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ガノンドロフ

がのんどろふ

ガノンドロフとは、『ゼルダの伝説』シリーズに登場するキャラクター。同シリーズに登場する魔王「ガノン」の人間時の姿。力のトライフォースの持ち主。メイン画像は『時のオカリナ』のもの。
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概要

曰く「魔盗賊」「黒き砂漠の民」「大魔王」「力を支配する者」「光と影を統べる王」「厄災」
『ゼルダの伝説』シリーズの多くにラスボスとして登場する、因縁の宿敵といえる存在。
触れた者の望みを叶えるというハイラルの秘宝「トライフォース」、そしてそれによるハイラル王国の支配を目論む大悪党。
その過程でゼルダ姫をさらう展開が多く、他の任天堂作品でのポジション的にはマリオシリーズにおけるクッパ大魔王カービィシリーズにおけるデデデ大王に近い存在。
だがコミカルな描写や仲間になる展開も多いそれらと異なり、決して主人公(リンク)と相容れることのない、諸悪の根源として君臨し続けている。

名前の初出は『神々のトライフォース』。かつてハイラルで、トライフォースがあるという聖地への扉が発見された際にその聖地に入り込んだ盗賊の一人。同じように聖地へ向かった多くの悪党達との激しい戦いに勝利してトライフォースを手にした男である、ということになっていた。

ただし、シリーズに登場するガノンorガノンドロフが全員同一人物というわけではない。『時のオカリナ』の結末からパラレルワールドのガノンドロフが生まれたり、転生した存在だったりする。

身に秘めた邪悪なる魔力と圧倒的な力を背景に世界を手中に収めんと野望を抱き、何よりも強大な『力』を信条とする一方で、パイプオルガンの演奏が上手く、魔法を使いこなし謀略にも長けるなどの知的な一面も備え持つ。

その燃え上がる野心は、広大な砂漠という死と隣り合わせの過酷な環境に生まれたが故の憧憬ゆえでもあり、力による支配は、盗賊団の王として奪い奪われながら力ある者だけが生き残る弱肉強食の砂漠の掟を体現したものでもある。

2017年3月1日発売の『ゼルダの伝説 ハイラル百科』によると、宝石はトパーズを好むらしい。
時のオカリナにおいて魔獣と化したガノンの剣にはトパーズがあしらわれている。
また、同ページでは身長230cmぐらいと書かれている。

ネット上では「ガノンド“ル”フ」と呼ばれることも多いが、正しくは「ガノンド“ロ”フ」(逆に、同じく任天堂のスターフォックスシリーズのボス「アンドルフ」は、「アンド“ロ”フ」と呼び間違われることがある。もっとも、英語の綴り的にはどちらも-dorfではある)。

英語版では名字が設定されおり、フルネームはガノンドロフ・ドラグマイアとなっている。

大魔王ガノンドロフ

最終決戦


時のオカリナにて初登場。『ガノンドロフ』というキャラクターの設定が明確化された作品でもある。育ての親は、双生魔道士ツインローバ
女ばかり生まれるゲルド族の中でも100年に一度生まれると『男』であり、ゲルドの王になる資格を持って生まれた盗賊王。
しかし彼はそれに飽きたらず、王家の秘宝を奪い、聖地のトライフォースを手に入れ世界の王になろうという野望を抱く。

表向きはハイラル王家の家臣としてゼルダ姫の父ハイラル王に取り入り機会をうかがう一方、聖地に侵入するカギである精霊石を求めてデクの木サマやジャブジャブさまに魔物を取りつかせ、更にはキングドドンゴを復活させるなどの謀略を巡らせていた。

そして、リンクが精霊石をそろえたのと期を同じくしてクーデターを起こしてハイラル王を謀殺。直後にゼルダも殺そうとしたが、こちらはインパの抵抗により逃げられる。
その後、一度あしらったリンクを見逃すふりをしつつひそかに尾行。彼がマスターソードで聖地への扉を開いたのに乗じて聖地に侵入し、トライフォースを強奪する。
しかし触れた瞬間にトライフォースは3つに分離し、ガノンドロフの元に残ったのはその一つである「力のトライフォース」だった。

