プロフィール
ファイティングスタイル | 不明 |
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誕生日 | 7月21日 |
代表国/出身地 | メキシコ |
身長 | 230cm |
体重 | 162kg |
3サイズ | B114/W98/H112 |
血液型 | O型 |
好きなもの | 動物、髪飾り |
嫌いなもの | 嘘 |
特技 | 木彫りの彫刻作り、猛禽との会話 |
キャッチコピー | 誇り高き戦士 |
概要
CV:飯塚昭三(Ⅱ MOVIE&ZERO3)&奈良徹(IV)
『スーパーストリートファイターⅡ』で初登場したキャラクター。
その後、『ZERO3』と『スーパーストリートファイターⅣ』にも出演している。
ネイティブアメリカンの部族「サンダーフット族」の誇り高き戦士。
無愛想な印象だが、情に篤く、自然を愛し大地を敬い、争いを好まない。しかし、一度戦闘となると、体格に見合った豪快な戦い方をする。
デニムのベストとジーンズ、フリンジ付きのブーツ姿で、髪に付けた羽根飾りは父アロイオの形見である。
普段は林業を生業とする傍ら、観光客相手に彫刻の土産物を販売して生計を立てている。
経歴と設定の遷移
初登場作品の『スーパーストリートファイターⅡ』では、ベガに奪われ、滅ぼされた故郷の奪還という目的で登場。EDでは故郷に辿り着き、聖地の復興を誓っている。
時系列的に前に当たる『ZERO3』では、故郷は滅ぼされておらず、失踪した仲間たちを救出するためにベガに戦いを挑むという設定に変更。さらにベガ親衛隊の一人、ユーリ(本名はジュリア)が彼の恋人であるという設定が追加された。
EDではジュリアの奪還に成功するが洗脳が解けず、何年かけてでも救う事を決意した。
『Ⅱ』の続編にあたる『ストリートファイターⅣ』では、本作では同じメキシコ出身のエル・フォルテと幼馴染という設定が追加された。ストーリーモードでは行方不明のジュリアを探す為、故郷に安住せず旅に出る。最終的にジュリアを見つけ出したものの、彼女は心と記憶を失った廃人と化しており、感動の再会とは言い難い結末を迎える。
その後二人がどうなったのかは不明だったが、『ストリートファイター6』にはホークの同族にあたるリリーが登場。彼女の口からホーク達の現況が語られ、ジュリアの感情を取り戻したうえで結婚し、故郷で幸せに暮らしていることが明らかになった。
人間関係
- アロイオ・ホーク
T・ホークの父。既にベガとの戦いで亡くなっている。アロイオ・ホークの名はゲーム中には登場しないが、新声社の『スーパーストリートファイターII 月刊ゲーメスト2月号増刊』のサンダーホークのストーリー説明に記載がある。
かつてサンダーフット族はベガに壊滅させられた上に、聖地を奪われてしまった。このため新たな聖地をアロイオ・ホークが築き上げていたが、またしてもベガの襲撃を受け、アロイオは殺害されてしまう。サンダー・ホークは父の遺志を継ぎ、元の聖地を奪還するために戦う。
ホーク親子ひいてはサンダーフット族の宿敵。当初はサンダーフット族を滅ぼし、聖地を奪うことでアロイオの復讐心を煽ってサイコパワーの糧にする計画を進めていた。しかし、アロイオにその目論見を見抜かれてしまった為、代わりにアロイオを殺す事で息子のT・ホークに復讐心を抱かせ、利用しようと企んだ。
- ジュリア
T・ホークの恋人。シャドルーに誘拐されて洗脳されユーリとしてベガ親衛隊に所属している。『Ⅳ』では上記の通り意味深な結末を迎え、『5』では再び親衛隊に復帰してしまうなど不穏な展開が目立ったが、『6』時点では笑顔を取り戻し、ホークと結ばれたことが語られている。
T・ホークの幼馴染み。強くなったと自称するフォルテを諭す場面もあるが、一途で真っ直ぐなところは認めている。
同じくサンダーフット族の戦士。体格は70cmも小さいが、湧き上がるパワーでは勝るとも劣らない。ストーリーを詳しく知らない人からは娘と勘違いされやすい(おまけにホークがジュリア、リリーと佇む家族団欒のような一枚絵もある)が、作中で「(リリーにとって)ジュリアはお姉さんみたいなもの」と語られているので、肉親ではなく親戚・隣人程度の関係と思われる。
同族だけあって同じ名前、かつ似た性能の技を使用できる。
ゲーム中の性能
見た目通りの投げ主体のパワーキャラ。
最大の特徴は全キャラクタートップの体力値で、多少のダメージは気にならない。
同じ投げキャラであるザンギエフに比べると攻撃力は落ちるが、突進技と対空技のお陰で機動力があり、身体も大きいため通常攻撃でも十分な牽制力を持つ。
さらに強力な投技やスーパーコンボを持っているため一発逆転も狙える。
その代わり飛び道具に弱く、近づくのに苦労する。
突進技もエドモンド本田やブランカに比べると性能が大きく落ちるため、安易に出すと手痛い反撃を受けるリスクがある。
しかし、ちゃんと性能を熟知していると反撃を受けにくい。
以上のことから、従来の投げキャラのように強引に近づいて力でねじ伏せるのではなく、相手にプレッシャーをかけながらゆっくり近づき、大ダメージを与えるキャラクターと言える。
余談
キャラクターの開発初期では名前は「ジェロニモ」とされており、アメリカ出身のインディアンという設定で作られていた。
だが、見た目があまりにそのまんまのインディアンだった為にアメリカ人スタッフからクレームが入り、現在のデザインとなった。
また、キャラクターの国籍が「アメリカ」に偏り過ぎている事を考慮し、「メキシコ」国籍に変更されている。
嫌いなものに「嘘」とあるが、これは「インディアン嘘つかない」というスラング由来のものであり、インディアンとしてキャラクターデザインされていた名残と言えるだろう。