「禽」は鳥のことで、荒々しい鳥のことを指す。
特定の種を定義する場合、似た言葉である「猛獣」と違い、人間に危険があると言うより、食性として他の動物を襲う鳥とされる。
形容として用いるならば、「荒々しい」と言う点に留意した描写が前後でされていればたとえニワトリでも「猛禽」と呼んで差し支えない
この言葉を元にかつては猛禽類という分類がワシ・タカ、ハヤブサ、フクロウを総括するものとして存在したが、それぞれ大きく隔たりのある種であると言う説が有力になったことで分類名としては用いられなくなり、現在は単に猛禽と言ったときとほぼ同義の言葉として用いられている。
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