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ピクシブ百科事典

ゼルダ姫

ぜるだひめ

『ゼルダの伝説』シリーズに登場するハイラル王家の姫君。作品によって姿や役割などが異なっている。
目次[非表示]
  • 1 概要
  • 2 ゼルダの伝説シリーズでのゼルダ
  • 3 登場作品
  • 3.1 伝承の時代
  • 3.1.1 スカイウォードソード
  • 3.1.2 ふしぎのぼうし
  • 3.1.3 4つの剣
  • 3.1.4 時のオカリナ
  • 3.2 ①リンクが帰還した歴史
  • 3.2.1 ムジュラの仮面
  • 3.2.2 トワイライトプリンセス
  • 3.2.3 4つの剣+
  • 3.3 ②リンクが勝利した歴史
  • 3.3.1 風のタクト / 夢幻の砂時計
  • 3.3.2 大地の汽笛
  • 3.4 ③リンクが敗北した歴史
  • 3.4.1 神々のトライフォース
  • 3.4.2 夢をみる島
  • 3.4.3 古代の石盤
  • 3.4.4 ふしぎの木の実
  • 3.4.5 神々のトライフォース2
  • 3.4.6 トライフォース3銃士
  • 3.4.7 ゼルダの伝説
  • 3.4.8 リンクの冒険
  • 3.5 時代不確定
  • 3.5.1 ゼルダ無双
  • 3.5.2 ブレスオブザワイルド / 厄災の黙示録
  • 3.6 その他
  • 4 メディアミックスでのゼルダ姫
  • 4.1 乱丸著「ゼルダの伝説」「リンクの冒険」
  • 4.2 こばやし将著「ゼルダの伝説」
  • 4.3 未将崎雄著「ゼルダの伝説」「リンクの冒険」
  • 4.4 アドベンチャーヒーローブックス「リンクの冒険 ハイラル英雄伝説」
  • 4.5 アドベンチャーヒーローブックス「新・ゼルダの伝説」
  • 4.6 暗黒トライフォース伝承
  • 4.7 黒き影の伯爵
  • 4.8 田口順子著「神々のトライフォース」
  • 4.9 かぢばあたる著「夢をみる島」「神々のトライフォース」
  • 4.10 『リルトの誓い』
  • 4.11 姫川明版
  • 4.12 4コマまんが王国
  • 5 外部出演
  • 5.1 大乱闘スマッシュブラザーズ
  • 6 担当キャスト
  • 7 余談
  • 8 関連イラスト
  • 9 関連タグ
  • 概要

    ゼルダの伝説』シリーズに登場するお姫様。通称「ゼルダ」。

    作品名にも冠されているため知らない人からは主人公だと勘違いされやすいが、主人公はリンクである。
    大抵の作品ではリンクの冒険における目的の一つに「ゼルダの救出」があり、ヒロインないしキーパーソンとして登場する。しかし、どの作品も必ずメインというわけではなく、リンクと行動を共にする場面が描かれることもあれば出番が少なかったり名前だけの登場であったり作中に全く登場しないこともある。
    シリーズ毎にゼルダ姫も多数存在し、基本的には作品ごとに異なる素性を持つ別人である。これはリンクも同様。

    勇者と姫という関係性からメディアミックスではリンクと恋仲になるケースもあるが、原作では信頼関係こそあれど明確な恋愛感情は見られない。
    ……はずだった

    ゼルダの伝説シリーズでのゼルダ

    「知恵のトライフォース」を宿したハイラル王国の姫で、「予知能力に長けており、ハイラルの危機を予知する」という設定で登場することが多い。それ故に登場する作品では、ガノンドロフをはじめ彼女のトライフォースや能力を狙った悪役に狙われる役回りが非常に多い。「囚われの姫」という立場のこともあれば、悪を抑え込むため自らの意志で封印されている、ということもある。
    剣を扱ったり光の弓矢でリンクの援護をしたり等、戦闘している描写も度々登場する。作品によっては魔法に長けている、トライフォースを攻撃手段として活用するといった設定付けがなされることもある。
    大地の汽笛』やゲームブック『蜃気楼城の戦い』では彼女を操作する場面が存在する。また、任天堂は製作に関わっていないものの、CD-iで発売された『Zelda's Adventure』(日本未発売)ではゼルダを主人公としており、従来作品のリンクと同様剣と魔法を駆使してダンジョンを攻略していく姿が描かれている。…ただし、CD-iというハードそのものの知名度が低く、なおかつCD-iで発売された『ゼルダの伝説』関連の作品は軒並みクソゲーと悪名高いため、現状公式で唯一ゼルダが主人公を務めた作品ではあるが黒歴史扱いとなっている。

    作品ごとに登場するゼルダ姫は同名ではあるものの、殆どが生まれた時代の異なる別人である。
    同名である理由は、ハイラル王国の始祖となった女性の名前が「ゼルダ」であり、各時代のハイラル王家が彼女にあやかって姫を名付けたためとされている。
    更にある時代には、トライフォースを巡る争いで悲劇が起きてしまい、それを忘れぬようにと歴代の姫には「ゼルダ」と名付けることを習わしとしている。この伝承が本作のタイトルにもなっている『ゼルダの伝説』である(後述の「リンクの冒険」を参照)。
    このため、代が明らかになっている場合は「○○代目ゼルダ姫」と表現されることもある。

    後にその正体は、女神ハイリアの生まれ変わりであることが判明する。

    「ゼルダ」という名称は、『ゼルダの伝説』シリーズの略称として使われる場合も多いため、人物を指していることを明示する場合は「ゼルダ姫」と呼ばれることが多い。
    なお『スカイウォードソード』のゼルダは一般人であり、姫ではないが上記の事情から便宜上「ゼルダ姫」と呼ばれる。pixivのタグも同様である。

    登場作品

    ※以下はシリーズの歴史順に登場作品を記載。発売順ではないことに注意

    伝承の時代

    スカイウォードソード

    스카이워드소드 젤다
    ゼルダ


    天空に浮かぶ島「スカイロフト」で暮らす少女。リンクの幼馴染でありバドからも好意を向けられている。シリーズでも珍しい姫ではないゼルダ
    ある日、竜巻に飲み込まれて地上へと落下。そこで出会った謎の老婆から「女神ハイリアの生まれ変わり」であると告げられる。

    Divine Light


    かつて女神ハイリアは魔族の王――終焉の者と戦い、その末に封印した。しかし女神の術でも完全にとは行かず、封印を安定させるために転生体であるゼルダが過去に行く必要があったのだ。
    ゼルダは己が使命に従って過去へと飛び、終焉の者の封印維持のため永い眠りにつく。しかしリンクによって元凶が倒されたことでその必要もなくなり目覚めの時を迎える。

    だが、まだ戦いは終わっていなかった。
    目覚めたところで魔族長ギラヒムに連れ去られ、その力を終焉の者の復活に利用されてしまう。
    本来ならすぐにでも人間たちを滅ぼすところだが、終焉の者はリンクやバドの奮闘を見て今の人間に興味を抱き、リンクとの一騎討ちを提案。
    死闘の末にリンクが終焉の者を再封印したことで今度こそ戦いは終わりを迎えたのだった。
    そして使命から解放されたゼルダは、地上でリンクと一緒に過ごすことを決意する。

    ふしぎのぼうし

    笑い


    ハイラル王国の王女。リンクとは幼馴染。敬語は殆ど使わず友人としてリンクに接して来る。
    リンクと一緒に城下町のお祭りを楽しんでいたが、武術大会の優勝者グフーから呪いを掛けられ石化させられてしまう。

    グフーの目的は、エゼロから奪った「魔人のぼうし」とフォースという力を合わせることにより魔神へと至ることにあった。やがてそのフォースがゼルダ姫の体内に宿っていると気づく。
    石化したゼルダはフォースを抜き取られてしまうが、魔神となったグフーもフォーソードを持つリンクには敵わず倒された。

    無事救出されたゼルダだが、グフーによって城は変り果て人々も石化させられ、とても喜べる状況ではなかった。しかしゼルダの体内にはわずかにフォースが残っており、エゼロの協力の元、魔人の帽子の力によって最後の奇跡を起こし、城も人々も元の姿に戻ったのだった。

    4つの剣

    ★★★★ゼルダ姫@4つの剣


    ハイラル王国の王女。
    風の魔人グフーの封印を司る神殿を管理していたが、突如復活したグフーに拉致されてしまう。
    しかしグフーは、フォーソードの力で分裂したリンクによってダメージを受け、弱ったところをフォーソードに再封印された。
    救出されたゼルダだがリンクの数が増えていることに驚いてしまい、同時にフォーソードの伝承は本当だったと喜びを見せる。

    時のオカリナ

    ゼルダ姫さま
    時オカゼルダ姫


    ハイラル王国の幼い姫。7年後の姿も登場しており、シリーズで初めて幼少と大人のゼルダ姫が描かれた(後述のメディミックス版は覗く)。乳母にはシーカー族の長を務める若い女性のインパがいる。
    ヴェールのようなものをかぶっているため髪型は不明だが、後述の姫川版時のオカリナにて髪型が判明する。

    統一戦争を得てハイラル王国がすべての種族を統治していた時代。ゲルド族の王ガノンドロフもまたハイラル王に忠誠を誓っていたが、幼いながらもゼルダはその振る舞いを見せかけだと見抜いていた。

