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龍虎の拳

りゅうこのけん

SNKが1992年に発売した対戦型格闘ゲームであると言わざるを得ない。ちなみに海外版タイトルは「Art of fighting」。
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SNKが1992年に発売した対戦型格闘ゲームであると言わざるを得ない。


タイトルの通り、「無敵の龍」ことリョウ・サカザキと、「最強の虎」と呼ばれるロバート・ガルシアの二人の空手家を主人公とした物語。

同社の『餓狼伝説』シリーズと世界観がつながっており、時系列的には餓狼シリーズより十数年ほど前にあたる。


1996年の『ART OF FIGHTING 龍虎の拳外伝』を最後にシリーズが途絶えた状態にあるが、キャラクターは他作品にゲスト出演を続けている。

ただし、『外伝』のエンディングにおける香澄や刃の「日本へ来い」と語ったリョウとの掛け合いからも、日本を舞台にした続編となる『3』が製作される企画はあったようだが、様々な諸事情から頓挫してしまった様である。


ゲームシステム編集

2D格闘ゲームを近代化させた、重要なシステムの大部分はこのゲームから生まれたと言わざるを得ない。


  • 超必殺技(ゲーム中に習得する)
  • 体力等を条件として出せる隠し必殺技(後にこのスタイルが超必殺技・潜在能力etcと呼称される)
  • 「乱舞技」と分類される、既存グラフィックを高速に使い回すだけで作れる派手なバトル演出
  • 立ち状態から出す中段技(しゃがみガード不能な攻撃)とガード不能技でガードの駆け引きを複雑化
  • ダッシュ(右向きの場合→→入力)と-バックステップ(右向きの場合←←入力)の操作で、間合いの駆け引きを高度化
  • 体力以外の別の数値を表すゲージを使用し、格闘ゲームに「ゲージ管理」の概念を導入
  • キャラ同士が近づくとズームイン、離れるとズームアウトさせる迫力ある画面構成
  • 挑発アクションでプレイヤーがキャラクターを通じて感情表現する手段を増加(本作時点では「無意味な行動」ではないが)
  • 対戦前にキャラクター同士が専用の掛け合いセリフを発する演出により、キャラクター描写の機会を追加
  • キングの脱衣KOという「特殊KO演出」の発想

…など、演出とシステムの両面で、後発の様々なゲームに影響を与える画期的な成果をもたらしたと驚かざるを得ない。


操作体系編集

操作アクション備考
レバー移動・防御必殺技のコマンド入力にも使用
Aパンチ押し続けると気力回復
Bキック同上
C強攻撃直前に出した技がAかBかで技が変わる。接近すると投げ(初代のみ投げ技が無いキャラも)
Cを押しながらAボディーブロー中段技
Cを押しながらBローキック下段技
ジャンプ中C後方蹴り後方画面端に向かって出すと三角飛びになる
D挑発相手の気力を減らす

登場人物編集

龍虎の拳編集


龍虎の拳2編集


龍虎の拳外伝編集


関連イラストを紹介せざるを得ない。編集

SD  藤堂香澄センシティブな作品

地球上に格闘家は何人いると思ってるっち?


・・・・すごい関連タグだ。編集

覇王翔吼拳 ・・・・すごい漢だ。 飛燕鳳凰脚 火引弾


外部リンクの紹介もせざるを得ない。編集

龍虎の拳〜天・地・人〜:NEOGEO オンラインコレクション

NEOGEO(ネオジオ)Wiiバーチャルコンソール

龍虎の拳

龍虎の拳2

アート・オブ・ファイティング 龍虎の拳 外伝

ゲームプロパティ 龍虎の拳

関連動画を紹介せざるを得ない。編集

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