概要
まずはこの動画を見ていただこう。
まさに彼こそ「すごい漢」なのである。 以上
解らんのか!この戯けがっ!!
まだ、よくわかっていないという戯けた輩は、以下の詳細を読むがよい。
プロフィール
格闘スタイル | 不破流忍術 |
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誕生日 | 9月4日 |
星座 | おとめ座 |
血液型 | O型 |
身長 | 185cm |
体重 | 80kg |
宝物 | 自らしたためた忍びの密書 |
当面の目標 | 如月影二の抹殺 |
職業 | 忍者 |
不破刃(ふは・じん)とは、『ART OF FIGHTING 龍虎の拳外伝』に登場するキャラクターである。
元は如月流の忍者であったが次期総帥候補に自分が選ばれず、如月影二のみが選ばれたため、
各地で修行(という名のストーキング)を行いながら、(逆恨み同然で)虎視眈々と影二抹殺の機会を狙っている。
しかし作中で影二との因縁が解決することはなかった。
一人称は「拙」。
巨漢のイメージが強いが、プロフィールを見れば解るとおり『長身ではあるものの、巨漢というほどではない』といったところで、カーマン・コールと同じ185cmである。
筋骨隆々のゴリマッチョな体格と、キャラが大きく描かれている龍虎の拳のドット絵ゆえの誤解と思われる。
ちなみにCVを担当しているJAI氏は俳優でも声優でもなく当時の生駒治美の担当マネージャーということが後に明かされている。
・・・・すごい漢だ。
不破刃を代表する台詞がこれである。
彼の勝利台詞であり、敗者側に己の鍛え上げられた肉体を見せつけながら決める。
彼が言う『漢』とは、『心身共に、敬意を払うに値する強さを持つ者』のことを指す。即ち、性別は関係なく、その者の『在りよう』を指した賛辞なのである。
よって、たとえ相手が女性だろうが、彼は己が認めた者を「すごい漢」と讃えるのである。
対戦相手へ最上級の敬意を払う事を忘れない。それが不破刃である!
不破流忍術
如月影二との因縁の闘いに望むために不破刃が如月流忍術から新たに(勝手に)創り出した流派。それが不破流忍術である!
不破刃は不破流忍術を新たに創り上げ、不破師範となったのである!
ゲーム内での特徴
使用する技についてはこちらを参照すべし。
如月流忍術は気で相手を斬り付ける技が主流である。しかし!不破師範はその様な小賢しい技を使ない!己の手刀で斬り付ける!
しかもその手刀の必殺技が潔いことに1つだけである!
その技名は『真空斬首刀』!!
あまりにすごい回転を行う姿から畏敬の念を込められ格闘ゲーマーたちからはこう呼ばれる。
オトコプター
うおおおおおおおおおおおおおおおお!!
不破師範の最大の特徴は、余りにも忍んでいるとは言えないその半裸。
そして「うおおおおおおおおおおおおおおおお!!」という風雲拳のショー・疾風にも負けない大きな叫び声である。
その忍ばない姿は本当に忍者なのであろうか・・・・?
しかし!その様な些細な事を不破師範は気にしない!勝っても負けてもとにかく叫ぶ。
そのため筐体から離れていてもその声は届くと言われている・・・・。
うおおおおおおおおおおおおおおおお!!
・・・・すごい頭突きだ。
不破流忍術の要となる技、頭突きである。
見た目こそただの頭突きだが、不破師範の頭突きは前進しつつ上からかぶせるため、相手を真上に浮かすことができるのだ!
不破流の神秘の全てが詰まったと言っても過言ではない!
・・・・すごい下敷きだ。
如月流には流影陣という技がある。この技は両手を左右に開き斬り付ける動作で出す技である。この技は通常の必殺技の飛び道具なら跳ね返せる技である。
しかし不破師範は動作の改善により如月影二も成しえなかった「覇王翔吼拳」の反射をやってのけたのである!
それは掌を開いて両手を前に出し上下に両手をスライドさせることにより板状の流影陣を出したのである。
その流影陣の見た目が青い下敷きを前に出している様に見えるために、略して「下敷き」と呼ばれることがある。
それでは御覧頂こう!こちらが不破師範の流影陣である!
↓
・・・・下敷きだ。
しかしもう一度言う!