    その理由は夢の中のお告げにあった。
    ハイラルが暗雲に覆われたその時、森から一筋の光が射す。それは暗雲を祓い、大地を照らした。
    やがて光は緑色の石を掲げ、妖精を連れた少年の姿となった。
    この夢をお告げと受け取ったゼルダは、ハイラルを覆った暗雲がガノンドロフであり、トライフォースを奪うために王に近づいたと確信する。
    お告げの内容を王に話すも取り合ってくれず、ゼルダはただ一人でガノンドロフを見張っていた。

    そんな時、ケポラ・ゲボラの導きによって現れたリンクと城の中庭にて対面する。正体不明の人物として驚いていたが、リンクが妖精を連れていると知ると「森の精霊石」を持っていると見て夢の中の出来事を話す。
    そして王家に代々伝わるトライフォースの伝承も話し、ガノンドロフに奪われる前にトライフォースを手に入れて倒すことを提案する。
    協力を約束してくれたリンクに直筆の手紙を託し、インパに頼んで精霊石を探す冒険へと送り出した。

    だがリンクが3つの精霊石を揃えると間もなくガノンドロフによるクーデターが起こる。父を殺され、城も町も焼かれたゼルダはインパに守られながらいずこかへ逃げ去った。その際にすれ違ったリンクに王家の秘法「時のオカリナ」を投げ渡すのだった。
    リンクは精霊石と時のオカリナを用いて時の神殿の扉を開き、聖地へと足を踏み入れる。だがトライフォースのすべてを手に入れることは叶わず、力はガノンドロフに、知恵はゼルダに、勇気はリンクに宿ることとなった。

    ゼルダとしては皮肉なことに、知恵と勇気のトライフォースは自分とリンクが手にしたが、力のトライフォースはガノンドロフの手に渡った上に故郷を滅ぼされてしまった。

    シーカー族の末裔


    それから7年後。美しい女性へと成長したゼルダは、魔法によってシーカー族の少年シークに化け、ガノンドロフの目から逃れ続けていた。一方で正体を隠したままリンクと接触し、不思議な力を持つ歌を伝えた。
    やがて6人の賢者から協力を得たリンクに正体を明かし、自分こそ7人目の賢者であると告げる。そして大魔王ガノンドロフを打ち倒す力として光の矢を授けた。
    直後、ガノンドロフによって拉致されてしまい、リンクをガノン城に誘き出すための餌にされてしまう。

    すべてのトライフォースの行方を賭け、勇者と大魔王の激突が展開される。
    勝負はリンクが制したが、ガノンドロフは城を崩壊させて道連れにしようとする。ゼルダは魔法によって城のロックを解除し、リンクを外まで導き共に脱出を果たす。
    しかしガノンドロフはまだ生きていた。暴走した力のトライフォースによって巨大な怪物ガノンへと変貌。ゼルダ姫が見守る中、最後の勝負が繰り広げられる。
    一進一退の攻防を演じるが、凄まじいタフネスを持つガノンにはマスターソードでも有効打を与えることができなかった。しかしゼルダ姫は、ガノンが見せた一瞬の隙を突き封印の力を発動。光の波動を当てて動きを封じる。
    リンクのマスターソードがガノンの額を貫いたその時、ゼルダ姫は賢者たちとの協力によって封印術を発動。ガノンドロフを聖地へと封印することに成功する。

    すべてが終わった後、ゼルダ姫は時のオカリナの力によってリンクを元の時代へと帰還させる。こうしてこの時代には、ゼルダ姫だけが……知恵のトライフォースだけが残された。
    そしてクーデターが起こる前の時代に戻ったリンクは、再び城の中庭にてゼルダと対面を果たすのだった。

    この結果、

    • ①「リンクが帰還した歴史(勇気のトライフォースを持つこどもリンクがクーデターを未然に防いだ時代)」
    • ②「リンクが勝利した歴史(知恵のトライフォースを持つゼルダが地上に残された時代)」
    • ③「リンクが敗北した歴史(力のトライフォースを持つガノンドロフが勝利した時代)」
    という三つの歴史に分岐することとなる。

    ①リンクが帰還した歴史

    ムジュラの仮面

    リンクの回想にのみ登場。時のオカリナと同一人物だが「リンクが帰還した歴史」の方の幼いゼルダ姫となる。
    リンクがハイラルから旅立つ際、「いつかまた会える時が来るように」「リンクの無事を祈って」と願いを込めて時のオカリナと時の歌を託した。これによりリンクは時の女神の協力によりクロックタウンの時間を巻き戻ることで窮地を脱した。
    「リンクの無事を祈って」という願いは叶えられたが、皮肉にももう一つの願いの方は叶うことがなかった

    トワイライトプリンセス

    トワプリゼルダ


    ハイラル王国の王女。美しい大人の女性となっている。ただしメインヒロインの役回りはミドナが務める。
    影の世界から侵略して来た僭王ザントの軍勢に降伏し、ハイラル城の一室に幽閉されてしまう。
    後にザントによって瀕死の重傷を負ったミドナを治癒させ、光の世界でも実体化できるようにした。
    しかし引き換えにゼルダは光となって消滅してしまった……かに思われた。
    実際は肉体はハイラル城に留まり、意識の方はミドナの心と共存する形で同居してリンクを見守っていた。
    これを恩義にと考えたミドナは態度を軟化させ、心からリンクに協力するようになる。

    ラストバトルでは真の黒幕によって憑依されてしまい、一番手としてリンクと激突する。
    助けられた後は退場したミドナに代わってリンクのパートナーとなり、騎馬戦にて弓矢を用い自ら戦列に加わる。
    最後の一騎討ちでは障壁に遮られて手出しができなかったが、目を逸らすことなくリンクの奮闘と勝利を見届けた。

    4つの剣+

    4swords


    ハイラル王国の王女。リンクとは友人同士。
    4つの剣の続編であり、6人の巫女と共にグフーに攫われてしまう。だがグフーの背後には真の黒幕が潜んでいた。

    ②リンクが勝利した歴史

    風のタクト / 夢幻の砂時計

    詳細はこちらを。

    大地の汽笛

    ハイラル王国の王女。前述のテトラの玄孫(5代目)に当たる。
    詳細はこちらを。

    ③リンクが敗北した歴史

    神々のトライフォース

    ゼルダ姫@神々のトライフォース(正装)◇
    ★★★神トラゼルダ姫


    ハイラル王国の王女。かつて闇の世界の扉を封印し、魔盗賊ガノンの野望を阻止した7賢者の末裔の1人。
    神父など年上に対しては敬語を使うが、リンクに対してはタメ口で話す。
    リンクのことは初めて会った時から伝説の勇者ではないかと思っており、終盤で助け出されたことで確信する。

    本編開始前、ハイラル各地で災いが起こる。
    疫病、かんばつ……魔法では解決できない事態に人々は苦しめられていた。
    だがしかし、突如として現れた司祭アグニムの魔法によってそれらは鎮められる。
    人々は彼を救世主として崇め、ハイラル王も感謝して城に招き入れる。

    しかしアグニムの正体は、数世紀前に勃発した「封印戦争」の折に闇の世界に閉じ込められた魔王ガノンの分身であった(アグニムにガノンが憑依している)。
    国を任されるようになったアグニムは本性を現すと王を殺害し、兵士たちを洗脳し、ゼルダ姫を捕らえ、ハイラル城を乗っ取ってしまう。

    アグニムは闇の世界の扉を開くために7賢者の末裔を次々と生贄に捧げていった。ゼルダ姫の番が近づいた頃、彼女は助けを求めるテレパシーを送る。その声を聞いたリンクによって牢獄から救出され、神父の元へ匿われることに。
    リンクは打倒アグニムを果たすべくマスターソードを手にするが、その時にはゼルダ姫は連れ戻されてしまっていた。リンクが駆け付けるも一歩間に合わず、生贄に捧げられてしまう(闇の世界の各ダンジョンに封印されている)。

    その後、ゼルダと末裔たちは各地のボスを倒したリンクによって無事救出された。ゼルダは賢者の末裔たちと力を合わせてガノンの塔の封印を解き、リンクを最後の決戦へと導く。
    アグニムはリンクによって討たれ、黒幕であるガノンも後を追う形で敗れ去った。そしてトライフォースに触れたリンクの願いによりアグニムに殺された者たちは生き返りを果たし、今度こそハイラルに平和が戻ったのだった。

    夢をみる島

    どっちにするの?


