CV:杉田智和(リメイク版)
人物
6つの格闘技のうち「スモウ」の実力者でハワイ出身の力士。
実力はそれなりにあったらしいのだが、サイドロープ(サイド=横、ロープ=綱、すなわち横綱)になれなかったため、異種格闘技の世界に飛び込んだ。その際に良くない思い出でもあったのか、
高原日勝に対しずいぶん御機嫌斜めである。
彼に負けた時には自分の憧れであった“サイドロープ”の名を贈るなど、潔い部分もある。
その後、オディ・オブライトとも戦うが、敗北して無残にも殺されてしまう。
オブライトはイヤウケアを「しょせんはウドの大木」と貶すが、高原は彼の“力”技を遺志と共に引き継いで他の5人とイヤウケアの分を合わせて仇を討ったのだった。
元ネタはハワイアンレスラーのロッキー・イヤウケアや、ハワイ力士のKONISHIKIや曙と言われている。
能力値・使用技
レベル:1 HP:576 力:83 速:12 体:81 知:27
- アロハリテ:張り手の嵐で小範囲の敵を吹き飛ばす風の技。
- 鬼不動返し:強烈な投げ技で相手を吹っ飛ばす。足技・突撃技に反撃可能。
- 大激怒岩バン割り:土の技で広範囲の敵に大打撃を与えるが、発動まで時間がかかる。リメイク版では技名の「バン」が「盤」に変わっている。
- 突き:功夫編のユン・ジョウも使う初歩的な手技。
※『アロハリテ』・『鬼不動返し』・『大激怒岩バン割り』が習得可能。
見た目通りに力と体が高く、HPは対戦相手中で最高を誇る。
しかし、隠し技である“大激怒岩バン割り”が体依存なのを除き、残り全ての技が速依存なので、全体的な能力の高さを誇りながらも活かし切れていない部分がある。相撲が瞬発力重視の格闘技と言う一面を反映しているとも言える。力と体が高い反面、速は対戦相手中最低であり、動きも直線的なためトルネードプレスが最も有効な相手でもある。
ちなみにジャッキーはラーニングできる技が3つある唯一の対戦相手でもある。
アロハリテは使用頻度が高いので難なく習得でき、鬼不動返しは足技・突撃技に反撃するので、
隣接してスパイラル・ニーを使えば反撃を喰らう事で確実に習得できる。
そして奥の手の大激怒岩バン割りはアームロックでジャッキーを手固めの状態異常にすると、アロハリテ・鬼不動返し・突きを使用できなくなり、同時に大激怒岩バン割りを選択して発動前の溜めに入る。岩バン割りは体依存の技だけにジャッキーの高い体と技自体の威力の高さが相まって、HP最大で喰らったとしても一気に瀕死の状態にまで追い込まれるため、アームロック使用後はあらかじめ気合いためでHPを回復しておき、岩バン割り発動直前に通打でジャッキーの能力を下げてダメージを軽減するのが無難。手っ取り早く技を習得するためにも、ナムキャット&トゥーラ・ハンの後に対戦した方がいい。
リメイク版
リメイク版では突きの代わりに「締め付け」という新技が追加されており、150近くのダメージを受ける強烈な技となっている(当然、ラーニングはできない)。HPも向上している為、スーパーファミコン版と比べるとかなり強くなっており、最初に選んだ場合にはかなりの強敵になっているので要注意。
反面、大激怒岩盤割りは、食らう分にはそこまでのダメージでは無くなっているものの、溜め時間が短くなった影響で連発してくる可能性があるのでこちらも注意が必要。なおリマスター版のTIPSでは大激怒岩盤割りに関するヒントが書かれている。
また、蹴り技に弱い為、森部のじーさんの奥義の片割れである浴びせ蹴りが非常に有効になっている。
他には最終編EDにおけるスタッフロールムービーでの高原の対戦相手がモーガンからイヤウケアに変更されている。
余談
リメイク版担当声優の杉田智和は全ての編でキャラを担当するがビデオメッセージにて、
と語っているため本来のオファーはジャッキー役のみと思われる。