概要
「練り消し/ねり消し/ねりけし」とも呼ばれ、画材店などで購入することができる。
粘土のように柔らかく、力を加えることで形状を容易に変えられる特徴がある。
また、粘性が強く、引っ張るとよく伸びる。
使い方
主に鉛筆の線や絵に対して使われる。
通常の消しゴムのように紙をこすって消すのではなく、紙に押し付けて消すのが正しい使い方である。
一応、こすって消すこともできるが、消しゴムと比べて鉛筆の線は消えにくい場合が多い。
一見すると役に立たないように思えるが、「間違った線を、あえて薄く残して正しい線を描く」「うっすらと鉛筆の線が残ったその上からペン入れをする」などの使い方ができる。
また、デッサンのように普通の消しゴムで消してしまうとかえってこすれて汚くなってしまうような場合には、逆に練り消しゴムの方がきれいに描いたものを消してくれたりする。
また、粘土同様に練り消しゴムを素材として塑像を模るユーザーも存在する。
関連タグ
パン:消しゴム発明以前から、練り消しゴムのようにして描いたものを消すのに用いられていた