    神々のトライフォースの後日談を描いた作品。
    ゼルダ姫は名前しか出て来ないが、彼女とよく似た容姿の少女マリンが登場した。初めて登場した「ゼルダ姫以外のヒロイン」となる。

    古代の石盤

    神々のトライフォースから6年後を描いた作品。リンクは未登場。

    ふしぎの木の実

    ゼルダ姫


    ハイラル王国の王女。リンクシステムを使用した追加シナリオのみ登場する。
    魔王ガノンの復活を目論むツインローバによって拉致され生贄に捧げられそうになるが、駆け付けたリンクに救出される。その後、自らを生贄にしたツインローバによってガノンが降臨するが、リンクによって撃破された。
    密かにインパに頼んでリンクのサポートを行わせていた。

    神々のトライフォース2

    神トラ2を遊びました


    ハイラル王国の王女。ハイラルの秘法であるトライフォースを管理している。
    序盤にてトライフォースを狙うロウラル王国の司祭ユガによって額縁に閉じ込められてしまう。だがトライフォースは散り散りとなり、ゼルダには知恵のトライフォースが宿る。

    ユガは先兵でしかなく、その背後には黒幕が潜んでいた。
    ところがユガは黒幕を裏切って絵画にしてしまい、己が欲望を満たすためにリンクと最後の戦いを繰り広げる。
    ゼルダは額縁に閉じ込められながらもリンクに光の矢を託し、打倒ユガに最後まで協力する。
    死闘の末にユガは封印されるという末路を辿り、ゼルダ姫もまたヒルダ姫共々解放された。

    ヒルダ姫は、ロウラルのトライフォースが失われたことで滅び行く世界(ロウラル)を救おうとしており、ユガが破れた今でもリンクとゼルダに敵意を向けていた。
    だがしかし、元臣下ラヴィオに自らの過ちを諭されたことで改心。滅びの運命を受け入れることに。
    その後、事情を知ったリンクとゼルダがハイラルのトライフォースに祈りを捧げたことでロウラルのトライフォースが復活を果たす。こうして二つの世界は平和と均衡を取り戻した。

    トライフォース3銃士

    ゼルダ姫は未登場。ただし神々のトライフォースおよび神々のトライフォース2のゼルダのドレス「ハートフルドレス」が登場する。

    ゼルダの伝説

    Princess of hyrule


    シリーズとしては初登場作品。ハイラル地方にある小国のお姫様。エンディングのみ登場。
    かつては偉大な王がトライフォースの力によって国を栄えさせていたが、現在では小国となってしまっている。
    小国に攻め込んで来た魔王ガノンに力のトライフォースを奪われてしまったが、ゼルダは知恵のトライフォースを8つに分けて各地に隠した。ゼルダは命こそ奪われなかったが、物語開始時点でガノンの神殿に囚われてしまっている。
    老婆のインパから事情を聞いた旅人の少年リンクによって知恵のトライフォースは揃えられ、魔王ガノンも倒されたことで無事救出された。

    蜃気楼城の戦い


    後日談を描いた蜃気楼城の戦いではロングヘアとなって登場。リンクとは両想いとなっている。

    リンクの冒険

    Zelda II: Princess Zelda I


    上記の「ゼルダの伝説」の後日談的な作品。初代ゼルダ姫が登場する。
    初代は亡き父王から勇気のトライフォースの在り処を知らされていたが誰にも話そうとしなかった。王位を継いだ王子(兄)にも黙っていたため怒りを買い、鞭を振るわれたり、王子の側近の魔術師から「永遠に眠り続ける魔法をかけるぞ」と脅されてしまう。それでも頑として口を割らなかった。

    その態度にしびれを切らせた魔術師は本当に魔法をかけようとする。王子は止めようとしたが魔術師に弾き飛ばされ、こうして初代は長い眠りにつくこととなった。魔術師も魔法の発動と引き換えに絶命してしまった。
    自分の行いを後悔した王子は嘆き悲しみ、この悲劇を忘れぬようにと歴代の姫には『ゼルダ』という名前を付ける習わしとした。

    その後、初代が眠りについた部屋(北の城)は開かずの間とされ、王家に代々使えるインパの一族によって密かに管理されて来た。この伝承が『ゼルダの伝説』である。

    リンクは左手の甲にアザができた際、これらの事情をインパから聞かされる(アザを持ったリンクこそ勇気のトライフォースを手にできる資格を持つと言い伝えられたため)。
    伝承通りアザを持ったリンクは古文書の内容を解読し、かつて王が秘匿した「勇気のトライフォース」を得る冒険に出る。

    リンクは守護者たちを倒し、最後の試練として立ちはだかった自分自身にも打ち勝ったことで勇気のトライフォースを手にする。
    完全な形となったトライフォースの力により、初代は目覚めの時を迎えるのだった。

    エンディングでは幕が下ろされた後、その向こう側でリンクにキスを示唆するシーンがあり、ゼルダ姫の中でも珍しい描写がされている(前述の通りリンクとゼルダ姫は基本的に恋愛関係にはない)。

    時代不確定

    ゼルダ無双

    【色鉛筆伝説】ゼルダ描いてみた









    ハイラル王国の王女として登場。美しい大人の女性の姿をしている。
    聡明で勇敢。それゆえに自らの立場も顧みず行動するためインパには心配されている。リンクに対しては訓練兵だった時から目を止め、以後も強い信頼を寄せる。

    主に細剣を使って戦うが、必殺技などで光の矢も使用する。他にも、タクト、コピーロッド(要DLC)を使用して戦うこともできる。特にコピーロッドでの必殺技は、ゴルフスイングの要領で敵をかっ飛ばした後、眺めるように見るというゼルダにしては珍しい動作を見せる。
    ゲーム的には大乱闘スマッシュブラザーズDXに続くプレイアブル化。冒頭でハイラル城がウィズロの軍勢に陥落させられた際に行方不明となってしまい、仲間になるのは中盤に入る頃からとなる。

    特典として「スカイウォードソード」「時のオカリナ」「トワイライトプリンセス」「ブレスオブザワイルド(ハイラルオールスターズDXのみ)」のコスチュームに着せ替えることができるようになった。
    3DSのハイラルオールスターズで新シナリオ『風のタクト編』が追加されたが、リンクと共に異変に赴こうとした時にインパに止められてしまい、リンク、ラナと違ってメインキャラの中では唯一出番がない。

    リンクとラナは現地で出会ったテトラと共闘するという、大人の事情を感じさせる展開となる。

    またDLCで大地の汽笛のトゥーンゼルダが使用可能となり、こちらはファントムに憑依して戦う(ファントムを操作する)。難易度が辛口な上に、解放するためにはステージを進めて何十回も戦う必要があるので少々手間が掛かる。

    ブレスオブザワイルド / 厄災の黙示録

    ハイラル王国の王女として登場。
    詳細はこちらを。

    その他

    CD-iシリーズ(日本未発売)米国アニメ
    CD-i のアレ
    イラスト募集


    メディアミックスでのゼルダ姫

    主に漫画版について掲載。多くが古い作品のため現在では入手困難である。
    物語の要点やネタバレまで含めて記載しているため、これから読みたいという方は閲覧注意

    乱丸著「ゼルダの伝説」「リンクの冒険」

    「あなたは死んではいけない!!」
    「ハイラルのために…いいえ…私のために…」

    原作通りハイラル地方の小国のお姫様として登場。シスターが付ける白いヴェールのようなものをかぶっているため髪型がわかりにくいが、パーマ(くるくる)の掛かったセミロングである(時のオカリナに出た幼いゼルダ姫とよく似た格好)。

    攻撃系の魔法は使用できないが、竜巻を鎮めようとするなど天候に干渉できる模様(ただし本人も「できるかどうかわからない」と述べ、実際に失敗している)。また変身魔法の使い手という独自の設定があり、リンクに化けたこともある。

    劇中では木の棒で不意打ちをしたり(後述)、リンクに化けて剣で戦うシーンがある(ただしガノンの手下一人にも勝てないなど、正面切っての戦いは苦手なようである)。
    戦術の指揮に長けており、リンクたち強豪が不在の中、ダルニアの町を襲撃した敵勢に対し町民たちを指揮して持ち堪えみせた。
    姫としては慈愛と勇気と可憐な振る舞いを見せるが、本質はかなりお転婆な女の子である。

    ハイラルに攻め込んだガノンに力のトライフォースを奪われ、護衛隊長であるゾッドまで寝返ってしまう。しかしゼルダは、知恵のトライフォースを8つの欠片に分けて隠すことに成功する。その後、乳母インパと共に囚われの身となる。
    ガノンからトライフォースの在り処を吐くように言われ続けたが、その間にトライフォースの場所を指し示すお守りをインパに託して逃がしていた。
    このお守りは後にインパを助けたリンクの手に渡ることとなる(その際にインパは衰弱から絶命してしまう)。

    なお、お守りにはゼルダの姿を投影して言葉を伝える機能があり、その姿を見たリンクには一目惚れされた様子。当初は伝言的な機能として描写されていたが、後に明確に「リンク」を認識して会話ができるようになった。

    物語中盤にてライネルと相打ちになったリンクを死後の世界から救い出すべく自らの命を捧げる。
    エンディングにてそのことが判明し、リンクは自分の命を与えることでゼルダを生き返らせようとする。老師の手によって再び魂の交換が行われかけたが、その前にゼルダは意識を取り戻し復活を果たす。
    それは勇者と姫の想いが起こした奇跡だったのか……再会を果たした二人を多くの笑顔が祝福する中では、そんなことはどうでもいいことであった。

    「私もつれていって。私もともに闘います!!」
    「決して足手まといにはなりません。お願い!!」

    続編『リンクの冒険』にも引き続き登場。1巻と比べると明るくお茶目な性格になっている。
    リンクは初代ゼルダ姫を永遠の眠りから起こすべく勇気のトライフォースを求めて旅立ち、ゼルダ姫もまた1巻の終盤から近衛兵ビリーを伴って合流する(理由は「好きな人とは一緒にいたい」ため)。

