強くなるのに近道はないの。日々のクンフーの積み重ねよ。
プロフィール
出身地 | 中国(香港とも) |
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誕生日 | 1968年3月1日 |
身長 | 169cm |
体重 | 秘密 |
スリーサイズ | B88 W58 H90 |
血液型 | A型 |
好きなもの | クレープ、フルーツ類、洋菓子→休日、リーフェンとの会話(6) |
嫌いなもの | ベガ(6で削除)、犯罪、はっきりしない人 |
特技 | 射撃(国際大会6位入賞) |
職業 | 警察官 |
概要
『ストリートファイターⅡ』で初登場。
以降の『ストリートファイター』シリーズ、および『VS.シリーズ』などのクロスオーバー作品において、ほぼ全てに登場している。
世界で最も有名な中華娘キャラクターの1人にして、言わずと知れた『Ms.格ゲー』。
もしも彼女の存在が無ければ世の女性たちが挙ってゲームを触れる事は無く、後続の格闘ゲームの女性キャラクター達は誕生すらしなかっただろう。
春麗のストーリーは『Ⅱ』シリーズおよび『ストリートファイターZERO』シリーズを通じ黒幕として登場する犯罪組織「シャドルー」と密接に関係しており、また数少ない女性ファイターとして「華」の役割を期待されることもあって、アニメ化などのメディアミックス作品群では主役級の役割を与えられる機会が多い。また、何度か彼女が主役のスピンオフが作られたこともある。
主な担当声優
初代『Ⅱ』から『Ⅱ' TURBO』までは、エドモンド本田のキャラクターデザインを担当した女性スタッフが声を当てていた。
声優 | シリーズ |
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藤谷美紀 | ストリートファイターⅡ MOVIE(劇場版アニメ) |
横山智佐 | ストリートファイターⅡV(TVアニメ)、ストリートファイターZERO外伝(ドラマCD) |
深見梨加 | 映画ストリートファイター(ソフト版) |
沢海陽子 | 映画ストリートファイター(テレビ朝日版) |
冬馬由美 | ストリートファイターZERO - THE ANIMATION -(OVA)、Ⅱ関連のドラマCD |
宮村優子 | 拳聖土竜、ZEROシリーズ、EXシリーズ、VS.シリーズ、ポケットファイター、パチスロ『春麗にまかせチャイナ』 |
田中敦子 | Ⅲ 3rd STRIKE、namco×CAPCOM |
根谷美智子 | CAPCOM VS. SNKシリーズ |
実川麻里 | SNK VS. CAPCOM SVC CHAOS |
折笠富美子 | Ⅳ以降 |
人物像
格闘家にしてインターポールの麻薬捜査官。
謎の失踪を遂げた父親・銅昴の行方を追う一方で、犯罪組織シャドルー捜査の任務を遂行する。
シャドルー壊滅後は刑事を辞め、一時戦いの場から退いていたが、世界各地で起こった格闘家失踪事件の陰に崩壊した筈のシャドルーの存在を感じ取り、再び戦いの場に舞い戻る。
その後、数年間は平和に暮らしていたが、クンフー教室での幼い女子生徒が行方不明になったのを機に、みたび戦いの場に身を投じることに……。
『Ⅱ』シリーズでは気の強い性格に描かれていたが、『ZERO』シリーズ以降は芯のしっかりしたキャラクターが確立されていき、『Ⅲ』以降では(キャミィやさくら、いぶきのような年下の女性格闘家達との対比のためか)落ち着いた雰囲気の大人の女性として登場している。
また、その時々の年齢設定を問わず、勝利後には跳び上がってはしゃぐ一面も持っている。一部作品ではその後照れたりもする。カワイイ
刑事としての側面が強調された『ZERO』以降の作品では、犯罪を許さない毅然とした態度も見られるようになった。
『Ⅲ』では前述のように幼い子供達にクンフーを教え、『Ⅱ』のノベライズではゲストキャラの子供達を可愛がるなど、母性的な面が描かれたこともある。
『6』で『Ⅲ』の設定を引き継ぎのクンフー教室の講師を続けている。
ちなみに、幼少の頃から実在の格闘家ブルース・リーの大ファンと設定されている。
彼女の姓(フルネーム)はメディアミックス展開ごとにコロコロ変わり、一定していない。一応、本家の格闘ゲームのひとつである『X-MEN VS. STREET FIGHTER』ではプロフェッサーXから「ミス・リー」と呼ばれており(漢字は不明)、それに従うならば「リー・チュンリー」ということになるが……。
衣装
『Ⅱ』シリーズでの衣装は肩がパフスリーブになったチャイナドレス風の服で、垂れ幕状のスカートが付いたハイレグレオタード状の下半身には茶色のタイツあるいはストッキングと白いブーツ状のレスリングシューズを着用。長い髪(黒~茶色)は2つのシニヨン(お団子)に結ってキャップを被せている。手首には棘のついたゴツい腕輪を着用(蹴り技でバランスを取るためのバラストという設定だが、製作者曰くこの意匠には「(プレイヤーが)腕の位置を視認しやすくする」目的があるとのこと)。
