概要
東映のアクションクラブに高校卒業と同時に入所してスタントマンを目指していたが、スーパー戦隊シリーズ第8作「超電子バイオマン」や第9作「電撃戦隊チェンジマン」へのゲスト出演を経て俳優へとシフトし、第10作「超新星フラッシュマン」にて悪役のレー・ワンダ役で初レギュラー出演を果たした。
※レー・ワンダ役で出演していた頃の芸名は「広瀬和久」。
以後は、第12作「超獣戦隊ライブマン」にてドクター・ケンプ/月形剣史を、第15作「鳥人戦隊ジェットマン」にて帝王トランザを、第17作「五星戦隊ダイレンジャー」にて魔拳士ジン/的場陣と、歴代戦隊の美形悪役を強烈な個性と共に演じた。
※ライブマン・ジェットマン・ダイレンジャー出演時の芸名は「広瀬匠」。
アクション俳優として活動する中、スーパー戦隊シリーズ以外の東映の特撮ヒーロー作品にも数多く出演。1996年の「超光戦士シャンゼリオン」では、悪役としては斜め上な事ばかりなダークザイドの中で、ヒーローものの悪役の様な事を行う数少ない存在の闇将軍ザンダー/片桐一樹役で出演し、東映作品出演時を連想される好演をした。
また同じく1996年からは、超新星フラッシュマンで共演した中田譲治と同じく声優としての活動もスタートさせ、「勇者指令ダグオン」の「宇宙剣士ライアン」の声を担当した。
その後は、広瀬和久名義でアクション監督を務めたり、芸名を「広瀬裕」に変更して俳優・声優活動を続けていたが、女性アイドルや子役メインの芸能事務所設立を期に芸能活動を休止し、裏方や講師の仕事をしている。なお芸能事務所の公式サイトは現在消滅している。