    2巻ではリンクたちと共にハイラル東部へ航海の旅に出るが、魔法使いが放った竜巻によって船を転覆させられてしまう。その後はダルニアの町の人々に助けられ、共にガノンの残党と戦っていた(ガノンはリンクに討ち取られたが、残党たちを魔法使いの男が指揮している)。
    リンクと合流するが彼はここに至るまでの戦いでマジカルソードと盾を壊されてしまっていた。そこに目を付けたガノン軍がダルニアを襲撃する中、ゼルダはリンクに変身して敵勢の目を引き付ける。手下の1人に殺されそうになるも作戦は功を奏し、ダルニアの人々の協力で完成した新たな剣を手にリンクが参戦。ガノンの軍勢を退けたのだった。

    2巻の中盤では湖に住む魔物に襲われるが敵意がないこと、何かに怒っていることを見抜く。フルートの音色で落ち着かせ、続けて背中にモリブリンの槍が刺さっていることに気づくと引き抜き、ヴェールを引き裂いて即席の包帯にして手当てを行った(これにより髪型が露わになった)。

    そのまま敵の砦に乗り込むが多勢に無勢で窮地に陥る。そこで打開策として変身魔法で自分たちをリンクの姿に変え、敵の目をかく乱させる作戦を行う。結果的にゼルダ姫が「リンク」として囮になってしまい、リンクの血を求める怪物たちに捕まって血を抜き取られて絶命してしまう

    ゼルダ「私…もう、あなたといっしょに…行けそうも…ないわ」
    リンク「何をいうんですしっかり!!」
    ゼルダ「いいの。こうなるのはわかっていたの…」
    ゼルダ「ハイラルを…お願い…ね…」
    リンク「だれか…姫を…」
    ゼルダ「あなたとの旅……楽しかっ……」
    リンク「ゼルダ……!? ゼルダ姫――――ッ!!」

    こうしてリンクにとって最も大切な女性まで犠牲となってしまった。
    しかしゼルダ姫の優しさは先の一件で助けた魔物を駆け付けさせ、窮地に陥ったリンクたちを救わせたのだった。ゼルダ姫の死後は入れ替わるように魔物が仲間に加わる。
    その後、ゼルダ姫の遺体は近衛兵ビリーと共にハイラル王国へと返された。

    一方その頃、ゼルダの血は「リンクの血」としてガノンの復活に使われたが、当然のことながら不完全な復活となってしまい、ガノンは顔の皮膚がドロドロに溶けたゾンビのような姿で蘇ってしまった。

    3巻では先の魔物がピンチのリンクを救うべくガノンに飛び掛かり、共に溶岩の湖へと落下してしまう。しかしガノンを倒すには至らず、魔物は犠牲となった。
    その頃、ゼルダの遺体はビリーによって城まで届けられたが、先回りしたガノン軍によって占拠されており、二人揃って人質にされてしまう。

    ガノンは「自分の血をゼルダ姫に捧げれば生き返るかもしれない」と語り、リンクが持つ勇気のトライフォースと交換を提示する。だが死して尚ゼルダの遺体は力を持っており、その取引を拒むかのようにガノンを苦しめビリーを手放させた。しかしゼルダの遺体は溶岩の湖へと落下してしまう。
    この意を受けてリンクは「姫は炎の中に消えた。ハイラルをガノンのものにしてまで復活を望まない」と決意させ迷いを振り切らせた。

    その後、ガノンはリンクによって討たれ、ゼルダ姫の復活は絶望的となった。それでもリンクは「二度とトライフォースを巡る争いが起こらないように」とゼルダ姫が沈んだ湖にトライフォースを投げ入れる。
    リンクが立ち去った後、湖から一つの影が姿を見せた。それはガノンからリンクを守るために犠牲となった魔物だった。
    直後、その魔物の頭を撫でるもう一つの影が現れる。それは紛れもなく誰よりもリンクを愛し、命を捧げるほどの優しさを持った女性のものだった。

    余談だが「リンクを助けた結果、自らの命を失うもエンディングにて超常の力で復活を果たす」というのはこのキャラで描かれている。
    同じく「人間と敵対する異形を治療したことで改心させる(その異形はガノンに勝負を挑み、生死不明の描写の後で敗北したのが判明するがエンディングで復活する)」というのもこのキャラで描かれている。

    「お前らガノンの手下の生き残りだな。まだ、悪さをしてるのかっ!?」
    「どーお、カッコいいでしょワット卿」

    2巻の外伝(増刊号収録の前日譚)では、仕立て屋の少年に協力させて男装して城から抜け出し、オウムのワット卿と宝探しに出発する。
    この時はタメ口で接しており「男は自分だけの宝物を捜して生きている」とワットが語った時は「キッザ~。でも女だってそうよ」とコメントしている。

    道中、ガノンの手下たちに追われている動物たちと遭遇。男装してワットを連れていたことで「リンク」と勘違いされ、ガノンの手下たちは撤退。
    更には動物たちから「怪物たちに森から追い出されて困っている」と助けを求められる。

    正義感を炸裂させて敵のアジトに乗り込み不意打ちで次々と怪物たちを成敗
    その様を見ていたトロット(メスのオウム)からは「アノカタ、ホントニゼルダ姫?」と言われ、ワットには「ヒョットスルトリンクヨリ強イカモシレナイ」と肩をすくめられた。

    しかし快進撃はここまで。多勢に無勢で捕まってしまいガノンを復活させる生贄に捧げられそうになる(怪物たちはガノンを復活させるための準備をしていた)。
    しかしワットが呼んで来たリンクが間一髪のところで駆け付けたことで事なきを得た。

    こばやし将著「ゼルダの伝説」

    冒頭とエンディングに登場。城で暮らしていたところモリブリンの軍勢に乗り込まれ、知恵のトライフォースの在り処を白状するように迫られる。だが咄嗟の機転でトライフォースを分割して各ダンジョンに隠した。

    そのままガノンの元へ拉致監禁されるが、リンクによって助け出される。
    台詞は救出された際の「リンク!!」「リンク、リンク、ありがとう」しかない。
    乱丸版と同じくリンクには一目惚れされるが、恋愛関係にはならず旅立つリンクを見送った。

    他の登場人物は1頭身でずんぐりむっくりした体格なのに対し、ゼルダ姫だけは八頭身の美少女として描かれている。
    エンディングシーンではリンクを抱っこしており、例えるならトゥーンリンクを八頭身のゼルダ姫が抱っこしているようなものである。

    未将崎雄著「ゼルダの伝説」「リンクの冒険」

    「ガノン! 貴様の思い通りにはさせん!」
    「あとは頼む、リンク」

    「ゼルダ」というのはハイラルに伝わる伝説の一族であり、頭部にトライフォースを張り付けてその力を行使できる存在である(アクセサリーのように身に着けている)。役目は力と知恵のトライフォースを守護し、邪悪な存在を魔界に封じ続けること。

    冒頭で登場するゼルダ(16代目)は力のトライフォースを継承している。病を患っており突然咳き込むなど病弱。シリーズでも初めて登場した大人のゼルダである。

    少女の頃はルーンというエルフの少年と逢瀬を重ねていた。しかし父親であるハイラル王はエルフに差別意識を持っており、二人の仲が知られれば直ちに引き裂かれる恐れがあった。
    父王に反発した16代目はゼルダとしての使命よりも一人の女として生きることを重視し、また病弱だったこともありトライフォースの封印が弱まるという事態を引き起こしてしまった。

    ルーンとの逢瀬の最中に魔族が現れ、庇ったルーンが顔を切り裂かれてしまう。激昂した16代目は力のトライフォースを行使して魔族を倒したが意識を失ってしまい、気が付いた時、ルーンの安否は不明となっていた。
    責任を感じた16代目はこれまでの行いを改め、「ゼルダ」として生きるのだが……。

    「いいですか、ゼルダ、今日からあなたは第十七代ゼルダとしてその“知恵”のトライフォースを守護するのです」
    「“ゼルダ”としての使命を果たすよう務めなさい」

    数年後、少女から大人になった16代目は夫(次代のハイラル王)と結婚し娘を授かる。
    娘が幼少期になった頃に世継ぎとして知恵のトライフォースを託すが、直後に魔王ガノンの襲撃によって16代目は命を落とし、力のトライフォースを奪われてしまう。
    だが激昂した娘が知恵のトライフォースを行使したことでガノンを撃退した。

    16代目は「自分の力が弱まったせいで魔界の封印が解けてしまった。だからガノンが現れた」と考えていたが、後述の続編では設定が変わり、魔界の封印は解けたが扉自体は完全に開いていないということになった(魔族はすぐに現れたが、ガノンは3年も掛かるなど時間差があったが理由は不明である)。

    それから3年の時を得て成長した娘は、亡き母の後を継いでハイラルを守るようになる(ここまでが冒頭数ページの出来事である)。
    以後はこの娘が「ゼルダ(17代目)」として登場する。ハイラル王も代替わりしているので混同に注意。

    このゼルダは男勝りな性格であり、ドレスを着るよりも鎧(ビキニアーマー)を着る方が好きというお転婆。刀を武器として使う他、知恵のトライフォースによって強力な光の力で攻撃が可能。本気で戦い際は光を宿した短剣に持ち替える。
    口調も地は少年そのものであり、父親にも女らしくないことを嘆かれている。
    年齢は不明だが恐らく10歳前後と思われる。シリーズで初めて登場した幼いゼルダ姫である。