その衣装デザインはある種のフェティシズムの対象にもなったが、初登場の『Ⅱ』では女性格闘家を強調するためか現在よりも脚が筋肉質に描かれていたり、肌の露出も腕ぐらいで後続の女性キャラ達に比べると少ないものであった。
ちなみに『Ⅱ』はプレイヤーセレクトと対戦前(対戦後)のバストアップグラフィックでは何故か衣装の色がオレンジである。
春麗に関しては上記のものが最も有名であり(映画『ⅡMOVIE』も無論このスタイル)、後年においても『ZERO』シリーズなど一部の作品を除けば、大体これを基にしたコスチュームを着ていることが多い。
最近では、同社の獣人たちもこの衣装に袖を通しているとか……。
また、なんとあのジャッキー・チェンも春麗のコスプレをしたことがある(香港映画版シティーハンター)。
『ZERO』シリーズではボディラインが映えるトラックスーツ風ぴっちりインナーと、中華風の青いノースリーブの上着姿。
『Ⅳ』ではDLCとして自慢の(?)胸元を大きく露出した、どことなく不知火舞を髣髴とさせる黒いドレス姿のアレンジ衣装が作られた。
『Ⅴ』の「戦闘服1」は黒いドレスにロングヘアーというより魅力を引き出すデザイン、「ストーリー」コスチュームは婦人警官の制服となっている。
その後も生みの親であるあきまんのデザインによるものなど、多くのコスチュームが次々配信され、シーズン2終了地点でぶっちぎりトップとなっている。
『6』では従来のチャイナドレスはクラシックコスチューム扱いとなり、タイツではなく青と白をベースとした平服を着用。テーマ曲のタイトルの通り「もう女の子ではいられない大人の女性」として描かれる。
TVアニメ版『ストリートファイターⅡV』では、桃色のノースリーブの上衣にズボンを合わせた道着姿であった(シャドルーに捕らえられ洗脳された時には、ゲームのものに似たチャイナ服を着用し、髪はシニヨンにせず下ろした状態で束ねていた)。
戦闘スタイル
出身地と外見の設定に違わず、中国拳法 / カンフーを主体に戦う。
初登場時は「壁蹴り」や軽い機動で相手を翻弄しながら立ち回る近接機動力キャラだったが、『Ⅱターボ』からゆっくり進む大型の気弾を放つ「気功拳」を使用し、よりバリエーション豊かな行動が可能になった。
その他の必殺技は代名詞である「百裂脚」をはじめとしてほぼ足技で構成されており、その見事な脚線美を惜しげもなく披露してくれる。接近戦ではこの脚のおかげで割とリーチがある一方、女性キャラゆえか、連打が効く分火力はさほど高くはない。
春麗のステージ
春麗のステージは中国で、ストリートファイターⅡシリーズは町中の商店街の路上が舞台となっており、後ろを自転車が通過していく。初代ストⅡからダッシュターボまでは昼間でスパⅡとスパⅡXは夕方となっている。またスパⅡとスパⅡXのみ肉屋にいるニワトリの鳴き声が聞こえる。
ZEROでは夜の万里の長城、ZERO2では町中の交差点が舞台となっている。
春麗誕生までの経緯
1985年にアーケードで発売されていたコナミの『イー・アル・カンフー』に登場した「蘭」という敵キャラクターの影響で、中国人の女性キャラクターを登場させるアイデアは上がっていたが、『ファイナルファイト』に2人組のカップルが2人同時プレイをしている姿を見て「女性もゲームはする」という考えを持つようになる。その一方でカプコン社内においても女性キャラクターの投入に反対意見があったが、あきまんが「8人の中に1人は女性にしたい」という強い意思とゲームには馴染みのない女性をターゲットにするという狙いで採用される運びとなった。
開発初期の名前は「智麗(ツィーリー)」で、18歳の蟷螂拳の使い手というものだった。その時点での必殺技は、何故か髪の毛アタックだった模様。当初のデザインは「中国の平服にズボン」という平坦なものだったが、あきまんはデザイン性の薄さを感じてチャイナドレスにタイツ、更に「なんちゃってチャイナガール」っぽさを出すという意図からレスリングシューズを履かせるというところに至り、意思の強い女性キャラを強調するためインターポールの刑事という設定も与えられた。「春麗」という名前は、ほぼ「チュンリー」という音を考えた後の当て字だったらしい。実は初代スト2の時点で8キャラクターの中で使用容量が最も少ない。
「Miss格ゲー」「格ゲー界の女王様」
「格ゲーの女性キャラと言えば?」
……という質問があれば、十中八九、名前が挙がるお方。
日本国内でこそ現在では大御所キャラクター扱いだが、海外では今なお熱狂的なファンが数多く存在している。
その人気ぶりゆえに、格ゲー女性キャラの総合人気投票では、殿堂入り扱いとなって出場枠から外されてしまったほどであり、それだけ彼女の存在が格ゲー界の女性キャラ達の地位を切り開き、道標を作っていったことの証明とも言えよう。
#コンパスでも覚悟はいいわね?
