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「トライ・ダグオン!」


概要編集

勇者シリーズ第7弾。ブレイブ星人に力を与えられた5人の高校生が『ダグオン』となり、迫り来る侵略宇宙人たちを迎え撃つ物語。『少年と意思を持つロボットの交流』が主眼に置かれていた従来のシリーズとは異なり、本作のロボットたちは生命体でもなく、超AIを積んでいるわけでもない(ライアンとガンキッドは除く)。その中心は個性豊かな高校生たちの友情、そしてあの手この手で地球を狙う宇宙人との対決に置かれている。


UFO戦士ダイアポロン合身を彷彿させる融合合体で、ロボットと同化し、ダイアポロンの矛盾を解消した。この事から本作を平成ダイアポロンと茶化す人もいる。


また、中型ロボが他のメカと合体→大型ロボになるというお約束も本作では少々異なっており、特撮作品(特にスーパー戦隊シリーズ)を彷彿とさせるシークエンスが描かれる。その他にもサブタイトルに表記される『(肩書き)宇宙人○○○○ 登場』というフォーマットはウルトラシリーズのそれに酷似しているなど、全体的に特撮作品へのオマージュが多い作品である。


キー局たるテレビ朝日の改革に依るジャンル再編、及びお家騒動によるアニメ枠削減と、当時のタカラは男児向けロボット玩具の主力を『ビーストウォーズ』へと移行させるため、本作をもって勇者シリーズを終了させる予定だった。しかし、その後シリーズは延長され続く『勇者王ガオガイガー』が最後の勇者シリーズ作品となっている。その影響もあって「ガオガイガー」は通常の勇者とは毛色の違うものとなっている。


番組の最後に視聴者達の投稿コーナー【ダグオン倶楽部】なるものが用意されていた。これは今までの勇者よりもロボと少年との邂逅が薄いためであり、それを補うために築けたものである。ちなみに番組の性質上各メディアではダグオン倶楽部は収録されていない。


番組が終了し後番組が始まってもその人気が衰える事無くドラマCD、キャラソン、アンソロジーなどが発売され、勇者シリーズでは初のOVA作品である『勇者指令ダグオン 水晶の瞳の少年』が発売された。


前作「黄金勇者ゴルドラン』後半期の冬季児童休暇で特別編成を組んだのと同様、本作では、春季、夏季、冬季のそれぞれの児童休暇の時期に本来の放送枠に特番が編成された為、更には北海道の落盤事故の臨時ニュースで放送枠を取られるという出来事もあり、休止分は春季夏季冬季児童休暇期の平日午前中や平日夕方に差し替え放送となり、勇者シリーズ終了後のニチアサへの時間帯移動の遠因となった。


あらすじ編集

謎の事故によって凶悪な囚人(宇宙人)達が解放され、宇宙監獄サルガッソが占拠された。

彼らの目的は惑星狩り、その最初の標的は地球!


宇宙警察機構のブレイブ星人は、事件に巻き込まれた大堂寺炎ら5人の高校生を「ダグオン」に任命。彼らは地球をそして自分達の未来を守るため、勇者としての戦いの日々に飛び込むのだった。


登場人物編集

ダグオンチーム編集


山海高校編集


ダグオン編集


宇宙人編集


宇宙監獄サルガッソ編集





他キャラクター編集



主題歌編集

オープニングテーマ編集

作詞:谷穂ちろる / 作曲・編曲:矢野立美 / 歌:Nieve


エンディングテーマ編集

作詞:谷穂ちろる / 作曲・編曲:矢野立美 / 歌:Nieve


挿入歌編集

  • 「炎の勇者! ファイヤーダグオン」
  • 「WE ARE DAGWON」

余談編集

サブタイトルの「〇〇登場」で登場する宇宙人の名前が表示されるのは先述のようにウルトラシリーズへのオマージュであるが、監督を務めた望月智充氏によると「ダグオンメンバーは敵キャラの名前を知らないので、劇中で名前を呼ばれずに倒されるのは可哀想だから」という理由にもよる。


関連イラスト編集

全員集合ダグオン!!

傷つくことも、恐れはしない。ORDER:ALL OR NOTHING


関連動画編集


関連タグ編集

勇者シリーズ ダグオン ダグオンチーム 山海高校

高校生 青春 融合 7人組


ラドンパの箱 勇者指令ダグオン 水晶の瞳の少年


黄金勇者ゴルドラン → 勇者指令ダグオン → 勇者王ガオガイガー


外部リンク編集

公式サイト

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