    トライフォースの力で遠見をして魔族の動向を探り、既に辺境に魔族が出現していることを察知する。
    ところがガノンの襲撃を知っているのはゼルダ一人であり、父親であるハイラル王(代替わりした)は「ゼルダの母は落雷で死んだ」と見ておりガノンの存在を信じようとしなかった。
    魔族に関しても関心が薄く、それよりも娘には姫らしくしてほしいと無理やりドレスを着せる有様だった。
    母の仇を討ちたいゼルダとしては、魔族に対して悠々と構えている父の態度が疎ましかった。

    しびれを切らしたゼルダはこっそりと城を抜け出し、居合わせたリンク(ショタ)を連れて偵察に向かう(リンクのことは前々から知っており、いじめっ子たちにからかわれているのを助けたことがあった)。
    そこへガノンが現れ一戦交えるが、トライフォースは持ち主の心によって光にも暗黒にも染まる。
    復讐心で行使された光の力は、負の感情を喰らう暗黒(力)のトライフォースによって吸収され、十全に威力を発揮できなかった。しかもガノンはトライフォースの力でバリアまで展開できるようになっていた。

    捕まったゼルダはそのままエネルギーを吸収され窮地に陥る。
    だがしかし、リンクがガノンに喰われそうになったことで「リンクを守る」という想いから知恵のトライフォースの力でガノンの両目を潰し、更に知恵のトライフォースを分散させて各地へと飛ばした。
    視力を失ったガノンは行動不能となるが、ゼルダもまた人質として拘束されてしまいトライフォースとの交換材料にされてしまう。

    その後は眠りにつかされ、ガノンの額にある水晶の中に幽閉される。
    終盤でガノンは両目を再生させるが成長したリンクに破れ、額の水晶を破壊されたことでゼルダは救出された。
    急激な疲れで倒れたリンクの寝顔を見ながらゼルダは独白する。
    ありがとう、お兄ちゃん」と。

    この台詞が示す通り、この作品におけるゼルダ姫はリンクの異父妹に当たる。上記で語ったエルフの少年ルーンがリンクの父親である。
    16代目が身ごもった際に「ハイラル王(16代目の父親)はハーフエルフの皇子など認めないだろう。追放どころか最悪暗殺されることもありえる」と周囲から判断され、リンクはその存在を隠されることとなった。リンクはインパや庭師ジジの元に「捨て子」として引き取られ、今日まで育てられてきたのだった。
    リンクはゼルダとの関係に最後まで気づいていなかったが、ゼルダの方は一族の繋がりを感じ取っていたとのこと。

    「ゼルダ姫の母親が病弱であり幼少期に死別する」「神秘の力を継承するも心構えが不十分だったため使いこなせない(ガノンによればひ弱な母親と同レベルとのこと)」「父親から教育方針を押し付けられており話を聞いてもらえない」「ガノンの自由を奪うが自身も内部に幽閉される(ガノンの方が先に自由を取り戻す)」「リンクがガノンの額を貫いたことで救出される」という点は、ブレスオブザワイルドのゼルダとよく似ている。
    「継承した強力な光の力を使う」というのも厄災の黙示録で描かれている。
    「幼いゼルダ姫が若いインパと共に登場し、ガノンを警戒しているが父親には取り合ってもらえない」というのも時のオカリナのゼルダ姫に通じるものがある。

    「エヘヘッ、抜け出して来ちゃった!」
    「さ、“北の城”に向けて出発よ」

    3年後を描いた続編「リンクの冒険」にもヒロインとして登場。初代ゼルダも登場するため、ここでは17代目と初代を併せて記載する。

    17代目は男勝りな口調が減り、普通の女の子らしい振る舞いに変わっている。しかし気が昂ると地が出る。
    今作ではセクシーな忍び装束に身を包み、短剣をメインウェポンにするというスタイルに切り替わってた。また王家に仕える忍者集団「ハイラル忍軍」も登場した(インパはそれを動かせる立場にある)。

    リンクに対しては「妹」として甘えているところがありベッドにもぐりこんで一緒に寝ている場面がある。またリンクがビビリを発揮したことで抱き着かれたり(押し倒されたり)とラブコメのヒロインのような役回りをしている。
    リンクの方はドギマギしているが、ゼルダの方は頬を染めながらも困った顔という様子であり、明確な恋愛感情は見られない。

    序盤にてリンクの手の甲に紋章が浮かび上がったため、伝承に従い共に初代ゼルダの墓所を訪れる(行くのはリンクだけでよかったが、インパの目を盗んで抜け出してきた)。

    初代は400年前、魔界の大神殿にてガノンと戦い術によって本体の魔力を封印した。そして魔界の扉も二つのトライフォースの力で封印する。だがガノンの魔力封印を続けるためには、魔界に肉体を残す必要があった。

    そこで肉体と魂を分離させ、肉体をその場に残して封印の維持を行った(全身をクリスタルで守っており、強力な光も張っ知っているので魔族たちは手が出せない)。

    幽体となった方は二つのトライフォースに宿る形で地上へ降り、魔界を封印してからトライフォースを子孫たちに託した(魔界の扉の封印の維持を任せた)。
    トライフォースに宿っていたため直近の事情も知っている様子(リンクが前作でガノンを倒したこともしっていた。

    つまり初代は「ガノンの魔力と肉体の封印(初代の術)」「魔界の扉の封印(力と知恵のトライフォースの効果)」の二つのロックを掛けたことになる。
    その後、初代は幽体となって墓所に留まり、伝承に従って子孫が訪れるのを待っていたのだった。

    この作品の初代は原作と異なり、眉の太い大人の女性であり薄手の法衣を纏っている。

    実は前作で倒されたガノンは本体の一部に過ぎず、しかも生き延びていることが初代の口から語られる。本体が間もなく復活しようとしていることも。

    魔界の封印も16代目の件で破られてしまっているため、同じ封印を施すことはできない。このままではハイラル上空に魔界が姿を現し、魔気によってすべての命が蝕まれてしまう危険性があった。
    魔界の扉を再封印するためには、初代が肉体と魂を一つにさせ新たな力を生み出す必要があった。

    初代はリンクに対して「聖水晶(クリスタル)を揃え、大神殿への道を開いてを自分を肉体に戻してほしい」「それができるのはガノンの分身を倒したあなたしかいない」と頼み込む。最初は臆病風に吹かれて渋ったリンクだったが、初代とゼルダ姫の二人から頼み込まれ、かなり迷った末に受け頷くのだった。

    初代はお礼としてリンクのマジカルソードをパワーアップさせ、ハイパーマジカルソードへと進化させた。そして近くにいた子犬の身体を借りてリンクとゼルダ姫の冒険に加わる。

    物語中盤ではガノンの一部がリンクに化け、リンクの血肉を喰らうべく襲い掛かって来る。しかもガノンはホワイトソードを吸収したことで大幅にパワーアップしていた。
    ハイパーマジカルソード諸共危うく吸収されそうになったリンクだが、初代とゼルダの二人で阻止。
    リンクはガノンにエネルギーを吸われているため剣ビームを撃てなかったが、ゼルダ姫が知恵のトライフォースのエネルギーを供給したことで発動が可能となり、ガノンを撃退することに成功する。

    しかし既に魔界はハイラル上空に姿を現すほど封印が弱まっており、溢れ出る魔気によって地上の魔族たちが活性化してしまう。そのことをハイラル忍軍から聞いたゼルダは、ハイラル軍の指揮を執るべく離脱する。

    「リンク」
    「魔界がハイラルに堕ちて来ている。もう一刻の猶予もない」
    「地上の魔族は私がおさえる。後は…いっしょに行ってやれないけど」

    ゼルダは照れながらもリンクへのお守りとして自身の短剣を託した。この一振りがリンクを勝利に導くこととなる。

    そして迎えた最終局面。リンクと初代は聖水晶を揃え、大神殿への道を開き魔界へと突入するのだが……そこで本当の事実が判明する。

    実は初代の肉体は、ガノンの魔力を封印し続ける内に本体の一部として取り込まれてしまっていた。このため本体を倒さない限り初代を解放できなくなっていた(ガノン本体を封印する内に術の影響で肉体が取り込まれてしまったとのこと。これによりガノン側に主導権を握られてしまい、ガノン本体の封印が破られてしまったようだ。しかし初代自身を守るクリスタルの効果は継続している様子)。

    しかも一部だと思っていたガノンの正体は「本体から分離した心臓」であり、本当の意味での本体であった(どうやら初代は、ガノンの一部=心臓というのは知らなかったようだ。知っていたら放置はしなかっただろう)。
    心臓が本体から分離した経緯は不明だが、初代が心臓と戦っているシーンがあるため本体の封印から逃れるために分離したと思われる。

    大ガノンの力はまさに圧倒的であり、リンク一人では到底太刀打ちできなかった。
    しかし初代が弱点である心臓の位置を教えたことでリンクは体内へと突入。ゼルダ姫から……妹からもらった短剣で心臓を斬り裂き、逆転勝利を果たしたのだった。
    こうして初代の幽体は元の肉体へと戻り、使命を果たしたリンクを優しく迎える。そしてリンクの勇気によって生まれた勇気のトライフォースを手にし、地上へ戻ると再び魔界の扉を閉ざしたのだった。