その圧倒的な力で瞬く間にハイラルを征服すると、残る勇気と知恵のトライフォースを手に入れるため、勇気のトライフォースと共に七年の眠りについたリンクの目覚めを待つ。同時に、いつか必ず勇者の前に現れると見越して放置していた知恵のトライフォースの持ち主・ゼルダ姫を計画通りに捕らえる。

こうした作中の動きからは彼の長年にわたる忍耐強さや、リンクやゼルダの裏をかく謀略の鋭さが読み取ることができ、「力」だけの単純な敵ではないことがわかる。

しかし、リンクが事前にゼルダ姫から闇の力を払う光の矢を授かっていたことが災いし、大魔王は勇者を倒すことができず敗北。城の崩壊に巻き込まれながらも生き延び、力のトライフォースを暴走させることで魔獣「ガノン」に変身して襲い掛かる。最後はリンクのマスターソードによって貫かれ、ゼルダと六賢者によって封印された。
それでも野望を諦めることはなく、最後まで恨み言を吐きながら復活の時を待ち望むという執念深さを見せた。

なお、リンクとゼルダは作品ごとに別人(例外あり)だが、彼は任天堂公式ガイドブック「ハイラル・ヒストリア ゼルダの伝説大全」により、トワイライトプリンセスで死亡したガノンが輪廻した存在である4つの剣+のガノンを除き、すべて同一人物であることが明かされた。
ただし、前述のように時のオカリナから時間軸が3つに分岐するため、すべてがまったく同一のガノンドロフというわけではない。

一人称は作品によって異なり、
『時のオカリナ』では「オレ」もしくは「オレ様」、『風のタクト』では「ワシ」、『トワイライトプリンセス』および『ゼルダ無双』では「我」となっている。

風のタクト

GANONDORF


「時のオカリナ」にて大人リンクに敗れ、七賢者たちに封印された後の歴史の物語。長い年月を経て封印を破り復活を果たすが、人々の願いに応えた神々によってハイラルごと海に沈められ封印された。しかし自力で封印を破り再度復活。賢者たちを殺害してマスターソードの退魔の力を封印すると、自分を恐れて神によって海に沈められたハイラルの復活のためトライフォースを再生させようと企み、魔獣島を拠点として魔物たちを指揮し、大怪鳥ジークロックを使役してゼルダ姫を探していた。
長い時が経過した故に年老いた姿であり、「ハイラルを取り戻す」というかつてハイラルの征服者を目論んでいた時代とは真逆の、そして奇しくもかつてのリンクやゼルダと同じ境遇となったことに思うところがあったのか、言葉の節々からは自身の運命に疲弊した様子を感じさせられる。
最終局面では、ゼルダ姫の正体に気づき捕らえることに成功。彼女を助けに来たリンクと対峙した際は、野心を抱くに至った己の生い立ちを語る。「砂漠の熱風は死を運ぶ。だが、ハイラルに吹く風は違うものを運ぶ。ワシはこの風がほしかったのかもしれぬ」と述べた。
直後にリンクをねじ伏せるが、「案ずるな。殺しはせん」と告げ勇気のトライフォースを奪い取るにとどめる。
ついにハイラルの復活まであと一歩となるが、待ち伏せていたハイラル王が先に触れて「ハイラルの永遠の封印。そしてリンクとゼルダの光り輝く未来」という願いを叶えたことで、大魔王の野望は完全に潰えることとなった。
全てを失ったガノンドロフは、狂ったように哄笑すると、目の前の子供たちが未来を背負うに相応しいかを試すべく、ゲルド流の二刀流の剣技を駆使して再び戦いを挑む。だが二人のトリックプレイにより動きを封じられ、その間隙を突いたリンクのマスターソードで額を貫かれて石化。風の勇者がもたらした一陣の風に「風が・・・吹いて・・おる・・」と呟き、その最期は、子の成長を見届けた父親を思わせるかのようにどこか満足げであった。
こうしてガノンドロフとハイラル王は、共に海の底へと沈んでいった。以降、この時間軸にてガノンドロフが復活することはなかった。

トワイライトプリンセス

蘇る魔王


「時のオカリナ」のリンクがガノンドロフを倒して元の時代に帰り、ゼルダ姫にこれから起こることを告げてクーデターが阻止された歴史。
謀反が発覚したガノンドロフは砂漠の処刑場で賢者たちにより処刑が行われるも、リンクが勇気のトライフォースを宿したまま帰還した事でこの時代の聖地にあるトライフォースに影響が及び、力のトライフォースが自身に宿った事でそのパワーで激しく抵抗。賢者の一人を殺害するが、賢者たちの手で影の世界へと追放された。

