- アニメ『遊戯王GX』及び『遊戯王OCG』のモンスターについてはドリルロイド(遊戯王)を参照。
「設計図は頂く!」
データ
身長:197㎝
体重:259㎏
製造モチーフ:電動ドリル
メタウイルス:「掘る」HORU(青)
識別ナンバー:D-10
推奨動作環境:地下15m以上
オーダー:メガゾード開発工場に地下から侵入し、新バスターマシンの設計図を強奪する
概要
エンターがホームセンターの棚に陳列されていた複数の電動ドリルに「掘る」のメタウイルスをインストールして製造したメタロイド。青いボディに頭部、両肩、胸部、更に左腕に電動ドリルが付いており、両足首にもドリルの意匠が見られる姿を持つ。ドリル=回転と言う発想からか、常に「プルッシュ~!」という巻き舌の雄叫びを上げるのも特徴の1つ。
右腕に付いているのはドリルでは無く高速式シールドマシンであり、全身の旋回ブレードとクローラアーマーを駆使する事で猛スピードで地中を掘り進む。
無論身体に付いたドリルも武器となり、左腕に付いた4連電動ドリルと頭部、胸部、両肩等、ボディ前面に付いた各種ドリルを振るって穴だらけにする戦法を取る。
活躍
メガゾード開発工場で新バスターマシン「BC-04」が開発されようとしているのを受け、「道具というのは常に進化する。我々のメガゾードも、そうあるべき…」と呟いたエンターは某所にあるホームセンターに陳列されていた電動ドリルにメタウイルス「掘る」をインストール。ドリルロイドを誕生させた。
「プルルルルン!!!プルンッ…プルルルルルルルル!!!!」
エンジニアに就職したのに自分のやりたい開発が出来ない苦しみからヴァグラスと内通していたリュウジの幼馴染の木村カズヤが、「BC-04」の設計図のデータをコピーして盗み出そうとしてリュウジと揉み合っている間に開発工場の地下から強襲。リュウジとカズヤが倒れた隙にコンピューターにアクセスし、上記の台詞と共に設計図のデータを盗み出そうとするも立ち上がったリュウジが右腕でコンピューターを叩き壊す。そんなリュウジの怪力の能力を目にし、「何?…お前…この力、人間か?」と尋ねるドリルロイドに「多分ね」と答えると、リュウジはディスクを奪われまいと果敢に立ち向かって行く。カズヤを叱咤しながら彼の目の前でブルーバスターに変身して応戦する中、ディスクがカズヤの元へ転がって行くのを見てブルーは叫ぶ。
「カズヤ、それ渡すなよ。せっかく叶えた夢だ!!」
だが、ディスクを拾ったカズヤは「いや…近付けば夢なんて消える…」等と後ろ向きな発言をし、そのまま部屋から出て行ってしまう。ドリルロイドと組み合うブルーの、彼の名を呼ぶ叫び声だけが部屋に空しく響き渡った。その後も工場内で戦いを繰り広げるブルーとドリルロイド。ドリルロイドのドリル攻撃を避け回るブルーだったが、施設内の外に出ると同時にソウガンブレードの二刀流を構えると、突撃して来るドリルロイドの右腕が地面に振り下ろされた所を見計らってソウガンブレードを深々と突き差し、そのまま地面に縫い付ける。そうやって動きを封じた所へブレードの柄を足場に後方へジャンプ。十分な距離を取った所でエネトロンをチャージして放つイチガンバスターの射撃を叩き込んだ為、身動きの取れないなままドリルロイドは爆散した。
一方その頃、逃げる途中でリュウジの言葉を反芻し、その想いを理解したカズヤは自身の愚かさに気付く間も無く設計図のデータが入ったディスクをエンターに奪われてしまう。「お約束の報酬です」と彼の元へ札束を投げて去って行くエンターを背に、「馬鹿だ…俺は大馬鹿野郎だ……!!」と後悔してその場に泣き崩れるだけであった……。
また、ドリルロイドの製造と共にそのデータをタイプαにダウンロードされたドリルゾードは転送された当初は姿を現さず、やがて地下からゴーバスターエースを強襲。それから地面を潜ってのヒット&アウェイ戦法でビーム攻撃を発射し、ゴーバスターエースとRH-03ラビットを翻弄する。
然し、其処へドリルロイドを倒したブルーの駆るGT-02ゴリラが参戦した事で3機はゴーバスターオーへの特命合体。疑似亜空間フィールドで索敵された所へ、止めのディメンションクラッシュを受け爆散した。
尚、爆散寸前にバグゾードを射出する部分を分離させた為、次回エンターの操作によって2体のバグゾードが出現するのだった。
余談
モチーフは電動ドリルの他に掘削機も含まれている。
識別ナンバーD-10の由来は電動ドリルの「電動(でん(Den)どお(とう=10))」から。
声を演じた桑原氏は今作がスーパー戦隊シリーズ初出演となる。
関連タグ
ドリルロイド2:色違いの後継機。
バラドリル:『超力戦隊オーレンジャー』に登場した大先輩。
ドリルマン:偉大なる先輩。
天元突破グレンラガン:ドリルが武器のロボットアニメ作品。