「ハッピーかい?」
プロフィール
初出作品 | 龍虎の拳 |
---|---|
格闘スタイル | 棒術 |
出身地 | オーストラリア(龍虎2、NBC)、不明(KOF96) |
誕生日 | 7月4日 |
年齢 | 33歳(龍虎2)35歳(KOF96) |
身長 | 187cm |
体重 | 81kg |
血液型 | B型 |
好きな食べ物 | キャビア、フォアグラ(龍虎2、NBC)、最近日本食に凝っている(KOF96) |
好きなもの | 高価な物 |
好きな音楽ジャンル | ブルース |
好きな言葉 | 狼は生きろ豚は死ね |
好きな異性のタイプ | 俺の心の隙間をうめてくれる女だ |
尊敬する人物 | なし |
ライバル | くだらんことをきくな! |
家族構成 | 不明 |
最終学歴 | 不明 |
趣味 | ブルースを聞くこと、サウスタウン制圧の計画を練ること |
大切なもの | 街(サウスタウン)のすべて |
嫌いな食べ物 | 安物の食い物 |
嫌いなもの | 自分の計画を邪魔するヤツ |
得意なスポーツ | 忙しいのでスポーツする暇などない |
特技 | ドラム演奏 |
CV・演者 |
概要
「龍虎の拳」「龍虎の拳2」の両作品で中ボスをつとめる、サウスタウンを影で牛耳る組織の大幹部である彼は、ユリ・サカザキ誘拐事件の首謀者でもある。
若い頃のギース・ハワード(26歳)と組織内でライバル関係にある。
KOFシリーズにおいてもギースとは対立関係にありEDでは狙撃を用いて暗殺しようとしたり手駒を彼の下に送り込んでいる。
人物
本名が「ジェームス」で苗字は不明。
オーストラリア出身の元アメリカ軍人。陸軍の大佐で特殊部隊に所属しており退役後に海軍に所属したことがある。得意の「棒術」も特殊部隊在籍時、現地の部族からノウハウを伝授されたともいわれている。
アメリカ海軍のパイロットのジョン・クローリー大佐の命の恩人である。
気の短いところが目立ち、人から指図されることが嫌い。
生まれつきの悪人ではないらしく、元は孤児だったらしくお世話になった孤児院に匿名で寄付を続けているという意外な一面ももっている。
身長体重は187cm、81kgと、190cm越えがゴロゴロいる格闘ゲーム業界では、さほどBIGではない。
では、なにがBIGなのかといえば想像に難くないが、それはあえて言わないのが大人の醍醐味であろう。とある4コマ漫画では「私はもうMr.BIGではなくMr.ミドルだよ・・」と悩んでいるネタがある。
テーマ曲
- 工場のブルームーン
「龍虎の拳」でのテーマ曲。タイトルは瀧廉太郎の歌曲「荒城の月」のパロディで、もしかしたらSNKが昔出したアクションゲーム『サイコソルジャー』の楽曲「傷だらけのBLUE MOON」もかかっているかもしれない。
Mr.BIGのステージが工場内であることも関係していると思われる。
スーパーファミコン版では大幅にアレンジされている。
- BLUE MOON FACTORY -Oh Oh BIG MIX-
「龍虎の拳2」でのテーマ曲。 上「工場のブルームーン」のアレンジ。
- Dust man
KOFシリーズでのテーマ曲。『KOF96』と『KOF98UM』で共通。こちらも良曲として知られている。
※ちなみにMr.BIGの好きな音楽ジャンルは「ブルース」。
「彼は凄いわよ」
KOF'96に出場した際、Mr.BIGを1人目に選択すると、2人の美女をはべらせて登場する。
これだけでも充分に凄いが、美女の1人が相手の目の前まで歩み寄り、「彼は凄いわよ。」と挑発してから去っていく。
Mr.BIGの凄さの片鱗が垣間見える凄い演出といえる。・・・・すごい漢だ。
なお、「KOF98」(通常版)のアメリカステージの背景や、「KOF2002」(通常版)のメキシコステージの背景でもMr.ビッグは彼女達と登場している。