影の世界をさまよっていた自身の怨念は、現地の野心家であり同じく失意のままにさまよっていたザントに宿り、彼を利用して光の世界を攻め、賢者の剣とハイラル城を奪い拠点とする。

戦闘ではまずゼルダの肉体に憑依し、続いて魔獣ガノンに変身、以降は本来のガノンドロフとして平原での騎馬戦→一騎打ちという4連戦。最後の一騎打ちでは剣を抜いて戦う。
最後はリンクによってマスターソードに貫かれ、「これが、光と闇の血濡れた歴史の始まりと思え!」という呪詛の言葉を吐きながら果てた。
なお、この時間軸では死亡したものの、後の時代である4つの剣+で新たなガノンドロフとなって転生している。

スカイウォードソード

Skyward Sword: Final Showdown


ガノンドロフが誕生した「時のオカリナ」の時代よりはるかに昔の物語であるため、直接的には登場していない。
しかしながら、ここに登場する魔王「終焉の者」が、後の時代にガノンドロフとして転生する存在、あるいはガノンドロフが生まれるように運命に干渉した、と考えられる描写がなされている。
威厳ある風貌やセリフ回しにも、ガノンドロフを想起させる部分が多く(身体的特徴で言えば、大きな体躯、赤く燃え盛る頭髪、額のキズなどが挙げられる)、事実「ハイラルヒストリア」において、終焉の者担当デザイナーは「ガノンドロフとの関連性を持たせるために髪を赤く燃えがらせた」と説明しており、両者の関連性が裏付けられている。

後述する無双シリーズとのコラボ作品「ゼルダ無双」では、ガノンドロフのデザインや武器、一部の技などに終焉の者のテイストがふんだんに盛り込まれている。
終焉の者自体は、ハイラルの地をトライフォースによって魔族の世に変える野望を抱く魔王。
その最期にも、「魔族の呪いは悠久の時の果てまで輪廻を描く」「女神の血と勇者の魂を持つ者共は永久にこの呪縛から逃れられぬ」という意味深な言葉を遺している。

ブレスオブザワイルド

ガノン


厄災ガノン」の名義で登場。これまでとは一線を画す非常に禍々しい異形の姿となっている。
もはや人であった頃の面影は全くなく、禍々しい瘴気の塊として描写される。
肉体はとうになく、自我や知性も完全に失われている。
しかし、ハイラル王国に対する怨念の感情だけは残っており、その衝動に突き動かされる形で、王土を汚し魔物たちを生み出し民を苦しめ続けてきた。
かつてその手に欲していたはずのハイラルをその手で滅ぼさんとする様は、ハイラル王国にとっての「タタリ神」と言えるだろう。
そのため、もはや魔王ではなく厄災というひとつの概念として扱われている。

インパからは、ハイラル王国はこれまで幾度となくガノンという厄災に見舞われてきたということが語られているが、それでも人々の知恵と勇気と力を駆使して厄災を鎮めてきたのだという。
だが、長き時を経ると再び厄災が現れて、また人々が鎮める。その繰り返しでハイラルの歴史は紡がれてきた。
一万年前にシーカー族がガーディアンおよび4大神獣を生み出したため、厄災を鎮めることは容易となり、ハイラルは長き安定の時代に入ることになる。
しかし、100年前の「大災厄」で神獣とガーディアンにガノンが分身を取り憑かせて操ったため、ハイラル王国は壊滅。その代わりにゼルダ姫が自分の魂とを引き換えに厄災ガノンを封じた。城と王家は失われたが民は生き残り、彼らによって大地の復興自体は進んだ。
しかしガノンの封印は不完全な状態であり、それが解かれつつあるところから物語が始まる。

なおガノン戦の時点で攻略していない神獣が居た場合、そこに巣くうガノンの分身(カースガノン)と先に戦うことになり、ガノンと合わせて最大で5連戦になる。

ガノン

Link and Ganon Tshirt design


ガノンドロフが変身した姿。『ゼルダの伝説』初代からこの姿で登場しており、『時のオカリナ』までは人間体である「ガノンドロフ」は登場していなかった。
ただし『神々のトライフォース』のプロローグや一部の登場人物たちが名前と「魔盗賊」という肩書を口にしている。聖地に侵入しトライフォースを手に入れ、「世界征服」という願いを叶えて聖地を闇の世界に変えたものの、そこから脱出することが出来なかったため、闇の世界で魔力を蓄えて光の世界に侵攻しようとしていた。
分身たるアグニムはその尖兵である。

