前後のストーリー
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アバレ七変化で新合体 | 今回 | 衝撃!!秘密作戦 |
予告
次ィィィィィィ回!第30話!!
「バリゾーグ量産計画?」
「こいつはお前の友達なのか?」
「戦うしかないのに…」
『友の魂だけでも』
「この悲劇、繰り返させん!」
概要
スーパー戦隊シリーズ35作品目『海賊戦隊ゴーカイジャー』の第30話のサブタイトル。2011年9月18日放送。
あらすじ
次のお宝の手がかりが「スケボーが得意なライオン」と知ったゴーカイジャー。街で捜索を始める中、ジョーとアイムは、赤ちゃんを落下の危機から救った科学者・大原丈と出会う。その矢先、ザンギャックの大科学者・ザイエンがバリゾーグ量産計画を開始した!
ゴーカイチェンジ
電子戦隊デンジマン
超獣戦隊ライブマン
登場レジェンド
『超獣戦隊ライブマン』
解説
『超獣戦隊ライブマン』のレジェンド回。
『ライブマン』は昭和63年(1988年)の放送であり、昭和戦隊初のレジェンド回となった。
脚本を担当した香村純子は、『ライブマン』が最もお気に入りで、ジョーの設定を考える上でライブマンと絡めたのは必然であった。
客演ばかりが話題になりがちだが、連絡を入れようとする鎧を制止するシーンや、ザイエンにとどめを刺すよう促すシーンなど、
短いながらも戦いを通じて積み重ねてきたマーベラスとジョーの信頼関係にも注目してほしい。
西村和彦
西村は『ゴーカイジャー』放送開始前のプレミア試写会に来ていたことで、当時のスタッフと再会したことから今回の客演に繋がった。
また、イメージとして浮かび上がるイエローライオンのシーンは、西村本人がスーツに入った。
ちなみにオールアップした日に西村は45歳の誕生日を迎えた。
大科学者ザイエン
今回の行動隊長を務めたザイエンの声は、中田譲治。
中田はかつて『ライブマン』では武装頭脳軍ボルトのボス・大教授ビアス役で顔出し出演している。
中田の戦隊出演はそのビアス以来22年ぶりであり、今回の出演は『ライブマン』当時助監督だった渡辺勝也たっての希望によるものだった。
また、『ライブマン』以前では、『超新星フラッシュマン』でサー・カウラーを演じており、人体改造をしたり、実験材料として人々を誘拐しようとした点など、カウラーの要素も入っている。
今回の作戦を発案したのはワルズで、かなり理に適った作戦となっているが、代えが利かない人物(それも大幹部クラス)を直接派遣したことは大きな失敗だろう。
ワルズが部下の死を嘆き哀しんだのは、バリゾーグとザイエンのみだったことからも良好な関係だったことが窺い知れる。
ライブマンの大いなる力
鎧が説明した通り、スーパー戦隊シリーズで初めてのスーパー合体ロボである。
奇しくも初登場は『ゴーカイジャー』と同じく第30話である。
余談
- この話が放送された9月18日は、ジョー・ギブケンを演じた山田裕貴の誕生日でもある。
- 丈が助ける赤ちゃんの名前は「たくみ」だが、これは恐らく『ライブマン』でドクター・ケンプを演じた「広瀬匠」(現・広瀬裕)からだと思われる。
- この一連のエピソードは、『電磁戦隊メガレンジャー』の鮫島博士を最後に『人間社会の歪み等で敵組織に魂を売って最期に救われずに死亡した現代人』が登場しなくなった背景を物語っていると思われる。
関連タグ
百獣戦隊ガオレンジャーVSスーパー戦隊:こちらはレッドファルコン/天宮勇介(演:嶋大輔)が出演している。