概要
英題は、「The Legend of Zelda: Spirit Tracks」 。
おなじみの主人公リンクや各キャラクターは『ゼルダの伝説 風のタクト』より続くいわゆる「トゥーンリンク」調で描かれている。
時系列としては前作『ゼルダの伝説 夢幻の砂時計』から約100年後の世界になっているため、ある意味続編である。
『夢幻の砂時計』で、活動拠点ごとの移動が船だったことに対し、今作ではタイトルの文字通り鉄道となっており、リンクは勇者ではなく見習い機関士として描かれる。
ゲームシステム
今作の特徴としてゼルダ姫が序盤から終盤まで仲間として登場(魂のみ)している点が挙げられる。神の塔のダンジョン(ゼルダはファントムに乗り移っての登場)や一部の戦闘では二人の共同作業が不可欠となる。
このためリンクとゼルダの友情と信頼が強く描かれており、時にはラブコメのようなやり取りを見せることも。
ストーリー
※『風のタクト』のエンディング後、リンクがテトラ達と船旅に出て、『夢幻の砂時計』での冒険後しばらくして新天地を見つけた約100年後の物語。
遠い昔、人がこの地に生まれたころの物語。
神の御名において治められし大地は安寧の中にありました。
しかし、やみの権化である魔王が襲来し、多くの命が奪われ大地が焼かれました。
壮絶な争いの末、神はついに魔王を討ち果たしました。
そして魔王の魂を闇の床に葬り、塔を打ち建てたのです。
塔を要に魔を縛る封印が施され、それは今も大地を覆っています。
モヨリ村で暮らす少年リンクはある日、正式な機関士になるために任命式が行われるお城へ向かいました。
任命式の最中、この国のお姫様ゼルダ姫から手紙をもらったリンクは手紙にあったとおりゼルダ姫の部屋を訪れました。
そこでゼルダ姫は、この国で起きている異変や突然消えた線路についての原因を調べるため、自分を「神の塔」へ連れて行ってほしいとリンクにお願いします。
兵士たちの目を盗んで城からの脱出に成功した2人はさっそく汽車に乗り込み、神の塔を目指しました。
しかし、その途中で大臣キマロキに襲われ、ゼルダ姫は体と魂を分けられてしまいました。
リンクと魂だけになったゼルダ姫は、神の塔に住む賢者シャリンさまから「線路がなくなれば、封印された魔王が復活してしまうこと」と「封印を解くためにはゼルダ姫の力が必要であること」を聞かされます。
この国を守るため、そしてゼルダ姫の体を取り戻すため、2人の冒険が始まります。
(説明書より)
登場キャラクター
登場キャラクターの多くが鉄道に関する名前が付けられている。また、今作以降キャラクターの声を担当する声優陣が賢プロダクションの所属声優に変更された(『夢幻の砂時計』まではアーツビジョンの所属声優)。
主要キャラクター
主人公。前作までの風の勇者との血族かの示唆さえ無いごく普通の機関士見習いの少年。ゼルダ姫との出会いがきっかけで共に冒険に出る。シリーズ恒例の名前の変更が可能。
ロコモ族の老人。リンクたちの冒険を助けてくれる。
ハイラル城に勤める大臣。
ゼルダの身体を奪った謎の男。
百年前神と戦い敗れた魔王
関連キャラクター
リンクの先輩機関士。昔はハイラル城で剣士をしていた。
『夢幻の砂時計』の登場キャラクター「ラインバック」の孫。
あれこれ
タイトル | ゼルダの伝説 大地の汽笛 |
---|---|
機種 | ニンテンドーDS |
ジャンル | ペンアクションアドベンチャー |
発売日 | 2009年12月23日(水) |
希望小売価格 | 4,571円+税 |
販売元 | 任天堂 |
CERO | A(全年齢対象) |
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ゼルダの伝説 トゥーンリンク ゼルダ 機関車
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