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刮目せよ…真の王の復活と その世界の始まりを!


CV:高口公介


概要

ゼルダの伝説 ティアーズオブザキングダム』におけるガノンドロフの姿。

本編作品における最後の出演が『トワイライトプリンセス』(2006年)のため、実に17年振りの登場となる(外部作品には出演している)。


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顔は『トワイライトプリンセス』のものに近く、体付きはガノンドロフらしく筋骨隆々。髪型は後頭部で丸髷を作り、後ろ髪を一つ結びにしている。

服は『風のタクト』で纏っていた袈裟のようなものを着ており、下は動きやすそうなズボンを履いている。ゲルド族の模様が入った装飾品を有し、武器はシンプルなデザインの

額の装飾品には紅く輝く勾玉がはめ込まれている。

総じて外見は魔王というより盗賊(またはに近いか。

シリーズにおいて初めてボイス付きで登場する(過去作では掛け声ばかりなので、明確にボイス付きで喋るのは今作が初)。


人物像

平和と光を嫌い、逆に闇と混沌の概念を尊ぶという危険な思想を抱いた野心家。

ゲルド族の王では飽き足らず世界の王になる野望を持っており、そのためならば同胞のはずのゲルド族さえ平気で切り捨てる極めて傲慢かつ冷酷な暴君である。


自分より力のある存在を決して認めず、作中ではラウルに対して「貴様らが高みから見下し、当たり前のように独占していた神のごとき力(秘石)を手に入れた」と述べており、秘石の力を独占して優位な立場をもっていたゾナウ族に対して激しい怒りを見せている。


手段を選ばぬ策略家であり、例を挙げると

  • 魔物の群れを用いた直接的な侵攻を退けられた後は、さらなる機会を狙うためラウルに忠誠を誓う振りをして懐に飛び込む
  • 瘴気で作った偽ゼルダでソニアの暗殺を企てるが失敗。しかし、それにもすぐに対応してソニアを死角から殺害して秘石を奪う
  • 現代でも偽ゼルダを使ってドレファン王を負傷させたり、ユン坊を洗脳するなどハイラル全土に誤解と混乱をもたらす
  • 地上にある全ての武器に瘴気を纏わりつかせてほとんど使い物にならなくさせる
  • 現代で秘石が安置された5つの神殿とマスターソードに通じる可能性のあるデクの木のいる迷いの森にそれぞれ強大な魔物を差し向け、その上で各種族をメタった方法で更なる妨害を仕掛ける
  • いよいよリンクが目障りになったのか、偽ゼルダを利用して誘き出し抹殺を目論む。一方で自身は別の場所に身をひそめるという狡猾さ。なお、自身が表舞台に出なかったのは奪われた魔力を取り戻すのに時間が掛かるためと思われる
  • ミネルが依代にする予定だったゴーレムを瘴気(魔物)で乗っ取りリンクに協力することを防ごうとする
  • 後述の戦闘で秘石の力を解放した第二形態に移行した際は、無数の分身を召喚して確実に仕留めようとする
  • 地底空間の大地に赤黒い根を張り巡らせてそこから分泌する瘴気で地底全体を汚染する

など、敵ながらその計画性の高さと搦め手の豊富さには目を見張るものがある。


また武人としての側面も持ち、同等に戦える好敵手を求めている節があり、作中冒頭でリンクを退けた際は退魔の剣士の力が自身に及ばないと知り落胆するような素振りを見せている。

反面、目の前の勝利を目前にした時に慢心する詰めの甘さや、追い詰められると自暴自棄になるという精神的な危うさを持つ。


能力

生物から無機物まであらゆる物質を侵食し脆化させる負のエネルギー「瘴気」を生成する能力が最大の特徴。

武器や矢に瘴気を纏わせる、瘴気自体を弾丸として放つ、ハイラル各地を瘴気で汚染する、魔物を作り出す、ゴーレムの機体を乗っ取るなど、応用の幅が非常に広い。


その瘴気の毒性たるや普通の人間では近寄るだけでも体調を崩し、旧マスターソードや英傑武器、ハイリアの盾を含むあらゆる武装を一撃で破壊するほど。

他の人間よりも身体能力の優れたリンクであっても直にその瘴気のエネルギーを浴びた右腕は朽ち果て、さらに全身に染み込んだ瘴気によって命に関わるほどの致命傷を負ってしまい、ラウルの魂の加護によりどうにか一命こそ取り留めたものの、それでも著しい弱体化を余儀なくされた。