トライデント(三つ又の槍)を扱う二足歩行のイノシシの魔物(初代やトライフォースではどちらかというとそのもの)の姿をしている。
しかしトワイライトプリンセスでは、四足歩行の「魔獣ガノン」という姿で登場する。外見的にはこちらのほうがよりイノシシに近い。

スマブラ

大乱闘スマッシュブラザーズDXで隠しキャラとして初登場。
当初は参戦の予定はなかったが、キャプテン・ファルコンの骨格を流用できると判断したこと、ユーザーから人気があったことにより、急遽参戦が決まったという裏話がある。
DXでは『時のオカリナ』仕様、Xおよび3DS/WiiUでは『トワイライトプリンセス』仕様のデザインになっている(これは他のゼルダキャラも同様)。
forWiiUでは、ついに初プレイ時から使用できるキャラとなった。

スピードが鈍い反面、パワーに優れ、かなり重く吹っ飛びにくい体質である。暗黒の力を使った攻撃を得意とする。
DXではキャプテン・ファルコンのコンパチキャラであったため、ほぼ同じモーション(前空中攻撃のみ全く違うものとなっている)であったが、Xではモーションが大幅に変更されたため、単なるコンパチではなくなった(それでも一部のワザやモーションはファルコンのものと共通する)。コンパチ元のキャプテン・ファルコンがテクニックに優れているのに対し、ガノンドロフは力だけで相手をねじ伏せる。その圧倒的なパワーと鈍重なフットワークは、一対一の勝負より乱闘向きといえよう。
ただし、この傾向はX以降に強くなっており、DX当時では以降より一部技のパワーで劣り(とは言え誤差レベルであり、むしろDX時の方がパワーが高いものもある)、吹っ飛びやすいというデメリットと引き換えに殆どの技の出が軒並み優秀で、以降の作品を思えば遥かに速くDXのゲームスピードに対して丁度扱いやすい機動力も兼ね備えるという反則じみた性能をしていた。
このパワーのためか競技場(とくにホームランコンテスト)ではエース的存在であり、一人だけ異常な記録を叩き出す。ある意味魔王の名に相応しいと言える。

闇の魔力を込めた拳を放つ「魔人拳」は、発動速度はファルコンパンチより遅いが、当たればほぼ一撃必殺という、スマブラにおけるガノンドロフの代名詞である。
DXではファルコンパンチと同様にストレートパンチだったが、Xからは裏拳となっており、ワザ発動直後に背後方向にスティック入力をすると振り向いて攻撃する。
この振り向き魔人拳は通常時以上の攻撃力とふっとばし力を誇り、直撃すれば2~3発で場外送りと、その威力はかのホームランバットに肩を並べる。
3DS/WiiUではついに魔人拳にスーパーアーマー効果が追加され、攻撃を受けても怯むことなく強引に拳を繰り出せるようになった。

原作では芸術を好み魔法を駆使する知的な一面があったが、キャプテン・ファルコンのコンパチとしての登場だったため、体術を駆使したパワーファイター的な扱いになってしまった(原作に存在した、武器での攻撃や魔法弾を飛ばす攻撃などがない)。
また異国の砂漠の民というオリエンタルなイメージゆえか、技名が全て漢字表記の和名っぽい感じで統一されており、いまいちファンタジーっぽくなかったりする(これについては忍者的なイメージを押し出されているシークの技も同様だが)。
なお、Xで実装された最後の切りふだでは、魔獣ガノンに姿を変えて敵に突進する(3DS/WiiUでも同様)。

原作で使用した剣はアピールする時に見せびらかすだけで、戦闘中は一切使用しない。スマブラX公式サイトでも「使えよ!」とツッコまれている。
しかし、スマブラ3DS/WiiUではキャラクターカスタマイズで剣を使った攻撃を行えるようになり、これにより(オフライン、フレンド対戦および大会モード限定ではあるが)遂にスマブラで剣を使って闘うガノンを拝むことができるようになった