    「ありがとうリンク」
    「そしてこれが、あなたが自分で生みだした、勇気のトライフォース」
    「ほんとにありがとう」

    初代の行動は一見するとガノンを復活させてしまっただけに思えるが、最重要目的が魔界の扉を閉ざすことなので仕方がない部分もある。
    初代の導き、16代ゼルダから受け継いだ真のゼルダの血、実の妹から託された一振りの短剣……そして仲間たちの助力。
    それらを受けたリンクの勇気が大ガノンを打ち倒したのである。

    「過去にガノンと戦い、長きに渡って封印するも逆に取り込まれてしまう」「しかしリンクに弱点を伝え勝利に導いた」という点でもブレスオブザワイルドのゼルダと類似点がある。
    先に述べた通り、未将崎版に登場する初代ゼルダ(肉体の方)は太眉であり、薄手の白装束を纏っている。
    「魔族の王の封印を維持するためにその場に残ったが、暗躍によって結局復活されてしまう」というのもスカイウォードソードのゼルダとよく似ている。

    「ゼルダ姫の祖先が別世界の扉を封印しガノンを異世界に閉じ込めた」というのも神々のトライフォースを思わせる。
    「魂だけの存在となったゼルダが別の存在に取りついてリンクと冒険をする」という展開もこの作品で描かれている。
    忍者のように短剣を使うというゼルダ姫のスタイルもこのキャラに反映されていたりする。

    アドベンチャーヒーローブックス「リンクの冒険 ハイラル英雄伝説」

    この作品のゼルダ姫は並行世界のハイラルに生きる存在となっている。ゼルダ姫は突然昏睡状態になり、それを救うべく別の並行世界からやってきた勇者リンクがトライフォースを探す旅に出るというものだが…………実はこの『リンク』の正体は男装したゼルダ姫である(骨格とか顔立ちとかどう見ても完全に男性なのだが……)。一人称も「ぼく」を名乗っている。
    魔物たちの目を欺くために仮病を使い、並行世界のハイラルに勇者が現れたと演出していた(昏睡状態のゼルダ姫は影武者である)。

    「じゃ、最後になるけど――これまでともに戦ってきた読者のきみ。
     今思ってみれば、ハラハラドキドキの旅だったね。いつだって死と隣り合わせだった。
     繰り返すけどきみには感謝の言葉もない。ありがとう。そして、いつまでも、この冒険を愛する気持ちを忘れないで」

    正体が判明した後は上記のように本来の口調に戻るが、それは中性的な言葉遣いの中に多少の女性語を交えたもので、昨今のゼルダ姫とはかなりイメージが異なる。
    黒幕であるデオーを倒した後は、リンクと共にハイラルへと戻って行った。

    アドベンチャーヒーローブックス「新・ゼルダの伝説」


    選択肢によってルートが分岐する漫画作品。
    ハイラル王国の王女として登場。侵略者ガノスに見初められ花嫁にと持ちかけられるが、ハイラル王は拒否。激怒したガノスによってゼルダは水晶の中に幽閉されてしまう。
    誰にも助け出すことができず、またガノス討伐に向かった戦士たちも次々と返り討ちに遭う。
    誰もが絶望する中、事情を知った旅人リンクがガノス討伐を名乗り出るところから物語は始まる。
    ガノスの侵略の影響か財政はかなり逼迫していたようでリンクには3ルピーの選別しか渡されなかった

    これだけ書くと悲壮感が漂う姫だが、救出された後の描写は結構コミカルで明るい振る舞いだったりする。言葉遣いも「~ですわ」とお嬢様口調で、清楚で可憐な深窓の令嬢といった感じ。

    ガノスと取引を交わすルート(ゼルダ姫を助ける代わりにガノスとは戦わない)を選んだ場合、ゼルダ姫は自由を取り戻すがガノスを倒すための秘宝(トライフォース)が集まらなかったためバッドエンドとなる(リンクはゼルダ姫を助けてから改めてガノスを倒しに来るつもりだった)。
    バッドと言ってもリンクがゼルダに見送られながらバツが悪そうに旅立つというコミカルなもの。
    正義の味方が嘘とはいえ敵と約束してはいけないということなのだろう……。

    ガノスに逃げられるルートの場合、ゼルダの救出は為されず、リンクは改めてガノスを探す旅に出る。いわゆる俺たちの戦いはこれからだ!的な結末となる。

    ガノスを倒すエンディングでは、リンクと仲間たちの勇気から生まれた勇気の秘宝によって逆転勝利を果たす。ガノスの呪いが溶けたことでゼルダは無事解放される。
    ただしここでもルート分岐が発生する。

    ゼルダ姫を助けることを優先した場合、勇気の秘宝が消えてしまう。リンクとコムは、ゼルダに見送られながら生き残った魔物退治へと向かう。

    三つの秘宝が消えてしまった場合、責任を感じたリンクはゼルダに見送られながら秘宝を探す旅に出る。しかし、その秘宝が見つかることはなかった……。

    三つの秘宝を消さなかった場合、無事解放されたゼルダはリンクの冒険を手助けしたコム(コミィ=インパ)を養女として引き取る(コムは少年と思われたが実は女の子だと判明する)。
    そして新たな冒険に出発するリンクの背中を二人で見送るのだった。

    なお「ゼルダ姫が水晶に幽閉される」というのは神々のトライフォースで描かれている。

    暗黒トライフォース伝承

    「逃げてリンク! このままだとわたしはあなたを傷つけてしまう」
    「どうしようもないの…ああ、助けてリンク!!…」

    リンクの冒険を元にストーリーを再構築した小説作品。選択肢によって結末が変化する。
    初代ゼルダ姫は登場せず、蘇ったガノンの呪いによって現代のゼルダ姫が昏睡状態に陥る。これを救出するべくリンクが再びガノン討伐に向かうという内容。
    容姿は原作と違い金髪ロングの少女になっており、昨今のゼルダ姫のイメージに近い。

    実はガノンは捨て駒でしかなく、黒幕は別に潜んでいた(ゼルダ姫を眠らせたのもガノンではなく黒幕だった)
    終盤では黒幕によって城を乗っ取られてしまい、しかも邪のトライフォースから生まれたブラック・リンクに憑依され、リンクに刃を向けてしまう。
    ここでリンクがフェアリーマジックの力でゼルダ姫と対話すると、リンクが自害してブラック・リンクを滅ぼすというバッドエンドになる(ゼルダから「ブラック・リンクはあなた自身」と聞かされ、それをヒントにした)。黒幕も道連れにされる形で討たれたが、ゼルダ姫が目覚めることはなかった。
    インパには「リンクの死を知らないでいられるなら眠り続けた方が幸せなのかもしれない」と独り言ちられている。
    まさか憑依されているヒロインと会話する選択肢でバッドエンドに行くなど誰が思うだろうか……。

    しかしハッピーエンドでは、リンクが呪文を唱えてブラック・リンクをゼルダ姫から引きはがし、邪のトライフォースに封印する。黒幕も討たれ、呪文の効力によって邪のトライフォースは勇気のトライフォースへと生まれ変わる。
    更に勇気のトライフォースが誕生した際の輝きにより、黒幕がかけた呪いも解かれゼルダは目覚めの刻を迎えるのだった。

    「ゼルダ姫が城を乗っ取った邪悪な存在に憑依されリンクに刃を向ける」というのはこのキャラで、
    「トライフォースに対象を封印する」というのはこのキャラで描かれている。

    黒き影の伯爵

    「魔王ガノン。あなたが何を企もうが、必ずや悪は滅び去ります」
    小説作品。ハイラルの王国を統治するアッサム王家の一人娘と言う設定で登場。年齢12歳。
    アッサム城にいたところ1000年の時を得て復活した魔王ガノンの軍勢に襲われる。自身は力と知恵のトライフォースを守っていたが、そこへ国王を殺して化けたガノンが現れ、騙し取られそうになる。
    しかしインパが見抜き、老兵ジュゼッペが反撃したことで知恵のトライフォースだけは死守できた。
    ジュゼッペはインパを庇って焼き殺され、インパは知恵のトライフォースを持ったまま隠し通路に姿を消した。
    一人残ったゼルダは足止めのためにガノンに立ち向かうが、到底敵うはずもなくあっさりと囚われの身となる。

    その後、気絶から目覚めたゼルダは壮年の男に保護されていた。彼はリュグエル伯爵と名乗り「自分は人間ではないがガノンに反旗を翻した者」と語る。助けてくれた理由については「美しいあなたを助けるのに理由はいらない」と返される。
    ガノンから助けてくれたこと、無表情だが優しい輝きを宿す双眸などからゼルダも心を許し始める。

    ……が、しかし。伯爵が時折見せる邪な瞳をゼルダは見逃さなかった。
    怪しんだゼルダは知恵のトライフォースの所在について嘘の情報を与え、伯爵がいない内に脱走を試みる。だが騙されたことに気づいて戻って来た伯爵に捕まってしまう。

    伯爵の正体は魔王ガノンが化けたものであった。
    キザな台詞も保護したというのも全て嘘であり、ゼルダから知恵のトライフォースに関する情報を聞き出すのが狙いだったのだ。
    そして知恵のトライフォースは欠片となっていたが、今ではリンクの手にほとんどが集まっていた。こうなってはゼルダを生かしておく理由もないとのことで、正体を現したガノンに命を奪われそうになる。