つまり常人では対峙すら許されず、英傑であっても刃を交えれば武器を失い、勇者でさえ瘴気に触れれば膝を突いてしまう。

挙句、これらの対抗手段が復活したマスターソードとラウルの光の力しか存在しない。


魔物を生み出して使役する能力も備えており、当然ガノンドロフの軍勢も例外ではなく、過去には一般魔物の中で最上位種であるライネルを同時に三体生み出している。全盛期である封印戦争時代がいかに絶望的な戦いだったか想像に難くない。


また武芸にも長けた猛者で、六賢者とラウルを纏めて圧倒する戦闘力を持っており、その強さは、

  • 風の賢者の翼を以てしても隙を突けないほどの疾さ、無尽蔵の魔力
  • 炎の賢者の渾身の一撃も易々と弾く強靭さ、比類なき剛力
  • 水の賢者の流水の護りも貫く苛烈さ、恐るべき俊敏性
  • 雷の賢者の雷撃にも動じぬ頑強さ、揺るがぬ覇気
  • 魂の賢者の全身を瘴気で侵すほどの猛攻

と評されている。


元々の身体能力も非常に高かったようで、秘石を持たない素の状態であろうと人一人くらいなら武器を使わず拳一つで殴殺できるほどの剛腕を振るっていた。


武術・知略・軍勢・瘴気・秘石・対抗手段の無さ。歴代のガノンドロフと比較しても非常に恐ろしい能力を持った、まさに魔王に相応しい存在と呼べるだろう。


作中の動向

過去

ゲルド族の中でも100年に一度生まれるという男であり、ゲルドの王たる資格を持った人物だった。だが砂漠の王程度では満足できず、ラウルが建国して間もないハイラル王国の侵略を目論む。


手始めにモルドラジークの大群をけしかけるが、ラウルと以下2名が秘石を用いて協力して放った光線によって一瞬で全滅に追いやられ失敗。遠目からその様子を見ていたガノンドロフは秘石の存在を確認すると同時に力尽くでは無理だと悟り、今度はその秘石を手に入れるべくとりあえず臣従の姿勢を見せてラウルの懐に入り込む。

とはいえ、この時にも既に絶滅寸前のゾナウ族そのものを煽るような不遜な態度だったため、時の賢者には危険視され、ラウルも彼の野心にはうすうす感づいていたものの、彼を御するためとしてあえてハイラルの傘下に迎え入れられる。


しかし聡明な王でもガノンドロフを従えることはできなかった。

ガノンドロフは、ラウルの妻にしてハイリア人の王妃ソニアに狙いを付けたのだ。


まずは時の賢者の偽者を近づけさせ「大事な話がある」と言って二人きりの状況を作り、隙を突いて暗殺しようとする。

無論、この企みは既に見破られており、時の賢者の能力によって阻止され失敗。偽者の正体もソニアに見破られ消え去った。


だが、それも想定済みだったのか自身はすぐ近くに潜んでおり、二人が安堵した瞬間に死角から現れてソニアを殺害し、彼女の持っていた秘石を奪い取ることに成功した(この際のガノンドロフが見せた最早顔芸レベルの狂気的な笑みは必見。破顔大笑とはこのことである)。


ガノおじ


そしてその邪心に呼応するように時の秘石は黒く染まり「闇」と読める模様が刻まれ、彼の肉体を悪鬼そのものの姿に変貌させたのだった。

これが長きに渡ってハイラルを脅かす魔王が誕生した瞬間であった。


現場に駆け付けて妻の亡骸を前に激昂したラウルも仕留めようとし、光の防壁で抵抗するラウルを追い詰めるが、時の賢者の持っていたプルアパッドのワープ機能で二人には逃げられてしまう。


