「ひでーなー、おやびん。『失敗作』なんて言って、放り投げちまうんだもんなぁ」
「もっとおやびんに褒められたい〜〜!」
データ
身長:7cm
体重:35g
製造モチーフ:消しゴム
メタウイルス:「消す」KESU(カードの色は赤)
識別ナンバー:K-56
推奨動作環境:小学校(2年1組)
オーダー:あらゆるもののデータを消し去る
概要
エンターがとある小学校の2年1組の教室にあった消しゴムに「消す」のメタウイルスをインストールして製造したメタロイド。
名前通り消しゴムに手足を付けた外見をしているが、何故か元の消しゴムのままの小さなサイズでメタロイド化してしまった為、製造者のエンターからは「失敗作」と間違われて捨てられてしまう。
サイズも小さく失敗作と思われていたが実際はかなりの有能で、誰にも気付かれずにあらゆる機器のデータを消去する事ができ、身体は小さいものの強力な光線を発射する。
バディロイドと司令室のプログラムデータの消去を目論み、遂行して帰還する事でエンターに褒められる事を夢見ている。
活躍
ヒロムの背中に張り付き、まんまとゴーバスターズの基地に潜入し、基地内のコンピューターデータを次々と消去していく。
バディロイドに対しては能力のデータは消していないが、記憶のデータを消す事で記憶喪失に陥れる。
基地内を大混乱に陥れ、その影響でメガソードに対処していたゴーバスターズも苦戦を強いられる。
しかし、スタッグバスターの目撃情報によって自身の存在が知られ、司令官席のコンピューターデータを消去しようとしているところを仲村に見つかってしまい、黒木司令官にモップで追い回される事になる。
その後、黒木司令官に追い詰められるが、自暴自棄に放った頭突きで黒木司令官を気絶させる。
ケシゴムキックで森下も気絶させ、仲村にも襲い掛かるが、メガゾードを倒したレッドが帰還し、最期はイチガンバスターの射撃を受け爆散した(その際に「俺様が消えるの?おやび~ん…」と言い残している)。
同個体のデータを強化戦闘に特化したタイプγにダウンロードされたメガゾードも出現する。
余談
モチーフには他にもケーブルが含まれている。
後にベースが全く違うのに姿がほとんど一緒のオモチロイドが誕生している。
関連タグ
恐喝犯ゲーマルク:『未来戦隊タイムレンジャー』に登場した怪人で、こちらも小型の姿で動き回ってヒーロー側の本拠地で騒動を起こした繋がり。
ケスゾー:『仮面ライダーガッチャード』に登場。こちらも同じく小型の人工生命体で、ヒーロー側の本拠地で騒動を起こした。