ちなみに「KOF96」のラスボス戦は、ゲーニッツの起こした嵐によって、うしろで観客が吹っ飛ばされるような大惨事の中で行われるのだが、勿論そのような状況でも、この女性は臆することなくゲーニッツを挑発する。
Mr.BIGへの信頼の厚さがうかがえるワンシーンである。・・・・すごい漢だ。
SNKといえば、背後で暗黒神が復活しているのに、なにごともなかったかのように審判を続ける黒子とかもいたが、それに匹敵するくらい凄いと言わざるを得ない。
では、Mr.BIGのなにがそんなに凄いのかといえば想像に難くないが、それはあえて言わないのが大人の醍醐味であろう。
空耳
「お味噌スープ!」「龍虎の拳2」におけるMr.BIGの挑発台詞。
SNK格闘ゲームの空耳ネタは多いが、初期の代表的なもののひとつ。
正確には「Over so soon?」であり、「もうイっちまったのかい?」というような意味になる。
色物化
龍虎」シリーズではハードボイルドさを漂わせる悪人だったのが「KOF」では色物化してしまったのである。代表的なものとして、
■順番待機中にチームメイトが勝つとスキンヘッドが光る。
■妙な台詞が多く、登場時には「ハッピーかい?」と言い、勝利時には映画サタデーナイトフィーバーで主演のジョン・トラボルタが取る決めポーズを真似たり、笑みを浮かべながら漫画ジョジョの奇妙な冒険第4部の主人公・東方仗助の口癖をもじった「全くグレイトだぜ」という台詞を口にする。
■『'98UM』ではチャン、チョイと組んでクリアすると、スキンヘッドつながりをネタにした専用の一枚絵を見ることができる。
■アプリゲーム「KOF ALLSTAR」では、公式の病気(?)のせいで女体化したビッグが登場している。スキンヘッドからロングヘアに変化。姿が変わっても性格は前のままである。詳細はプリティー・ビッグの項目を参照。
性能
技のリーチが全体的に長く、近〜中距離戦を得意とする。必殺技も全体的に可もなく不可もないものが揃っている。
初代『龍虎の拳』ではジャンプができないキャラクター(そのためラウンド開始時に他のキャラクターがバックジャンプするのに対し彼のみ後転する)だったが、『2』以降の登場作品からはジャンプができるようになった。なお、初代『龍虎の拳』のみCPUが操作する場合はダッシュパンチが必殺技として扱われる。
全作品通して立ち回りの主力となるのがしゃがみ弱P。逆にいえば、これが通じないキャラクターはそれだけで苦戦を強いられる。
『KOF』では、『龍虎の拳』では使わなかった足技も使うようになった。弱Kは発生が早く、強Kはリーチが長いが、キャンセルの掛かる技が少ない。また、『'96』ではマチュアやバイス同様、しゃがみ強パンチが足払いの性能でしゃがみ強キックがダウンを奪えず、普通のキャラよりも癖がある。
必殺技は技バランスがいいものの、同じ技でも作品によって性能にかなりの違いがあり、性能差を把握する必要がある。
しゃがみ弱キックからしゃがみ弱パンチへの目押しが難しいなど連続技の難易度が高めでヒット確認が必須。総合的には中級者以上向けのキャラクター。
96ではおかしな食らい判定があり、このキャラ限定の即死連続技が存在する。(例.ラルフのバリバリバルカンパンチ)
同96の没技として、クレイジードラム、スピニングランサー、カリフォルニアロマンスを連続で繰り出す乱舞技「棒どつきスピニングちょっと対空(仮称)」が存在し、仮の名前はともかく見栄えは悪くなかったため採用に至らなかった事を惜しむ声もある。
そして20年以上の時を経てその技が『KOF_ALLSTAR』で復活を遂げる。
7:12~7:18辺り
関連イラスト
関連タグ
龍虎の拳 ザ・キング・オブ・ファイターズ スキンヘッド 暗黒街の首領 ギース・ハワード ジョン・クローリー タクマ・サカザキ