封印戦争

「いでよ我が僕どもよ

与えられた力に驕り、この地を支配するハイラル王国と…

それに与する者どもを一匹残らず…

根絶やしにするのだ!!」


絶大な力を手にした後は、かつての仲間だったゲルド族のことも一切顧みることなく無数の魔物たちを生み出してハイラル各地の侵攻を始める。

これに対してラウルは各部族の有力者にも秘石を与えて彼らも賢者に加え、総勢七人の賢者団を結成してガノンドロフとの最終決戦に臨んだ。しかし、既にその力は賢者たちが束になっても太刀打ちできないほど強大化しており、ラウルを含めた全ての賢者を容易く圧倒して彼らを追い詰め、魂の賢者のミネルに至っては瘴気の侵食によって肉体に致命的なダメージを受けてしまった。

しかし、4人の賢者たちが各々の武器を投げつけ、時の賢者がその時を巻き戻すという連携によって一瞬の隙が生じ、ラウルに接近を許してしまう。


迎撃しようとするも間に合わず、ラウルの右腕を胸に打ち込まれ、心の臓を縛り、魔力を抜き取られる形で封印が行われる。

自分はいずれ復活すると嘲笑うガノンドロフだが、ラウルは


「悠久の先… 貴様を討つものが必ず現れる

 退魔の剣を持つ剣士… リンク

 この名を忘れるな」


と言い残す。

次の瞬間、ガノンドロフは封印され、同時にラウルも絶命したのであった。

そしてガノンドロフの体は地下深くに埋葬され、その封印をより確実にするための要石として、かの地の真上にハイラル城が建設されたのだった。


ちなみにこの形態となったガノンドロフにはあらゆる攻撃が通じず、当時の賢者たちでも傷一つ付けることはできなかったという。ラウルが封印という選択を選んだのもこれが原因である。

物理的な攻撃は一切通じず、長期の封印による老いでもガノンドロフは死ななかった。最早倒す手段はないかと思われたが……。


復活後(物語冒頭)

ガノンドロフ(ミイラ)


そして時は流れて現代へ。

100年前に厄災ガノンが復活した際に要石たるハイラル城が損傷。そこから徐々に封印が緩んで行き胎動を始める。そして100年後、最初は瘴気をわずかに発する程度だったが、やがてそれも地上に染み出すほど強く大きくなっていった。

そして、物語冒頭にて調査にやって来たリンクとゼルダを前に封印の楔でもあったラウルの腕が外れたことでミイラの姿のまま復活を果たした。


復活と同時にゼルダに瘴気の魔手を伸ばし、それを庇ったリンクの右腕とマスターソードを侵食させる。これによりリンクは全身を瘴気に蝕まれて大幅に衰弱・弱体化、さらに右腕は朽ちてしまい、マスターソードも刃が砕けることとなってしまった。

この後のイベントではラウルから「リンクの右腕が朽ちて命に関わる事態であったため、急遽自分の腕をリンクに移植する事にした」という説明があるため、ガノンドロフはこのシーンで既にリンクへ致命傷を与える事に成功しており、ラウルの機転が無ければそのまま死亡していた模様。

ラウルから伝え聞いた勇者の他愛なさに「我が瘴気で砕ける退魔の剣では役に立たない」「ラウルの言う勇者も所詮この程度か」と侮蔑すると、瘴気の奔流でハイラル城を押し上げ、その際に生じた崩落に紛れて姿を消した。

時を同じくして各地で天変地異が発生。大地にはいくつものの深い穴が開いて瘴気が染み出し、天空には無数の島々が出現した。


容易くマスターソードを砕いたガノンドロフだが、その刃の破片が彼の頬を僅かに傷つけたのをゼルダは見逃さなかった。

「マスターソードなら魔王に通用する」とゼルダに気づかれてしまい、後にこれが最大の敗因となる。


以後はハイラル城の深穴の底に潜み、静かに力を蓄えて復活の時を待ち続ける。

しかし、それまで大人しく沈黙しているような男ではなく、自分に対抗するであろう新たな賢者の誕生を防ぐため、各部族が住んでいる地方にある賢者の神殿にフリザゲイラオクタコスボルドゴーマクィンギブドといった強大な魔物たちを送り込んでそこに隠されている秘石を守らせ、それどころかその地域全体の環境も破壊してその部族を滅ぼそうと目論んだ。

