概要
ムエタイは、格闘技の一種でタイの国技。また"立ち技世界最強"と名高い。
ただし、ムエタイのタイ国内での社会的ステータスは必ずしも高くない。これは競技が賭博の対象で、貧困層のスポーツと見なされているためである。
また、最強説があるにもかかわらず、日本のK-1などで活躍する選手が少ないのは、日本の格闘技団体の規定では、ムエタイの特徴で最大の武器の一つであるひじ打ちや首相撲が禁止されていることが多いためである。また、タイ人の体格がそれほど大きくないことも理由とされる(タイ国内では、基本的に最大で70-72kgのミドル級までしか試合が行われない)。
ムエタイの最高峰とされるのは、王室が運営するラジャダムナン・スタジアムと、
陸軍が運営するルンピニー・スタジアム。
それぞれ別個にランキング付けを行っているが、どちらかといえばラジャダムナンの方が格式が高いとされ、アメニティも充実している。
しかし、交通の便や好カードの多さから、観客からはルンピニーの方が人気。
派手な蹴り技の応酬というイメージが強いが、実際には「首相撲」と呼ばれる密着状態からの間合いの取り方が勝敗の明暗を分ける。
そのため、上級者になるほど試合内容が地味になり、通ほど目に見えない攻防を楽しむという。
ムエタイを使用・モチーフとした架空のキャラクター
- アーガード・ジャム・サイ (史上最強の弟子ケンイチ)
- RX (バーサスヒーロー 格闘王への道)
- アドン (ストリートファイター)
- アパチャイ・ホパチャイ (史上最強の弟子ケンイチ)
- エディ (ダブルドラゴン(NEOGEO版))※ムエタイとマーシャルアーツをミックスした独自のキックボクシング
- 遠藤攻吉郎 (なつきクライシス)
- ガオラン・ウォンサワット (ケンガンアシュラ)※兼ボクシング4団体統一王者
- キング (龍虎の拳)※一部ファンからは厳密にはフランス式ムエタイ「サバット」では無いかと言われている
- サーマート(ヒューマンバグ大学)
- サガット (ストリートファイター)
- ザック (デッドオアアライブ)
- サムチャイ・トムヤムクン (ファイターズヒストリー)※技名にタイ語を用いた本格派
- 砂論蓮花 (たたかえ!たらんてら)
- シュラ・ナイ・カノム・トム (ワールドヒーローズ)
- ジョー・ヒガシ (餓狼伝説)
- ジョン・アンダーソン (バトルクロード)
- ドクターV (トバル2)
- ナムキャット (ライブアライブ)
- パヤック・シピタック(武力ONE)
- ブラッド・バーンズ (バーチャファイター)
- ブルース・アーヴィン (鉄拳)※プロフィールではキックボクシングと記載されているが、構え等は完全にムエタイ。
- ホア・ジャイ (餓狼伝説)
- 前川真作 (バトルクロード)
- メガバシャーモ(ポケットモンスター)
- ルッスーリア (家庭教師ヒットマンREBORN!)
え? 某格闘マンガ? いたっけムエタイキャラ。
ぶっちゃけ、ムエタイ=立ち技系最強のイメージが強かった時代に描かれたエピソードでは、強いイメージが有るからこそ更に強い奴の強さを印象付ける「試し割りの瓦」として最適という扱いだったとも言える。