概要
主に鉛筆やシャープペンシルによって書かれた字や絵を消す道具の総称。
「消しゴム」と呼ばれつつも実際にはゴムではないものが主流であり、メーカー側の正式表記としては「字消し」と言う言葉が用いられる。
種類
・プラスチック字消し
現在、主流となっているタイプ。多くはポリ塩化ビニルを使用。
創作の材料として使われていることもある。
・ゴム字消し
ゴムから製造されているタイプ。プラスチック字消しよりも字消し性能は劣るが、硬いため減りが遅い。
シャープペンシルの頭についているのはこのタイプの字消し。
・砂消しゴム
ボールペンのような インクを紙に染みこませる筆記具によって書かれた字や絵を紙ごと削り取って消す字消し。その性質上使いすぎると紙に穴が開いてしまう。
最近では修正液や修正テープを用いる方が多く、このタイプの消しゴムは減りつつある。
・練り消しゴム(ねりけし)
主にデッサンのような濃い筆記具を用い弱い筆圧で書かれたものを消すのに用いられる。
伸ばして遊ぶことを目的とした子供向けの文房具のことを示すこともある。
他には、細かいチリや小さい紙くずなどを一カ所に集めて掃除するときに使われることもあるとの事。
・その他バリエーション
それ以外にも動物や海洋生物、スポーツアイテムや食べ物等と言ったユニークな形をした消しゴムも多数存在する。
特にイワコーの「おもしろけしごむ」はこの手の消しゴムを大量に作っている。
注意点
形と大きさのためか、稀に小さい子供などがうっかり口に入れようとされるケースがある。
商品によっては、飲み込めないように、口からすぐに出したくなるような味付けがされている事もあるが、それでも小さい子供や高齢の方が口に入れ、喉に詰まらせる、体調を崩すといったトラブルが発生する可能性は否めないため、誤食などが心配な方は置く場所などに気を配ることをお勧めする。
主な製品
- MONO…東日本の王。定番中の定番としてアニメにも類似品がよく出てくる。
- Rader…西日本の王。プラスチック消しゴムの始祖。記念バージョンが多い。
- RESARE…定番が多い中に飛び込んだ新星。
- フォーム系…製造元と販売元が違う謎多き存在。
- フォームイレーザーW(サクラクレパス)
- フォームイレーザー(PILOT)
- Arch…ケースにミシン目を入れた先駆者。
- Keep…実は売られている地域に偏りが大きい。見つけたらラッキー。
- AIR-IN…上位機種のW AIR-INもある。
- カドケシ…角ばかりという特殊な構造をしている。
- まとまるくん…消しカスの存在を注目させた一品。
関連イラスト
関連動画
消しゴムができるまで
関連タグ
消しゴムはんこ 消しゴムオペ 消しゴムレイプ ねり消し(ねりけし)
イレーザーボンビー キン消し ケシカスくん ドラゴンクエストけしケシ! ケスゾー
バブル経済:ひかわ版星のカービィの「消しゴムショック到来!?」にて消しゴムバブルなる事態が描かれた事がある。