それ以外にも分身のファントムガノン偽ゼルダに化けさせて各地に派遣し、彼女を通して世界の情勢を見て探りつつ不利益に繋がるもの(遺跡など)を隠蔽しようとし、更にはリンクが神殿の魔物を全滅させると彼をハイラル城に誘き出して直接その命を狙った。


戦闘

各地を巡って5人の賢者と盟約を結び、更には再生したマスターソードを取り戻したリンクは、コーガ様との戦いから魔王の居場所がハイラル城の地底最深部であることを知り、本拠地まで乗り込むこととなる。

ただし各地の異変の調査やマスターソードの入手、コーガ様の撃破など行わずとも、場所さえ知っていればいきなりここまで来ることもできる。


ラストダンジョンは、瘴気の動脈 ⇒ 神代の遺跡 ⇒ 封印の跡地 ⇒ 瘴気満ちる魔窟 ⇒ 瘴気の源流(最深部)という5段構えとなっている。ただしダンジョンとして長いのは瘴気の動脈だけで、後は最深部まで通り抜けるだけとなる。


最深部まで到達すると間もなく多数の魔物を差し向けられる。

メインチャレンジで各神殿のボスやハイラル城のファントムガノンを倒していない場合、倒していないボスと連戦となる。

魔物の群れ ⇒ フリザゲイラボルドゴーマオクタコスクィンギブド奪われしゴーレムファントムガノン

という順番で最大7連戦の直後にガノンドロフ本人と戦うこととなるため、ストーリーを無視して来てしまうとかなりの苦戦を強いられる。

魔物の群れが強力な武器や素材を落とすので不安があれば拾っておこう。ただし奪われしゴーレム戦で消滅してしまうため、クィンギブド戦が終わるまでに拾っておくべし。

各地の異変を解決している場合、駆け付け協力してくれる。ボスとの戦いも仲間たちが足止めしてくれるので戦闘にはならず、リンク一人でガノンドロフの元へ向かうことに。


第一形態

ゼルダまとめ

「これより この地をあるべき姿に戻す」

「世界は我が統べる 我が定める」

「…それこそが王である」


まずはミイラから人間の姿へと再生したガノンドロフと対決。

過去作を彷彿とさせる一騎討ちの勝負であり、ファントムガノンと同じく得物としている瘴気の剣、槍、金棒、弓を使い分けて攻撃してくる。


この段階での攻撃は各地で戦ってきたファントムガノンと共通。…が、刀持ちの場合はファントムガノンが空中を滑るように接近してきたのに対しスタスタと走って来るのでタイミングを見誤らないようにしたい。

但し、稀に刀では回転斬り、槍では連続突き、金棒では瘴気飛ばしといった新たな技を使ってくる。よく見て避けたい。

また、回転斬り時に「終わりだ」、リンクダウン時に「そんなものか」等と言ったボイスが戦闘中にちょくちょく差し込まれている。

特筆すべきこととして、先述の通りこちらの弓以外の攻撃を確率でジャスト回避で回避し、そのまま反撃してくる。プレイヤー側の強行動を敵も持ち出してきた形になり、これまでの敵との格の違いを感じさせる演出である。

他にも攻撃の直後に宙返りで距離を取る、時折使用する武器を変える、溜め攻撃を使用する、何らかの方法で滞空すると即座に弓で狙ってくるなど総じてプレイヤーのような挙動をする。

落ち着いて攻撃のタイミングや縦横を見極め、ジャスト回避からラッシュを行うか連続弓集中で体力を削ろう。


第二形態

"The red moon is here"

「久しい感覚だ」

「血が沸き肉が躍る…そして体の隅々までが更なる力の解放を渇望しておる……」

「幕引きの時間だ」

「今度は腕だけでは済まさぬ」


第一形態戦を終えると、今度はかつての七賢者たちと戦った魔王の姿になる。この際に主の力を倍加させる秘石によって体力が2倍に増えるほか、無数の分身を召喚し数の暴力でリンクを倒そうとする。

