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概要編集

厄災ガノンが復活した際、時間を遡り過去へとやって来た謎の白い小型ガーディアン

ロベリー曰く古代エネルギーと未知の技術が使われたまったく新しい型のガーディアン


なぜかゼルダに懐いており、戦闘ではリンクの後を付いて来る。

言葉は発しないものの笛のような音を出すことができ、基本これで意思を伝える。脚部で指差しすることもある。

ゼルダを守るためとはいえ自分を吹っ飛ばしたリンクに突っかかったりするなど感情は豊か。


古代遺物の力を増幅させる機能を持っており、本作にて誰でもシーカーストーンの機能を自在に使えるなど、様々な恩恵がこのガーディアンを介してもたらされた。

リンクたちはこのガーディアンに保存されていたウツシエを見て、絶望の未来の一端を知ることとなる。


「テラコ」という名前が判明するのは最終決戦の直前で、それまでの呼称は不明。ナレーションの際にも単に「ガーディアン」と呼称・表記される。

公式サイト・twitter・『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』のスピリットなども名称を公表しておらず、たとえば限定版特典のひとつがテラコのメタルチャームなのだがやはり名前は無い。

発売前はファンから「白いガーディアン」「ミニガーディアン」「卵型ガーディアン」などと呼ばれていた。

余談だが名前の由来は恐らく「テラコッタ」から来ていると思われる(詳細は不明)。

また、「て」「ら」「こ」をキーボードのかな入力に照らし合わせてみると、偶然か否か「B」「O」「W」という文字列が表れるが…?

『ゼルダの伝説 時のオカリナ』の要素を思わせる設定からして、卵のような外見は「ガチョウの卵」がモデルの可能性もある(オカリナという造語の由来はガチョウから来ている)。


活躍編集

オープニングムービーにて、ハイラル城のゼルダの研究室にある小箱の中に保管されていたが、ゼルダの霊力の覚醒に合わせて動き出し復活した厄災ガノンによって燃え盛るハイラル城を目の当たりにすると、時空の扉のようなものを開き過去へと遡る。


第1章「ハイラル平原の戦い」ではハイラル城の近くに落ちていたところをリンクが見つける。そこへ魔物に追われるインパの手からこぼれたシーカーストーンに反応して起動するとシーカータワーを出現させる。以後この塔がリンクたちの活動拠点となる。

ゼルダに遭遇すると自分が厄災ガノン復活後の未来から来た存在であることを伝え、未来を変えるべく以後リンクやゼルダと行動を共にすることになる。


しかし未来と同じく厄災ガノンが復活しハイラル城は落城する。さらに英傑カースガノンに追い詰められるのだが、ゼルダの悲嘆する声に応え、ここで未来から彼らと縁がある助っを呼び寄せ、英傑の危機を救う。これにより、彼らを取り巻く絶望の未来には決定的な楔が打ち込まれた。


厄災ガノンとの最終決戦にて、自分を追い時を越えてきた憑依ガノンと対峙するが、厄災ガノンの怨念に支配されてしまい、止む無く破壊される。動けなくなったガーディアンに対し、ゼルダはある出来事を思い出す。

元々は幼い頃にゼルダが古代遺物の設計図を基に作ったガーディアンで、ゼルダに「テラコ」と名付けられ、当時は一緒にいることが多かった。しかし、母が病死したことで姫巫女としての修行をすることになり、ハイラル王によってゼルダから離された。ゼルダはこのことがよほどショックだったのか記憶の奥底に封印していたようであった。


迎えた厄災ガノンとの対決。厄災ガノンが纏うオーラの前にこちらの攻撃が全く通用せず、何とかゼルダが厄災ガノンの攻撃を受け止める。するとゼルダの霊力に反応しテラコが再び動き出し、厄災ガノンに特攻を仕掛ける。テラコはバラバラになってしまうが、厄災ガノンのオーラを剥がすことに成功し、リンクとゼルダは厄災ガノンを封印する。


クリア後編集

ストーリークリア後、「テラコにもう一度」というミッションが発生し、テラコを修復するためのパーツを集めることになる。ハイラルチャレンジやバトルチャレンジのクリア報酬でパーツを集めていき、見事パーツを集めるとイベントムービーが発生しテラコが復活。さらにプレイアブルキャラクターとして使用可能になったところで、再度スタッフロールが流れ真のエンディングとなる。


プレイスタイルは小型ガーディアンのように両腕に持った武器を主に使い、回転しながら攻撃したりガーディアンおなじみのレーザーも使用できる。

全体的に技の出が速い上、攻撃範囲も広いためかなりの強キャラである。

復活した際に狂暴化したのだろうか?


追憶の守護者編集

DLC第二弾では、ストーリーでは語られなかった部分を色んなキャラクター視点で描いた「記憶チャレンジ」が発生する(要は前作緑衣の少女編と同じ)。最初はテラコ視点からとなる。


この歴史にやって来たテラコはゼルダを探し求め、彼女の安全のために周囲の敵を掃討する。その結果、「ハイラル平原の戦い」においてインパが安全にルートを確保できたことが判明する。その後、憑依ガノンに追いつかれ戦闘となるがこれを圧倒するという戦果を見せた。倒したと思い、その場を立ち去ろうとした際に不意打ちを喰らって機能停止。瓦礫に埋まってしまう。そこをボコブリンたちに拾われるが、ボコブリンたちはリンクの活躍に恐れをなしテラコを放り出して逃げ出してしまう。これがリンク、インパがテラコと出会った経緯である。


その後、他者を吸収し続けた憑依ガノンは変異ガノンへと形態を変化。厄災封印の要であるゼルダの命を狙い続けていた。闘技場にてテラコはゼルダを守るべくただ一人戦いを挑む。

以前とは比べ物にならない力に圧倒され瓦礫に埋まるテラコだが、遠目に静観していたプルアが仲間たちの協力によって簡易古代炉を起動させたことで形勢逆転。復活を果たす。

一度は変異ガノンに敗れたテラコだが、仲間たちの力によってパワーアップを迎え互角以上に渡り合う。最後はテラコと変異ガノンのビームでのせめぎ合いとなり、押し切ったテラコの勝利となった。

直後、変異ガノンは突如として現れたイーガ団たちに連れられて撤退していった。


余談編集

本作にて初登場のテラコだが、通常のガーディアンと比較すると明らかに規格外の性能を持っている。テラコの数々の性能はシーカー族が元々設定していたのか、それともゼルダの霊力で特別な力を宿すようになったのかは不明である。

ただし後の『ゼルダの伝説 ティアーズオブザキングダム』ではゼルダが封印の力だけでなく光と時の力も宿していたことが判明しており、時間遡行能力の由来は後者であると解釈するファンもいる。


なおクリア後に表示されるロード画面にて、このテラコが時を遡り未来が改変されたことで本来の歴史とは異なる世界に分岐したと解説されている。本来なら救えなかった者たちを救えたことでハッピーエンドなのだが、破壊された「この時代のテラコ」に関しては一切の救いがないまま終わってしまっているのが気になるユーザーもいる。

(恐らくは本来の歴史で死亡してしまった英傑たちの対比なのだろう。テラコがこの次元に来たことで英傑たちは生き残れたが、引き換えにこの時代のテラコが犠牲になっている)。


ロード画面つながりで、テラコはロード画面の移動中に

LRボタンで移動・Bボタンでジャンプ・Xボタンで頭の突起を動かせたりする。



関連タグ編集

厄災の黙示録 ガーディアン ゼルダ リンク

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