「ストライク…」
データ
概要
ヨゴシュタインが「ボーリングマシン」をモデルに製作した害地目蛮機獣。
体全体が緑色の重機から成っており、腹部が巨大な口吻型圧搾機、頭部がボーリングドリルと言う姿を持つ。口癖はボウリング繋がりで「ガータ、ガータ」、「スペアー」、「ストライクー」。
地中奥深くのマントル層まで掘り進む事が出来る硬質長身ドリルを装備しており、マントル層からマグマを汲み上げて噴出させる能力を持つ。
それによって地表をドロドロの溶岩で覆い尽くす事であらゆる水を沸騰させ、硫黄ガスを空気中に満たし、汚染された世界へと変貌させる。尚、当人は基本的に愚鈍で一見何もしないで眠っている様に見えるが、実際はマントル層まで掘り進むには時間が掛かる為、周囲を警戒しなければならない。
活躍
最初から巨大な姿で街中に出現すると、硬質長身ドリルで地面を掘り始める。無論これを阻止すべくゴーオンジャーが駆け付けるがヨゴシュタイン、キタネイダス、ケガレシアの三大臣が迎撃。「ガイアークの大臣」の名に恥じぬ3人の戦闘力とパワーの前にゴーオンジャーは敗退に追い込まれ、その場は撤退するのだった。
その後もボーリングバンキは寝ている様に見えてその実、夜中でも徐々に地下を掘り進めていた。マグマを噴火させると言う三大臣の計画をの一部始終を盗み聞きしたグリーンとブラックは、果敢にも三大臣に立ち向かって行く。
翌日、ヨゴシュタインの命により火山作戦を中断すると、ボーリングバンキは体内に蓄えた溶岩をガンバルオーに浴びせ、更に持ち前のパワーとドリルの打撃で苦戦させてピンチに陥れる。
だが、其処へ前回の戦いで錆び付いたスピードル達3体が復活して駆け付け、エンジンオーとなった為に形勢は逆転。最期はゴーオングランプリとガンバルグランプリの同時攻撃を喰らい、上記の台詞と共に爆散した。
余談
モチーフのボーリングマシンはロッド状のドリルを回転させ、土を円筒形に掘る道具である。
したがってボーリングは球技の方のボウリングとは発音こそ同じだが、全くの別物なので要注意。
声を演じた今村氏は『忍風戦隊ハリケンジャー』のメタル忍者テッコツメーバ以来、6年ぶりのスーパー戦隊シリーズ出演となった。
関連タグ
他作品の関連項目
ジシンヅノー:『超獣戦隊ライブマン』に登場した掘削繋がりの大先輩。
バラマグマ:『超力戦隊オーレンジャー』に登場する、掘削機能を用いてマグマを噴出させる作戦を決行したロボット怪人の先輩。
ボーリングオルグ:7年前の名前繋がりな怪人だが、こちらは玉を転がすスポーツのほうがモチーフ。断末魔の叫びも同じである。こちらの声優は本作ではレンズバンキの声を演じた。