すぐに仲間にした分の賢者たちが駆け付けるので、分身の様子を見つつ、防御、または逃げに徹するのが得策だろう。

弓集中+バクダン矢などで本体と分身を巻き込んで攻撃するのも有効。

分身はゆっくりと歩いて近づいて来るが、本体だけはダッシュで突っ込んで来る。囲まれるのが怖いなら弓矢を構えて突っ込んで来た本体の頭を狙おう。

ちなみに戦闘開始直後は分身全てがリンクを狙っているため、全員がじりじりと彼に向かってくる。固まっててくてく歩いてくるガノンドロフの群れはなんとなくシュール。


攻撃もさらに苛烈になり、槍での高速突進や槍での薙ぎ払い攻撃、また上昇気流を発生させて地上全域を瘴気で埋め尽くすなどの新たな攻撃を使用。水平斬りのモーションから直ぐにダッシュ縦斬りに切り替えるなどといったフェイントも使用してくる。

しかも武装を付けていない盾弾き動作すらジャスト回避し、弓集中でない状態のヘッドショットを確率で防いでくる。


そしてこの形態になるとこちらからの通常攻撃はかなり高い確率でジャスト回避される。それをジャスト回避することでラッシュに持ち込める…と思いきや、なんとこの形態のガノンドロフはこちらのラッシュ攻撃にすらジャスト回避してくる。

直後の反撃を再度ジャスト回避することで、ようやくラッシュを決めることができる。


ガノンドロフの攻撃をジャスト回避からのジャスト回避返しジャスト回避返し返し、若しくはこちらから攻撃して相手にジャスト回避させそれをジャスト回避返しにジャスト回避返し返しからのジャスト回避返し返し返しの流れが基本となる。

また、瘴気を用いた攻撃もここから多用してくるようになる。


ガノンドロフ直々に発せられるこの瘴気は従来の回復不可では飽き足らず、被弾すればなんとハートを完全に消滅、減衰させてくる(一応本当の最終戦では地上に出るためか回復している)。

さらにこの瘴気攻撃に武器攻撃を当てると一撃で武器が破壊され、盾で防げば耐久が1にまで減らされる。これは圧倒的耐久値を誇るハイリアの盾すら例外ではない。長引けばジリ貧に陥るので早期決着をつけたい。


しかしこの瘴気攻撃はマスターソードでのみガノンドロフに打ち返すことができる。ラッシュに頼らない貴重なダメージソースなのでできるだけ狙いたい。ゼルダによって強化されたマスターソードに同じ手は通用しない事をガノンドロフに教えてやろう。(ちなみにバグを用いいることで本編開始時点の瘴気に侵される前のマスターソードで挑むこともできるが、そちらではこの瘴気弾を打ち返すことはできない


盾によるジャストガードでも怯ませることができるが、この形態になると盾への攻撃力が非常に高くなるので、高耐久を誇るハイリアの盾ですら数発の攻撃で粉砕されてしまう。盾を構えるにしても予備を多く持って行った方がいいだろう。


プレイヤースキルにもよるが、ガノンドロフ討伐難易度はここまでどれだけ寄り道・事前準備したかで大きく変わる。

ガノンドロフは攻撃モーション中にジャスト回避をしないので、最大強化した防具(攻撃力アップが望ましい)、サンサン・チカラ料理によるブーストをすれば延々密着してゴリ押しで勝つことも可能。

ハートを消滅させる瘴気攻撃は防具に関わらずハート1個分なのでハートの最大値が多いのならば逆に楽になるかもしれない。


また、ロケットをスクラビルドした盾を複数持ち込んでおいてロケットジャンプを繰り返し、そこから攻撃力の高い弓+ギブドの骨などをひたすら射掛けることも有効。やはり獣神の弓が最強である。

ハートの最大値減少に加えて瘴気ダメージ、盾破壊と様々な方向から追い詰めてくるため、あまりに戦力差があると感じたら一度素直に撤退しよう。


そして見事に第二形態の体力を全て削り切ると、自分がただの人間の戦士に追い込まれたという事実を受け止められないガノンドロフはある禁じ手を使い…… (リンク先ネタバレ注意!)


