概要
日本中に大ブームを巻き起こした『ストリートファイターⅡ』のバージョンアップバージョン。初代スト2からダッシュ、ターボを経た4作目にあたるアーケードゲームである。稼働日は1993年10月。正式名称は『スーパーストリートファイターⅡ The New Challengers』。
人気キャラのキャミィは本作が初出で、他にT・ホーク、フェイロン、ディージェイが追加された。
新基板となる「CPシステムⅡ」のデビューを飾ったこともあって、顔グラフィックやBGMが一新され、今までは付随していなかったコンボカウンター演出が入る。他にもシャドルー四天王を始めとした一部キャラの技が追加された。稼働は『ターボ』より遅いが開発はこちらの方が先だったこともあり、移動速度は『ターボ』に劣る。
また、専用基板4枚を接続したトーナメントモードが搭載されている。(家庭用移植でこの仕様があるのはX68000版と『ストリートファイター 30th アニバーサリーコレクション インターナショナル』のSwitch版のみ)
日本国内ではスーパーファミコン、メガドライブ、X68000、FM-TOWNSに移植されている(※)。
約半年後の1994年3月には豪鬼が初登場する、バージョンアップ版『スーパーストリートファイターⅡX』が稼働する。スーパーコンボ(いわゆる超必殺技)や空中コンボ属性、投げ受身と言った要素が追加された他、対戦開始前にゲームスピードの選択・変更ができる仕様も追加された。
こちらは3DO、ドリームキャスト、GBA等に移植されている(※)。
(※)単体での移植のみ。オムニバス作品での収録は除く
余談
『大乱闘スマッシュブラザーズfor』のリュウ参戦ムービーはこの『スーパーストリートファイターⅡ』のOPデモが再現されている。