概要
『ゼルダ無双 厄災の黙示録』に登場する敵キャラクター。
なぜか謎の白いガーディアンと似た姿をしている。違いはカラーリングが黒ということ。
その正体は「未来からやって来た厄災ガノンの怨念に憑依されたこの時代のテラコ」である。未起動だったところを怨念に憑依され乗っ取られてしまったのだ。
英傑たちの抹殺を目論んだのか各地で魔物を率いて攻め込んでおり、その姿を見たリト族には敵視されている。このため似た造形の白いガーディアンを連れたゼルダたちも敵だと誤解されてしまった。
ガノンの怨念であるものの自我はある模様。イーガ団には「ガノン様」と呼ばれる。
なお、アストルは元々は小さな村の占い師であり、憑依ガノンが接触したことで「自分はガノンに選ばれた」と思い込んで仲間になったようだ。
生命体を瞬時に吸収する能力を持っており、劇中ではライネルやモリブリンを取り込んでいる。これによって強化され、より禍々しい形態への変身が可能となる(後述)。
他の怨念を宿したガーディアンと比べても明らかに規格外の強さを持ち、最終的には本作の裏ボスにまでなった。
ラストバトルの前哨戦では小型ガーディアンを禍々しくしたような姿となってリンクたちに襲い掛かる。敗北後は追い詰められたアストルからリンクとゼルダの始末を命じられるが、ガノンにとって最早アストルは用済みの駒でしかなく吸収して力に還元してしまう。そしてテラコという入れ物も不要になり爆発四散。
アストル、そして未来の怨念と合一したガノンは巨人へと変貌する。これが本作のラスボスである。そのためブレスオブザワイルドとまた異なる姿となっている。
ラストバトル以外にもバトルチャレンジで戦うこともできる。もちろん難易度は高め。
追憶の守護者
DLC第二弾で追加された「記憶チャレンジ」ではラスボスとして登場。アストルと出会った経緯も少なからず描かれている。
最初の記憶チャレンジでは時間遡航したテラコを追い、その過程でライネルを吸収してテラコを抹殺するべく襲い掛かる。ダメージを受けると更にモリブリンを吸収してから再度勝負を挑む。
一度はテラコに敗れるも、立ち去ろうと背中を向けた隙を突いて逆転勝利。瓦礫の中に埋めて機能停止させた。
最後の戦いでは再びテラコと一騎討ちを繰り広げる。その際の姿はブレスオブザワイルドの厄災ガノン第一形態を彷彿させる巨大な化け物となっている。名称は変異ガノン。
厄災ガノンと比べると手数は少ないは、ビタロックは一瞬で解除されるため通用しない。
圧倒的な力でテラコを容易く機能停止させるが、プルアたちの援護によってエネルギーが届けられ強化復活されてしまう。今度は変異ガノンの敗北となり、元の姿に戻ったところをイーガ団に回収され撤退していった。
ちなみにアストルとの出会いは、厄災ガノンを信奉する占い師の集団と接触したことが始まり。
未来の映像を見せ、彼らが見惚れている間に怨念を放って憑依させ、次々と命を奪って行った。しかし怨念が飛び交う中、ただ一人だけ恍惚とした表情で破滅の未来を見続ける男がいた。その男はガノンの怨念などものともせず佇み、ついには厄災の力を得るにまで至る。この男こそがアストルである。
その後、憑依ガノンはアストルをイーガ団と接触させ手を組ませた。
アストルはハイラル征服戦で「ハイラルの滅亡を望んでいた」旨を語っているので、そういう部分でも怨念と共鳴するところがあったと思われる。
関連タグ
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