人物
天性のしなやかさに秘められた鋭さを武器にし、若くしてムエタイ界の頂点に立った美少年闘士。
必殺技はいずれも蹴り技のスパイラル・ニーとパンチャマキック。
ナルシスト的な発言が多く、高原日勝を撃破した時には「僕の美しい顔に得意の正拳を叩きこんでごらんよ」と言い、自身が負けた時には「僕の顔に傷をつけたのは、君が初めてだよ」と言うなど、格闘技だけでなく美貌にも自信がある事が分かる。
そんな若き英雄も悪の破戒僧オディ・オブライトには為す術もなく敗退、殺害される。「甘っちょろいガキ」とナムキャットを侮辱したオブライトに高原は激怒、彼からラーニングした技を駆使して立ち向かう。ナムキャットは若くして散ったが、その技は他の5人の必殺技と共に高原が引き継いだのだった。
因みにその異名は、説明書では「神の右足」、ゲーム本編では「神の左足」となっている。リメイク版では「神の右足」になっているため、オリジナル版のゲーム本編が誤植だったようだ。
その流派と名前から、元ネタは実在するタイ出身の元プロボクサー「ナパ・キャットワンチャイ」がモデルと思われる。
能力値・使用技
レベル:3 HP:256 力:43 速:60 体:33 知:55
- スパイラル・ニー:離れた相手に強烈な回転膝蹴りを叩きこむ足技。
- パンチャマキック:威力は低めだが複数ヒット、反撃可能で敵を弾き飛ばす足技。
- ローキック:初歩的な足技。 威力が低い。
- イナズマアッパー:相手の向きを変える手技。
※『スパイラル・ニー』・『パンチャマキック』が習得可能。
能力のバランスが良く速・知に秀でたキャラであり、必殺技が2つとも速依存なので、まともに喰らうとかなりのダメージを受ける。 また、足技・飛び道具技を回避属性に持つため、得意の足技で場の属性を足技に変えられてしまい、回避属性と場の属性の一致によりその後のこちらの攻撃のダメージを半減させられやすいのが厄介。
パンチャマキックは手技・足技に対して反撃可能&弾き飛ばし効果付きなので、不用意に烈風正拳づきで攻撃すると反撃のパンチャマキック→スパイラル・ニーのコンボで一気に大ダメージを喰らってしまう。
しかし、これを逆手に取ってまずは『通打』を叩き込み、能力を大幅に下げる事で被ダメを軽減しつつパンチャマ→スパイラルのコンボを誘い、技を両方一気に習得する。
あとは『あびせげり』でハメるなり、『Gスープレックス』で麻痺らせてハメるなりすれば簡単に倒す事ができる。 また、技が手技と足技のみなので、それらに反撃しつつ場の属性を絞め技に変えられる関節技もかなり有効。 そのため、先に森部生士やマックス・モーガン、トゥーラ・ハンから技を習得しておくと、戦いが楽になる。
側面及び背後からの攻撃も苦手としているので、焦って攻撃せずに側面や背後へ回り込むための位置取りを意識して戦うといい。幸い体格も他の対戦相手より細めで、背後へ回り込むのは容易。
ちなみに残りの2つの技は近未来編に登場するアキラおよび無法松の所有技と同じだったりする。
なお、ナムの必殺技はナム自身が使うと能力差の関係で非常に強力なのだが、高原の場合はもっと強力な技を他にいくつも習得可能なので、残念ながら使い所が少なく、いわゆる死に技になってしまうことも多い。
また、現代編で最初にカーソルが合っている敵キャラではあるが、最初に彼と戦うと苦戦する可能性が高く、技も真っ先に覚える価値があるとは言えないため、優先順位的には後回しになる。
一応、スパイラル・ニーは向き変えや弾き飛ばし効果が無い足技なので、ジャッキー・イヤウケアの『鬼不動返し』をカウンターで確実に習得するのに使えたり、パンチャマキックは高原が習得可能な中では最もヒット数の多い(最大3ヒット)技なので、オディオモールのHPを削るのに使えたりはする。
関連イラスト
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ユン・ジョウ:下野紘氏が演じた功夫編の登場人物で心山拳師範の候補の一人。つまり最終編の主人公候補で下野氏のみが今作で複数役演じていることになる。