    直後、駆け付けたリンクが知恵のトライフォースの輝きによってガノンの網膜を焼く。
    最期は知恵のトライフォースの力を宿した銀の矢でガノンの額を撃ち抜き、こうしてゼルダは本物の救世主によって救われたのだった。

    この作品ではリンク視点だけではなくゼルダ視点もたびたび挿入されており、交互の視点で物語を視ることとなる。ただし二人が顔を合わせるのはガノンとの最終決戦時のみ。

    田口順子著「神々のトライフォース」

    「勉強なんてかったるいのよねーっ」
    「リンクの所にでも行こうかなっ」

    外見も性格もゲームとはまったく異なる。髪は赤毛のロングヘアになっていてマリンに似ていなくもない。ちなみに夢をみる島の方が5か月ほど先に発売されている。
    リンクとは友達であり、たびたびお城を抜け出しては遊びに来ていたようである。眠っているリンクの顔面にコッコを投げつけて起こすなどかなりのお転婆。
    アグニムが賢者の末裔たちを拉致していることをリンクに話し、自分も賢者の末裔であることを言おうとしたがおじさんが帰ってきたため話せなかった。序盤はゼルダ視点で物語が描かれるので出番は多いが、アグニムの手に落ちてからはエンディングまで出番がない。

    エンディングではリンクと一緒に森までマスターソードを返しに向かい、アグニムの犠牲になった王たちが生き返りを果たしたことからリンクに感謝していたという旨を伝えた。
    またアグニムも「トライフォースの力で病気の妻を治してやる」とガノンに騙されていた被害者であり、リンクも生き返らせるつもりだったが「だまされていたとはいえ私のしたことは許されぬ事」と拒否した。そのことを聞いたゼルダはどこかやりきれない表情を浮かべていた。

    かぢばあたる著「夢をみる島」「神々のトライフォース」

    「だまされませんわ! あなた方の計画はすべてお見通しです!」
    「私をただの姫とあなどらないほうがよいですよ!」

    リンクと同じ年という設定で登場。
    著者は「夢をみる島」と「神々のトライフォース」のコミカライズを担当しており、作品によって容姿が異なる。前者はマリンに似ており、後者は原作寄り。ちなみに連載されたのは夢をみる島の方が先。

    夢をみる島では冒頭のみに登場。眠ったままのリンクに呼びかける際のイメージとして描かれた。

    神々のトライフォースでは、原作と同じくアグニムによってガノン復活の生贄にするために狙われていた。
    設定が原作と少し変わっており、7賢者たちは光と闇の世界を道を閉ざしたのではなく、ピラミッド内部にガノンを封印したという設定になっている。双方の世界は術によって移動が可能であり、アグニムも闇の世界から光の世界にやって来たと思われる。
    このためアグニムの目的はガノンの封印を解くことになっている。

    ゼルダを助けに来たリンクをアグニムの手先と勘違いして攻撃するなど剣の心得がある描写がされた(その時の台詞が上記もの)。
    リンクも驚くほどの使い手だが、戦いなれていないのか攻撃時に両目を瞑るなど無理して剣を振っていた。当然のことながらリンクの相手ではなく、すぐに無力化された。
    またアグニムに教会から連れ去られる際も抵抗したがあっさりと気絶させられてしまう。

    ゼルダ姫と言うと細剣(レイピア)のイメージがあるが、この時握っていたのはカタナによく似た形状の剣である(似ているだけでカタナそのものではない)。
    アグニムの陰謀はお見通しと言いながらリンクを攻撃して来た上に、まったく話を聞こうとしないのでかなり呆れられていた(ただしリンクも寝所の扉を突き破って侵入するなど賊と思われても仕方のないことをしている。しかしこれはアグニムから「すでにゼルダ姫は連れ去った」と騙され、慌てていたことが大きい)。

    直後にアグニム率いる衛士隊に取り囲まれ、リンクはゼルダ姫を襲った賊として捕縛されそうになる。ゼルダはリンクに抱き抱えられ、寝所(塔の上にある)の窓から飛び降りる形で窮地を脱した。
    しかしゼルダは、気が動転していた上に助け方が荒っぽかったことからリンクに平手打ちをしてしまう。

    ゼルダ「先程から無礼ではありませんか!? 乱暴な振る舞い…強引な行動…もっと他に手段が…!」

    気が収まらないゼルダだがリンクから叱咤されたことで落ち着きを取り戻し、そのまま神父のいる教会まで撤退する。
    その後、アグニムの手から逃れた王室騎士団長アルジュナと合流。事情を知りたがっていたリンクに対してゼルダは「アグニムの目的は大魔王ガノンの復活」と語る。

    アルジュナは民間人を巻き込みたくないと考えていたが、リンクの伯父ザンジがアグニムに殺されたことでそうも言っていられないと悟り、リンクに協力を求める。
    リンクはザンジを失ったことで悲しみに暮れていたが、アルジュナの励ましにより立ち直り、打倒アグニムを志すようになる。

    リンクが眠った後、ゼルダ姫はアルジュナ団長(男性)に不安を打ち明ける。

    ゼルダ「良いのですか…? あのような子供を加えて…」
    アルジュナ「子供? 姫様と同い年ですよ?」
    ゼルダ「団長っ!!(きーっ)」
    アルジュナ「確かにまだ子供ではありますが、その力はバカに出来ませんよ。何せ私より腕は立つのです」
    ゼルダ「騎士団長のあなたより!?」
    アルジュナ「私どころか剣術指南のザンジ様より上手ですよ」
    ゼルダ「信じられない…」
    アルジュナ「いずれわかります」
    ゼルダ「腕が立つのは良いですが…人前で涙を見せる男子はやはり信じられませんわ」
    アルジュナ「そうでしょうか? 男子とて愛する者のために流す涙なら、尊いものだと私は信じています」

    リンクに心を許せないのは「子供だから」という理由であり、そのことを騎士団長に告げた時は「姫様と同い年ですよ」と見事なブーメランを返されている。

    などなどゼルダ姫としては珍しいキャラ付けである。
    騎士団長もアグニムもリンクを高く評価しているので、ゼルダの振る舞いは完全に当て馬になってしまったと言えよう。

    だがホームシックに掛かったことで己の弱さを自覚し、「身内を失いながらも戦うリンクさんは強い人」と見直すようになる。その後、隠し通路を見つけたアグニムに乗り込まれ連れ去られてしまう。

    原作通り闇の世界へと送り込まれてしまうが、賢者の末裔にはその力を悪用されぬよう「血族封鎖の術(有事の際に自動発動する防御術)」なるものが施されていた。このためゼルダ姫たちは水晶によって身を守られ、アグニムたちも手が出せなくなっていた(原作通りダンジョンに幽閉はされている)。

    終盤では血族封鎖の術から解放され、賢者の娘たちと共にバックアップを務める。
    アグニムが討たれた後、ガノンの封印に乱れが起こる。このままではいつ封印から解放されてもおかしくない状態となった。
    そこでゼルダたちは光の世界まで退却し、戦力を整えてからガノンを迎え討つという方針に切り替える。

    ゼルダ姫たちは光の世界にいる現代の賢者たちと協力し、位相空間を超えるための「空間同調の陣」を展開。闇の世界からの脱出を図る。
    だがそこへガノンの手下たちが大挙して押し寄せる。戦力になるのはリンク、ラスカ、アルジュナのわずか3人。
    敵の大群を前に娘たちはしり込みしてしまうのだが、ただ一人ゼルダだけは

    「恐れているヒマはありません! 私達は私達の役目を果たします!!」
    「彼らのために…そしてハイラルのために!」

    娘たちを鼓舞して意欲を取り戻させた。
    こうして賢者たちの協力によって一行は闇の世界からの脱出を果たしたのだった。

    しかしリンクだけはガノンとの決着を望み、ただ一人闇の世界に残っていた。
    ラスカの言葉に従い、ガノンと戦うリンクに向けて皆で声援を送り、追い詰められていたリンクを立ち直らせ、更にはマスターソードの力を限界以上に引き出させて見事逆転勝利を果たさせたのだった。

    まとめると、王族故に高飛車なところこそあるが、自己過信が過ぎて人の話を聞かなかったり、ブーメラン発言をしたりなどドジッ娘属性の持ち主である。
    先の平手打ちの件も、直後にリンクに手を引かれて赤面するなど好意がないわけではないことが示唆されている。
    当初はリンクが子供だからと信用していなかったが、ラストバトル時の声援では「しっかりしてくださいリンクさん! あなたなら必ず勝てます!」と述べており、今のゼルダが彼をどう思っているかは明白である。

    と、このように改心しているのだがリンクとは恋仲にはならず、リンクの態度も主従を意識したものに終始している(そもそもゼルダの出番がかなり少ない。原作よりは増えているが……)。
    リンクと恋仲になるのは夢をみる島に出たマリンである。こちらは魔物に襲われていたところをリンクに助けられ、どうぶつ村まで護衛されたことで好意を抱くようになる(先にリンクの方が一目惚れした)。

    「リンクに心を許していなかったが後に見直す」「王家に仕える凄腕の剣士と親交がある(主従関係だがそれを感じさせない軽妙なやり取り)」「ガノンに挑むリンクに声援を送る」「襲われていたところをリンクに助けられたことで恋心を抱く」
    と言った点はブレスオブザワイルドのゼルダに近い。

