「宇宙警察機構如き、安々と捕まる私ではないわ。あれほどいた囚人たちも全て役立たずのクズどもだった。このマドーがダグオンを血祭りにあげるところをあの世からじっくり見物しているがいい」
概要
サルガッソ軍の支配者であるワルガイア3兄弟の長男。第36話「サルガッソの支配者」で初登場。
体色は紫でワルガイア星人の特徴である角は額と頭部左右の計3本。一人称は基本的に「私」だが「俺」を使うこともある。
長男ゆえに次男のワルガイア星人ゲドーの戦闘能力と三男のワルガイア星人ヒドーの頭脳を併せ持つ。冷酷な性格ながらもカリスマ性も高く、指示も的確に出し、弟たちへの愛情も深い。
戦闘能力
光線
手から放つ光線。
第36話でダグオン打倒に名乗りを上げたサルガッソ囚人が力不足だったことから粛清のために放った。
光球
周囲に生成した光球を放つ技。複数発生させることも可能。
重力波発生装置
右胸を分離させて作り出した装置。
強力な重力を発生させることが可能で地中に埋め込んでも効果がある。
ちなみに右胸は空洞になることなく、再生可能。
攻撃吸収能力
あらゆる攻撃を吸収する能力。
単に吸収するだけでなく、自身の力に変え、より巨大化することも可能。
マドー超光波
光球の強化版で手から生成する。
通常の光球がスピードと物量を重視しているのに対し、マドー超光波はパワーを重視しており、攻撃吸収能力で作り出せばその威力は一発で惑星を破壊できる程。
作中での動向
第42話でゲドーと共に地球に赴き、ダグオンチームと直接対決を展開するも戦死したヒドーの埋葬のために撤退する。
第45話では宇宙監獄サルガッソに接近した宇宙警察機構の艦隊を重力装置で全滅させた後、ダグオンチームを倒すために出撃。重力装置を火星に埋め込み、ダグベースを墜落させた上、マグマに落とそうとする。
ダグオンチームとの直接対決では重力装置で飛行能力を弱体化させたこともあって、優位に立ち、ダグファイヤーのバーニングスターアタックやファイヤーブラスターをモノともせず、ライナーダグオンのアーマーバスター、パワーダグオンのマグマブラスト、シャドーダグオンのシャドー大手裏剣を吸収したことで超巨大化を果たし、マドー超光波で衛星を破壊して見せた。
ライナーダグオンのライナータックル、シャドーダグオンのシャドー牙王斬りを跳ね除け、パワーダグオンのマグマブラストは吸収することで2度目の超巨大化を果たすと超光波で地球を破壊することを宣言し、それをクリスマスプレゼントと称した。
ドリルゲキがドリルライナーで重力装置の破壊に成功したことでダグオンチームは息を吹き返し、パワーダグオンはスーパーファイヤーダグオンに合体。地球とスーパーファイヤーダグオンの両方を消滅させることが出来るので一石二鳥と喜ぶマドーだがトライアングルクリスマスビームで超光波を破られ、さらにトライアングルクリスマスビームを吸収しきれずに敗北・消滅するのだった。
マドーを最後にサルガッソ囚人は全滅したもののサルガッソには黒幕である超生命体ジェノサイドが残っており、マドーは最後の出撃時には出撃命令の声を最期を迎える直前には罵りと別れの言葉を聞くもその正体を知ることはなかった。
余談
マドーの声を担当した声優の石井氏は、次作の勇者王ガオガイガーでGGGの大河幸太郎役という司令官ポジションレギュラー出演している。
関連タグ
ブレイブ星人:末弟の仇。
超生命体ジェノサイド:囚人達を裏で操っていた真の黒幕。ただし最後までその存在を認知することはなかった。