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メリーバッドエンド

めりーばっどえんど

いわゆる「Open-ended」(開かれた終わり・結末)。受け手の解釈によって幸福と不幸が入れ替わる結末。
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曖昧さ回避
まふまふ鏡見て失神P)によるボカロ曲。 → メリーバッドエンド(まふまふ) 


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広く物語において使われる表現形式
物語を解釈する観点(パースペクティブ / perspective)や受け取り方次第で意味が変化する結末のこと。

「メリーバッドエンド」という語は一般的に物語の登場人物の誰か(多くの場合主要人物)にとっては幸福な結末だが、当人以外の周囲から見ると悲劇的な結末であるといったシチュエーションに対して用いられることが多い。

それ以外のエンディングを指して「メリーバッドエンド」と呼ぶのも定義的に間違ってはいないが、そう評する作品、人物は少なく、ビターエンドなどの別の表現で呼びならわされる傾向にある。

「受け手の解釈によって幸福と不幸が入れ替わる結末」という括りに入るものの場合、区別するために「オープンエンド」等と呼ばれるのが一般的である。
近年では、単に「開かれた結末 Open Ended」(=解釈可能性が多様である)と同義に説明されることが多くなってきている。

起源

現在確認できる最古の使用は、2012年4月7日にtwitter上で発言されたもの。
メリーバッドエンド(通称メリバ):過度の相互依存によって発生する悲劇のこと。主に、本人達だけが幸せに感じて終わり、周りから見たらそれはとても見ていられないようなやるせない気持ちになる悲劇を指す。逆に、本人たちの不幸が結果だけを見たときに世間的にハッピーエンドであればそれもメリバ。
引用元

pixivにおいては、かつてはイラストよりも小説に付けられる事が多いタグだった。しかし2015年2月22日時点で投稿イラスト34点であるのに対して投稿小説86点だったものが、2018年9月15日現在ではイラスト466点・小説277点と逆転している(R-18等は含まれない)小説に関しては女性向けが多いが、少数ながらそれ以外のオリジナル小説も投稿されている。


物語の例

登場人物の視点による差異

極端な例だが、ヤンデレの女性が意中の男性の手足を切り取り、どこにも行けないようにしてしまい、結果その男性を手に入れた場合、これは世間的に見れば不幸であるが、そのヤンデレ女性からすればハッピーなのである。ハッピーエンドと題されているものよりは、トゥルーエンドと題されているエンド・ルートにも視点の違いによるメリーバッドエンドが多いとも言える。

読者のみが真実を知っているという時

また当事者を含め作中人物全員がハッピーだったとしても、読者・視聴者視点ではバッドエンドともとれる話もある。例えば、何か理想を持った主人公が「主人公以外の全員を精神支配して操る」「世界全体を全く異なるものに作り変えてしまう」といった方法で理想を実現してしまった場合、作中の全員はハッピーではあるのだが、真実を知っている読者・視聴者視点では皆が操られていることを知っているため、そのハッピーエンドは違うものに見えてくる。

これは全員が本当の意味でハッピーだとしても起こり得る場合があり、例えば主人公達が復活した古代の悪魔を倒すという話があったとして話自体は単純な勧善懲悪もので後腐れの無いのハッピーエンドだったとする。ところが、もし作中で古代の悪魔とされているものに明らかに現代文明や人類だと解るような特徴が描写されている場合、読んでいる読者は人類であるので「復活しようとした人類が新人類に倒されて絶滅した話」となり「現代文明への警鐘」のようなテーマがある一筋縄ではいかない作品になってくる。

社会の価値観が変わってしまった場合

もう一つの事例として、時代の経過によって現実世界の基準となる価値観のほうが変化してしまいそれによってハッピーエンドとメリーバッドエンドが入れ替わってしまうということも起こり得る。例えば何らかの精神病に悩む主人公が治療方法を探すという話で
1:治療方法が発見されて治療に成功、主人公はようやく普通の人と同じになる。
2:途中で悩むことがおかしいと感じ、主人公は精神病のまま悩まずにそのまま生きる。
という分岐があり、どちらでも主人公から見れば悩みが晴れてハッピーだったとする。この場合、精神病が治すものだった近代なら多くの人が1がハッピーエンド(病気の完治)で2がメリーバッドエンド(治療の可能性の放棄)となるが、精神医学が発達した現代に同じ作品を読み返した場合、1がメリーバッドエンド(主人公の人格の自殺)で、2がハッピーエンド(あるいは「真の問題」判明とその解決)ということになりうる。