    またかぢば版の声援シーンでは伯父ザンジが「リンクを信じている」とう旨の発言をするが、近い台詞をブレワイゼルダがリンクに送っている。

    『リルトの誓い』

    既に死亡しているため天上界の住民になっている。神々のトライフォースから数百年後を描いた作品だが、原作とは異なり「リンクと共闘してガノンを封印した」という設定である。このためガノンには封印能力をかなり恐れられている。
    原作の私服姿をベースとしているが、外見は若く美しい女性に成長している。コミカライズ版としては未将崎版に続く「大人のゼルダ」となる。

    賢者たちの始祖に当たる大賢者モートネじぃさんも登場しているが、立場的にはゼルダ姫の方が上なのか敬語を使われている(子孫ではなくハイラルの姫として敬意を払われているためだろうか?)。

    主人公リルトの幼馴染であるカリンはゼルダ姫の子孫であり、復活したガノンを再封印した際に反動で死亡してしまうのだが、ゼルダが密かに妖精を送り込んだことで生き返りを果たしている。今までこれを隠し持っていたのは、賢者の血脈を途切れさせないようにするため(リンクが過去の戦いで妖精を使い過ぎて絶滅危惧種になっていた)

    ちなみにカリンが行使した封印能力とは、強力な光の波動を当てることで対象の動きを封じるというもの。ラスボスのハギスがこれを受けた時は、動きを封じられただけではなくアイテムによる強化変身まで解かれてしまった。しかしカリンの方が力尽きたため中途半端な形で途切れてしまう。
    ガノンに使った際も完全に動きを封じたため、ガノンは何もできないまま再封印されてしまった。

    ゼルダ姫は名前も出ているし容姿も回想で判明しているのだが、本人が直接登場したのはエピローグだけである。
    その時のやり取りがこちら。

    リンク「ま――ったく!! 持ってるなら持ってるで最初から言ってくれりゃいーのによ!!」
    ???「あれが最後のひとつです」
    ???「こんなこともあろーかと、必要なときのためにストックしておいたのです。賢者の血が途絶えては困りますからね…」
    リンク「ストックって…献血じゃあるまいし…」
    リンク「それはそーと、今までどこ行ってたんだい? 地上は、それはもうてんやわんやだったんだぜ!! ゼルダ姫!!」
    ゼルダ「………………その点は深く追求しないよーに…」

    これが劇中でリンクとゼルダが交わした唯一のやり取りである。最後の台詞は無理に笑顔を作って答えているので、本当に触れられたくないのが窺える。
    ちなみに名前を???にしているのは、原作でも最後の台詞を言うまで姿を見せなかったため。
    恐らくは雑誌の休刊により打ち切りが決まってしまったため、登場するエピソードを組み込めなかったのだろう……。

    なお「アイテムの力によって強化変身したラスボスに光の波動を当てて動きを封じるが、力尽きたため術が途切れてしまう(決戦場所はラスボスの本拠地)」というのは、時のオカリナのゼルダ姫が行っている。

    姫川明

    一貫して清楚華憐で意志の強い持ち主として描かれている。氏の作品は邪悪な敵でもコミカルに描かれたりするケースもあるのだが、ゼルダにはそういった要素のないキャラとなっている(ギャグ要素のある四コマに登場した時でさえキャラ崩壊を避けるためか一切無言だった)。

    ただし、例外として『時のオカリナ』に登場する子供時代のゼルダは、城を抜け出して城下町を散歩するなど結構なお転婆として描かれている。リンクが「お金」という概念を知らず飲み食いしたため支払いに困っていたところ、店主たちに200ルピーを渡して助けたことで出会った。

    そのまま「ふつうの女の子」としてリンクと一緒に遊び回り、店員におだてられて大量に買い物したり、ボムチュウボウリングではリンクが「ゼルダ姫はすごいブスだったりして」と言ったためボムチュウを仕掛けて爆破したりした。夜になるとゲルド族に襲われたがリンクに助けられ、その間にインパに城まで連れ戻された。
    翌日、リンクは「ふつうの女の子」の正体を知ることになる。

    ガノンドロフの陰謀を打ち砕くことを承諾したリンクに対してほっぺにキスをするなど好意が窺えた。が、恋愛要素があったのはこの時くらいで、以降の作品では「リンクとゼルダは主従関係(作品によっては主従関係ながらお互いに意識し合っていたり、友人のような距離感のものもある)」に終始している事が多く、作品によっては別のキャラがメインヒロインとして描かれたり、リンクに好意を寄せる漫画オリジナルキャラが登場する事もある。

    『ムジュラの仮面』にも回想という形で幼いゼルダ姫が登場したが、こちらは「リンクがハイラルから離れなければ災いに巻き込まれる」としてリンクを旅立たせる動機を作っている。
    言い方は悪いが結果的に「リンクをハイラルから遠ざけた」しまっている。

    著者の作品はオリジナル要素が強いため、元のゲームよりもリンクとの絡みが増えているのもある(ふしぎの木の実など)。
    「四つの剣+」では、グフーがゼルダに化けているため「邪悪な顔をしたゼルダ」が描かれている。

    4コマまんが王国

    例によってゲームとは異なる性格付けがされているものが多い。
    時期的に神々のトライフォースが発売した頃に刊行されたこともあり、神トラのゼルダが多く出演している。
    特に作者間で共通しているのは「ワガママ」「怒りっぽい」「ブリッ子」「リンクのボケのツッコミ役(苦労人)」などなど。この辺りは同じく4コマまんが王国でお転婆キャラだったピーチ姫とも共通する。

    リンクと比べると服のデザインが複雑のため(特に神トラの王女服)、ある作者の後書きでは描くのに難儀したと記されている。そういうこともあってか作者によっては登場頻度が少なかったりする。
    リンクと両思いというキャラ付けは少なく、リンク側が片思いしているというケースの方が多め。

    きりえれいこ氏の作品では、クールな表情をして実は激しい感情の持ち主というキャラ付けがされている。
    例えばコホリント島にいるリンクに向けて手紙を書くと言うのだが、リンクがマリンに現を抜かしていることを見抜き『この浮気者! さっさと帰って来い!!』という手紙を送り付けて恐怖させている。
    あまり強調されていないがリンクとゼルダが両思いと言う数少ないケースである。

    外部出演

    大乱闘スマッシュブラザーズ

    第2作『大乱闘スマッシュブラザーズDX』から参戦し、以降全ての作品に登場している。

    『DX』では『時のオカリナ』、『X』と『for』では『トワイライトプリンセス』、『SP』では『神々のトライフォース』(※E3で公開された海外向けのキャラ紹介では『神トラ2』と表記)のゼルダにそれぞれ準拠したデザイン、ボイスとなっている。

    『DX』と『X』では、下必殺ワザ「シークチェンジ」を使うことでシークに変身する。シークも「ゼルダチェンジ」でゼルダに戻ることが可能。
    for』以降では「シークチェンジ」と「ゼルダチェンジ」が廃止され、完全に独立したファイター(※ダッシュファイターではない)扱いとなっている。

    動きは遅いが魔法で強化した攻撃で闘う」という性能が付けられており、華奢な見た目に反してパワーファイターとなっている。
    パワーは無いがスピードがあり、攻めに優れ、混戦よりも1対1で真価を発揮するシークに対し、ゼルダはスピードは無いがパワーがあり、攻めより守り、1対1よりも混戦で真価を発揮する。

    詳しい解説はゼルダ(ファイター)およびゼルダ姫(スマブラSP)を参照。

    担当キャスト

    ※主に日本語版。
    同一人物の場合は一行にまとめて記載。
    なお、『大地の汽笛』のゼルダのみ、原作と『ゼルダ無双』で声優が異なっている。


    なお『神々のトライフォース』のテレビCMでは、当時アイドルとして活動していた新島弥生が演じた。

    余談

    名前の由来は、小説家F・スコット・フィッツジェラルドの妻で同じく小説家のゼルダ・セイヤー・フィッツジェラルドから。宮本茂が語るところによれば、ゲームのタイトルを付ける段階で悩んでいたところ、あるプランナーからゲームのイラストブックの企画を持ちかけられ、そこで「ゼルダ」の名前を知った。企画自体には興味を持たなかったが名前は気に入ったためそこから拝借したとのことである。

    アメリカの俳優ロビン・ウィリアムズは『ゼルダの伝説』の大ファンであり、それが高じて娘に"ゼルダ"と名付けたほど。この縁で『時のオカリナ3D』海外版のCMに親子で出演している。

    ちなみに日本でかつて活動していた同名のバンド「ゼルダ」は先述のゼルダ・セイヤー・フィッツジェラルドにちなみ、活動開始時期的にも特に関係はない。

    関連イラスト

    神トラゼルダ姫
    トワプリ


    ゼルダ
    ゼルダ様ペロペロペロぉ!!!!


    女教皇のカード
    きせかえちゃお。ゼルダ



    関連タグ

    ゼルダの伝説 ゼルダ曖昧さ回避
    シーク テトラ 六賢者
     エルフ耳 知恵 淑女
    ゼルダ(ゼルダの伝説)
    ガノン憑依ゼルダ マリン(夢をみる島) ヒルダ姫

    ピーチ姫:同じく任天堂の攫われるお姫様。
    レオナ姫ダイの大冒険のヒロイン。未将崎のコミカライズ版に登場するゼルダ姫と一部類似点がある。連載された年も1989年と同じ。

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