余談

  • ウツシエは第一形態・第二形態・最終形態と3つとも個別に図鑑登録される。ウツシエで作ってくれるマモノ人形にも対応しているが、やたらとかっこいいポーズが多いのでマニアは狙ってみるのも面白いかもしれない。
  • ビジュアルが発表された際、その魔王からかけ離れた装飾や何かを憂いている様な目線からゼルダやリンクと共闘するのでは?と考察されていた(実際、前作にて壁画に描かれていた古の勇者の姿が今作のガノンドロフとも似ていた事も考察を加速させていた)。が、蓋を開けてみれば歴代でも最悪の強さと外道さを兼ね備えた文句無しの悪役として凄まじいインパクトを残した。
    • これまでのガノンドロフは「女子供は殺さない」「謀略は張り巡らせど直接的に誰かを殺めることはしない」といったようなところがあり、魔王という立場に反して甘さが見られる部分があった。しかしティアーズオブザキングダムでは前述の悪行に加え、身に着けた力で同族であるはずのゲルド族すら滅ぼそうとするなど、完全に『悪/外道』として振り切ったキャラクターとなっており、今作のガノンドロフの振る舞いに驚いたユーザーは多かったのではないだろうか。
    • なお、上記の何かを憂いている様な表情に関しては、後にこの絵を基にしたamiibo等身大フィギュアにて、片側(絵で見えていない側)の口角を上げた不敵な笑みであったことが明かされた。
  • 彼の行動理念については描写が少なく、なぜ彼が「ゲルド族によるハイラルの支配」ではなく「魔族の支配する闇の世界」を望むに至ったかは不明。「力への飽くなき渇望」「同族のゲルドすら捨て、魔族が支配する世界を目論む」「世界の支配が叶わぬと悟るや否や、自我すら捨ててハイラルを滅ぼそうとする」等と、まるで憑りつかれたようにひたすら支配と破壊を求めている節があるため、ガノンドロフの前世と思しきとある存在の怨念が人格形成に影響を与えているのではないかという見方もある。
  • 作中で巫女服の偽ゼルダに化けているのはファントムガノンだが、劇中の描写からして喋っているのはガノンドロフのようである(偽ゼルダの台詞の途中でガノンドロフの声に変化するシーンがある)。つまり「リンク…早く来て…」みたいなセリフも全部声真似ということである。これのせいでユーザーにはネカマとか女装とかバ美肉おじさんとか言われてしまっている。

偽ゼルダ考察要素


  • 本作ではゲルド族の長としてのガノンドロフがハイラル王国に恭順し、後に離反し征服を目論む姿が描かれているが、これは『時のオカリナ』におけるガノンドロフの行動のセルフオマージュであると思われる。
    • また、第2形態移行時にはリンクへ向け指を曲げる挑発を行うが、この動作は2000年に任天堂がスペースワールド(同社のゲームイベント)で公開したゼルダの伝説の技術デモムービーのオマージュではないかという意見もある。
  • ゼルダ史におけるガノンドロフ及びガノンは基本的に『時のオカリナ』をルーツとした同一人物であるが、本作では同一人物であるかは不明である。というのも『ティアーズオブザキングダム』と『時のオカリナ』のガノンドロフを同一人物とすると大きな矛盾が生じる事になるのである。『ブレスオブザワイルド』はハイラルの歴史における最後の物語であり、『ティアーズオブザキングダム』はその遥か昔のハイラル建国時代が描かれている。『時のオカリナ』がハイラル建国時代以前であればガノンドロフはリンクやゼルダ、マスターソードの知識を有する筈であり、ハイラル建国時代以降であればラウルの手によって封印されている期間の筈。したがって本作のガノンドロフは、『時のオカリナ』『4つの剣+』以来の新たなガノンドロフである可能性が高いと考えられている。
    • その他にも本作はゼルダ史における時のオカリナ以降のどの時系列としても矛盾する描写が多く、『スカイウォードソード』から直接続く新たなルートではないかという考察もあるほどであり、公式による続報が待たれるところである。

関連タグ

ティアーズオブザキングダム ガノンドロフ ゲルド族

リンク(ブレスオブザワイルド) ゼルダ姫(ティアーズオブザキングダム) 厄災ガノン

封印戦争 偽ゼルダ ファントムガノン

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