバンサー(用心棒)をしていた男装の麗人。その為、彼女の方が不知火舞に先立つSNK初の女性格闘家である。「キング」といういかにも男性的な名前もカモフラージュのためであった。
「龍虎の拳2」では、足の不自由な弟・ジャンの治療費を稼ぐために格闘大会に参加した。大会中に紆余曲折あり、ジャンの治療費はリョウとロバートが「ユリを助けてもらった借りを返すため」に無事支払われることとなった。
KOFシリーズでは、バー「イリュージョン」を経営しており、サリーとエリザベスという双子のウェイトレスを雇っている。
上記の通り初代龍虎の拳に登場して以降、他作品への出演に伴ってバックストーリーやプロフィールも追加されていったキャラクターだが、未だに本名は不明。親交ある女性キャラクターたちからも偽名のはずの「キングさん」と呼ばれ続けている。
真ん中で分けたショートの金髪を持ち、女性でありながら175cmという長身を誇る、見事なモデル体形。
3サイズも太すぎず細すぎずと、見事に均整のとれたスタイル。しかしながら、これでもベジタリアンである(近年、「肉も食べられるようになった」とのこと)。
KOF98のメインビジュアルでは、モデル顔負けのドレス姿が拝める。
当初、キングは男性として登場しており、必殺技でKOする事で服が破れ、正体が判明する仕掛けが隠されていた。
美形キャラかと思われたキングがまさかの女性キャラだったことは当時のプレイヤーに強い衝撃を与え、この脱衣KOはキングの代名詞的なものとなり、女性と知られてからも続編や外部作品にまで受け継がれることとなる。
開発段階では決着時ではなく戦闘中に脱衣が発生し、脱衣後も戦闘を継続する予定だった。
未使用データの中には服が破れたまま戦う姿や、胸を隠しながらも勝ち誇る勝利ポーズや勝利セリフシーンのグラフィックが残されている。
KOF'96からはしばらく脱衣KOは無くなっていたが、KOF13でまさかの復活。なんと家庭用では下着もカラーエディットの対象になっている。
…彼女のブラジャーやユリのタイツを全部肌色にした紳士達は少なからずいるはずだ。
ちなみにナンバリングで初めて3Dモデルを使用したKOF14でも(2D時代より少々控えめではあるが)しっかり破れてくれる。
※龍虎1の対戦前の会話では自称は「俺」で、普通のパンチやキックで倒しただけでは敗北時の台詞も「バンサーになってから負けたのは初めてだぜ・・・。」という風に男性口調も崩さないのだが、必殺技でシャツを破いてやると「くやしいけれど・・・私の負けよ・・・」という女性口調に変わる。
※「龍虎の拳2」では、必殺技で敗北すると男女問わず全キャラの服が破ける仕様となった。
(「ART OF FIGHTING 龍虎の拳 外伝」においても、アルティメットKO限定で服が破ける。)
※KOFシリーズで服が破けるのは、原作を踏襲し「龍虎の拳」出身の女性キャラ(キングとユリ)のみである。
※脱衣KOは「風雲黙示録」にも採用されており、こちらは男だけ服が破れる。
(続編の「風雲スーパータッグバトル」では男女問わず破れるようになっている。)
初心者でもとっつきやすい操作性の良好なバランス型。
ムエタイらしく足技を軸としたリーチの長さと、ベーシックに波動昇龍を備えており、加えて飛び道具や突進技も豊富なので、中~遠距離から相手を翻弄する立ち回りを得意とする。
『龍虎の拳』シリーズではベノムストライクの性能が高く、足先から発射する。
また『~2』では「気力ゲージ0で「トラップショット」を繰り出すと立ち大Kが決まる」という特殊テクニックが存在し、これを応用して相手を気絶させる凶悪なコンボが開発された。
一方、『KOF』ではイマイチ性能が安定せず、初代『~'94』では通常攻撃・必殺技の両面が高性能な強キャラだった一方、チームメイトの不知火舞とユリ・サカザキが軒並み低性能だったことから、チームのエースとして如何に彼女たちをフォローして戦うかが課題となった。
『~'96』では性能を全体的に低下させられ、特にトルネードキックの出掛かりの無敵判定を消されたうえ、技の性能が対空寄りとなり優秀な突進技を失った事で、機動力が大幅に低下した事が痛手となり、更にベノムストライクが画面端まで届かなくなって得意の遠距離戦も振るわなくなる等、しばらく不遇の時代が続くことになる。
しかし『~'99』で特殊技「トラップキック」と打撃投げ「ミラージュダンス」の獲得と、トルネードキックの無敵判定の復活&旧来の突進技に戻された事で、機動力&崩し能力共に大きく改善され、以前のキレの良いキングらしい立ち回りを可能にした。
特に『2000』~『2002UM』までは超必殺技の「イリュージョンダンス」が暗転から攻撃判定が消えるまで完全無敵という脅威の無敵時間を持つ為、防御面も強くなったのも追い風となる。
『~2002』では不出場となったものの、アッパー版の『~’2002UM』で即復帰。火力こそ平凡だが、無敵判定を持つ技が増えたことで、バランス調整の良好な当作でもK'・藤堂香澄と揃って3Kという強豪キャラの一角に数えられた。
平凡な火力も比較的難易度の低いクイックマックス絡みのコンボで大きく向上させることも可能であり初心者から上級者まで幅広く使用されている。
また全作で強キャラに当てはめられ、使用人口も多い八神庵に対してかなり有利に立ち回れるキャラでもあり、庵の主力攻撃を軒並み一方的に潰す事が可能なのも高ポイントとされている。
『~XIII』ではコスチュームと性能を『龍虎』時代に近いものに戻し、新技を貰いながら安定した性能で活躍している。こちらではやや防御面が弱いが火力が大幅に向上している。
公式に明言はされていないが、元ネタは1989年の香港映画『チャイナ・ホワイト (原題: 轟天龍虎會)』(IMDb情報)で、オランダのムエタイチャンピオンで女優のサスキア・ヴァン・レイスウェイク( Saskia van Rijswijk)が演じたキャラクターではないかと推察されている。役名は Henchwoman(ヘンチウーマン)。これは(女の)手下、とか女ザコその1とかを意味する、特定の名前を持たない登場人物を指す呼称の一種である。
外見、顔ボコ、服ビリのまま戦闘続行という点は初代龍虎のキングにかなり近い。
Pixivにおいてはキングだけのイラストの他にも、彼女の弟のジャンと一緒のイラストや、リョウ・サカザキと一緒にいるイラストなども見られる。
ちなみにリョウとの仲は良好なのだが、タクマ他の過剰な横槍が入るためなかなか進展しない模様。
リョウが恋愛方面に疎いというのも進展しない理由の一つでもあるが。
なお、「キング」単独で検索すると該当するキャラクターが非常に多いので、単独項目の記事にもあるとおり混乱を避けるためなるべく本項目で検索・タグ付けによる区別をしていただきたい。
大乱闘スマッシュブラザーズSPECIALにテリーがSNK・ネオジオの顔としてDLCで参戦。そして同梱のステージに他のKOFキャラと共にランダムで登場する(衣装はKOF14に準拠)。
ちなみにリョウやユリもステージに登場する事はあるのだが、舞はそのままの衣装ではCERO-A判定をクリアできる見込みが無かったため、ステージへの登場は叶わず。背景に元犯罪者のチャンやチョイは出ているのだが…。
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