概要
英語表記:The Subspace Emissary
一人用の横スクロールアクションゲーム。
前作のアドベンチャーモードが数十分のストーリーしか無かったのに対し、今作はストーリー展開に沿った形でキャラクターを使用し、ステージをこなしていく。
また、二者択一のムービーも用意されており、全て見るには最低でも2周する必要がある。
ムービー及び絵コンテはufotableが制作している。
さらに、1人用モードとして『ボスバトル』というシステムが存在する。
『亜空の使者』のボスキャラにマスターハンドとクレイジーハンドを合わせた総勢10体のボスとの勝ち抜き戦を行うというもの(対戦するボスの順番はランダムで選ばれるが、最後のタブーのみは固定されている)で、回復アイテムは休憩所におかれたハートの器3個のみ、コンティニューはできず、1ミス=失敗というハードなゲームモードである。特に最高難易度の『ゲキむず』は非常に難易度が高く、本作最大のやりこみ要素として有名であった。
未だに語り継がれるコンテンツであり、桜井氏も亜空の使者に関して様々な裏話を語っているが、ストーリーは良い外注先が見つからず(そもそも全ファイターに格を落とさない見せ場を用意しながら破綻しないストーリーを作るというのも無茶だが)制作チームでの内作になった事、通常のファイターとは別でパラメータを設定している点等、様々な苦労を挙げており、かなりの難産だった事が窺える。
その為か、次回作の『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』ではアドベンチャーモードが廃止され(代替モードとして『大乱闘スマッシュブラザーズ_for_Nintendo_3DS』では「フィールドスマッシュ」が、『大乱闘スマッシュブラザーズ_for_Wii_U』では「ワールドスマッシュ」が用意されている)、『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』のアドベンチャーモード「灯火の星」は「『亜空の使者』のようなストーリーモードでは無い」と明言されている。
ストーリー
フィギュア達の集まる「この世界」。ここでは彼らは戦うときに実体化し、戦う。負ければフィギュアに戻される。そんな乱闘の世界に平和が続いていた。
だが、平和な「この世界」に突如として現れた亜空軍。
戦士達は彼らの野望を止めるべく、各地で戦いを開始するのであった…。
関連イラスト
関連タグ
灯火の星:次々回作品のアドベンチャーモード。