「光と影を統べる王に弓引く 愚か者よ」
「その身をもって我が力に触れるがいい!!」
解説
CV:宮田浩徳
『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス』に登場するガノンドロフ。
陰の世界の僭王ザントを裏で操り、本作の騒動を引き起こした真の黒幕。
一応、『時のオカリナ』のガノンドロフと同一人物という設定だが、その時の彼と比べると体格ががっしりとしていて、顔付きも年期の入ってるようなかなり厳つい容貌となっている。
全身も漆黒の重厚かつ豪奢な甲冑で包まれており、盗賊というよりもむしろ騎士に近いイメージへと変化している。
胸の辺りにはぼんやりと光る部位があるが、これは賢者による処刑の際に付いた傷穴で、この部分は未だに塞がっておらず、ここが今のガノンドロフにとってのウィークポイントになっている。
経歴
かつて、『時のオカリナ』の出来事の後に元の時代に戻ったリンクがゼルダ姫に事の顛末を伝えたため、謀反が発覚したガノンドロフは砂漠の処刑場で賢者たちにより処刑が行われる。
しかし、リンクが勇気のトライフォースを宿したまま帰還した事でこの時代の聖地にあるトライフォースに影響が及び、力のトライフォースが自身に宿った事でそのパワーで激しく抵抗。
賢者の一人を殺害するが、残る賢者たちの手でかろうじて影の世界へと追放された。
影の世界をさまよっていた自身の怨念は、現地の野心家であり同じく失意のままにさまよっていたザントに宿り、彼を利用して光の世界を攻め、賢者の剣とハイラル城を奪い拠点とする。
その後、陰りの鏡を完成させ、陰の世界をザントから解放したリンクがハイラル城に乗り込んできたことで、ついに対決となる(以下の「最終決戦の流れ」を参照)。
最期はリンクによってマスターソードに貫かれ、「これが、光と闇の血濡れた歴史の始まりと思え!」という呪詛の言葉を吐きながら果てた。
最終決戦の流れ
- 第1戦目
常に浮遊しており、ガノンドロフお馴染みの「魔力」によって生成した光弾を放つ攻撃を使用する他、手にした細剣を使った突進攻撃や、三角形型の結界を発生させて光を放つ攻撃も使用してくる。
光弾を跳ね返し、3回命中させることで倒せるので、上記の攻撃法もここまでゲームを進めてきたプレイヤーには大した脅威になる可能性が低いため、(光弾のラリーが苦手な人でない限り)それほど苦戦する相手ではないだろう。
撃破すると、影の結晶石の魔力を借りたミドナによって、ゼルダ姫の身体からガノンドロフが分離し、影が一ヶ所に集まり、魔獣形態へと移行し、第2戦目となる。
- 第2戦目
異空間を出入りしながら突進攻撃を繰り出してくる。弱点は腹。
ある程度攻撃を続けると人間形態に戻り、ハイラル城の外に出る。
- 第3戦目
おぞましい黒馬に乗っており、ハイラル平原を駆け巡る騎馬戦が幕を開ける。
光の弓矢を用いたゼルダ姫との共闘になる。
- 最終戦
最後は馬から降り、光の檻のようなものでリンクと自分の周りを囲ってくる。
そして、そのままリンクとガノンドロフの一騎討ちになる。
最後の一騎打ちでは剣を抜いて戦う。