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ムエタイ

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むえたい

ムエタイ(英語: Muay Thai, Thai boxing、タイ語: มวยไทย)は、格闘技の一種でタイの国技。タイ式ボクシングともいわれる。発音的には「ムアイタイ」が正しいが、ムエタイで定着している。両手、両肘、両脚、両膝の八箇所を用いて相手と戦う。

概要

ムエタイは、格闘技の一種でタイの国技。また"立ち技世界最強"と名高い。

ただし、ムエタイのタイ国内での社会的ステータスは必ずしも高くない。これは競技が賭博の対象で、貧困層のスポーツと見なされているためである。

また、最強説があるにもかかわらず、日本のK-1などで活躍する選手が少ないのは、日本の格闘技団体の規定では、ムエタイの特徴で最大の武器の一つであるひじ打ちや首相撲が禁止されていることが多いためである。また、タイ人の体格がそれほど大きくないことも理由とされる(タイ国内では、基本的に最大で70-72kgのミドル級までしか試合が行われない)。

ムエタイの最高峰とされるのは、王室が運営するラジャダムナン・スタジアムと、

陸軍が運営するルンピニー・スタジアム。

それぞれ別個にランキング付けを行っているが、どちらかといえばラジャダムナンの方が格式が高いとされ、アメニティも充実している。

しかし、交通の便や好カードの多さから、観客からはルンピニーの方が人気。

派手な蹴り技の応酬というイメージが強いが、実際には「首相撲」と呼ばれる密着状態からの間合いの取り方が勝敗の明暗を分ける。

そのため、上級者になるほど試合内容が地味になり、通ほど目に見えない攻防を楽しむという。

したがって、打撃主体の立ち技格闘技のイメージに反して、一流選手は首相撲の組技にも長して、立ち状態での「組む」と「投げ」が許される立ち技格闘技である日本のシュートボクシングや中国の散打などルールにも瞬時対応できて、実態は「立ち技の総合格闘技」とも評価されてる。

古典的武術から競技化された格闘技では珍しく危険性高い膝蹴りと肘打ちが許されることも特徴の一つで、『史上最強の弟子ケンイチ』はその理由を「格闘技で肘と膝を使う戦いは基本禁止されてる」「へたに当てると死ぬから」「ムエタイではこの二つを寧ろ重点的に練習する」「うまく当てると死ぬから」と簡潔に説明している。

膝蹴りと肘打ちの威力を最大限に発揮できる首相撲状態の至近戦こそムエタイの真骨頂ともいわれていて、実際、日本のK-1などキックボクシングルールの試合で首相撲、膝蹴りと肘打ちは厳重規制されており、ムエタイ選手は大抵全力で攻撃できない状態で参戦するが、稀にそれら攻撃が解禁されるルールの試合でムエタイ選手が猛威を振るうことはしばしば見られる。

ムエタイを使用・モチーフとした架空のキャラクター

え? 某格闘マンガ? いたっけムエタイキャラ。

ぶっちゃけ、ムエタイ=立ち技系最強のイメージが強かった時代に描かれたエピソードでは、強いイメージが有るからこそ更に強い奴の強さを印象付ける「試し割りの瓦」として最適という扱いだったとも言える。

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