ただし、使用できるのは魔人拳のカスタマイズ版である"魔人剣"のみ。
剣を取り出しながら魔人拳を繰り出すことでリーチを伸ばす攻撃で、モーションは魔人拳と殆ど変わらない。
ゲームバランス上仕方の無いことなのだが、リーチが伸びる分威力が落ちてしまっている。一応発生が早く、剣先を当てれば強くふっとばせるうえ(マルスのシールドブレイカーと似た仕様)、シールドも大きく削ってくれるので弱いということでは無い。
ちなみに通常必殺ワザのカスタマイズは標準の魔人拳、リーチ重視の魔人剣、スピード重視の魔迅拳の3つである。



そして最新作大乱闘スマッシュブラザーズSPECIALで続投が決定

『X』と『for』で不満が多かったのか、DX以来の時のオカリナのデザインにて参戦決定。
forにてカスタム必殺技でついに剣を解放した訳だが、今作ではスマッシュ攻撃全種で本格的に剣を使うようになった(ただし横スマッシュと上スマッシュはアイク。下スマッシュはクラウドと似たモーションとなっている)。一部のワザとモーションはファルコンと共通するものが減ったと言っても良い。
ダッシュのモーションも前作、前々作で「ジョギング」とまで言われていた物から変更され、最後の切りふだも性能は変わらないが時のオカリナに出ていた魔王ガノンに変身して突進する。
しかし前作において道連れで活用していた横必殺ワザ「炎獄握」の性能が弱体化。強すぎたのか空中で使用したときのみレバガチャで抜け出す事が可能になってしまい、前作のように道連れがやりにくくなった。

声についても時のオカリナとDXで担当した長嶝高士に変更。録り直されたようだが、近年のガノンドロフのイメージに合わせてなのか、かなり低く重みのある声質となっている(スペースワールド2000のデモムービーの声に似ているようにも聞こえる)。

以上から、これまでのシリーズよりも外見は若くなったが見た目より声は渋くなった(ついでに体格もDXの頃よりゴツくなっている)、という印象を見受けられる。
また、今作では魔王ガノンはボスとしても登場する。

「高い威力の技を多く持つが動きは鈍重」という性能は今作も健在。
判定や持続、吹っ飛ばし力に優れている技が多い一方、復帰力、コンボ耐性が致命的に乏しいという弱点を抱えている。
判定の強い技をあまり持たないファイターに対しては持ち前の強判定を押し付けていけるためめっぽう強い反面、サムスのような飛び道具を持つファイターや、コンボが強いキャラ、復帰阻止が得意なファイターは苦手としている。
決して評価の高いキャラではないもののやはりその破壊力は驚異的であり、特に後述する全キャラ中最強クラスのスマッシュ攻撃に泣かされたプレイヤーは多い。

勝ちあがり乱闘「終わりの始まり」は、各作品の主人公(+パートナー)のファイターが登場する。最終ラウンドは当然リンクとゼルダが登場するが、時系列が三人ともバラバラでほぼ赤の他人に等しい。

ちなみに、Xではオタコンが「“魔王”と呼ぶのにふさわしい」と彼を危険視しており、スネークも「こんな奴を相手にして勝ち目はあるのか?」と疑問視していた。
彼がいかに凄まじい覇気を放っているかがよくわかる演出であると言えよう。
更にピットは「見るからに悪そうな魔人」、ナチュレは「ゼルダやリンクがいるハイラルを、幾度なく窮地に追い込んだ張本人」「比類なきパワーには要注意」と評価している(WiiUのスマッシュアピールより)。

Xオリジナルストーリーの『亜空の使者』では案の定亜空軍の大幹部として登場するが、支配者であるマスターハンドに対して忠誠を誓いつつ猛烈に邪悪なほくそ笑みを浮かべたり、同僚であるエインシャント卿クッパを蹴倒すなどガノンドロフらしい悪役らしさを存分に見せつけた。

しかしマスターハンドの裏にタブーがいたことまでは知らず、姿を現したそれを見つけるや否やゲーム中見たことのない猛スピードで攻撃を掛けるが、OFF波動で倒されてしまう。
その後はリンクとゼルダにより復活され、無念さと紫の魔力を握りしめつつリンクとゼルダの後に続いた。