NHN×ドワンゴにより共同開発されたTPS(三人称視点シューティング)リアルタイムオンライン対戦ゲームの『#コンパス』にも、ストリートファイターVとのコラボとしてリュウと共に参戦。クロスオーバー作品で二番目に出演回数が多く抜擢された。ボイスは新録されている。
春麗のロールはスプリンター。さすが格ゲー出身、スプリンターでも攻撃倍率は高めで体力と防御もややバランス寄り。ポータル制圧、防衛、乱戦、アタッカーと立ち回れる万能型。『遠』の発動速度が遅いので遠距離には不向き。しかし『連』と『周』の発動速度が両方速いので攻撃や乱戦どちらも熟せる。しかし駆け引きが重要なので相手やポータルの観察も大事。
カードを使用する攻撃モーションは百裂脚やスピニングバードキックなどしっかりと原作再現している。
アビリティ「さあ行くわよ!」は『連』カードのダメージを攻撃力を約1.2倍上昇させ、さらにクールダウンを約20%短縮する。足技を得意とする彼女にとっては『連』カードはもってこいの効果。しかし貫通持ちの『連』カードは攻撃力は倍増しない(クールタイムは発動する)
ヒーロースキル「鳳翼扇」は超絶ダメージの連続攻撃かつ貫通効果。全天でも問答無用に貫く。発動が速く使いやすいのでここだという時に使うとよし。
イッツ・モーフィン・タイム!
海外にて配信の『パワーレンジャー:レガシーウォーズ』でまさかのスーパー戦隊化。
他のストリートファイターキャラと同じように日本語ボイスが使用されており、モーションもオリジナルのそれとほぼ変わらない。
リュウやガイル、ベガなど他のストファイキャラと一緒に出演している中でも、なんとリュウと共に「チュンリーレンジャー」への変身も可能になっている。
上の紹介映像のとおり、『パワーレンジャー・スーパーメガフォース』のメガフォースイエローことジア・モランからパワーコインを渡されたことで、変身能力を得たという設定。
「ブレイジングフェニックス」の変身コードによって初代パワーレンジャーと同じ変身プロセスを経て、チュンリーレンジャーの姿になる。
変身後は、金色のプロテクターが付属した青・白・金のチャイナドレス型スーツという姿。鳥類を思わせる青いマスクと同色のブーツ、白いグローブと変身前同様の棘付き腕輪も装備。
使用する技名は特に変身前と変わりないが、鳥の羽や鳥型のオーラを纏ったエフェクトが追加されている。
関連イラスト
曖昧さ回避
表記揺れ
関連タグ
ストリートファイターシリーズ カプコン/CAPCOM 格闘ゲーム / 格ゲー
中華娘 / チャイナ娘 婦人警官 刑事 ICPO 女性格闘家 こいつおまわりさんです
ぶっともも
キャミィ ローズ 春日野さくら 神月かりん いぶき エレナ レインボー・ミカ まこと 水神ほくと 水神七瀬 A.K.I.
シャドウレディ(ストリートファイター)
モリガン・アーンスランド:春麗と共に、カプコンの格ゲーを代表する女性キャラ。
ロックマン9:プロローグで、ニュースキャスターとしてカメオ出演。
不知火舞:SNKの格ゲーにおける
女性格闘家の代表格。春麗とも何度か共演歴あり。
パイ・チェン:SEGAの格ゲーにおける
女性格闘家の代表格。こちらも青いコスチュームの中華娘である。
ハルウララ 春日野うらら
コンビ・カップリングタグ
隆春 春舞
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???
ババア無理すんな
ストⅥでは50代。
ただし、作中での年代はハッキリしてない、生年(1968年生まれ)に関しては最早無かった事にされてる節があるため、気にしない方が良い。
それでもⅢより後の時系列である以上、どう若く見積もっても30代以上は確定なのだが・・・。