作品例

※性質上、作品のネタバレ……鑑賞する楽しみを損なう可能性が高い内容であるため、エンディングまで含めて幅広く知られた古典作品のみに絞って例を挙げる。
それ以外は最下部の「創作作品」を参照のこと。

  • マッチ売りの少女
    • 巨匠・アンデルセンの有名な童話。
    • 主人公の少女はマッチ売りをしており、雪の降る寒い夜の中必死にマッチを売り続けるが行き交う人々は誰も少女のマッチを買ってくれない。
    • 凍える少女が売り物のマッチをすって火をつけると、少女の前に幸せな幻影が現れる。
    • マッチをすり続けるうちに少女の前に祖母の幻影が現れ、少女は祖母に抱かれて天に昇っていった。
    • 翌朝、マッチ売りの少女は幸せそうに微笑みながら亡くなっていた、というお話。
  • フランダースの犬 
    • ルーベンスの絵画を観るために旅をする少年ネロと、その飼い犬パトラッシュのお話。
    • 二人は長い長い旅の末にルーベンスの絵画が飾られている教会に辿り着くも、その教会で力尽きて二人とも亡くなってしまう。
    • が、当初の「ルーベンスの絵画を観る」という目的は果たしており、当人達にとっては幸福な結末である。
  • 幸福な王子
    • 身を飾る美しい宝飾品を剥がして貧しい人々に与え続け、醜く変わり果てていく王子の像と、そんな王子に想いを寄せながら王子の頼みで宝飾品を剥がして運び続け、渡りの季節を逃して死んでしまうツバメの物語。最後は「割れた鉛の心臓」だけが残った王子の像が、死んだツバメと共に天国に召し上げられ幸福に暮らしたと結ばれている。「貧しい人々を助ける」という願いを叶えた王子と、想いを寄せる王子とともに天国で暮らすことになったツバメにとっては幸せな結末かもしれない。
  • ごんぎつね
    • 狐のごんは悪戯をして村人たちを困らせる悪い狐だった。
    • ある日いつものように村人の一人である兵十に悪戯をしたところ、その悪戯がきっかけで兵十の母親が亡くなってしまったことを知る。
    • そのことを悔やんだごんは毎日栗や松茸を兵十のもとに届け続けるが、それを知らない兵十は、ある日届け物をするために家に忍び込んできたごんを悪戯をしに来たと勘違いして火縄銃で撃ってしまった。
    • 兵十はそこでようやく、ごんが毎日お詫びのために届け物をしていたことを悟るのだった。
    • この作品には解説がついており、「かなしい結末です。けれども、これはごんの救いになっています。理解されないままの死ではなくて、兵十に理解されたからです」と明確に「悲しいだけの話ではない」ことが示されている。


関連タグ

物語 表現 結末
エンディング バッドエンド ハッピーエンド


創作作品

漫画

  • バオー来訪者
    • 湖底で眠り続ける橋沢育朗と、将来再び目覚め再開するという予知を観るスミレのシーンで締めるというラスト。スミレにとっては「育郎との再会」を予感させる希望に満ちた予知と言えるが、「バオーは成虫になると宿主の体内に産卵し、宿主の体を突き破って世界中に伝染する」という問題については解決していない。つまり目覚めた育郎はいずれ……
  • ジョジョの奇妙な冒険第一部
  • 愛しのリビングデッド
    • カルトがリリとずっと一緒にいるためにリリを殺害し、自分専用の使い魔として復活させて永遠の魂の契約を結ぶ。
  • ZOMBIEPOWDER.
    • ウルフィーナが愛する肉親を救うために自ら己の未来を売り渡す道を選び、荒野に置き去りにされて頼れる仲間がいなくなったエルウッドはたった1人で生きなければない事が示唆されている。
  • ドラゴンクエストダイの大冒険
    • 大魔王バーンとの最終決戦後、勇者ダイは自爆して自分もろとも地上世界を破壊しようとたキルバーンを抱えて起爆を遠ざけようと大空へと飛翔し、キルバーンと運命を共にした。世界は平和になったものの肝心の勇者を失い仲間達は悲嘆に暮れるが、その半身とも言うべき愛剣「ダイの剣」が健在である事からダイはまだ生きている事が示唆された。