この下敷きはただの下敷きではない。
そう!あの「覇王翔吼拳」を跳ね返せる下敷きなのである!
だが、これには絡繰りがあり、龍虎外伝では「各キャラの超必殺技は1つのみ」という仕様により、覇王翔吼拳が「通常必殺技扱いにされてしまった」という背景もある。
そもそも「如月影二も成しえなかった」とは言うが、影二の流影陣でも覇王翔吼拳をかき消すことは可能で、KOFシリーズでは『98UM』にて超必殺技扱いの覇王翔吼拳の反射を成し遂げている。
・・・・すごい悪役だ。
天獅子悦也の漫画「カーマンに指令を―龍虎の拳・外伝」では外見通りの悪役として登場。
刃物を振り回してリョウを倒し、不破流を最強と証明させようとするが、股間が覇王翔孔拳に炸裂された。
悪役でも読者を爆笑させることを忘れない!
蒼木雅彦の漫画『八神庵の異世界無双』においては大門五郎に化けていたキャラクターとしてまさかの登場。頭突きをアテナの盾で受け止められて逆にダメージを負うと例のあのポーズと顔芸を披露し、正体を表す。アテナを例によって『すごい漢だ』と称賛するが、女だとツッコミを受けた。
サプライズ参戦しただけでなく、相手を称賛する事を忘れない!
KOFでも手合わせ望む!
当然このインパクト抜群の漢をプレイモアが放っておく訳がなく、KOF2002UMでは背景キャラとして出演。
いつもの半裸装束で、腕に子供をぶら下げながら、ぐるぐると回転しているのだ。
子供相手のファンサービスを忘れない!
忍者ならいついかなる時も正装!
さらにKOFXIIにもリザルト画面に登場。
TV局のスタジオと思われる場所で、いつもの半裸装束で、解説者として出演しているのだ。
余りにも場違いな服装だが、決してお金が無くてスーツが買えないからではない。
格闘家であり、忍者である彼は、この半裸装束こそ勝負服…もとい、正装なのであるからだ。
どんな場所であろうと、己の心情を崩さない!
不破忍道入門もんもん・・・
元々、『ART OF FIGHTING 龍虎の拳外伝』の稼働当初では特に見向きもされなかった不破師範であるが、個人サイトである「墓標」で取り上げられたのを切っ掛けに、ここ数年で認知度を上げるに至ったのである。
特に上記のコンテンツを動画化した「不破忍道入門」では、小板橋篤記氏のセルフエコーを交えたナレーションに視聴者の脱衣KOは免れないだろう。
恐るべきナレーション!
他のキャラクターを輝かせる漢だ。
KOFXIVには登場しないものの、ロバート・ガルシアvsバンデラス・ハットリ戦の特殊イントロにて頭突きを使う忍者として挙げられているのだ。
バンデラス戦でロバートが勝利した時は拙を「頭突き野郎」呼ばわりしながらも「何倍も歯応えがある」と(一応)賞賛はしているようだ。
彼がイメージに合わない小汚い悪役をすることに危惧と憤りを感じる諸兄もいるだろう。
だが、考えてほしい。もしも彼が主人公を張ってしまうと、 ブロントさんや霊夢の個性がマッハで損なわれ、それぞれのファンが深い悲しみを抱いてしまう。
そう、すごい漢はU-1のようなご都合主義の塊ではないのだ。
あえて汚れ役を受けることによって、他のキャラクターを一際輝かせる存在になる。
まさに縁の下の力持ち!
グラットン伝説や東方陰陽鉄での人気を受け、他の東方有頂天作品でも度々汚い忍者のお供として出演する。中には彼にまで東方キャラとのカッポリんぐタグが作られるほどに活躍する作品や、彼が主人公になる作品も。
ただやはりクロスオーバー関連は人を選ぶので、それらを語る時と場所は弁えるようにしたい。
我が流派は不敗が宿命!
Youtubeでもニコニコ動画でもMMDでもpixivでも彼は活躍場所は選ばない。
MUGENではMr.師範及びMr.師範・改という改変キャラクターも登場し、強烈な必殺技を使う。
もちろん、普通の不破刃も登場し、古今東西の格闘ゲームキャラと壮絶な戦いを繰り広げる。
活躍場所はとどまるところを知らない!
でも、MUGENは基本的にアングラなシロモノなのであまりおおっぴらにしないでね。