CV:遠近孝一
スペック
全高 | 24.8m |
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重量 | 125.0t |
最高出力 | 500,000ブレイブパワー |
最高走速度 | 430km/h |
最高飛行速度 | マッハ10以上 |
概要
ファイヤーショベルが頭、胸、背中、足の強化パーツ及び両腕になってファイヤーダグオンと超火炎合体した勇者(作中ではまずパワーダグオンがファイヤージャンボと合体し、パワーダグオンとファイヤーダグオンが背中合わせになってから合体している)。 宇津美雷がダグベースのコンピュータから偶然合体プログラムを発見したことで存在が明るみに出た(おそらくルナがプログラミングしたものと思われる)。
主役機2機が合体したためか、桁外れの戦闘能力を持っており、パワーダグオンから奪った無限砲の直撃さえ全く効かず、ダグオンチームを壊滅寸前まで追いやった合成宇宙人ゼルマーをただのビーム一撃で撃破するほど。
また、防御力も非常に高く、山一つを蒸発させるビームの直撃をくらっても無傷で済んだほど。この理由から、勇者シリーズのロボの中でも最強クラスなのではと騒がれている。
このように無敵と感じるスーパーファイヤーダグオンだが、弱点が2つ存在する。
1つは合体するためにダグベースから超火炎合体光波を浴びる必要があること。 これは合体を無理やり発動させるためであり、外部から合体プログラムを送信する必要があるためでもある。
もう1つは、本来別々のシステムで動くはずのファイヤージャンボとファイヤーショベルを同時に使うためか、合体すると融合している大堂寺炎の体力を急激に消耗させてしまうため、戦闘可能時間が極端に短いこと(初合体では、戦闘終了直後倒れてしまった)。 それを危惧して合体システムをロックしていた可能性も考えられなくもない。
これら2つの弱点から、万策尽きた時の最終手段として使われており、登場回数も全48話中3回と非常に少ない。
第47話ではファイヤーダグオンがジェノサイドに強奪された状況だったため、パワーダグオンがそれを押さえつけた上で強制合体を行った。
精神世界での戦いの影響で各部を破損していき、最終的には炎の意志による大気圏突破でスーパーファイヤーダグオンもろともジェノサイドは散り、最後に残ったダグファイヤーも負荷により爆発した。しかし直前に融合合体を解除したため、炎自身は無事だった。
ちなみになぜ『グレートファイヤーダグオン』でなく『スーパーファイヤーダグオン』なのかというと、ダグオンそのものが戦隊シリーズのオマージュであるためで、戦隊ロボの強化合体ででよく使われる『スーパー』を冠したとされる。
武装
パワーショベルアーム
パワーダグオンの武器であり、スーパーファイヤーダグオンの場合、右肘に装備している。劇中ではこの武器を使って戦うことはなかったが、合体シーンにおいては、バケット部分を開くシーンが見られる。
スーパーメガ光波
一部媒体ではファイヤーメガ光波、『新世紀勇者大戦』ではスーパーファイヤーメガ光波と表記。
胸の鳥型のマークから火の鳥型のビームを放つ。先述のゼルマーを一撃で倒した技はこれ。ビーム通過後に地面に深い亀裂が入るほどの威力の為、よく必殺技と勘違いされるが、あくまでこれはスーパーファイヤーダグオンの武装の一つに過ぎない。
スーパーファイヤーバーン
ファイヤーダグオンのファイヤースターバーンと同位置から放つ熱線。
これも劇中では使用しなかった技だが、これだけでも複数の宇宙人を一撃で葬る威力がある。
最強の必殺技であるトライアングルクリスマスビームのフィールドの一角はここから発生する。
必殺技
トライアングルクリスマスビーム
ライオソードと無限砲を同時装備した状態での技であり、スーパーファイヤーバーン、ライオソード、無限砲からエネルギーフィールドを展開し三角形に形成、そこにスーパーメガ光波を増幅させ放つ超高エネルギーのビーム。
スーパーファイヤーダグオン最強の技であり、攻撃吸収能力を持つマドーでも吸収できないエネルギーを誇る。
立体物
放送当時の合体セット(ファイヤーダグオンとパワーダグオンの同梱)とシーエムズコーポレーションのDVD特典のアクションフィギュア、スーパーミニプラでの立体化がある。シーエムズ以外は変形合体を再現、さらに別売りのライアンとガンキッドを武装することが可能。
関連タグ
勇者指令ダグオン 大堂寺炎
ダグファイヤー
ファイヤーダグオン パワーダグオン
勇者シリーズ グレート合体
ダンクーガ:初代のみが該当。 出番が少なく、本来なら万策尽きた時の最終手段として物語の重要な局面でしか登場しない筈だった。
ガイキング・ザ・グレート:「ガイキングLOD」後半に登場する究極の合体形態。此方も3回のみの登場であるが、2回目の合体は溶岩に落ちようとしている都市の市民を助ける為に合体した為、実質の戦闘は初合体と最終決戦のみである。
グッドクルカイザーVSX:「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」中盤に登場する最強合体形態。此方も4回しか登場しないが、「後付けで誕生した合体形態」ではとの噂もある。
ジェネシックガオガイガー・アルティメットグラヴィオン:共にスーパーファイヤーダグオンの後継者で、共に一回のみの登場で、更に言えば後者の出番は僅か1分30秒だった。