アニメ

  • スターシップ・オペレーターズ
    • 多勢に無勢という状況で戦術と報道を駆使して奮戦するが、1隻の戦艦だけではいかんともし難く、強大な王国との戦いで徐々に追い詰められる。最終決戦までに仲間を失い、唯一の戦力であった戦艦も敵の目の前で自爆したが、脱出した大勢のクルーが生き残り、王国の暴挙を生中継で世間に伝える事に成功した。
  • 笑ゥせぇるすまん
    • ほぼ毎回喪黒福造の客が最終的に酷い目に遭うが、中には「客本人自体は幸せ」なエピソードも存在する(幻覚を見続けてる、周りから見たら異常だが本人は満足している等)。
  • 勇者特急マイトガイン
  • 勇者王ガオガイガー
  • まほろまてぃっく
    • ここではアニメ版後期「もっと美しいもの」の最終回「ナジェーナ」について触れる。まほろの死から20年が過ぎ、美里優はかつての友人達と離れ、アンドロイドハンターとして生計を立てていた。偶然、かつて自身に好意を持っていた式条先生と再会するも、式条は優の傷心の深さと荒み切った現状に気付き、再会を願う言葉とも訣別とも受け取れる言葉を残して去る。その後、アンドロイドとの戦闘で重傷を負って一人になった優の前に、謎の復活を果たしたまほろが現れるが……
    • 映像上は優が人間として生まれ変わったまほろと再会し、地球へ帰還したと受け取れる。しかし、まほろが復活した理由は不明瞭で(復活させたマシューという存在が何者なのかアニメ版では説明されていない)、優が14歳当時の姿に戻る演出などから、「まほろとの再会は死に際の優が見た幻覚であり、現実の優は孤独なまま息絶えた」と解釈する視聴者もいる。
    • 原作漫画はこのガイナックス特有の視聴者突っ跳ねエンドに反発してハッピーエンドの大団円にしたと言われている。また、原作で明かされた設定により、アニメ版に関してもハッピーエンドと解釈できるようになった。
  • 魔法少女まどか☆マギカ
    • 作品の骨格となる魔女魔法少女の関係がメリーバッドエンドそのものであるため、物語自体がメリーバッドエンドから逃れられない仕組みとなっている。
    • TV版:鹿目まどかの願いによって、魔法少女は魔女となる運命から解放された。ただしその代償として、まどかは宇宙の概念へと昇華し、彼女の記憶を持つのは暁美ほむらのみとなった(メリーバッドエンドその1)。
    • 劇場版第3部『叛逆の物語』:その後は全ての時空、すべての宇宙から魔法少女たちを見守る存在となったまどかだが、黒幕の罠にはまり魔女化しかけたほむらを救うため、女神の姿をとって降臨する。ところがその時、ほむらが悪魔の姿へと変化、円環の理から人間としてのまどかを無理やり引きはがし、強引に現世へ連れ戻すという暴挙に出る。その結果、魔法少女の魂を救済するシステムは保持されたまま、まどかは普通の少女として家族の元へ戻り、マミさやから他の魔法少女たちもそれぞれに幸福を手に入れる。しかしほむら自身は孤立し、最愛の人とは対立する存在になってしまった(メリーバッドエンドその2)。
    • さらに、そうまでして手に入れた新たな世界さえ続いていく保証はない(メリーバッドエンドその3)。
  • 蒼穹のファフナー RIGHT OF LEFT
  • 天気の子
    • 帆高陽菜の選択の結果、東京は連日の豪雨により水没し、沢山の人々が職と住処、大切な人を失った。しかし、法律の荒波に揉まれ、過酷な境遇を辿った2人は3年後に再び再会し、選択を肯定してくれる理解者と家族を得て新しい1歩を踏み出した。
    • なおこの作品には『君の名は。』の主人が登場しているのだが、このエンディングは『君の名は。』のエンディング(晴れ間の再開であり、尚且つこの再開は時系列的に天気の子より後に位置するはずである)とは矛盾が生じてしまっている。
    • そのため、余談にはなってしまうが『天気の子』は『君の名は。』と似たような歴史を辿った直接的な繋がりが無い並行世界ではないか?と考察されている(例示されている作品は前日談で、天気の子は後日談という差異もあるが)。
  • ドラゴンボール超
    • かつて未来トランクスが守った世界がザマスの手によって絶望的な状況になってしまい、やむを得ず全王に世界まるごと消去させるという暴挙に出てしまった。結果的に地球は救われたものの、やはり未来トランクスの努力が無駄になってしまったという点でショックを受けた人も多い。
    • その後、超ドラゴンボールで消された宇宙も復活したため、未来トランクスの世界も復活したと思われる。


