「嘘だァァァァ!そんなはずがないッ! ああっ・・・!ああっ・・・!そんな・・・このレー・ワンダが、あんな醜い生物からできているなどと!」(第12話)
「だがな、俺は獣戦士とは違う!俺のこの身体は、メスの幹部として、ケフレン様に創っていただいたのだ!」(同上)
データ
身長:197cm
体重:92kg
飛行速度:620km/h
水中速度:100mを13秒
概要
改造実験帝国メスの幹部の一人。プライドの高いナルシストだが、冒頭上段の台詞のように感情の起伏が激しく、狼狽しやすい一面を持つ。
全身が白く、大きな翼を持つ鳥人のような姿の改造生命体で、人間態にも変身可能。
「自分は宇宙で最も美しい生物」と誇っているが、大博士リー・ケフレンから5種類の醜い宇宙生物を合成して自身が創られたと知らされた際はショックを受けていた(第12話)。
50年に1度、それらの生物のバイオリズムのシンクロが最高潮に達すると、飛躍的に能力が上昇する時期があり、それに合わせて第12話でザ・ギルギスと共に魔剣キラーセイバーを生み出して、以降は武器として愛用する。他にも巨大な翼で敵を切り裂くブーメランカッター、掌や目からの光線、滑空しての攻撃を得意とする。
第12話でレッドフラッシュに翼を斬り落とされ、ケフレンに治してもらったものの、以降はレッドをライバル視するようになる。
第29話で強化改造されて妖獣士ワンダーラに変身するようになり、局地的時間停止能力「タイムストップ3秒殺し」でフラッシュマンを苦しめた。
第47話では自身の遺伝子から作られたデウス獣戦士のザ・ワンダルと力を合わせることで永久に時間を止めることができるようになったが、時村博士のタイムマシンの影響でタイムストップが二度も無力化されたことでワンダーラへの変身能力を失い、タイムストップが使用できなくなる。それでもレッドフラッシュとの一騎討ちを展開し、スーパーカッターを受けながらも立ち向かうが、死闘の末に敗れ去り、最期は死に際に素体の5種類の宇宙生物の幻影を見せ、爆散した。
余談
シマウマや魚類や鳥といった要素がデザインに組み込まれている。
ワンダの最期は、次回予告ではゆっくりと膝をつき崩れ落ちてゆくように映っているが、本編では絶叫と共にもんどりうって倒れる形で撮り直されていた。
演じる広瀬和久氏は後に「広瀬匠」に改名して、ドクター・ケンプ、トランザ、魔拳士ジンなどの美形悪役を演じ、スーパー戦隊シリーズでは常連俳優として人気を博する事になる。
関連タグ
超新星フラッシュマン 改造実験帝国メス 大博士リー・ケフレン
ジニス:出自が似ている特撮悪役。