声:マイケル・ビアード(龍虎の拳2),コング桑田(KOF NEOWAVE)
龍虎の拳は餓狼伝説より時間軸が前であるためギースも26歳の青年として登場している。まだ日本かぶれでなくスーツ姿である。
当時はMr.BIGと同じくサウスタウンを牛耳る犯罪組織の若き幹部。表社会への進出および裏社会へのアピール、そしてBIGをおびき寄せるため「キング・オブ・ファイターズ」を開催した。
後の代表技である「デッドリーレイブ」はこの頃、導入された技である。
初登場時は雑誌でシルエットの状態だったためシルエットからアンディ・ボガードと推測したファンもいたようだ。一部ではこの若ギースの容姿から、「実はアンディはギースの息子ではないのか?」と勘ぐった者もいたが無関係である。
ちなみに龍虎の拳2のOPストーリーデモで後ろ姿だが実は既に登場している。
SFC版龍虎の拳2では当時家庭用移植では唯一、隠しプレイヤーキャラクターとして対戦でのみ使えた。
その後、KOF NEOWAVEにて何とラスボスとして登場。声優は今のギースを演じているコング桑田氏が担当している…のだが、厳密に言えばカプエス版ギースの流用でボイスピッチを上げたものである。
思わせぶりなムービーこそあるものの、NEOWAVEはドリームマッチ(システムのベースはKOF2002)のためストーリーは特に無く、従来のKOF世界では中年だったはずのギースが何故突然若返ったのか等の理由は一切語られない。
グラフィックや技の構成こそ龍虎の拳2とほぼ同じだが、エフェクトや性能はグレードアップしており、デッドリーレイブがガード不可等、他キャラと比べられない程強い。
後にAW-NETのポイント購入でプレイヤーも使用可能になった(家庭用では条件隠しキャラ)。性能はそれ相応に下げられているが、ガード不可のデッドリーレイブはそのまま使える為、十分強い。
対戦中、彼の勝利セリフである「ナイスファイ!」がやたら聞こえるという逸話(?)もある。
大乱闘スマッシュブラザーズSPECIALではテリー・ボガードの参戦によりスピリッツバトルでギースがスピリットとして登場するのだが、スピリットの憑依先がMiiファイターで外観がゼルダ姫の髪型+スーツ姿という若ギースを意識した出で立ちで登場する。
関連項目
鏡慶志郎…非常にそっくりな人。ちなみに日本人のくせにギースとは対照的にアメリカかぶれ。