小説

  • 蝿の王
    • 無人島に漂流した少年達は最終的に大人達に救助されたが、それまでに時間がかかり過ぎた結果……
  • Re:IFから
    • ナツキ・スバルレムがカララギに逃げて、ゼロから働いて、命を狙われたりしながらも、2人が幸せに暮らす(いちゃつく)という、一見するとハッピーエンドのように見えるが、魔女教が生き延びて被害が増え続けているという点でメリーバッドエンドと考えられる。小説家になろうのIFストーリーである『ナツキ・レム』の前日譚にあたる。
  • 1984年
    • ニュースピーク(新言語)で思考さえ規制された全体主義的・管理主義に支配された世界で、ウィンストン・スミスは自身の良心、信念をもって現体制にあらがっていたのだが、激しい拷問により心身を破壊され、最後には党の思想を受け入れ、処刑(銃殺)される日を想いながら“心から”党を愛すようになるのであった。……しかし、この本には『ニュースピークの諸原理』と題された解説文が付録されており、それはオールドスピーク(現実の英語)の過去形で書かれている。つまり、作中の未来では、少なくともニュースピークを強いる体制は打破されていると言うことになる。ならばウィンストンは、彼の人間賛歌の精神は勝利したのだ。


ゲーム

  • ARMORED CORE for Answer
  • Ib
  • Rewrite
    • 最終シナリオも含めて、すべてのエンディングが何かを犠牲にする結末となっている。
  • 魔女の家
    • 少なくともプレイヤーが操作していた主人公にとってはハッピーエンドである。
  • 妖怪道中記(天界)
    • 生きながらに地獄につれてこられているのでこのエンドだと死んだまま(その下の人界エンドだと生き返る)。
  • 狂った果実
    • 主人公、狩野哲にとっては親しい女性を全て殺され片目を奪われる結末だが、ヒロイン「月島美夏」にとっては初めて愛した異性に近づく女を全て排除し、哲の心を憎悪で自分だけに向けさせ自分のことだけで頭がいっぱいにすることに成功する。
  • Undertale
    • ノーマルエンド(俗に言うNルートの事)では主人公にとっては地下世界の脱出に成功するハッピーエンドだが、モンスター達にとっては6つのソウルが消えて結界の破壊が出来なくなり、王であるAsgoreの死も重なったバッドエンドである。
    • この事はSansから電話で伝えられるが、主要人物を倒すと、Sansたちにとってもっと悪い方向に進んでしまったことが語られる。特にPapyrusを殺していた場合は大抵は最悪な方向に進んでしまい彼からも憎悪を向けられ、最悪の場合「地獄に落ちろ」と罵倒される。
    • ただし、主人公がモンスターを誰ひとり殺さず、Nルートエンディングを迎えた場合は、これはこれでもう1つの形のハッピーエンドと言えるものになっている。しかも、特定の場所へ行くとPルート(トゥルーパシフィストルート)確定だがそこに行かずにNルートで終わるとPルートの次に良いエンディングにたどり着く。
    • Pルートはハッピーエンドと思われがちだが、Asriel(Flawey)にとって、ソウルが手に入らず、みんなと一緒に地上に出ることが出来ないという彼にとってはバッドエンドと捉えることもできるエンディングである。
  • 龍が如く6
    • 黒幕の凶行により、重症を負った主人公 桐生一馬は最終的に自分の死亡を偽装することとなり、それまで親しくしてきた人達と二度と会えなくなり、それぞれ幸せを得た親しい者達を尻目に人知れず姿を消すという、桐生自身には納得の上での結末であったものの、長年龍が如くをプレイしてきたユーザーからすれば不条理にも程があるバッドエンドであり、納得できない一部ユーザーの怒りの矛先は作品の開発者はもとより、この結末に至る一因となったキャラの声優にまで向けられるなどした。
  • ビューティフルジョー
    • ラスボスに勝って悪の組織を壊滅させても新たなる戦いが始まる形で物語を締めくくった他、舞台の映画の世界・ムービーランドの秘密は未だに明かされていない(ムービーランドの秘密は一度テレビ放送されて未だにDVD化されてないテレビアニメ版の後半(ゲーム版の続編がベースのゲドー編)で明かされる)。
