フランキー将軍
ふらんきーしょうぐん
麦わらの一味の船大工フランキーが一味の母船サウザンドサニー号に搭載したメカである超大型オートバイ「クロサイFR-U4号」と三人乗り戦車「ブラキオタンク5号」が合体したロボット兵器。全長は13メートルで、バーソロミュー・くまのほぼ2倍ほどの巨体を誇る。ちなみに、巨人族は20メートル前後なので、それより一回り小さいサイズということになる。
首の辺りには、フランキーが少年時代から作り続けているバトルフランキーシリーズの1つである事を表す『BF』の文字を冠した『BF38』の文字が付いており、腹部には自身が所属する麦わらの一味の海賊旗のマーク(麦わら帽子を被った髑髏)が描かれている。フランキー将軍内の操縦席(ブラキオタンクの操縦席に比べやや狭い)に設計者のフランキー自身が乗り込んで操縦する。
その巨体と姿にルフィやウソップ、チョッパーだけでなく、パンクハザードで誘拐されていた少年達、海軍G-5支部の面々、パンクハザードの職員まで「男のロマンだー!」と目を輝かせるが、女性陣には一度たりともウケたことがない。
素材には、かつて一味の船長モンキー・D・ルフィにより倒されたドラム王国最後の国王(現悪ブラックドラム王国国王)ワポルが自分の悪魔の実の能力により偶然発明した形状記憶合金ワポメタルが使用されている。
ベガパンクの夢を実現したとも語っており、バルジモアに眠っていた兵器の開発資料をこのフランキー将軍に流用したと考えられる。もしかしたらベガパンクにもロボに心をときめかせる時代があったのかもしれない。
- 将軍(ジェネラル)重み
その巨体でのしかかって押し潰すボディプレス。
- フラン剣
背負った巨大な刀。下段に向けて攻撃する「将軍足元危険(ジェネラルあしもとデンジャラス)」というせこいが危険な技をしたり、勝利のVフラッシュという敵をV状に斬りつける技を放ったりできる。こちらは動物系古代種の能力者にも傷を負わせられる。
- 将軍の左(ジェネラルレフト)
左腕に仕込んだ連装砲。
フランキーの「ウェポンズ左」にそっくり。
- 将軍(ジェネラル)大丈夫
被弾した際に声高に叫ぶことで健在を示す。ただそれだけ。
- 将軍の盾(ジェネラルシールド)
肩のパーツを外して盾にする。ただの盾だが、円盤投げのように投擲し飛び道具(将軍の盾ブーメラン)にもなる。ただし面積は小さいうえ、フランキー将軍自体が高い防御力を持つため意味があるのかどうか不明。
- 将軍(ジェネラル)ランチャー
肩の部分からロケットランチャーを発射する。
フランキーの「フランキーロケットランチャー」にそっくり。
- 将軍(ジェネラル)スープレックス
突撃してきた相手を受け止め、そのままスープレックスをする。
- 将軍砲(ジェネラルキャノン)
サウザンドサニー号に搭載されたものと原理的には同じ「陸を行くガオン砲」。その威力は動物系古代種の能力者にも通用するほど強力。
フランキーの「風来砲」にそっくり。
魚人島編
ギョンコルド広場での新魚人海賊団戦にて初披露。
最初は合体前のクロサイFR-U4号とブラキオタンク5号がそれぞれ戦場を走り回っていたが、ブラキオタンクが落とし穴に落ちたのをきっかけにフランキーが搭乗していたウソップたちを無理やり追い出して合体した。
しかしこの戦いではフランキー将軍に搭乗したフランキー本人が腹の部分から直接攻撃するばかりであったため、戦いが終了したあとロビンに「何の役に立ったのか」と疑問に思われていた(一応幹部であるイカロス・ムッヒと交戦したが、止めは将軍から降りたフランキーによるフランキーラディカルビームだった)。
パンクハザード編
ルフィたちが研究所内でシーザー・クラウンたちと交戦する中、フランキーは外にあるサニー号を回収、避難させるために1人離脱。
無事サニー号を移動させたあと、生きている者が固まってしまう毒ガス「シノクニ」が充満する島を捜索するために将軍に搭乗。そのため固まることなく自由に歩き回り、シーザーたちを回収しに研究所裏まで来ていたベビー5とバッファローを発見。そしていきなり攻撃を仕掛けて相手を混乱させ、また相手の攻撃を無傷で耐えきるなどして圧倒。彼女らの連携技によって将軍の腕を貫かれるが、全く意に介さず将軍砲で反撃。満身創痍にまで追い込んだが、2人はシーザーを回収して撤退を開始してしまったため、止めはナミとウソップに託した。
ワノ国編
第三幕の鬼ヶ島の決戦にて登場。
一時はブラキオタンクがビッグ・マムに遭遇したり、百獣海賊団のナンバーズにおもちゃにされたりとアクシデントがあったが自慢の頑丈さで耐え抜きライブフロアにて無事合体。その後はナンバーズの八茶に狙われるも右脳塔まで逃げ、居合わせたヤマトによって八茶は撃退。彼女にその場にいた飛び六胞ササキ及び彼が率いる装甲部隊の相手を任される。
ササキのトリケラトプスの能力によるタフさ及び装甲部隊の怪力によって危機に陥るも乱入したナミ、ウソップ及びお玉によって救われ、勝利のVフラッシュを炸裂させる。お玉の号令によって装甲部隊が離反したあとはササキと一対一の戦いを展開。トリケラトプスの襟部分を回転させ始めたササキのトリッキーな戦法(ヘリケラトプス)と彼の武器である絡繰螺旋刀によって肩のランチャーが暴発し、フラン剣が破壊される。
それでも勝利を掴むために将軍砲を放つもササキは耐え抜き、自爆覚悟の攻撃を展開。結果フランキー将軍が登場してから初めて破壊されてしまう。しかしフランキー自身は将軍を囮にしてフランキーラディカルビームをササキに対して発射し、勝利を収めた。
- 手配書
これは早い話が、フランキーを模したロボット。ドレスローザの1件以降、フランキーの手配書はどういうわけかこの機体の顔写真になっており、扉絵連載でウォーターセブンの面々に様々なリアクションを見せている。
- プラモデル
バンダイからベストメカコレクションとして発売されている。
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