ガノンドロフがリンク、ゼルダと共闘した唯一の事例である。


  • 通常必殺ワザ「魔人拳」
キャプテン・ファルコンの通常必殺ワザ「ファルコンパンチ」を、出を遅くした変わりにパワーを上げたようなワザ。決まればスマッシュを凌駕するふっとばし力を誇るが、おとしあなのタネで足止めしたりシールドブレイクしたところを狙わなければ当てるのは難しいだろう。
『for』以降は使用時にスーパーアーマーが発生するようになり、使いやすくなった。
また、ガノンミラーで道連れした後、復帰台から降りてきたガノン同士がお互いに魔人拳を打ち、相殺し合うというシュールな光景も見られる。

  • 横必殺ワザ 「地竜拳」/「炎獄握」
『DX』ではキャプテン・ファルコンの「ファルコンナックル」を暗黒属性に変えたワザだが『X』からは掴みワザに変更。激辛カレーライスと組み合わせることで相手をハメることも可能。
また、アイテムとの相性が意外に良く、アイテムの種類によっては相手を即死させることのできる連係もある。
それ以外にも、スマブラforまでは相手を掴んで落下した際に相手の方が先に撃墜された判定になり、脱出も不可能だったため、崖外で相手のストックが残り1つの時にこの技で掴めたら即勝利だったが、流石に強すぎたため、SPからはレバガチャで抜けれるようになり、相手よりもガノン側が先に死ぬようになった。
相手に強制的に受け身orダウン展開を強いれるため、上手いガノンと当たった時にこの技に当たったならば、低%からの撃墜、大ダメージは覚悟しよう。
また、「魔王ジャンケン」なる愛称がある。

  • 上必殺ワザ「雷神掌」
復帰ワザ。『DX』では単純にキャプテン・ファルコンの「ファルコンダイブ」を電撃属性に変えたワザだが『X』からは技の出終わりに打撃の攻撃判定が出るようになり差別化された。
この打撃判定は、ガノン使いからは「ガノンクロー」と呼ばれ親しまれており、復帰の際に敢えて出しておいて崖上の相手を払ったり、上空でクロー部分のみを当てて撃墜するといった芸当が可能。

  • 下必殺ワザ「烈鬼脚」
キャプテン・ファルコンの「ファルコンキック」に相当するワザ。発生の早さを利用して試合開始直後やサドンデスで奇襲するのもアリだが読まれないように。
また、烈鬼キャンセル、通称烈鬼キャンというテクニックが存在する。烈鬼脚を崖際で突進が終わるように距離を調整して烈鬼脚を入力すると、烈鬼脚の後隙が発生しなくなるというもの。
これを利用した相手の意表を突く復帰阻止が強力。そしてオシャレ。
余談だが、『DX』だと空中版が裏メテオと呼ばれる、メテオ返し(当時存在したメテオ技を受けた際の防御テク)が何故か通じない鬼畜性能を誇った上に復帰時に使えば何故かジャンプが復活するという特性があった。(後者については当時のコンパチ元も同じ)
そのため、復帰阻止と復帰両方の要とも言える技であった。

  • 上強攻撃
一定時間溜めて超威力の爆発を起こす踵落とし。上スマより遥かに隙が大きい。
『DX』では終点中央のマリオをわずか19%から撃墜可能であり、魔人拳含むガノンの全技どころか歴代全作の中でもトップクラスのふっ飛ばし力があった。
『X』以降は威力が大幅に落ちた代わりに溜めている間に吸引効果がつき、魔人拳と差別化された。
さらに、相手のシールドを残量に関係なく一撃でクラッシュさせるという地味にとんでもない特徴がある。
初見殺しには有効だったりする。

  • 空中下攻撃
電撃を伴う踏みつけによるメテオだが、地上にいる相手を上に吹き飛ばすフィニッシュ技にできるくらい尋常でない威力を誇る。
威力に比例してヒットストップも非常に長く、むらびとやしずえの上必殺技の風船を破壊した際のヒットストップの持続が本体にヒットして撃墜してしまう程。

  • 横スマッシュ
『for』まではファルコンの肘打ちと同じモーション。
『SP』では剣を使うようになったためアイクの横スマを踏襲したモーションに変更。
発生、後隙、範囲、ダメージにおいてアイクの横スマを上回っている他、剣の先端がシュモクザメのようになっているため、先端当てを意識すれば若干崖下にいる相手や崖に掴まっている相手を葬ることも可能。
範囲も凄まじいため、空中攻撃を読んで引きステップから突然振り向いて出したり、回避を読んで若干ホールドして出すのも有効。(相手の行動を読んでることが前提だが)