  • ファイアーエムブレム覚醒
    • 邪竜ギムレー撃破後トドメをクロムに任せるか否かの選択イベントに入る。
    • ここでクロムにトドメを刺させた場合マイユニット(以下ルフレ)を失わずに済むが数千年後には封印が解けてギムレーが復活する未来が待っている。なおルフレ自らトドメを刺した場合ギムレーを完全に滅する事ができるがルフレもまたいなくなってしまう。
    • …と思われたが、ひとりの人間として蘇生した彼もしくは彼女はクロム&リズと再開する事になる。
  • ファイアーエムブレム風花雪月
    • このゲームは4つの分岐があるが、問題は4つのいずれにおいても必ず悪として作用する集団の存在である。彼らは人体実験などを容赦無く行い、神やその眷属を殺してその肉体を武器にする等神に仇なす事も厭わないため確かに「悪」ではある。だが、彼らの使用兵器が、基本的に中世の欧州のような世界観のこのゲームシリーズでは異色なロボットであったり、そもそも先述の「神に仇なす」事なども現代における無神論者の事であったり、「人体実験」も現代ではその手前である技術を用いていたりと、何かと滅びた現代文明の残党であることを示唆する描写が多い。
  • コールオブデューティブラックオプス4 ゾンビモード
    • 前作BO3で無限ループに閉じ込められた主人公たちは、モンティを倒すための道具を集めていた。プリミスとウルティミス一行は森の中で偉大な戦争へ戦いに行く前に休息を取り、酒と食事で祝った。この戦いが終われば自分の行きたい場所、帰りたい場所へ行ける・・・
    • ・・・はずだったが、クロノリウム(一連の出来事が書かれた預言書みたいなもの)を読んだニコライ2.0は自分たちが存在していること自体がこの狂気を生み出した原因と知ってしまう。ニコライ2.0は酒に毒を入れ他の7人を毒殺した後、召喚の鍵を破壊したニコライ2.0は一緒にいたサマンサに拳銃を渡し、頭を撃ち抜かれ死亡する。
  • ソウルヒストリカ
    • フィオラルートでは、主人公は守りたいと願った少女を失わずに済むが、人類は永遠に仮想現実世界である「箱庭」から出られない。
  • ドラゴンナイト4
    • このゲームは二部構成となっており、二周目の主人公ある人物の助けを借りて過去の世界に飛び、一周目の主人公である過去の自分幼馴染の少女をはじめとする仲間達を破滅に追いやった黒幕を倒し、過去の自分と仲間達だけでなく人類を救うことが出来た。しかし、目的を果たした主人公は過去の世界に留まる事は出来ず仲間や愛する女性を残して消滅してしまった。
  • ベヨネッタ2
    • 一応ハッピーエンドではあるものの、クライマックスでラスボスが取った行動が前作の事件へと繋がるタイムパラドックスとなってしまった
  • サモンナイト
    • 魔王ルート(後のカルマルート)になると、主人公は魔王に乗っ取られてしまい、仲間たちから離脱してしまう。その魔王は悪事を働く訳ではなく、単に自軍を率いて第二の魔王召喚の儀に殴り込み、完全な力を取り戻す。ただし、登場人物の一人であるバノッサはこのルートでのみ死なず、その上、主人公は魔王に憑依されたまま元の世界に帰還、何事も無かったかのようにその世界で生活してるため、ファンからは本当のハッピーエンドとして扱われている。
  • サイレントヒル シャッタードメモリーズ
    • 複数あるエンディングの一つに「主人公のハリー・メイソンが探し求めていた娘のシェリル・メイソンと再会し、涙ながらに抱擁を交わす」というものがある。見た目は完全無欠のハッピーエンドに見えるが、プレイヤーは直前にハリーの正体シェリルの真実を明かされているので、シェリルにとって救いではあるが最悪のバッドエンドとも解釈できる。
  • ロックマンゼクスアドベント
    • 黒幕を倒し、平和が取り戻されたかのように思えるが、シークレットエンドでは真の黒幕が存在することが判明しており、根本的な解決にはなっていない。
    • 加えて本作は人類滅亡後のロックマンDASHの前日譚に位置付けられている為、やはり滅びの未来は回避できない。
    • これはゼクス以前の時系列にあたる初代ロックマンロックマンXロックマンゼロでハッピーエンドになろうとも必ず訪れる結末である。


