概要
CV:大塚芳忠(リメイク版)
さる超大国の特殊部隊において素手による殺人技の研究にとりくんでいる軍人格闘家として登場する。原画ではまあまあイケメンなのだが、ゲームの顔グラではフランケンシュタインのような顔にされてしまっている。
「人体で唯一鍛えられない場所である関節を意のままに極める」と紹介されているように極め技の達人であり、プレイヤーの攻撃に応じて関節技で反撃して来る。
完璧を期した闘いを見せたハンだったが、高原日勝の強さに「私の関節技を破るとは…完敗だよ」と、敵ながら天晴れなコメントをくれる。その後、オディ・オブライトによって他のライバルと共に殺害されてしまい、「関節技だけのハン」と嘲られるが、高原はその彼の関節技を含むライバル達の技を駆使してオブライトを撃破する。
元ネタは、旧ソ連(ロシア)の軍人で関節技を得意とする格闘家のヴォルク・ハンと思われる(彼はロシアの「トゥーラ」出身であり、名前も元ネタになっている)。現実のハン氏は高原の元ネタにもなった前田日明氏とも対戦した事がある。
能力値・使用技
レベル:1 HP:416 力:34 速:70 体:42 知:80
- アームロック:腕の関節を極め、腕固めの状態異常にする。
- C.H.ホールド:クロス・ヒール・ホールド。 足の関節を極め、足固めの状態異常にする。
- ローキック:近未来編のアキラも使う初歩的な足技。
- ヘビーブロウ:近未来編の無法松も使う手技で、ハンの攻撃の中で最も威力が高い。
※『アームロック』・『C.H.ホールド』が習得可能。
能力的にはそこそこのHPを持ち、力・体よりも速・知に秀でるタイプ。
関節技は反撃で繰り出す事ができるため、森部生士と並んで最初に選ぶ人も多い模様。
技の射程がいずれも短く、近接戦闘時は関節技による反撃が鬱陶しいため、技の習得後は距離を置いて森部のじーさんのあびせげりハメで倒すのが手っ取り早い。
アームロックはジャッキー・イヤウケアに対して特に有効で、手を封じる事で大激怒岩バン割りを習得可能になる。C.H.ホールドはオブライトの得意技デスズサイズに反撃可能で、通打のレベルダウンと併せればほぼ確実にオブライトの足を固められるようになる。
また、回避属性に足技・飛び道具技を持ち、得意技で場の属性を足技に変えてくるナムキャットに対しても反撃の関節技を挟む事で、場の属性を足技から絞め技に変える事ができ、回避属性と場の属性の一致によるダメージ半減効果を無効化できるため、有利に戦えるようになる。
関節技は両方とも攻撃の射程が広く、正面~側面までカバーするため、多少向きを変えられたところで構わず反撃できるのが強み。
ちなみに間節技は知の値が高くないと効率的なダメージが出ない。 やはり人体の構造を知り尽くしてこそ威力を発揮するからであろう。 最終編では知を伸ばすアイテムが多数手に入り、高原をこれでたっぷり強化してから使わせる事で、見違えるほどのダメージが飛び出す事もある。