  • 上スマッシュ
『DX』ではファルコンの骨格を流用した事もあり、当てると50近いダメージを叩き出すため、マスターハンド戦で多いに役立つ。
『X』からは蹴り上げの回数が2回から1回に減少した。
『SP』では剣を使うようになったためアイクの上スマを踏襲したモーションに変更。
こちらも横スマッシュと同じく、ほぼアイクの上位互換のような性能をしている。
ただ、スネーク等のしゃがみ姿勢が低いキャラには、終わり際を当ててもヒットしないという謎の現象が起こる。
これは終わり際には攻撃判定がないのが原因なのだが。

  • 下スマッシュ
『DX』では前後に向けて蹴り攻撃をする広範囲スマッシュ。
『X』以降もおおむね同じモーションだが、後ろへの蹴りの発生が遅くなり、後隙が大きくなった。(一応、技の出自体はこちらの方が速い)
『SP』では剣を使うようになったため前方向に柄→後ろ方向に剣で突くモーションに変更。
前方向の攻撃で後方に軽く飛ばし、後ろ方向の攻撃で吹き飛ばすのが特徴。
モーション元となったクラウド同様、発生がそこそこ早く、吹っ飛ばすベクトルが非常に低い。
何より、真後ろに高威力で吹っ飛ばすという特徴から、ガノンを崖端に追い詰めても突然ジャストシールドから反撃として飛んでくる時もあるため、油断は禁物。

また、どの作品を通してもプレイヤーからの人気は全キャラトップクラスに高く、「ガノンおじさん」等といった呼び名で親しまれている。
次第にガノンおじさん呼びが広まっていった結果、スマブラキャラでおじさんといえばガノンドロフというレベルにまで定着してしまった。
それ以外にも、生配信などでガノンを使っているプレイヤーがジャストガードをした際には「ジャスガノン」、鮮やかなプレイを魅せたときには「さすガノン」とコメントが流れるなどから、ガノンを使用していないプレイヤーからも彼が愛されていることが窺える。
また、今作では横スマの「ドリャアア‼」という勇ましい掛け声が多くのプレイヤーの心をつかんだのか、新たに「ドリャーおじさん(どりゃおじ)」という呼び名を頂戴し、さらにそれがプリントされた「GANON DORIYAH T-SHIRT」というTシャツまで出てしまった。
また、ガノン同士のミラーマッチで、儀式と呼ばれるお互いに下Bを相殺させ、魔人拳を打ってまたこれを相殺させてから試合が始まるという変な伝統がある。(連続ステップやアピールを入れる場合もある。)

22.こどもリンク23.ガノンドロフ→24.ミュウツー

ゼルダ無双でのガノンドロフ

ガノンドロフ





使用武器:大剣(二刀流)・トライデント(3DS版追加武器)
シアを陰で操っていた真の黒幕としての登場。大昔に魂を四つに分けられ、三つは異世界に、一つはマスタソードに封印されていた。だが思念体となって復活すると、勇者リンクに執着するシアの心の闇につけ込み陰で操り、秘密裏に魂のかけらを回収し始める。
3つまで回収したところでガノンドロフとして実体化。トライフォースを持つシアやゼルダを襲ったが返り討ちに遭い失敗。そのまま姿をくらませる。

大剣による二刀流をメインに、闇の力を駆使して戦う。
プレイヤーキャラクターとしても登場し、レジェンドモードではガノンドロフ編で彼を操作することになる。加えて、DLCでは魔獣ガノンを操作できるモードも追加。
ゲームの仕様上、最初はレベル1の状態で操作することになるのだが、圧倒的なパワーで相手をなぎ倒していく様は圧巻。
誰が呼んだか、ガノンド呂布

リンクがシアに対抗するためにマスターソードを引き抜いてしまったため、最後のかけらの封印が弱まり魔王として完全復活を遂げる。そして闇の世界を彷徨っていたザントギラヒムの二人を従え、ゲルド砂漠を拠点に魔物たちを支配し、トライフォースの強奪と世界征服を目指し動き出す。手始めにラナを捕らえて力のトライフォースを取り戻し、続けてリンクとゼルダも倒してすべての聖三角形の力を手中に収めた。