特撮

  • 仮面ライダークウガ(小説版)
  • 仮面ライダー555
  • 仮面ライダー剣
    • 555と同様に最悪の事態は回避したが、1人だけみんなの元から去らねばならなくなった剣崎をいつまでも待つと言うの表情で締めくくられるので一応はハッピーエンド扱いらしい。剣崎役の椿隆之も「剣崎なりのハッピーエンドです」と証言している。ソルブレインの結末と対極として語られる事もある。
    • ただ後の作品では意外なで二人が救われることとなる・・・
  • 仮面ライダーooo
    • 世界を救った代わりにかげがえのない仲間・アンクを失った主人公・火野映司は、アンクの復活手段を求めて放浪の旅に出る……という形で本編の物語は締めくくられた。その続編にあたる劇場版では40年後の未来にアンクが復活している事が発覚。映司はアンクと再会できる「いつかの明日」を待つという希望に溢れる展開を迎えた。しかし、番組放送10周年を記念して公開されたスピンオフでは、映司が新たなる脅威の攻撃で致命傷を負い、アンクと再会して僅かに会話を交わすも、直後に息を引き取ってしまうという悲痛な結末を迎えた。この10年間抱いていた希望をぶち壊されるような展開に、当時本編を見ていたファンたちから悲しみの声が多く上がってしまった。それゆえ後述のゼロワン_othersと同様にパラレルワールド説を主張する者もいる。一方、公式側は「映司は自分の望みを全て叶えて死んだ」「映司にとってこれが一番幸せな結末」だと説明しており、その考えを支持してハッピーエンドと解釈するファンもいる。
  • 仮面ライダービルド
    • 平和な世界を作るため主人公達は自分達がいる世界と諸悪の根源であるエボルトがいない並行世界を融合させた。その結果「エボルトの居ない平和な世界」が新世界として創られるが、主人公である戦兎と相棒である龍我は「新世界には存在し得ない人間」であるため家も戸籍も存在しない、後日譚のとある事象により仲間達が記憶を取り戻すまでは二人だけがお互いを知る「二人ぼっち」の存在となってしまった。後日談を描いたVシネクストではその境遇ゆえに生活に困っており、相棒にかつて言い放った「見返りを期待したらそれは正義とは言わねえぞ」という言葉を一部曲げざるを得ず、水面下で発明品を生活の為に売りさばく日々を過ごし、仲間の1人から食糧援助などを受けざるを得ない様が描かれた。また、これ程の犠牲を払ったにも関わらず、後にエボルトは復活してしまっている。
    • 挙げ句の果てには旧世界で正義の為とは言え犠牲になった者テロ組織を結成する始末…。
  • 仮面ライダーゼロワン
    • こちらも555と同様に、人類とヒューマギアの全面戦争という最悪の事態こそは回避されたものの根本的な問題は何も解決しておらず、会社の信頼を取り戻しつつ人類とヒューマギアの共存を目指すというところで物語は終わっている。
    • 劇場版とVシネマでは後日談が描かれており、前者は共存に向かって一歩前に進んだのに対し、後者の方はこれまでの対立のツケを払うかのように多くの登場人物が死亡するという衝撃的な展開を迎えてしまう…。
    • その影響により、多くのファンにショックを与えてしまい「登場人物たちに幸せな未来を与えてほしかった」などの声はもちろん、「あくまで本編とは異なる並行世界であってほしい」という意見も挙がるようになった。それが原因で賛否両論を起こしてしまうことになった。
  • 超獣戦隊ライブマン
    • 「友よ! 君達はなぜ、悪魔に魂を売ったのか!?」が印象的な作品で武装頭脳軍ボルトが壊滅した事によって、ボルトによる地球征服は回避されるものの、そのボルトに魂を売った者達の殆どが救われないと言う、同じバッドエンドでも超新星フラッシュマンまだ希望がある終わり方だっただけに、こちらは戦いが終わってもどこか虚しい感じでラストを迎えている。
    • 後の『海賊戦隊ゴーカイジャー』では、メンバーの1人がこの結末に対する1つの回答にたどり着いた様子が書かれた。彼はライブマンでなくなってからも、再建された科学アカデミアで働きながら、若さゆえの自惚れや渇望で若者たちが道を踏み外さないように、見守り続けた。
  • 特救指令ソルブレイン
    • 仮面ライダー剣を「客観的にはバッドエンドだが主人公としてはハッピーエンド」とするならば、ソルブレインは「客観的にはハッピーエンドだが主人公としてはバッドエンド」ともいうべき対極の結末。ソルブレインの使命は、人命のみならず人の心も救う事にあったが故に、高岡隆一の最期さえソルブレインからしてみればバッドエンドである。
  • 大怪獣バトル
    • 主人公のレイにとってはレイブラッド星人との因縁の決着、即ちレイ個人の物語としては完結しハッピーエンドを迎えたが、本編の50年後を描いたゲーム版ではレイブラッド星人は滅んでおらずレイオニクスバトルも健在という、真の意味ではハッピーエンドとは言い難い未来となった。


