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ドリルバンキ

どりるばんき

『炎神戦隊ゴーオンジャー』に登場する蛮機獣で、本編最後の害地目蛮機獣である。
目次 [非表示]

「何じゃこりゃー!ドリトル先生不思議な旅~!」(GP-33)


データ編集

分類害地目蛮機獣
作製者害地大臣ヨゴシュタイン
作製モデルドリル
身長225cm(産業革命時:56.3m)
体重253kg(産業革命時:632.5t)
CV鈴木千尋

概要編集

「よりドリみドリ~!うつみ宮土理キンキンの奥さんドリ~!」

GP-32「秘宝ヲサガセ」、GP-33「原始エンジン」に登場したヨゴシュタインが「ドリル」をモデルとして製作した害地目蛮機獣。ヨゴシュタイン曰く「害地目の新たなる星」であり、劇中最後の害地目蛮機獣でもある。

過去の蛮機獣に共通の厳つい顔の頭頂部に巨大なドリルを装備し、茶色い装甲で覆われたボディのあちこちに車輪が付いた姿を持つ。これ等の車輪円盤式ドリルである為、頭部のドリルと共に地中を移動する上で大いに役立つ。左腕に付いたバケットアームも特徴で、口癖「ドリドリー」及び「~ドリ」。当然と言うべきか、この口癖は「ドルドル!」と似た口癖を持つスピードルからは快く思われていない。


能力もそれらしくドリルで岩盤を破壊し、ボディの円盤式ドリルで地中を猛スピードで掘り進むと言う物。特筆すべきはドリルやボディの全てがダイヤモンドであることであり、それ故にどんなに頑丈な岩石も粉砕し、相手のあらゆる攻撃を弾き返す事も可能。更に戦闘ではこうした円盤式ドリルを無尽蔵に飛ばして相手を翻弄し、その隙に懐に飛び込んで巨大ドリルにて止めを刺すと言う強襲戦法を取る。

更に頭部の巨大ドリルを高速回転させ、回転エネルギーを渦巻きビームに変換して発射するドリカム攻撃」なる技も併せ持つ。

その実力は高く、「害地目の新たなる星」と言うだけあって腕試しとは言え、キタネイダスを瞬時に追い詰める程(そのため劇中では彼の武器であるキタネイバーまで折っていた)。


劇中ではヨゴシュタインの命を受け、かつてヒューマンワールドがダイナワールドと呼ばれた時代、恐竜絶滅に追い遣ったとされる伝説の蛮機族「ホロンデルタール」を発掘すべく行動した。


活躍編集

GP-32「秘宝ヲサガセ」編集

ヨゴシュタインの命を受け、山奥で「黄金の龍」なる財宝を探す黒岩六郎から地図を奪い、それを手掛かりに蛮機族ホロンデルタールを復活させんと画策する。


六郎と共に宝探しをする走輔範人の前に地中から出現し、変身したレッドグリーンの2人と交戦。2人の攻撃をダイヤモンド製のボディで無効化するや「ドリカム攻撃」で苦戦させ、そのまま六郎から地図を強奪すると、発掘場所の洞窟の中を一気に掘り進んで行く。


発掘地点の地底空洞に辿り着くが、その先にはゴーオンジャーゴーオンウイングスも到着していたために鉢合わせと共に再び戦闘に突入。

再戦時はスーパーハイウェイバスターとブースターフライトを同じ様にボディで弾き返して無効化するが、弾いたエネルギーの流れ弾が岩壁に命中した途端、謎の物体が突如として姿を現した。


「黄金の龍」発見を受け、ビックリウムエナジー産業革命を起こして巨大化すると、巨大戦では右腕からの無数の丸ノコとドリカム攻撃でエンジンオーG9を苦戦させるが、ゴローダーGTに圧倒されてしまう。すると突如地底空洞から復活した古代炎神が出現。実は山に眠っていたキシャモスティラインケラインの3体の古代炎神が連結した姿こそが「黄金の龍」の正体だったのだ。

だが、復活したばかりで敵と味方の区別も出来ない古代炎神は強烈な体当たりによってエンジンオーG9を倒してしまい、その拍子にスピードルは本来の姿に戻れない程の大ダメージを負ってしまう。チャンスとばかりに止めを刺そうとするドリルバンキだったが、同じ様に古代炎神の妨害を受けたために戦意を喪失し、「行きつ戻りつ、もうドリドリ~ってな」と言い残して退散した。


GP-33「原始エンジン」編集

等身大に戻ってヘルガイユ宮殿に帰還すると、古代炎神をホロンデルタールと勘違いしたヨゴシュタインから3体を連れて来る様に命じられる。

前回古代炎神に酷い目に遭わされた昨日の今日で気が立っていたドリルバンキだったが、創造主の命令には逆らえない。イライラのドリドリしながら古代炎神を探索していると、鉢合わせしたレッドと交戦。その最中に古代炎神が出現したため、拿捕すべく襲い掛かろうとするも吹き飛ばされてしまう。


その後、古代炎神を誘き寄せるために戦闘するガンバルオーセイクウオーを発見し、ビックリウムエナジーによって再度巨大化する。


「これでお前も、一巻ドリシノブの終わりドリ!!」


限界を迎えている2体を合体解除に追い込んでバスオンベアールVを一蹴し、単独で挑むレッドも容赦なく攻撃するが、彼を「相棒」と認めた古代炎神が参戦したために形勢は逆転。3体が炎神合体したキョウレツオーに頭部のドリルを破壊されてしまい、最期はキョウレツエクスプレスを止めに喰らって上記の断末魔と共に爆散した。


余談編集

モチーフである「ドリル」は螺旋状の刃を回転させ、硬い物に穴を開ける道具である。


声を演じた鈴木氏は2年前の『轟轟戦隊ボウケンジャー』にて大いなる獣レイ/クエスター・レイ役で出演し、スーパー戦隊シリーズのファンにその名を広く認知された。翌年の『侍戦隊シンケンジャー』ではヒャクヤッパの声を演じる事となる。


蛮機獣で唯一、話を跨いで登場している。

関連タグ編集

炎神戦隊ゴーオンジャー 蛮機族ガイアーク 蛮機獣

地属性


他作品の関連項目編集

モグラルギンドーラガンロック:宝探し繋がりエピソードに登場した歴代の戦隊怪人。


ドリルロイドドリルロイド24年後に登場するドリルモチーフの後輩。

バラドリル:『超力戦隊オーレンジャー』に登場した先輩。


ハッポウズ次年度のスーパー戦隊の同話数&新型ロボ初参戦に登場した怪人。

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