※下記以外の用例については→アドン(曖昧さ回避)
「オレ様が最強ってことを教えてやるぜ!」
プロフィール
出身地 | タイ |
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生年月日 | 不明 |
身長 | 182cm |
体重 | 73kg |
スリーサイズ | B112/W80/H85 |
血液型 | B型 |
好きなもの | ムエタイ |
嫌いなもの | サガット、口先だけのやつ |
特技 | ワイクー(ムエタイの踊り) |
担当声優 | 高木渉(『ZERO』シリーズ)、伊丸岡篤(『Ⅳ』シリーズ) |
概要
初代ストリートファイターから登場するストリートファイターシリーズでは最古参キャラクターの一人。初代では中ボスとして登場し、ZEROシリーズでプレイヤーキャラクターとなる。
スト4ではサガットのOPでサガットにあっさりやられるという見事なかませ犬っぷりを披露したがスパ4にまさかの参戦となった。(元々は彼ではなく、ロレントが参戦予定だったが。そのロレントも後に参戦が決定した)
ムエタイが最強だと証明すべく戦っていく内に「ムエタイは最強→俺はムエタイにおいて最強→だから俺は最強→最強の存在とは神である→つまり俺は神である」という謎すぎる結論に至ったらしく神を自称している。
溢れる小物臭さ、構造が謎の変な髪型、ボイスのうるささ、BGMの無駄な良さには定評があり、一部の層に半ばネタ気味に愛されているキャラでもある。
散々な云われ方をされているが、キャラ性能は悪くなかったりする。特に『ジャガーキック』や『ジャガートゥース』、『ジャガーリボルバー』といった突進技の軌道が独特で、飛び道具の上を超えて攻撃する。その為、師匠であるサガットを始めとした、『飛び道具による牽制を主軸にするキャラ』に対して相性抜群。
アドン:通常技=ややリーチ長め/必殺技=単発系が多いが、牽制力が高く画面の支配が可能
※サガット:通常技=リーチ長め/必殺技=上下に撃ち分けられる飛び道具と対空技による『待ち』
関連人物
サガットの一番弟子でありかつてはサガットに敬意を示していたが、サガットがリュウに敗れたことで失望し、サガットを憎悪するようになる。しかしスパ4ライバルバトル時にサガットが気絶した時「さっさと起きやがれってんだ!」と言ったりEDで崖の上からサガットの様子を眺め「思っていたよりはマシだった」と言ったりツンデレめいた発言をしたりもする。
かつて尊敬していたサガットを倒した格闘家だが、アドンは特に憎しみの感情は持っていない。その一方で、サガットを一人の誇り高き格闘家として認めているリュウからは、サガットを完全に超えていないにも拘らず侮蔑している姿勢を嫌悪されておりサガットよりも弱いことを断言されている。(ケンや春麗もリュウと似たようなことを言う。)
『ZERO』のエンディングではサガットを倒した彼の力に惹かれ、シャドルーへ勧誘するが、アドンは「俺はそんなこところ(麻薬屋)へ行く気はない」と拒否している。『ZERO2』の乱入戦でも再びアドンをシャドルーへ勧誘するが、「格闘界の頂点は自分」と入団を拒否している。ちなみにベガは彼の蹴りをパクっており、「ダブルニープレス」を編み出している。
『ZERO2』のエンディングで、豪鬼らしき人物の乱入を聞いたアドンは「そいつを倒し自分とムエタイが最強と証明する」と興味を示す。また、『ZERO3』では殺意の波動に興味を持つようになり、「瞬獄殺」をムエタイに取り入れるために豪鬼を探す旅に出る。尤も同作におけるアドンのストーリーでは豪鬼と直接戦うことはなく、エンディングでサイコドライブで回復したベガに逆襲され、そこへ乱入してきた豪鬼がベガを瞬獄殺で倒す場面に遭遇する。アドンは豪鬼の強さを見て「必ず自分のものにする」との決意を示す。しかし、その一方で『スパIV AE』では殺意の波動に目覚めたリュウに勝った時に「殺意の波動も通用しない!これが真のムエタイの強さだ!」と言っている。
自身の師であるサガットを完全に越えていない上で侮蔑している態度を快く思っておらず「師の恩を忘れた愚か者」と一喝している(まことやイーグルもガイと同じ理由で彼を批判している)。中平版ではガイが、悪党に加担してまでムエタイの威信を取り戻そうとするアドンに対して、自力で戦わない彼の心の弱さを指摘している。
弾の事を口先だけの奴としか思っていないからか、彼をゴミ呼ばわりしている。一方で弾は、サガットの弟子であること知ってか知らずかアドンの事をあまり憎んでいない模様。
「サガットにはない醜悪さを持っている」ということで彼からも嫌われている。
多くのファイターがアドンを批判・軽蔑する中、「良い戦士になる」と評価した数少ない人物。