映画

君は何故 君は何故 戦い続けるのか 命を懸けて

  • 新聞記者
    • 不正にまみれた政権によって大切な人を奪われた主人公とヒロインが元凶である官邸の闇を暴く事に成功したのだが、その後の結末が視聴者側に解釈を委ねるかのような流れとなっているため、少なくともハッピーエンドとは言い難い。

ドラマ

  • 踊る大捜査線
    • 最終話、主人公の青島俊作室井慎次と協力し、因縁深い犯人を逮捕する。ただしこれは独断による捜査であったため、二人は処分を受け、青島は交番勤務に戻され湾岸署を去る、という結末を迎える。傍目から見ればバッドエンドであるが、自身の信念を貫いた青島にとってはハッピーエンドである。また、続編シリーズでは室井の協力で湾岸所に戻れている。
  • あさが来た
    • 最終回、若者たちと勉強会を行っていた主人公・あさの前に、夫の新次郎が若い頃の姿で現れる。彼を追って駆け出したあさも若い頃の姿に戻り、幸せそうに抱擁を交わす二人の姿を映して物語は幕を閉じた。しかし、新次郎は前回で病死しており、姿が若返っているのも不自然である。そのため、このラストシーンは前述のまほろまてぃっくと同様に「あさが死に際に見た幻」だったと解釈する視聴者が多い。幸せな幻を見ながら(あるいは死後の世界で最愛の夫と再会しながら)人生を終えたあさにとってはハッピーエンドだが、その場にいた若者たちにとっては「師が唐突に急死を遂げた」という物悲しい結末だったと言える(そもそも勉強会自体が心象風景だったと解釈する視聴者もいる)。


その他

  • Let's天才てれびくん
    • 異次元獣を生み出した遠因で、全ての元凶たる次元ホールを塞いだことにより、異次元獣を倒すために結成された組織・国立異次元獣対策センター(ITAISEN)の未来人達はタイムパラドックスにより消滅してしまった。一方で捕まっていたどちゃもん達は返還され、「異次元獣が来襲した」という歴史も修正された上に、敵方である超次元帝国からすれば「未来の地球が不法ゴミ投棄により他の次元に迷惑をかけることがなくなるため、地球を滅ぼす理由も消える」ということになるので、一概にバッドエンドとは言えない。
  • 勇気一つを友にして
    • イカロスは元ネタのギリシャ神話の物語と同じく羽を失い墜落死したが、現代に生きる子供たちは彼の鉄の勇気を受け継いだ。

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