ストーリーではガノンドロフを操作して、味方側だったキャラたちを打ち倒すため、プレイヤーは複雑な心境だったに違いない。しかも今までリンクたちの危機を救ってくれた「大妖精様の力」を借りるのを阻止しなければならない。

ハイラルの大半を魔物で埋め尽くした後、再び姿をくらませる。最終決戦ではハイラル城を利用したなんらかの儀式を行い、覚醒によって大幅なパワーアップを果たしてリンクたちの前に立ちはだかる。口ぶりから世界を統べるだけでは飽き足らず、並ぶ者のいないほどの『力』を得ようとしていたようだ。
だが、ハイラル城を奪還されたことでパワーダウンしてしまう。リンクに敗れると、哄笑と共に魔獣ガノンへと変貌し、最後の死闘を繰り広げる。
けれど所詮は借り物の力。信じる仲間も助けてくれる友もいないガノンドロフでは、リンクとその仲間たちには及ばなかった。圧倒的な力を持つ自分が追い詰められ、諦めずに立ち向かってくるリンクたちに動揺を見せる。最期はリンクのマスターソードによって貫かれ倒れるが、それでも立ち上がろうとする。直後、三つのトライフォースの輝きによって魔獣ガノンは裁かれ、ハイラルから消え去ったのだった。

味方として登場する場合は、仲間の危機に対し「フ……手の掛かる奴だ」と言って助けに行く一幕も見られる。またシアから寝返ったウィズロに対し、功績を挙げれば配下に加えると約束するなど度量もある。

漫画版

田口順子版『神々のトライフォース』では、冒頭にて盗賊時代のガノンドロフが描かれた。外見は(恐らく)金髪を逆立たせた屈強な大男だが、ガノンとなってからは卑劣で卑小な小者に成り下がっている。冒頭にて聖地の入り口を発見すると、仲間たちを次々と虐殺してトライフォースを手に下。しかし、そこに映った己の醜い姿を見た時、彼の姿形は醜悪なブタの化け物となってしまう。ちなみに名前が「ガノンドフ」と誤記されている。

姫川版『時のオカリナ』では、リンクとゼルダが出会った中庭に姿を見せており、三者が一堂に集うというシチュエーションが描かれた。ゼルダに対して恭しく振る舞い、時のオカリナの所在について問うが取りつく島もなく追い払われた。
クーデターを起こした時はゼルダとインパを追い詰めるが、ゼルダから「時の勇者がいつか現れ、あなたを倒す」と聞かされ、「たかが、小娘が!!」と激怒して殴り掛かった。この時の拳は地面を砕くほどの威力を見せており、インパが助けなかったらゼルダは確実に死んでいたであろう。逃げた二人を部下に追わせる一方で、自身も馬を駆り二人を追跡する。そこへリンクと遭遇し、時のオカリナを渡されたのを見て奪い取りにかかる。リンクをあっさりとねじ伏せると、サリアのオカリナを持ち去った。その後、リンクが聖地に封印されたのと入れ替わるように聖地を訪れ、力のトライフォースを手にした。
後にオカリナが偽物だと気づき、自身の影から生み出した悪霊ファントムガノンを大人リンクへの刺客として仕向けるが、失敗に終わる。次の刺客として差し向けたインゴーは、ガノンドロフに献上するはずだったエポナをリンクに取られてしまったため、裏切り行為とみなされて処刑されるはずだった。だがツインローバが待ったをかけ、洗脳したことでリンクへの刺客となった。
シークが自分に仕えていることには疑問を抱いており、王家を既に見限っているという理由を聞いても納得していなかった模様。
リンクとの決戦では徒手空拳、魔法、剣と豊富な戦闘技術を披露した。剣に電流を流してリンクとのつばぜり合いに勝つも、魔法弾を跳ね返され、それをはじいた隙を突かれマスターソードによって切り裂かれた。その後、力のトライフォースの暴走によってガノンへと変貌し、最後の戦いを繰り広げる。

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ガノンドロフ

ぜるだぁぁぁぁ
ZELDA 30th


砂漠の王
お前など死んでしまえ、


業火
宿敵


Egyptian Ganondorf
Doomed by Destiny


ガノンドロス
死増



ガノン

リンク対ガノン
ガノンさん…



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