CV:遠近孝一
スペック
全高 | 24.8m |
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重量 | 125.0t |
最高出力 | 500,000ブレイブパワー |
最高走速度 | 430km/h |
最高飛行速度 | マッハ10以上 |
概要
ファイヤーダグオンとパワーダグオンが超火炎合体した勇者ロボ。他のグレート合体が第3クールで登場したのに対し、スーパーファイヤーダグオンは第4クールである第41話から登場と非常に遅い。
合体プロセス
ダグベースから発射された超火炎合体光波をパワーダグオンとファイヤージャンボが纏うことで合体開始。
ファイヤージャンボがパワーダグオンの背中に合体した後にファイヤーダグオンに合体し、2体は炎に包まれ、その炎の中でファイヤーダグオンは前腕部であるファイヤーラダーとファイヤーレスキュー、パワーダグオンは四肢と胸部角と翼が外れ、それらを換装していく。
ファイヤーラダーとファイヤーレスキューはファイヤーショベルのキャタピラ部分に合体した状態からファイヤーダグオンの脚部内(ファイヤージャンボの格納ブロック)に合体。
パワーダグオンの両腕はファイヤーダグオンの新たな腕として合体。
パワーダグオン側のダグファイヤーがファイヤーダグオン側に移動。
ファイヤーダグオンの胸部にパワーダグオンの翼が頭部にはパワーダグオンの胸部角がそれぞれ合体。
炎が消えた後、スーパーファイヤーダグオンの目に光が灯り、左腕→右腕→頭部の順に動きを見せた後、名乗りとポーズを取る。
ちなみに炎に包まれた状態からの合体描写は初合体時にダグベースのモニターで描写されたのみである。
能力
宇津美雷がダグベースのコンピュータから偶然ながらも合体プログラムを発見したことで存在が明るみに出た。この合体は別々のシステムで動いている機体同士を合わせたためか無限大と呼べる強大な力を秘めている。
攻撃力と防御力を重視した戦闘を展開し、圧倒・不敗の活躍を印象付けたが機動力もズバ抜けて高いと推測される。
このように無敵と感じるスーパーファイヤーダグオンだが弱点が2つ存在する。
1つは合体するためにダグベースから超火炎合体光波を浴びる必要があること。
これは合体を無理矢理発動させるためであり、外部から合体プログラムを送信する必要があるためでもある。
もう1つは本来別々のシステムで動くはずのファイヤーダグオンとパワーダグオンを同時に使うためか合体すると融合している大堂寺炎の体力を急激に消耗させてしまうこと。
これら2つの弱点から、万策尽きた時の最終手段として使われており、登場回数も全48話中3回と非常に少ない。
隠しプログラムについてはブレイブ星人がファイヤージャンボを復活させた際に組み込んだものであろうが、結局合体のことを告げていない為、それだけを見るとどこかしら問題のある上司と思われがちである。しかし、この合体自体が未知数ゆえにブレイブ星人も内心では不安があり、それゆえに告げられなかったのかもしれない。
武装
パワーショベルアーム
パワーダグオンの武器であり、スーパーファイヤーダグオンの場合、右肘に装備している。
劇中ではこの武器を使って戦うことはなかったが合体シーンにおいてはバケット部分を開くシーンが見られる。
ちなみにクローアタッチメントとドリルアタッチメントは放送当時、タカラからリリースされた玩具のほうではバックパックの下側(パワーダグオンの脚部があった場所)に接続できる為、余剰パーツにはならない。
スーパーメガ光波
劇中では技名を発さなかった為、一部媒体ではファイヤーメガ光波とされており、『新世紀勇者大戦』ではスーパーファイヤーメガ光波と表記。
赤い鳥の左横顔が特徴の胸部装甲から巨大な火の鳥を発射。ダグファイヤーのバーニングスターアタックの強化技と呼べるものでその威力は通過後に地面に深い亀裂が入る程。
合体技を除けば唯一使用した技ゆえにメイン必殺技の印象を持たせているがあくまでこれはスーパーファイヤーダグオンの武装・技の1つに過ぎない。
スーパーファイヤーバーン
ファイヤーダグオンのファイヤースターバーンと同位置から放つ熱線。
これも劇中では使用しなかった技だがこれだけでも複数の宇宙人を一撃で葬る威力があるとされている。
トライアングルクリスマスビームのフィールドの一角はここから発生する為、トライアングルクリスマスビーム自体はこの技をより強化したものと推測される。
合体技
トライアングルクリスマスビーム
ライオソードと無限砲を同時装備した状態での技であり、スーパーファイヤーバーン、ライオソード、無限砲からエネルギーフィールドを展開し三角形に形成。そこにスーパーメガ光波を増幅させて放つ超高エネルギーのビーム。
戦闘記録
- 合成宇宙人ゼルマーとの戦いで初陣を飾り、スーパーメガ光波で勝利。
- ワルガイア星人マドーのマドー超光波と攻撃吸収能力を打ち破るためにトライアングルクリスマスビームを放って勝利。
- ファイヤーダグオンに憑依した超生命体ジェノサイドの地球融合を解除すべく、強制合体を行い、地球融合を解除した後、精神世界での戦闘を展開。その影響でスーパーファイヤーダグオン自体が崩壊していき、エンの意志で大気圏強行突破を行ったことでジェノサイドはスーパーファイヤーダグオンと共に大爆発の中に消え、脱出したダグファイヤーも負荷で大爆発を起こし、胸部装甲のみが残った。
立体物
放送当時の合体セット(ファイヤーダグオンとパワーダグオンの同梱)とシーエムズコーポレーションのDVD特典のアクションフィギュア、スーパーミニプラでの立体化がある。
シーエムズ以外は変形合体を再現。さらに別売りのライアンとガンキッドを武装することが可能。
バックパックに関してはアニメのほうではパワーダグオンの恐竜顔は隠されているが合体玩具では恐竜顔の背中になっているのはご愛敬ではあるものの迫力はある。
余談
グレートファイヤーダグオンでなく、スーパーファイヤーダグオンなのかというとダグオンそのものが戦隊シリーズのオマージュであるためで戦隊ロボの強化合体ででよく使われるスーパーを冠している。
関連タグ
勇者指令ダグオン 大堂寺炎
ダグファイヤー
ファイヤーダグオン パワーダグオン
勇者シリーズ グレート合体
ダンクーガ:初代のみが該当。 出番が少なく、本来なら万策尽きた時の最終手段として物語の重要な局面でしか登場しない筈だった。
ガイキング・ザ・グレート:「ガイキングLOD」後半に登場する究極の合体形態。此方も3回のみの登場であるが、2回目の合体は溶岩に落ちようとしている都市の市民を助ける為に合体した為、実質の戦闘は初合体と最終決戦のみである。
グッドクルカイザーVSX:「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」中盤に登場する最強合体形態。こちらも4回しか登場しないが、「後付けで誕生した合体形態」ではとの噂もある。
ジェネシックガオガイガー・アルティメットグラヴィオン:共にスーパーファイヤーダグオンの後継者で、共に一回のみの登場で、更に言えば後者の出番は僅か1分30秒だった。厳密に言えばジェネシックはさらに上の形態があるため、最強形態と言うわけではない。
グレート合体の系譜
グレートゴルドラン←スーパーファイヤーダグオン